ぴー 刺。木や草の刺。上古語「杼(機織の用具で、横糸を巻いた管を入れた舟形の木)」から。
びーびんこ 肩車。
ひーなじょう 植物の若芽。特につわぶきに対して言う。
ひーじんこー 肘。
ひいしげ いろり(地炉)などで燃やす樫や櫟など堅木の生木薪で、火種を絶やさないように古くから利用された。
ひえひく 腫物・傷痕などが化膿すること。
ひえぬき 化膿を防ぐ治療。
ひおこし 火吹き竹。
ひかめき 雷光。
ひかげーおる 女性が月経中であること。
ひがろーめ 斜視。またひぬくれた見方にも言う。
ひしてー 一日。一日中。「ひのひしてー(まる一日)」⇔「よのよしてー(一晩中)」
ひしてーごし 一日置き。
ひじに 飢死。餓死。
ひだりぎっちー 左利き。「ぎっちー・ぎっちょー」とも言う。
ひだるか ひもじい。お腹がすいてだるい。
ひっくゆい 壊れる。「引きくゆる」から「くゆ(崩ゆ)」は上古語。
例 「千年ふる松だにくゆる世の中に」(新古今集・雑下)
ひっくやす 壊す。
ひっちゃゆい 落ちる。「引きあゆる」から。「うっちゃゆい」とも。
ひっちゃんくっちゃん あべこべ。反対。
ひっつ 稲を収穫したあとの切株から出てくるひこばえ。再び米を実らせることができる。
びっしーか 酸っぱい。「しーか」の強調形。
ひったまがる(ひったまがい) 非常に驚く。
ひっか 低い。
ひっかぶい 弱虫。「へひっかぶい」とも言う。                
ひとつしこ 同じだけの量。
ひとばーそー 人前ではしゃぎ回る。来客時恥じらいもなく子供が騒がしく振る舞うこと。「人場に添う」からか。
ひとりご 私生児。
ひとりもひとりも 皆。誰も彼も。
ひぶくれ 火傷でできる水泡。
ひもじか ひもじい。
ひやか 寒い。
ひょっこ 蛙。小型の蛙。
ひる にんにく。上古語「ひる(蒜)から。
例 「そのくひのこそたまひし ひるのかたはしをもちて まちうちたまへば」(古事記・倭建命)
びんた 頭。
びんたつみ 散髪。
びんだらー 洗面用三脚付桶。
びんたんけ 頭髪。
ひんぬく 引き抜く。