国連軍との戦闘で敗走した後、密かに建造されていた新生ソレスタルビーイングのフラグシップ機がこのダブルオーガンダムである。
その最大の特徴は二基の太陽炉を搭載するツインドライブシステムである。
2基の太陽炉が同調することによって生み出されるGN粒子は2倍でなく2乗であり、王留美曰く「世界を変革する機体」であるという。その言葉が意味するものは、まだ謎のベールに包まれている。
設計思想そのものはエクシアを踏襲しており、高い運動性能と格闘性能を持ち、武装としてGNソード2及びGNビームサーベルを携行する。
GNソード2は初期GNソードが大きく取り回しに劣った点を改良されており、可変してライフルモードになる基本構造は同一ながら、小型化・高出力化されている。さらにはセンサーの増強、ビームサーベルモードの追加がなされ、携行武装としてさらに洗練されている。
このように高い戦闘能力を秘めた機体ながら2機の太陽炉の同調は不完全であり、ソレスタルビーイング技術陣が今なお調整を続けている未完成の機体でもある。
パイロットは刹那・F・セイエイが務める。
放映前の先制攻撃、00ガンダムです。未だ謎が多い機体ですが、インストの説明に因ればまだ不完全であり、両肩のツインGNドライブが完全稼働をすれば史上類を見ない性能を持ったMSになるとのこと。
基本設計はエクシアを踏襲していますが、ツインドライブのせいもあってか各部のGNコンデンサは他の機体より多い様子。
また両肩のドライブは移動だけでなく攻撃や防御にも使えるように広い可動域を持っています。
パーツのほとんどが色分けされており、また無加工で後ハメ可能です。
塗装すべき点があるのは額のアンテナと、顔と脚部のグレー部分だけです。
また特徴的な関節機構と軸関節の連携によって驚異的な可動を誇り、もはや作るアクションフィギュアといった趣。
今までのキットは関節にABSを使うことが多かったですが、今回グレーの部分は全てPS樹脂、かわりにポリキャップを挟み込むことで関節の耐久性をあげる新設計を採用しています。
つまり、この00からは関節の塗装もOKということです。
そしてランナーは3枚だけ、価格は1000円。バンダイは本気だ。
武装はGNソード2が二振りと、腰部にGNビームサーベルを二本。
GNソード2はライフルモードに変形可能で、刃の部分は差し替え式で水平に。おかげで強度が維持できているため、ポージングしやすいです。
噂によるといずれフル装備仕様が出るらしい、とのこと。
公式で出されている武装は後シールドだけですが、機体そのものに謎のギミックがあるようなので、ひょっとしたらそういうものが再現されるのかも。
ツインドライブはサポートアームでかなり広く可動し、前面へ持ってくることも。
インストの説明では強力なGNフィールドを前面に展開できる、とのことなので、ひょっとしたらデュナメスのフルシールドのようなものをGNフィールドで実現しているのかも知れません。
キットには付いていませんが、シールドを装着できるダボが存在します。
キックのポーズで片足立ちできるぐらいバランスの取れた可動域を持っています。
色は白はガイアノーツのエクストラホワイト、ブルーはコバルトブルー。青い部分はレシピだとコバルトブルーにスカイブルーを足したりしているのですが、色んな媒体の資料を見る限り鮮やかな青をしているのでコバルトブルーをそのまま使いました。
太陽炉は裏からクリアパーツにガンダムマーカーのメタグリーンを使用。
おまけ
GN正座
ロボット史上、一番綺麗に正座できるロボだと思います。