クレストCR−C90U3 デュアルフェイス
 

デュアルフェイス

デュアルフェイス背面

 デュアルフェイスです。

 アーマードコアネクサスに於けるトップレイヴン
  企業の子飼いでありながら何やら秘密主義めいた面も覗かせる、そんなところが二つの顔を持つと言われる所以でしょうか?

  しかしどう見てもパーツは見た目で組んだとしか思えない構成で、高出力ブースターと低燃費なパーツ構成で組み上げられているとはいえ、性能的にはそれほど高性能な機体ではありません。
  基本的にアリーナでもミッションでも飛びながらグレネードランチャーを撃ちまくるというずるさ全開仕様。
 しかし長物二丁揃えは単純に格好いい!
  デュアルフェイス砲撃

  普通の機体で普通に勝つならそこそこ手こずりますが、
  こっちも同じようにグレネードランチャーを飛びながら撃てるようなタンク脚部でごり押しすると、機体の脆さもあってあっと言う間に火を吹きます。

  まあAIに高度な戦術パターンを求めるというのも間違いではありますが……
  基本的に傑作と言われている初期ACでも
  実はハンドガンで固めてひたすらジャンプ切りを狙ってくる(食らうと8割くらいAPを減らされる)か、
  空中からグレネード撃ちまくり、そして飛んだまま空から降りてこないなどのズル仕様なので変わってないと言えば変わってないわけですが。

  しかしながら格好良さ重視というのは大事な要素であり、性能なんか知るか! 俺は逆関節とか4脚とかが好きなんだ!  というような愛着が持てるのもACの良いところでしょう。
  私のように当たらなくても良いからとにかく爆発物を搭載する、そんな人だっているのです。グレネードライフルとか大型ロケット弾とか。一発でも当たれば、試合に負けようと内容で俺の勝ち。

 と言うわけでキットの解説ですが、相変わらずコトブキヤ驚異のパーツ分割により死ぬほどパーツが多く、作るのに苦労します。パーツもよく取れます。

 特にグレネードにランチャーのヒンジはよくパーツが取れる上、接着するにも微妙なので大変もどかしい。
  丁寧に成形して接着して、と行きたいところですが、
  どういうわけだかポリキャップがよく割れるので合わせ目なんて消さないぜ!
  接着したら交換できないし。現にグレネードランチャーの片側は早くもへたってきており、勝手に傾きます。
  ということで相変わらず接着しているのはごく一部だけです。

  成形色仕上げでも十分ですし、武装を除けば殆ど塗装の必要もありません。
  今回は、アクセントとして各部センサー類をガンダムマーカーのメタレッドで塗装しました。
  メタレッドは赤系にもかかわらず隠蔽力が大変強い上、発色も良いのでこういうキットには打ってつけです。手軽ですし。

  ディティールが多いので墨入れでも映えますが、今回はさらにガイアノーツのシルバーとガンメタルで一部を塗装+ドライブラシでそれっぽく汚してみました。
  我ながら実にいい感じになったと思います。

  それにしても、デュアルフェイス、顔が黒いので写真の写りが悪くちょっと困りました。

 

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