ガンダムTR−1 ヘイズルの巻
ヘイズル
 

 設定はよく知らないというか、凄いたくさんあって何がどうなのかよく判らないが、ともかくジムクウェルに追加パーツやら調整やらガンダムヘッドをつけてテストしている機体のよう。
  明らかに時代背景に沿っていないというか、デザインとかが時空の彼方に飛んでいるが、これはこれで大変よいもののような気がする。
  太いメカは大好きだ。
  写真のこれは、シールドブースターを追加装備し、フルドドなる強化パーツを中途半端に搭載したもの。全部つけようとすると、もう残骸なんだかメカなんだか判らない格好になる。
  さらにギャプランの追加ブースターとか付けるとさらに訳のわからない格好に。
  これ、適当なところで止めておけば良かったんじゃないかなぁ、と思ったのは私だけではないと思う。

 整合性とか相当明後日に向いているし、只でさえ奇天烈なデザインの多いZ以降のMSに無理に合わせようとしているのでかなり危ない。見ていて不安だ。
  そろそろバーザムあたりのデザインに結びつけておかないとさらに大変なことになると思う。

 ヘイズル自体のもとデザインは「ウサギ」であるらしい。そう言われると何となくそんな気がしないでもない。

 キットの出来は大変良く、一部パーツ割りとかが不親切なので塗りが大変だったりするが、何もせずに作って墨入れだけしておくならば相当素性の良いキット。
  全体的に太いし、足も短かったりするのだが、 かっこよいキットより多少不細工な方が愛着がわいたりするのです。