伊勢・伊賀2泊3日の旅
 今回の旅行も、大学時代の友人Y氏と2人で行ってまいりました。今回も貧乏旅行なのですが、例年にもまして、Y氏がお金がないということで、行きは高速バスを利用。うーん、スタートからして貧乏旅行という感じです…。
 
 第1日 2005年8月28日(日) 新宿〜名古屋
 第2日 2005年8月29日(月) 名古屋〜伊勢市〜二見浦〜鳥羽〜松阪
 第3日 2005年8月30日(火) 松阪〜伊賀上野〜名古屋〜東京 
 

第1日 2005年8月28日(日) 新宿〜名古屋

 今回の旅行は、上に書きましたように、Y氏よりの要望で行きの旅費を節約することに決定。そのため、今回は高速バスを予約しました。値段は新幹線の約半分。時間は4倍以上ですが…。
 さて、当日の待ち合わせは高速バスの出発地である新宿。出発は23時で名古屋到着は6時。結局、この日は高速バス(下の画像)に乗って寝るだけ。とは言え、途中でお尻が痛くなり、あまり眠れませんでしたが…。

名古屋行きの高速バス
名古屋行きの高速バス


第2日 2005年8月29日(月) 名古屋〜伊勢市〜二見浦〜鳥羽〜松阪

 さて、この日は名古屋に予定よりも少し早く6時前には到着。早速、近鉄で伊勢市へ向かうことに。ちょうど一本で行ける急行があり、それに乗車。貧乏旅行ですから、別料金のかかる特急には乗りません!

 さて、2時間ほどで伊勢市に到着。まずは朝食を食べようとお店を探しますが、駅前にはお店なし…。外宮に向かう途中で見つけた和食のファミレスも開店時間が11時…。仕方なく、朝食抜きで外宮へ直行。伊勢神宮には、内宮と外宮とありまして、古来、外宮から参拝するのが正式らしいです。
 外宮では、風宮多賀宮土宮外宮正宮(下の画像@)、外宮の式年遷宮御敷地清盛楠勾玉池と見てまわる。とても敷地が広く、空腹で歩き回るのはきつかったです…。ちなみに、式年遷宮御敷地というのは、20年に1度、外宮正宮の建物を隣の敷地に建て直すのですが、そのための敷地です。次回は2013年の予定。
 次にバスで向かったのが、猿田彦神社(下の画像A)。ここで、私とY氏はおみくじを引きまして、私は大吉!Y氏は小吉。うーん、こういうところで日頃の行いの差が出ます!それと補足ですが、三重交通のバスは一日乗車券が1000円で販売していますので、1000円以上バスを利用するのであれば、購入した方がいいです。私達は購入しそこないましたが…。
 次に徒歩で向かったのが、おはらい町おかげ横丁。ここは多くのお店が並んでいて、とても賑やかです。朝から何も食べていない私F氏とY氏は、赤福本店へ。ここで食べたのが季節限定の赤福氷(下の画像B)。一見、ただの抹茶味のかき氷ですが、中に2個赤福が入っています。続いて向かったのが豚捨。ここでは、コロッケと串かつ(下の画像C)を買って食べる。これでようやく空腹感はなくなりました。
 お腹も満たされたところで向かったのが、内宮風日祈宮内宮神楽殿内宮正宮(下の画像D)、内宮の式年遷宮御敷地荒祭宮と見て回りました。こちらも敷地が広く、林が多いです。朝イチで向かった外宮はあまり参拝客もいなかったのですが、こちらは非常に混んでいました。下の内宮正宮の画像を見ていただければ伝わるのではないでしょうか?ちなみに、内宮も外宮と同じく2013年に式年遷宮を行うそうで、やはり隣にそのための敷地があります。
 ここまで見てまわったところで、昼食時になりましたので、もう一度豚捨に行き、昼食を食べることに。今度食べたのは牛丼(下の画像E)。とても濃い味付けですが、なかなか美味しかったです。

外宮正宮 猿田彦神社 赤福の赤福氷
@外宮正宮 A猿田彦神社 B赤福の赤福氷

豚捨のコロッケと串かつ 内宮正宮 豚捨の牛丼
C豚捨のコロッケと串かつ D内宮正宮 E豚捨の牛丼

 昼食も食べ終わり、次にバスで向かったのが二見浦。ここには、夫婦岩(下左の画像)というのがありまして、岩の間から日の出が見えるそうです。夫婦岩は名前から想像がつくかもしれませんが、夫婦円満や良縁の象徴としても有名だそうです。まあ、今の私には縁のない話ですな…。

