シンビジウム

cymbidium

熱帯から、温帯に広く分布し、地生または、着生する。

寒さにも、比較的強いので、一番多く栽培されている。

置き場:直射日光を避けた 明るい室内。冬場は10℃以上が理想的。(4〜5℃でもなんとか)暖房のきいた20℃以上の部屋は良くない。春と秋は日当たりのよい屋外。夏は木陰。

水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷり。土が盛り上がってて、やりにくい場合は、バケツに水を汲んで、浸す。しばらくしたら、とりだし、水を切る。夏は一日2回位。

肥料:開花中はやらない。4〜9月に10日に一回、液体肥料を与える。

病害虫葉の裏にアブラムシ、ハダニ、カイガラムシ等つきやすいので、葉の裏を良く洗うこと!

Q1: はじめまして!結婚、出産祝いに(シンビジュウム)ピース ファイヤー ”フラン ビュウ”とゆうお花をいただきました。どのように育てたらよいのでしょうか?それと、花に小さな虫がいっぱいついていま す。人には害がないのですか?2ヶ月の赤ちゃんがいるので心配です。よろしくお願 いします。

A1:ついているのは 黒い小さい虫でしょうか?花についているのですよね。たぶん、アブラムシだと、思います。できれば、アブラムシ用のスプレー式の殺虫剤を買って、15cm位離れた場所から、花と、葉にまんべんなく、かけてください。(赤ちゃんには かからない、ベランダか、外でね。)そうして、1時間くらいしたら、シャワーで洗い流してください。なかなか とれないものは 軽く手でこすれば 取れます。これを、3〜4日後にもう一度、行ってください。洗った後は 赤ちゃんのそばに置いても、問題は ありません。葉の裏に残っていることがありますので、たまに、この方法を繰り返してください。

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胡蝶蘭

phalaenopsis

お祝い用に最も高級感のある蘭です。

最近は黄色の品種や、小花型のアマビリスも人気です。

置き場:直射日光を避けた、自然光の入る室内。冬場、最低12℃は必要。夏は涼しい冷房の軽く効いた部屋。なんて我が侭!

水やり:植え込み材料(ミズゴケ等)の表面が乾いたら、午前中に与えます。冬はぬるま湯にしてください。

肥料:開花中はやらない。5〜10月くらいまで、1週間に一回位、液体肥料を与えます。

花茎の切り戻し:花が終わったら、花のついてたところより、少し下を切ると、2度咲きします。

Q1:胡蝶蘭を部長にプレゼントしたら、どうやって育てるの?ってきかれたんだけど、、、、。(25才:独身OLさんから)

A1:胡蝶蘭は 来年も咲かせるのはと〜〜〜っても、難しいんです。

まず、水をやり過ぎない事。水苔にうえてあると思うので、さわって乾いてたら、コップ1杯くらい 水をあげる。やり過ぎると 根が腐ってしまうので気をつけて!

肥料は液体の蘭用を月に1回あげればオーケー。日当たりは直射日光が当たらない程度で、風通しの良い窓際に。超わがままなんですよ。でも かいあって、咲いた時には嬉しいぞ〜〜!細かいことはわからなくなったら またメールしてね。


Q1:先日胡蝶蘭を3鉢いただきました。花がそろそろ終わります。今後どのように管理すればいいですか?次にまた花を咲かせることは難しそうで,気が重いのです。

A1:一輪立ちのが、3コですか?もし、3輪立ちだったら、一本立ちに分けた方がいいです。

花は、できれば、早めに下から4-5節の間で カットします。(茎によくみると、節があります。)
そうして、水は、ミズゴケが乾いたらたっぷり。液体肥料の花用のものを、混ぜて1週間に1回、与えます。

直射日光の当たらない、しかし、明るいところで、(変な言い回しですね)
管理すると、たぶん、2度咲きしてくれます。(冬に買った花は、2度咲きしないので、茎の元から、切ってしまいます。)今度咲いたら、次の時は元からカットしてください。

夏の間は、管理は難しくないですが、夏だからといって 水をやりすぎないことです。

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デンドロビウム

dendrobium

お正月すぎると、沢山でてくるのが、デンドロです。

雪だるま等、フラミンゴ、また、フォーミーデーブル等もこの仲間です。

ここではノビレ系について。

置き場:開花中はあまり、暖かくない、5〜10℃位のところ。花が終わったら、暖かい室内。4〜9月ころまでは、屋外でよい。茎(球茎)が太らないと、花はつきません。太ったら、10〜11月に低温に合わせますと、花芽ができます。

水やり:1週間に一度くらいをメドにして、表面がかわいたら、たっぷり与える。夏はかわいたら、すぐやる。

肥料:開花中は与えない。5〜10月の間、一週間に一回、液体肥料を与えること。

花後:花は花だけを摘み取ること。決して、茎(球茎)を切らないでくださいね。

Q1:花後のデンドロビウムをいただきました。ところが、アパートで密室な為か(ファンヒーター使用)みるみる葉が黄色くなり始めました。温度差によるものだと思いますが、どう手入れすればいいでしょうか?

