御茶ノ水うろうろ・・の旅
 ギターがなぜか欲しくなりました。なぜか・・と言うのはうそで(笑)、もともと前からもう一本欲しかったのですがなかなかこれだって言うのがなくて買いそびれていたのかもしれません。今までの流れからすると、今もっているエレアコが今一なので、もう少し良いエレアコ、CP−X15とか、シェリーとかを買おうと思っていました。でも、何か決め手がなかったんです。

 決め手その1
 聖子さんがマーチンを買ったこと・・・今までライブで聖子さんはヤマハのCP−Xを使っていました。最近マーチンのO−18を購入されライブでも使い始めました。・・・いつかはマーチンか・・。

 決め手その2
 大分に行きました。ライブも見させていただきましたが、きのこでの宴会の時に皆さんの話を聴いていてやっぱり良いギターが1本あると違うのかなと思いました。

 決め手その3
 大分のライブで、色紙を発見!willie中野さんが昔出演された時に書いたものでした。「俺にマーチンのギターを持たせてみろ!」と書いてありました。

 決め手その4
 ボーナスが出ました。うちの会社史上最高の売り上げを記録したにも関わらず・・減りました。何か嫌になりました・・気分が悪くなり・・気分を変えなくては・・そうだ!!ギターを買って気分を変えよう。

 7月13日、先週地元のお店でマーチンOOO−28ECを見せてもらい値段を聞いて愕然。D−28の見積りももらったのですがネットで見るより全然高い。Webで買ってもよかったのですが、さすがに外すとダメージがでかいので御茶ノ水まで行く事にしました。これをWebに書いていたら、なんとKunさんが付き合ってくれるとの事!! そして、YOKOさん、SUGIさんも来てくれる事になりました。でも、この時点では買おうかどうかまだ迷っていました。
 そして、Kunさん、SUGIさんと楽器屋さんを回り始めました。あーさんお勧めが、D−28だったので先ずはこれから探しました。下倉の中古店で、D−28、D−41を見ました。値段もそこそこ安く、音も良かったのですが、なぜかあまりトキメキません。確かに、弾きやすいけどもっと良いのがあるはず・・なかったらここで買おうかな。でも、これだったらもくれんさんお勧めの、コリングスとか、あーさんお勧めのローデンとか聞いてみて違いを聴きたいなと思っていました。
 次に、黒澤楽器の駅前店。ここは、以前も行ったことあったのですが何か弾かせてくださいって聞き辛い雰囲気があり眺めていただけでした。ここの近藤さんはじめはあまり話してくれなかったのですが、音を聴きたいって言うと快くチューニングしてくれて聴かせてくれました。D−28、ここのが良い音に聞えました。鈴なりの高音・・実感できた気がしました。

↑マーチンの近藤・・最後にお金数えているところを撮らせていただきました。・・金額は・・秘密(笑)

 次に、もう一本・・・せっかくだからD−45聴いてみたいと言ったところ、快諾していただきました。私は、この時点買う気はなかったです。なんか、キラキラ系だし値段も他のマーチンの約倍するし・・きれいだけど音はD−28の方が良いと思っていました。でも、チューニングしている時から何か音が違うって思っていましたが合わせてから、少し・・本当に少し・・Gをダウンストロークしただけで世界が変わりました。いや〜スゴイ。なんか、ギターがハモっている。この後、D−76も聞かせてもらいましたがはっきり言って気持ちはD−45オンリーだったのであまり覚えていません。
 その後は、この音との比較、もっと言えばD−45をいかにして安く買うかに焦点が絞られていました。黒澤の中古屋さん・・2001モデル 50万以下安い!けど。ドクターサウンド、D−50がある・・スゲーでもこんなの弾けないよ・・。D−45JPU・・白くて綺麗でも、高いよね・・。

↑ドクターサウンドです。この写真、全部マーチン! ケースの中はD−50です・・。

 その後、コリングスを聞くためにもくれんさんに聞いたお店に行きました。場所は、Kunさんが調べていてくれました。今回、頼りになりました、Kunさん。今回の順番もKunさんに決めていただきましたし、私が音を聞きたいときは弾いてくれました。アドバイスも適切ですし本当に感謝です。

↑Kunさん しぶい!!あまり多くはかたらないのですが、一言に重みがあります。

 コリングス、良い音しています。今回、D−45にめぐり合わなければ、D−28買ったか、こちらを選択したかのいずれかでした。次回アメリカ行った時に、おみやげかも・・・(笑)
 さて、既に歩き疲れておなかもすいたので、近くのお店に入り作戦会議となりました。私は、冷静になるため・・勢いをつけるため(爆)当然、ビールです。YOKOさんも、D−45の音は確かに他のギターと違うって言って下さりSUGIさんは、どこで買ったら良いか値段のチェックをしてくれています。このお二人もそれぞれの観点からアドバイスして下さり感謝です。

↑SUGIさんお疲れぎみ(笑) YOKOさんは、この後風邪をひいてしまったそうです。お大事に・・。

 気持ちは、D−45一本に決まりました。後は何処でいくらで買うかだけです。石橋楽器にもよって並行輸入品の値段チェックしました。確かにWebとほぼ同じ値段です。でも、今回一番良い音がして、一番信用できるお店は何処・・・って考えたら、近藤さんのお店で買おう!と思いました。Kunさんも同意見で後はいくらになるかです。SUGIさん!!がんばって!(笑)
 さて、戻って2本あるD−45のどちらにするか選びました。この時も近藤さんが同じフレーズを弾いてくれて比較して下さり、私以外の3:1で絞り込みました。・・・わたしの耳は変? まあ、微妙な差だったと思います。
 あとは、値段交渉・・。やっぱり正規輸入品は高いです、約10万。でも、どうせ買うなら、ここで買いたいって話をしたら、さらにまけてくれて、最後は自分の財布から端数出すって言って下さり、事実出してもらい、自分の使っているカポとピックを付けてくれたので、ついに買ってしまいました。
 財布は、ほとんどカラになってしまいましたが、気持ちはいっぱいでした。ありがとう!近藤さん。


 と言う事で、表紙の記念撮影をして、いわきまで戻りました。今回は、けっこう高い買い物でしたけどやっぱりギターは見た目ではなく音です、そしてやっぱり気持ちよく買えば更に楽しいって事がわかりました。
 また、自分のよくわからない分野のものを買うときは、良きアドバイザーと良き店員さんが必要だなぁとつくづく思っています。
 いま、リハビリしていますがなかなか上手くなりません(泣) でも、音は黒澤楽器で聴いた音に近いものが出ていますので練習も続くと思います。上手くなるかどうかは別ですが・・(笑)


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