 さて、その後、またバスで鳥羽へ向かう。そして、鳥羽湾めぐり観光船に乗って湾内を一周。途中、イルカ島ミキモト真珠島に寄りまして、1周50分くらい。三ツ島(下真ん中の画像)などの景勝を見ることができ、とても気持ちよかったです。やっぱり、船は風が気持ちいいです。また、鳥羽湾は波が荒くないので、船に弱い人でも平気かもしれません。

 この後、近鉄で今日の宿泊地の松阪へ。ホテルには16時過ぎに着きまして、一休み。この日は朝から寝不足で活動したので、とても疲れました…。さて、一休みした後に夕食を食べに行ったのが一升びんという焼肉屋。私達が行ったお店は、回転焼肉の席(下右の画像)があります!松阪肉も美味しいですが、それ以外のリーズナブルなメニューのお皿もハラミや力こぶやネックなど美味しかったです。東京で食べるよりも値段も安いと思います。夕食後は、疲れていたためか22時前にはとっとと寝てしまいました。

夫婦岩 三ツ島 一升びんの回転焼肉
夫婦岩 三ツ島 一升びんの回転焼肉




第3日 2005年8月30日(火) 松阪〜伊賀上野〜名古屋〜東京

 この日は、ホテルで朝食を食べてから、近鉄で伊賀上野へ。到着後、最初に向かったのが伊賀上野城(下左の画像)。こちらの城は再建されたものですが、内堀の石垣は藤堂高虎の築城当時のものとのこと。高さが30メートルあり、日本一ともいわれているそうです。藤堂高虎は、築城の名手としても有名な大名です。
 次に向かったのが、伊賀流忍者博物館。まず最初にカラクリ仕掛け満載の忍者屋敷(下真ん中の画像)をくノ一さんの実演付きで案内してくれます。どんでん返しや隠し階段などこれでもかというくらいカラクリ仕掛けだらけです。この他にも、展示物もなかなか興味深いものが多く、面白かったです。
 その後、徒歩で向かったのが鍵屋ノ辻(下右の画像)。ここは、時代劇で有名な伊賀越仇討の舞台となった所。しかし、私F氏は、今回行くまでこの話を知りませんでした…。ちなみに、Y氏は時代劇で見て知っていたそうです。ここには、伊賀越資料館も併設されていて、そちらも合わせて見てまわりました。
 さて、そろそろ昼食時となりまして、向かったお店はすきやき伊藤。食べたのは、この日も牛丼!まあ、この日の牛丼は伊賀肉ですから、よしとしましょう!昼食後、お店を出ると雨が降ってきてました。まあ、後は東京まで帰るだけなので助かりました。帰りの近鉄も特急は使わずに名古屋まで向かう。

伊賀上野城 伊賀流忍者博物館の忍者屋敷 鍵屋ノ辻
伊賀上野城 伊賀流忍者博物館の忍者屋敷 鍵屋ノ辻

 名古屋に到着し、松坂屋でお土産に赤福(下左の画像)と天むす(下真ん中の画像)を購入。やっぱり、この二つはお土産の定番ですよね。つい買ってしまいます…。その後、夕食を食べに山本屋本店へ行き、味噌煮込うどん(下右の画像)を食べる。なかなか美味しかったです。この後は、行きと違い新幹線を利用して東京へ帰る。やっぱり、新幹線は早いです!お尻が痛くなる間もありませんでした。

赤福 天むす 山本屋本店の味噌煮込うどん
赤福 天むす 山本屋本店の味噌煮込うどん

 今回の旅行は、伊勢神宮などの神社や相変わらずの史跡を中心に見て回りました。三重県は海の幸も豊富な所ですが、今回は肉中心の食生活!でも、東京に比べて値段も安くてなおかつ美味しいのでオススメです。
 総費用は約4万円。事前のY氏からの希望は3万円だったのですが、さすがに焼肉を食べると無理です!

 ちなみに、今回の旅行のアルバムはこちら


旅行記へ戻る

トップページへ戻る