ティエレン宇宙指揮官用
 
ティエレン指揮官用
 

 本機はティエレンを指揮官機として改装したものである。
 通常の宇宙用との違いは頭部に増設されたセンサーユニットと、両肩のシールドである。
 特に、両肩のシールドは防御兵装としてだけではなく、モノアイとアンテナ、それにスラスターユニットが搭載されており、それ自体が複合兵装としての意味合いを持つ。
 この追加装備によって大幅に電子戦機能・通信機能が増強されており、指揮官機として戦況把握に一役買っている。
 そのほかの点に於いては通常のティエレンと何ら変わることはないが、それはティエレンという機体の高い完成度を象徴することは言うまでもない。

ティエレン宇宙用 

先のガンダム鹵獲作戦時には「ロシアの荒熊」ことセルゲイ・スミルノフ中佐自らが搭乗し前線での指揮にあたった。
中佐シールド

 そのパーソナルネームから力押しでの戦闘を好むように感じられるが、実際には綿密に練られた戦術と的確な判断による知的な作戦を得意し、その指揮能力はソレスタルビーイングの戦術予報士スメラギ・李・ノリエガをして天才戦術家と呼ばわしめるほどである。

 太陽光紛争時から常に前線に立つことを望む生粋の戦士であり、人革連でもその信望は厚く、超兵であるソーマ少尉がその能力を存分に発揮出来るのも彼あってのことである。

指揮官背後

 誰が想像したであろう、ティエレン指揮官型です。
 ベースはもちろん宇宙用、頭部とシールド、及びその基部が新規造形となっています。
 設定どおりに仕上げるならシールド基部を薄くしたほうが良いのですが、基本的にキットのままの方が格好いいので弄ってません。
 定番工作として背面のバーニアユニットを3ミリ上に移動したぐらいで大きな改造は無し。
 それだけだと前に作った宇宙用と差違がないので、ちょっと上に長すぎるような気がする頭を1oほど切りつめ、全身に何となくディティールを追加してみました。
 戦車っぽくしようかな、と思ったのですが、控えめに施したところ出来上がっても控えめでした。
 もっと派手に色々付ければ良かった。
 ディティール的にはセイラマスオ氏をリスペクトするような方向で、あそこまでは弾けずにあくまでキットを活かしたお手軽改造。あのセンスには脱帽です。いつかあれぐらいいじった物を作ってみたいものです。
 色はいつものようにオール筆塗り、調色は残っていた前回の宇宙用を使用。つまり適当に作った色です。
 今回はカメラを新調したので色々頑張ってみたのですが、うーむちょっと暗い色に。
 感度上げたり色々とまだまだ改良の余地があるようです。

2009年3月6日

 正面図を撮り直しました。前よりはちょっとマシになりました。

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