フロントフォークOH

ちゃんと走って、止まれるゴリラにする為にはしっかりした足回りから・・・と、いう事でまずはフロントフォークのオーバーホールから始めます。

10インチにするにしても12インチにするにしてもNSRフォークは使うし、中古で手に入れた物なのでヘタリもあるはず。塗装も剥がれているのでOHにあわせて塗り直します。

OH前のフォークです これがOHする前のフロントフォーク。
トップボルトとフォークの色で初期型NSRの物と解ります。
まずはフォーク下部のヘキサゴンボルトを緩めた後トップボルトを緩めてフォークOILを抜きます。抜き取ったフォークOILは、以外に綺麗で内部のブッシュも全然磨り減っていなかったので、このフォークは殆ど使われてなかったみたい。
バラした状態 バラした状態。
この後各部品をパーツクリーナーで綺麗に洗浄します。
修正中 アウターパイプは傷や塗装の剥がれがあるので双頭グラインダーにワイヤーバフを付けて磨いて、古い塗装を落とした後、ヤスリで傷のある部分を削って修正します。
この手の工作機械があると仕事が速いです。あっという間に古い塗装が落ちて、アルミの地肌が出てきました。ちなみにこの双頭グラインダーもフリマで手に入れた物。
サフェーサー後乾燥中

修正の後はシンナーでよく脱脂した後、まずは下地のサフェーサーを塗って、しっかり乾燥させた後、本塗装へ。この日は気温が低くて乾燥に時間が掛かりそうだったので、電気ストーブを持ち出して強制乾燥させました。

よく乾燥させて、本塗装して、新品のOILシール、ダストシールを組み込み、元どうりに組み立てて、フォークOILを入れようとしたときに「・・・??」NSR50のフォークOIL量ってどれだけ入れたらいいいんだろう??調べてなかった・・・。(^^;)慌てて調べていたらキタコのカタログの30φフォークセットの欄にOIL量134〜136cc、SEA♯10と書いてあったのでこれに従ってフォークOILを入れて完成です。OIL粘度は残り物の♯15があったのでこちらに変更。

交換部品

部品名 パーツナンバー 個数 単価
シールセット、フロントフォーク 51490−GS9−305 1050
ワッシャー、スペシャル 8MM 90544−283−000 105
Oリング 23×2.8 94608−50000 60

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