A1:もう、花は終わっているのですね。
花が咲いてる間、きちんと、管理されていたものなら、安心ですが、寒いのに、水をやりすぎたりしてて 弱っていたのでしょう。葉が黄色くなってきたのは、まず、根が傷んでいます。
思い切って、暖かい日の午前中に植え替えましょう。

まず、鉢から、抜き、黒くなってたり、すかすかしている根をはさみで切ってしまいます。
古い、ミズゴケを洗い流し、新しい、ミズゴケで、根をそっと、巻くようにし、同じ鉢に入れ替えます。
ぐらぐらしないように、まわりにも、たっぷり、ミズゴケをつめこんで、できあがり、水をたっぷり与えて暖かい、日当たりのいい部屋で管理します。
ただし、ファンヒーターの風はあたらないように、気をつけて。よく、霧吹き等で、湿気を与える人がいますが、やめましょう。ミズゴケがかわくまで、 水はいっさい、与えないでください。
この時期、半月位、水をあたえなくても、枯れることはないです。

黄色くなってしまった葉はハサミで、きりとってください。根本から、新しい芽がでてきたら、しめたもの。今度はすこしづつ、肥料を与えます。


Q1:デンドロビュームの花後の管理. 今年、デンドロビューム・ファイアーバードを購入しました。デンドロビューム・ノビル系だと思うのですが。 オレンジ色の綺麗な花です。是非来年も咲かせたいのですが・・・ 今は、花が終わって横から15センチほどの新芽が10本ほど伸びています。今年咲いたバルブは根元から切ってしまっていいですか?

A1:だめ〜〜〜〜!!!まだ、切ってないですよね??新芽は花がさいている、親株から、養分をもらいますので、親球茎(バルブ)は切りません。花殻だけを、摘み取ってください。

日には良く当て、(直射じゃなくって)水は夏になったら、たっぷり与えてください。肥料は失敗しない、液体で。薄めて使ってください。

また、8月ころ、花芽のできるはずの、上の方に、また、新芽ができることがあります。これを高芽といいますが、4〜5cmくらい伸びたところで、切って、新しく鉢に植えると、根がついて、株になります。これは、つけたままには絶対しないでくださいね。

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デンファレ

デンドロ+ファレノの交配種のこと。

切り花で最も使われているのが デンファレです。

輸入ものは 大変安く、10本いくら、、なんて売られ方をしています

置き場所最低気温15℃以下になると、蕾が変色して落ちてしまいます。注意してください。外の気温が15℃以上になってから、屋外へ。

水やり:温度が低いときは 少量与えるようにします。

肥料:4月から、開花まで、1週間に一回、液体肥料を。ただし、猛暑の時期は控えます。

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カトレア

cattleya

洋蘭の女王と呼ばれるのは 芳香が良いからでしょうか。

また、大きい花はコサージ等にも、良く使われます。

最近は育てやすい、ミニタイプも多くでまわってます。

置き場所:室内の明るい日陰。12℃は欲しいです。夏は寒冷紗などで、遮光して涼しくすごします。

水やり:新芽がでてきたら、徐々に増やします。盛夏は一日に2回。梅雨や秋の長雨には当てないように。

肥料:新芽が伸びてきたら、1週間に一回、液体肥料を。春〜7月までに2〜3回、骨粉と油かすを与えます。

病気ウイルス病に弱いので、ハサミは使い回しせず、必ず、消毒するくらいのつもりで。

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オンシジューム

oncidium

黄色い小さな蝶が沢山集まってるように見える蘭は

その名も、ダンシングオーキッド。

1番普及している蘭かもしれません。

置き場所:春から秋は雨と直射日光を避けた場所。夏は30度以上の場所に置いておくと花が付きにくくなります。

水やり:表面が乾いてから1〜2日待って、与えましょう。真夏は朝晩与えてかまいません。冬は乾いたら2〜3日待ってから少量。

肥料:春から秋に 液肥を水に混ぜて週に一回。

病害虫:カイガラムシくらい。ほとんどありません。

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パフィオペディルム

paphiopedilim

なんとなく不気味な 食虫植物のような風情がただようこのお顔、、。

でもそれが魅力。はまるとやめられない 蘭です。

愛称はレディース・スリッパ。そういえば花弁がスリッパみたい??

置き場所:室内の明るい場所。比較的寒さには強く、7℃あれば 越冬できます。

水やり:バルブがないので 他の蘭より水を好みます。

肥料:花が終わるまではあげないでね。普通は冬咲きなので 4〜7月に与えます。

植え替え:2年に一回必ずしてください。

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