独り言 bS

子供のごちそう

  子供達の喜ぶごちそうは何だろうか。
いや、子供の頃のごちそうは何だったのだろうか。
    もう15年位前の思い出。バキー(よく働く妻)から聞いた話。
   我が家のテーブルに並んだある日の夕食メニュー。
  スライスしたトマトとカボチャの煮付けが2皿テーブルの真ん中に。
これがこの日のメニューだったとか。
3人の子供はお腹を空かしてテーブルに着くや、
カボチャの好きな次男が発した言葉は、
「おかあさん!すっごかごちそうだね」
と言われ、笑ってしまったそうな。
 最近は、食事に感動することが少なくなったけれど、
やはり自然のものを自然のままに食べるときが美味いと思っている。
 スーパーに買い物に出かけても同じような食材ばかりが並ぶ。
季節感がなくなったような気がしている。
見れば美味そうだけれど冬に南国県産のスイカでは、
感激することは少ない。
  夏、塩をまぶしただけの一本のキュウリ。
  滅多に許可が出なかった卵かけ御飯。
半分残してお代わり。その上に醤油をぶっかけた。
これが美味かった。
 からいも御飯はできあがるのが待ち遠しくて、
なんども蓋を開けてはねぎられた(怒られた)。
  次男が言ったように、カボチャ御飯をうんまかと言って、
食べたあのころの感動した味を取り戻したい。 

種子島産タケノコと

らっきょ。

焼酎のつまみ

わたしのごちそう。
湯掻いたもぎたてのタケンコに醤油とマヨネーズ、
七味のコンビネーションは絶妙の 味。
前日に漬けたばかりの塩らっきょ。
このなま臭さが何とも言えない。

今夜も焼酎があばちぇんなかうんまか (非常に旨い)。

平成15年2月1日
風月 法師