ロックしりとり(第12回)
第10回がNICK DRAKEだったので、今回はEである。Eといえば、エリッククラプトンは書いてしまったので、エルトン ジョンか、エルヴィス コステロである。でも、そんなにもってないし、ということでこの人たちです。
EMERSON,LAKE&PALMERといえば?

 この人たちとの出会いは一般的だが、「展覧会の絵」である。ムソルグスキー作、ラヴェル アレンジのオーケストラヴァージョン自体が親しみやすくて魅力的な作品だが、それをキーボード(シンセ)、ベース、ドラムでやってしまおうというよく考えたら無茶な話だが、その当時の勢いで十分な魅力を放っている。勢いのキース エマーソンとカール パーマーに調整役でちょっとしたたかなグレッグ レイクが絡むという構成はとにかくかっこよかった。DEATH IS LIFEってなんだろう?とか、高校生の自分は考えたものである。この人たちの魅力って「効果的な勢い」って感じかな?
 でも、自分たちの音楽を考え出したとたんになんかおとなしくなってしまった。一般的にはLADIES AND GENTLEMANのライブまでが全盛期である。考えようでは、この人たちはキーボード トリオのハード ロック バンドである。クラシックも入っているがアメリカ系クラシックが多い。クラシック系といえばディープパープルだってそうなので、EL&Pがプログレならパープルもプログレか?まあ、分類して枠にはめてしまうのは音楽のよさとはあまり関係ないからいいけど。
 好きなアルバムは「展覧会の絵」。タルカスはB面があんまり好きじゃない。すきなきょくはTAKE A PEBBLEとKARL EVIL #2とHOWDOWNとセラヴィかな?最後の曲はEL&Pの曲とはいえないかもしれないけど。
                                         今度はRがつく人です。
                                                  (1月12日)