免許披露射会


免許披露とは弓術の免許を後継者が継承する際に行われる披露のための射会です。
近在の師匠、又、その門人たちが一堂に集まり射会が行われることになります。

免許を継承した弓士は、射術も然る事ながら、矢場の維持管理、
弟子の育成、地域共同体との交流など、
お祭り弓を含む、弓の文化の継承という責任を負うことになります。

この日、伊知田神社、矢場元、若山清明(日置流雪荷派免許)から
早川嘉喜知(日置流雪荷派門人)が免許を継承することになりました。

平成13年5月27日 愛知県豊川市伊知多神社の矢場にて

礼射  中尾新三(日置流雪荷派免許) あづちの様子
日置流雪荷派の乙矢は蹲射 礼射  中野司(日置流雪荷派免許)
礼射  松田直人(日置流雪荷派免許) 礼射  山本良輔(日置流雪荷派免許)
礼射  早川嘉喜知(日置流雪荷派免許)
この日の免許披露により、免許を継承する
矢取り小屋
位上的の矢取り
役弓が揃い (礼) 金的
射終った者は後弓の者の筈零れなど無い様
打ち起こしまで後ろで控える
天神を床に突きながら回り込む様にして的に向う
金的の的中後、役弓3人はその場で控える
この日の金的の的中者は
長谷川満久(日置流雪荷派)弓歴50年(左端)
的中、矢の根は半紙に包まれ
金的は的を三方の代わりに運ばれる
(左)早川嘉喜知(日置流雪荷派免許)
(右)若山清明(日置流雪荷派免許)
伊知多神社の矢場 心得

平成13年5月27日撮影 (2001/5/27)


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