東北2泊3日の旅
今回の旅行は大学時代の友人Y氏と2人で行ってまいりました。「お前、仕事はどうした?」とお思いの方もいると思いますが、私の仕事は、結構夏休みが多いので、ちゃんと夏休みをとって行ってまいりました。
 
 第1日 2000年8月3日(木) 大宮〜仙台〜山寺〜仙台
 第2日 2000年8月4日(金) 仙台〜松島〜塩竈〜一ノ関
 第3日 2000年8月5日(土) 一ノ関〜平泉〜大宮 
 

第1日 2000年8月3日(木) 大宮〜仙台〜山寺〜仙台

 今回の旅行は、Y氏の要望により、なるべく安くとのことなので、「やまびこ朝トク切符」を利用することになったのですが、私の家からだと「やまびこ朝トク切符」で指定される新幹線には、大宮から乗らないと間に合わない(埼玉県民には、東京駅はちょっと遠い)。そのため待ち合わせは大宮に決定。当日、Y氏と大宮で合流し、新幹線のホームへ行く。すると、自由席のところには既に結構人が並んでいる(今回は切符を買ったのが遅くて指定席がとれなかった・・・)。案の定、席は空いていず仙台まで立ちっぱなしになってしまった(Y氏と「まあ、安いから仕方ないか。」と話す)。
 実際、「やまびこ朝トク切符」は、かなり安く、往復で通常の4割〜5割近く安かったと思う(すいません、あんまり覚えていません)。

 さて、仙台に到着し朝食を食べて山寺に向かう。山寺は松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句が詠まれた場所で、長い石段(1015段)がある。駅前で長い登りに備えて私とY氏は500mlのペットボトルを買い、いざ登っていく。ところがこの日は夏真っ盛りで暑い!そのため、ちょっと登り始めると尋常じゃない量の汗がどんどん出てくる。途中休み休み、やっと石段を登りきり、お参りなどして、今度は下り。が、ひざがわらってしまい転びそうになったりする。途中で年配のおばあさん達を結構見かけたのだが、Y氏と「本当に登りきれるのか?」と心配してしまうくらい結構疲れた(疲れただけに駅前で食べたカキ氷がめちゃめちゃ美味しかった!)。

 山寺から仙台に戻り、ちょっと遅めの昼食を食べることにする。やっぱり、仙台といえば牛タンでしょう(?)ということで牛タンを食べたが、美味しかった(一枚一枚が結構厚い)。一休みして次の目的地へ向かう。やっぱり、仙台といえば伊達政宗でしょう(さっきも似たようなことを書いてます?)ということで政宗の騎馬像を見るため仙台城跡へ。私とY氏の2人とも知らなかったんですが、仙台城って平城じゃなかったんですね。知らずに徒歩で行ったため、また山を登る羽目に・・・。Y氏と2人で「何で、関ヶ原の戦いの後に築城するのに平城じゃないんだ!」と文句を言いながら登る(普通、この時期の城は平城が多い)。またまた汗だくになりながら、お目当ての騎馬像を見る。
 この後はホテルにチェックインし、一休みして夕食を食べに行く(また牛タン!)。まあ、牛タンは昼の店のほうが美味しかったかな。
 この日は一日歩きっぱなしだった。疲れたー。



第2日 2000年8月4日(金) 仙台〜松島〜塩竈〜一ノ関

 さて、この日は仙台で朝食を食べた後、松島へ向かう。松島といえば、日本三景の一つ。まず、有名な五大堂へ向かう。が、いまいち。当たり前ですが、ここからだと五大堂を含んだ景色が見れないし、混んでいる。逆に、人のほとんどいない岩場の上からのほうが五大堂を含んだ景色が見れてよかった。「さあ、次は寿司を食べに塩竈に行こう。」とY氏に言うと、Y氏が「船で行こう。」と言うので、船で塩竈に向かうことにする(当初は電車で移動の予定だった)。すると、船だとすごく景色がいい!(松島に行く際はぜひ船に乗ってください。おすすめです。)

 塩竈に到着して寿司屋を探して入り、遅めの昼食をとる。寿司は握り寿司を食べたんですが、ウニがめちゃめちゃ美味しい!いやー、満足、満足。やっぱり旬のものは美味しいということをあらためて知った(Y氏は今が旬ということなので、いわしを追加で頼んだが美味しいと言っていた)。

 この日は一ノ関に泊まることになっていたが、新幹線を使わず各駅停車の電車で行くことを考え、寿司を食べ終わった後は一ノ関へ向かう。ホテルへ到着し、一休みして夕食を食べることにする。店を探すが、なかなか見つからない。が、やっとのことで焼肉屋を発見する。「夏だし、暑気払いだ。」と言いながら、店に入る私とY氏(今回の旅行は安くしようと言いながら、食事には金をかける2人)。焼き肉とビールで満足して店をでると、花火があがっていたので、散歩しながら花火を見てホテルへ帰る(一ノ関はこの日夏祭りで花火があがっていました)。



第3日 2000年8月5日(土) 一ノ関〜平泉〜大宮

 まず、この日はホテルをチェックアウトして、前日見つけたマクドナルドへ朝食を食べに行く。が、何と開店が10時。「えー。まじかよー。」と呆然とする私とY氏(朝マックのCMは何なんだー)。仕方なく、駅へ向かい、コンビニで買ったパンを駅のベンチで食べる。さて、そんなこんなで平泉へ到着し、駅で史跡散策のマップをもらう。この日も徒歩で散策する。
 最初に毛越寺に向かう。毛越寺の庭園はいいですね。他の時代の庭園とは違った迫力みたいなものがあります。それと、毛越寺は当時の建物は残っていないんですが、跡地を見ると相当の規模の広さだったことが分かります。
 さて、次に中尊寺へ向かうと、またまた山道!この日も汗だくになりながら40分くらいで到着(この日も暑い!)。やっぱり、中尊寺といえば金色堂。金色堂は本当に金ぴか。すごい。奥州藤原氏恐るべし。金閣寺よりも間近で見れる(ガラスで覆われてはいるが・・・)ので、すごい。国宝第1号というのも納得。Y氏と2人で、「これだけすごいのに、何で藤原氏はあっさり鎌倉幕府に滅ぼされたのか?」を話し、「ヤス(泰衡のこと)がすべて悪い。」との結論になる(ちなみに、私とY氏の共通の友人にヤスというあだ名の人がいます)。
 このあと、弁慶の墓義経堂などを見る。こうして、平泉を散策すると、本当に藤原氏の勢力は凄かったんだろうなーと実感します。
 平泉を散策した後は新幹線(「やまびこ朝トク切符」の復路の分)で帰京しました。

 今回の旅行は、どの場所も見て回るのがおもしろく、美味しいものもたくさん食べられるのがよかったです。日本史に興味がある人だと平泉は楽しいと思います(実は、私は大学時代、日本史を勉強してました)。ぜひ、この旅行記を参考にしてください(あまり、参考にならないって・・・)。
 総費用は5万円ちょっと。


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