ウチの教室でも、生徒さんに、「先生が選ぶと素敵なんだけど、自分で選ぶと変になっちゃう」と良く言われます。これは 選ぶコツがわかっていないため。まずは花を形で分類してみますね。
1:フォームフラワー
(cf:アンスリウム、カラー、チューリップ、蘭、百合、グロリオサ等)
これは 花びらが1〜6枚くらいで、構成されてて 形の変わっているものです。1本でも存在感があり、主役の花として 使えます。
2:マスフラワー
(cf:バラ、カーネーション、ガーベラ、菊、紫陽花等)
これは 花びらが沢山集まってひとつの花を構成してるもの。または、小花が集まって、一つのまとまりになっているものです。やはり、存在感があり、主役になれる花です。
3:ラインフラワー
(cf:グラジオラス、ストック、デルフィニウム、サンダーソニア、フリージア等)
こちらは 花が一本の茎に縦についているもの。線をいかした アレンジや 大きくみせたいときに効果があります。わき役です。
4:フィラフラワー
(cf:かすみ草、スターチス、クジャクソウ、マドリカリア、ブプレリウム等)
こちらは すき間をうめる花です。小花が沢山スプレー状についていて 空間を埋めたい時に大変便利です。可愛いものが 多いですね。もちろん、わき役です。
この4つをしっておくと 選び安いです。まず、主役を選び、後は、わき役を2〜3種選びます。そうすれば、まず、失敗しません。主役級の花が 2こも3こもいたら、当然ちぐはぐな いけ込みになります。そしてあとは 色合いです。基本は同じ色でグラデーションにすれば 問題なくできます。しかし、ちょっと、変わった色でやりたいときは 白か、緑をいれて使うと、それなりに、上手くいきます。
さあ、がんばって作ってみませんか?