平成20年度予算が決定いたしました。
昨年度の当初予算に対して、一般会計は1.9%増の302億5000万円、4特別会計を併せた市全体の予算規模は481億4061万4千円で、昨年度に対し1.7%増となっています。
以下に大まかな事業別予算を掲載いたします。
表は平成13年度からの推移 (単位 千円、%)
会計名 | 平成13年度 | 対前年度比較 | 平成14年度 | 対前年度比較 | 平成15年度 | 対前年度比較 | |
対前年度伸率(%) | 対前年度伸率(%) | 対前年度伸率(%) | |||||
一般会計 | 30,270,000 | △636,000 | 29,700,000 | △570,000 | 30,250,000 | 550,000 | |
△2.1 | △1.9 | 1.9 | |||||
特 別 会 計 | 国民健康保険事業 | 6,587,869 | 500,891 | 7,021,629 | 433,760 | 7,569,925 | 548,296 |
8,2 | 6,6 | 7,8 | |||||
下水道事業 | 2,879,504 | △1,367,986 | 2,958,336 | 78,832 | 2,759,072 | △199,264 | |
△32,2 | 2,7 | △6,7 | |||||
老人保健医療 | 5,039,873 | 792,448 | 5,034,606 | △5,267 | 4,834,450 | △200,156 | |
18,7 | △0,1 | △4,0 | |||||
介護保険 | 2,418,550 | 271,627 | 2,618,728 | 200,178 | 2,727,167 | 108,439 | |
12,7 | 8,3 | 4,1 | |||||
小 計 | 16,925,796 | 196,980 | 17,633,299 | 707,503 | 17,890,614 | 257,315 | |
1,2 | 4,2 | 1,5 | |||||
合 計 | 47,195,796 | △439,020 | 47,333,299 | 137,503 | 48,140,614 | 807,315 | |
△0,9 | 0,3 | 1,7 |
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小児医療体制について
以下、海老名市の資料を記載いたしますので、ぜひ参考になさってください。
小児救急医療体制を広域で創設
近年、社会的に問題となっている小児に関わる救急の体制を海老名市、座間
市、綾瀬市の三市で創設し、平成15年4月1日から渾用を開始する。
〇社会的背景
(1)開業医の時間外診療力の低下
開業小児科医の高齢化、ビル診療の増加、スタッフの労働条件の確保等の
問題から開業医の自宅での時間外救急診療の環境が変化。
(2)急患センター(急患診療所〉からの患者離れ
非小児科医による診療、入院施設のない施設、空白の多い診療稼働時間等
受寮者のニーズに応えられないセンターから地域の基幹病院小児科への初
期患者の集中。
(3)病院小児科の疲弊化と勤務医の過重労働
小児科医志望学生の減少、小児科医の中途リタイア(女性が40%を占める)、
小児科産療の不採算性からの小児科医療環境の悪化。
初期救急患者の病院小児科への集中(女性の社会進出、核家族化、コンビニ
化も一要因)からの絶対的勤務小児科医不足の中での過重労働。
○地域的背景
(1)海老名市、座間市、綾瀬市にある病院のうち小児診療ができる病院は海老
名総合病院のみである。(三市を生活圏として考える必要性が発生)
(2)海老名総合病院の小児救急診療(時間外)患者の80%が軽症患者であり、本
来の二次救急診療の機能が阻害されている。
(3)海老名総合病院への小児科医派遣元である北里大学病院から社会的背景の
とおりの小児科医不足を要因として海老名総合病院への派遣医師減数の方
向性が示された。
(4)海老名総合病院として小児二次救急機能を維持するため、一次救急体制の
整備(三市それぞれに救急センターを強化するか、広域で対応するか〉が必要
となった。
上記の背景を基に、海老名市、座間市、綾瀬市及び社団法人海老名市医師会、
社団法人座間綾瀬医師会、並びに海老名総合病院、相模台病院、北里大学病院
小児科と協詫を重ね、以下の広域小児救急システムを創設したものである
〇実施体制 1
1.事業名称 座間・綾瀬・海老名小児救急医療事業
2.事業主体 海老名市、座間市及び綾瀬市
3.実施主体 社団法人座間綾瀬医師会及び社団法人海老名市医師会
4.実施場所 (1)準夜帯における一次救急診療
座間・綾瀬・海老名小児救急医療センター(座間市休日急患
センター内)
(2)深夜帯における一次救急及び二次救急
医療法人社団仁愛会海老名総合病院及び医療法人興生会相模
台病院
5.実施方法(1)座間市、綾瀬市及び海老名市3市から(社)座間綾瀬医師会及び
(社)海老名市医師会へ委託して実施
@準夜帯における一次救急診療は両医師会が医師会会員小児科
医を派遣及び北里大学病院小児科からの派遣医により小児科
専門医診療を行う。
A深夜帯における一次救急及び二次救急は両医師会が海老名総
合病院及び相模台病院に再委託して行う。
(2)学校法人北里学園北里大学病院は本事業を公的事業として位置
付け、事業協カとして医師派遣を行う。
(3)情報センターを設置し、3市市民の小児救急施設の案内を行う。
6.実施時期 本事業は平成15年4月1日から実施する。
7.経費負担 木事業の経費は、3市の負担金、神奈川県補助金、診療報酬によっ
て実施する。
海老名市における救急医療体制
旧(平成14年度まで) 新(平成15年度から)
★平日(月〜土)
〇一次救急
○二次救急
★ 休日(日曜・祝祭日・年末年始)
〇一次救急
〇二次救急
名称 | 海老名市救急診療所(海老 名市医療センター内) |
座間・綾瀬・海老名小児救急 医療センター(座間市休日急患 センター内) |
座間市休日急患センター内(座 間市市民健康センター内) |
診療科目 | 内科(小児科) | 小児科 | 内科 |
診療時間 | 午後10時まで(土曜日は9 時まで) |
午後10時まで | 午後10時まで |
所在 | 海老名市さつき町41 | 座間市緑ヶ丘1−1−3 | 座間市緑ヶ丘1−1−3 |
電話番号 | 231−1912 | 255−9933 | 252−9090 |
医師 | 1人 | 1人 | 1人 |
看護婦 | 1人 | 1人 | 1人 |
薬剤師 | 0人 | 1人 | 小児科と共用 |
レントゲン技師 | 0人 | 1人 | 小児科と共用 |
事務員 | 2人 | 1人 | 1人 |