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初心者向けの土は これだけだ!

赤玉土(小粒)+ 腐葉土

これが 基本です。これを赤玉土2:腐葉土1の割合で、良く混ぜます。

まずは ほとんど、90%の花や観葉植物がこれで、大丈夫。

園芸店で売ってる、園芸用土はこれに バーミキュライトやパーライト、黒土、肥料等を配合して出来たもの。実は、これがくせもので、水はけが余り良くないことが多いのです。初心者が一番失敗するのは 水と肥料です。与えすぎるのです

その点、赤玉+腐葉土のミックスは 安心。やってみると、わかりますが、水がさ〜〜っと、鉢底から、抜けます。これが一番重要です。腐葉土には 適当な栄養分もあり、じわじわと、効くので、これまた安心。

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植えかたは まず、鉢底に赤玉土(中粒)を2〜3cm入れます。(これを、一般に鉢底石といって売ってるものも、あります。)その上に配合した、赤玉+腐葉土を入れ(2〜5cm)植物を乗せて まわりにまた、土を入れます。このとき 最終的に植物が動かなくなるように いっかり、土をつめてください。

そして、た〜〜〜っぷり、水を与えます。鉢底から、水が流れ出て、しばらくして、水がにごらなくなれば、オーケーです。そのまま、1週間ほど、静かに置いておきます。

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初心者向けの鉢はこれ!

素焼き鉢

昔ながらの 素焼き鉢。基本です。湿気の多い日本では 根腐れを起こすのは簡単。だから、鉢にも、通気性のあるものを。プラスチック系の可愛いものも、最今ではいっぱいありますが、空気が通りませんので、水をやりすぎると、まちがいなく根腐れを起こします。

もちろん、プラ鉢にも、いいところが 沢山あります。軽い、こわれにくい、色も豊富、デザインも、沢山そろってる、、。しかし、とにかく一度花を咲かせてみたい、失敗したくない、そんな貴方は 素焼き鉢を選んでください。

選び方としては 植物の根より、一回り大きいくらいで充分です。あまり、大きいと、葉ばかりしげって なかなか花は咲きません。大きい園芸店に行くと、素焼き鉢も 種類が揃ってますから、好きなものを選んでください。

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種はもうちょっと、上手くなってから。

購入時の注意点

初心者が 間違えやすいのは 花がいっぱいついている 株を買ってしまうんです。蕾や花がいっぱいついてるのは確かに良さそうですが、ここが問題。花や蕾は 園芸業者が苗を少しでも、高く売るために 矮化剤等を使って、沢山つけるようにしています。それは 植物にとっては 無理して 咲かさせられてるようなもので、長くはもちません。蕾がいっぱいついてる、ジュリアンを買ったら 腐ってしまった、金魚草の苗を買ったら、ついてる花でもう終わりなんてことになるのです。

じゃ、どんなのを 選ぶ?となると、まず、葉の色が良く、繁っている。全体的に がちっとしている、間延びしていない。花はいっぱいついてないが 蕾がちらほら、見えている。などなど。こんな感じでしょうか。

私は 植えるとき、あせって花が咲かなくてもいい花壇なら、苗についている 蕾を全部切って、葉だけにして植えます。こうすることにより、花はまず、咲かせることよりも、根をしっかり、地中に伸ばしてくれます。いづれ、成長して落ち着けば、蕾ができますから、今度はゆっくり咲かせてあげられる、自然にまかせて。そうすれば、苗を買って、すぐきれいな花壇とはいきませんが、丈夫な花壇ができあがるわけです。

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水やり三年って知ってる?

乾いたら、た〜〜〜〜〜〜っぷり。

湿気の多い日本。水やりが上手くなれば一人前。植物の状態を見て、あげれるようになれば いうことはないんですが。なかなか そうはいきませんよね。特に好きな人程、花を可愛がりすぎて、だめにしてしまう。(人間の子供と一緒。溺愛してはいけません。強くたくましい子に育てなくては。)

では、コツをお教えします。表面の土を触って、乾いて、手につかない状態の時に 鉢底から、流れ出す位たっぷり 与えるのです。この時、出てきた水がきれいに澄んでくれば 完璧です。そのくらい与えたら、今度は水を完全に切ります。(ただ、置いとくだけ。水が出てこなくなれば オーケー)

そしたら、家の中に置くものは、洗った鉢皿に入れておいてください。鉢皿の中が汚れていたり、汚い水がたまっていたりすると、虫や病気の原因となります。

あとは そのまま。また、表面が乾くまで水は与えません。

ワンポイントアドバイス!これは、水やりの加減がわからないと言う人向きの方法!鉢に少し、雑草を植えます。(別に雑草が嫌なら、スミレとか、いわゆる下草になるもの。)こうすると、鉢に植えた木や、花より、咲きに下草が水きれを起こしますので、下草がぐったりしたら、与える目安。逆に、鉢の表面は乾いてても、下草がピン!としてるときは、まだまだ、鉢には水が含まれてる証拠。水はもう少し待って与えます。やってみてね。

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肥料

やりすぎに注意!

液体の肥料を選ぼう!

肥料も やりすぎたら、だめ。みんな、弱ってくると、「栄養が足りないかしら?」なんて 肥料をバンバン与えちゃう。これは 逆です。弱ってるときには 肥料はやってはいけません。人間だって 風邪ひいてるとき、ステーキとか、食べれないでしょう?

肥料は元気な時に与える、が鉄則です。花が長期に渡って咲いてるとき、これから、伸びていく春や秋の始め。または、咲き終わって、お疲れさまって言うとき。こんなとこです。

では、何をあげるかっていうと、失敗しないのは 液体肥料。ハイポネックスとか、そういうの。で、目的に合わせて、買ってください。花用とか、観葉植物用とか、いろいろありますので。葉を繁らせるものを、花に与えると、葉ばかり繁っちゃうのです。

庭の果樹や ボタン、ツツジ、等の庭に植えてあるものの場合は 液体でなくて、粉末や粒のものでも、いいです。ただし、あげるのは 基本的に、お彼岸頃。そうすれば まず失敗しません。

液体をオススメしているわけは 液体物は 多くあげても、水と一緒に出てしまうからです。あげすぎということが ありません。だから、失敗がなく安全なのです。

ちなみに、窒素、リン酸、カリ、といって、3大栄養素があります。花用、観葉植物用など、わかれているのは この成分の配合率が違うのです。


Q1:肥料のことですが、固形の油かすを与えてましたが、小さい虫が発生し、飛ぶようになりました。
室内ですので、安易に農薬もやれず困っています。どのようにすればいいでしょうか?

A1:油かす等の有機肥料は、完熟したものでないと、ムシが来てしまい、逆効果だったりしますので、
部屋に入れるものや、鉢植えには 余り使わないほうがいいと思います。ムシが飛んでる鉢は、
ベランダ等で、普通のキンチョールとかで、退治してしまってください。

しばらく、まめに薬を撒いてください。油かすは取ってしまったほうがいいでしょう。肥料は、化学的なものを、みなさん嫌がりますが、部屋におく場合は、化成肥料、庭用は有機肥料等にして、使い分けるといいです。

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