神無月(出雲神在祭)
十月は「十(カミ)の月」ですが「神無月」と書きます。そのわけは国土を創り、またその土を利用して万象をお育てになる神様、すなわち国津神様が大国主の大神様をお祀りする出雲に毎年十月にお集まりになってサミットが行われ、そこでほかの国々では神様がご不在になるからです。つまり旧暦の十月には出雲の国に、日本ばかりでなくヨーロッパからもアジアからも、地球上の全地域の神様が集まってこられます。この時、西の国から日本に来られる神様はまず稲佐の浜に上陸され、その時には今でも夜中に氏子総代がお出迎えに行かれます。したがって、他国では神無月ですが、出雲の国では神在月となります。
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