くい (いばらなどの)とげ。参「ぴー」
くえ 垣根などを作る時の支柱。
くさる 綴る。とじる。
くさしな なまいきに。ちょこざいな。一人前に。相手を馬鹿にして言う言葉。(わーまで くさしな(お前までなまいきに))
くじる ほじる。中古語「くじる」から。 
例「穴をくじり、かいばみ(かいまみ)まどひあへり」(竹取・貴公子たちの求婚)
くそひっかぶり 臆病者。
くちぐらし 食べるだけの働き。
くつわいか くすぐったい
くつのー 青大将。「くちなは」の転か。
くびる 紐でしばる。中世語「くびる」から。「夫の留守にくびれ死にしたり」(沙石集)
くぶる(くぶい) 物を火に入れて燃やす。中世語「くぶ」から。
例「紫折りくぶるよすがとす」(方丈記)
くむ (トウモロコシなどが)完熟する。
くやしか 醜い。美しくない様。
くやす 崩す。壊す。参「ふっくやす」
くゆる 崩れる。壊れる。参「ふっくゆる」
くらすみ 暗い所。暗がり。
くらます 失う。〜をしてやる(悪い意味で)の意で使う事がある。(あいのかばんのかきーてくらまそー(あいつのかばんを隠してやろう))。
くらむ 隠れる。行く。(あんたーどこさなーくろーだか(あいつはどこへ行ったのか)乱暴な言い方になる。
くり 側。近く。(みちんく(道の側))
くるる(くるい) (物を)やる。(物を)くれる。
くろじょう ゴキブリ。アマメ(油虫)。
くろじん 打撲による青アザ。
くろづく うつむく。
くろどり(くろとり) 水鳥(くいな)。(和名はヒクイナ)
んたれ 「がんたれ」に同じ。
げん 小鳥の低いさえずり。⇔たっくわ。
らっと 完全に。すっかり。
んじん(かんじん) 物乞。乞食。
んくゆる(がんくゆる、ぐわんくい) ひどく壊れること。粉々に壊れること。
ぐわい 両方等しい。勝負なし。