さーてー さきおととい。一昨々日。
さーっけ 形動 出し抜け。突然に。参「さっしけ」
さいむり 是非是非。むりやり。
さいも むりにも。どうしても。
さいもんかたり 浪花節語り。
さかしんまー 形動 (上下を)逆に。「かーしんまー」は裏表を逆に。
さくのこめ うるち米。
さぐらみどき 日没後の薄暮の頃。
さこんたろー 水力利用の精米。
ささって 明後々日。
ささらさっぽー 形動 好加減なこと。
さし 天秤棒。
さし ヌスビトハギの類。衣服にくっつく植物の種子。
さし ショウジョウバエの類。味噌醤油にわく。
さしゅうとー 形動 久しぶり。参「さしかぶり」
さしかぶり 形動 久しぶり。「さしゅうとー」に同じ。
さしげた 雨降りに履く高下駄。
さしっけ 形動 「さーっけ」に同じ。
さしづつ 「さんづち」に同じ。
さだち にわか雨。夕立。
ざっしょー 新築とか旅行帰りの祝いに、米と餅を贈ること。手土産。結納を意味することもある。平安時代の語
「雑掌」がもと。室町時代は「ごちそう」の意であった。
例「雑掌は百人二百人まではやすし。」(曽我物語)
さなー 接尾 〜へ。「あれさなー(あちらへ)」「どがさなー(どちらへ)」中古語「〜ざま(様)」から。
例「北の陣ざまに歩み行くに」(枕草子・細殿の遺戸を)
さね 果実の種。
さのぼり 田植えの仕舞い上りの行事。
さふん 石鹸。
さら 旋毛。
さらかんめ 離婚して帰ってきた女性。
さりく 歩く。歩き回る。うろつく。参「さるく」
さるく 「さりく」に同じ。
さわり モスリンの布や着物、帯など。
さんづち 木槌。近世語「さいづち」から。
例「さいづちで湯屋の男はうけ答へ」(俳風柳多留・巻三)