いい ゆい(結)。労働力の交換。相互扶助。
いえんそら 家の屋根
いがわ 井戸。出水。泉。
いがれ 蜘蛛の巣。蜘蛛の糸。参「いがーれ」
いがーれ 「いがれ」に同じ。
いきひき 咳。咳をすること。
いきをひく(いきょうひく) 咳をする。
いきる 怒る。近世語「いきる」 
例「管丞相などが、儒学で候とて位に登り、いきれども文盲不学の位盗人」(近松門左衛門「天神記」)
いげぼたん バラ。バラの花。
いさこう 争う。喧嘩する。
いさき 芙蓉。参「ゆさき」
いさかあ 喧嘩。動詞形は「いさこう」
いざり 夜に魚や貝をとりに行くこと。上古語「漁り」から。 
例「白栲の藤江の浦にいざりする海人とや見らむ旅行くわれを」(万葉集巻一五3637)
いたか 熱い。風呂の湯やお茶などに使う。
いたりなか 礼儀正しくない。
いたあぐら だらしないあぐら。
いちまあ 一枚。以下「にんまあ・さんまあ・よんまあ・ごんまあ・ろくまあ・ななまあ・はちまあ・きゅうまあ・じゅうまあ」
いっかくる(いっかくい) 水などを頭から浴びせること。
いっかぶる(いっかぶい) 水などを頭から浴びる。保証倒れになることや罪をかぶること。
いっかえす 器の中のものをこぼす。参「いっくりかえす」
いっくりかえす 「いっかえす」に同じ。
いっきい 速く。急いで。すぐに。
いっこう 頑固者。いっこくもん。
いっこん 魚一匹。
いっこむ いれこむ。器に物を移す時、また上から入れる時。
いっさんばらあ 使い捨てること。二度と使用しないこと。
いで 用水路。(田のいで)
いとうり へちま
いなあぼう(になあぼう) 天秤棒。
いびがね 指輪。「ゆびがね」から。
いぼばっく ひき蛙。
いまんこまあ いまのうちに。ただちに。すばやく。
いまさき ついさっき。
いみる 増える。
いもうら 麦粒腫。ものもらい。
いやのお 胎盤。へその緒。
いやしごろう 食い物に卑しい者。
いら くらげ。
いり きり(錐)。
いりめ 内気。控目。近世語「いりめ」 
例「雲にあひていりめになるや月の顔」(毛吹草)
いろひき 血色。
いわる おっしゃる。言うの尊敬語。