お正月のちょっと、わかんない決まりゴト

ちょっと、不思議なこと 他人には聞けない簡単なことでも わからないことって多いんですよね。おはなやさんでも よく 「松はいつ飾るの?」とかいろいろ聞かれちゃう。

知ってる人は 当たり前のことをここでは 紹介します。

お飾り

お正月には 玄関にしめ飾り、床の間には 鏡もちを供えます。門には門松を。本格的な門松でなくても 若松という松を2本用意して、右と左に配置。これで、大丈夫です。一緒に輪飾りを付けます。

いつ飾るかというと 不吉なことを連想させる日を除きます。例えば29日。「二重苦」を連想するから。31日は翌日が元旦になってしまって せっかくの正月飾りが 葬儀と同じ一夜飾りになってしまうので 避けるのです。知ってた??

お正月飾りをはずすのは 7日以降です。(多少風習によって違います)

お供えの飾り方

三方上に半紙をのせ 裏白の葉を 白を表にして置きます。その上にお餅。一番上にだいだい。

半紙は「清浄な場所」裏白は「潔白で正直な気持ち」、だいだいは「親子代々にかけての子孫繁栄」を願って使います。

鏡もちは11日に「鏡開き」といって お供えをやめて お汁粉や雑煮にして食べます。

屠蘇散

桂心、防風、大黄、桔梗、山椒、などの生薬を配合した漢方薬。大みそかに 屠蘇散、みりん、清酒を酒器に入れておいて 薬酒とします。

小正月

1月15日は五穀豊穰を願い、小豆粥を食べます。

五穀とは「米・麦・豆・粟・ひえ」です。その中の特にハレの日の食べ物である 小豆で粥を炊くのです。必ず餅を入れ、一緒に繭玉を飾ります。

さあ、こんなもので いかがでしょう?少しは役に立ちましたか?