クリスマス
クリスマスはイエス・キリストの誕生日とされていますが、12月25日がクリスマスとなったのは冬至の祭りと関係があります。冬至は天文学上、12月21日から24日までの4日間続くのです。暦の上ではその真ん中の日を冬至としていますが、本当は四日間続く冬至が終わり、昼が少しずつ長くなる最初の一日が12月25日です。従って、12月25日は太陽神の誕生日、太陽神の復活の日であって、 超太古には全世界全人類で、この日に天照日大神様を祭る太陽神のみ祭りが行われました。これこそが本来のクリスマス、神来電鈴祭の起源なのです。そしてその際に神様がお宿りになるひもろぎというよりしろの木を用意し、 そこに太陽の神様が天降られると、木が光り輝きました。それがイルミネーションで光り輝くクリスマスツリーを飾る起源なのです。そして、その神木の前に皆でお供えをし、み祭りの後にそのお供物を皆に配りました。それがクリスマスのプレゼントの起源です。 プレゼントといえばサンタクロウスですが、サンタクロウスは煙突から入るので、煙突の煤で汚れた、つまりこの世の罪穢いっぱいの地の倉のプレゼントを配るので「散々苦労す」世の中になってしまうのです。本当のサンタクロウスは「槌振い、天の倉よりのもの入れ、大袋の口開きて与うる」、 つまり天の倉からのプレゼントを配る大国主の神様が本当のサンタクロウスだということです。ところが、日神(正神)岩戸隠れの後、月神(副神)の神々は、人類が日神を想起するこの祭りをなんとかそらそうと企て、 3世紀ごろにバチカンの公会議で、12月25日をイエス・キリストの誕生日であると決めさせるように仕組みました。よって、今ではクリスマスはイエスの誕生日ということになってしまったのです。本当のイエス・キリストの誕生日は1月5日ではないかと推定されます。いずれにせよクリスマスは「苦しみます」に通じますので言霊からもよくありません。そこで正神である太陽神がいよいよ天の岩戸を押し開いてお出ましになるのを迎える「神来電鈴」の日としてお祝いしましょう。
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