「よさみでーす。」
「稔でーす。」
「……三波○夫でございm」
「フェニックスブロウ!」
「龍尾脚!」
(ずどーん)
「……いきなり何をなさるんですか。」
「いや、そんなお約束のネタを前にしてツッコまんと無礼にあたるしな。」
「それにしてもよくそんな懐かしのネタを知っていましたね。」
「はい、以前お父様から『3人組の登場にはこのネタが基本だ』と教わりましたので…。」
。o(なんちゅー親父や……とても金持ちのやることとは思えん。)
「ところで今日は何をなされるのですか?」
「うむ。二人とも、2007年4月1日は何の日か知っとるな?」
「土蜘蛛戦争、でしたか?何だか奈良県の御所市が大変なことになってるそうですね。」
「そのとおり。そこでや。私も実家からそれなりに近いからな、この春休みを利用してちょっと先行調査に行ってきたんや。その報告をしよう思うてな。」
「そんなに近かったんですか?」
「まぁね。実家からちょっと歩けば近鉄の矢田やし、そこから御所まで各駅停車でも1時間、540円程度やしな。」
「540円もあれば1週間は生活できそうですが…。」
「あんたはもう別格や。」
「って事で、ちょっと報告の方始めて行こか。ちなみに今回の調査マップはこちら」
(↑地図を拡大する。(重いです))
「この丸付きの数字は何でしょうか?」
「今回は各場所で写真を撮ってるから、その場所を示したんや。」
○新町地区
(↑写真−1)
「…最初は侵攻開始ポイントじゃないんですか?」
「今回は経路の都合上、新庄駅から降りて歩いたんや。すると一番近いんがこのあたり。」
「まあこれでも結構忍海駅に近いほう。ちょっとでも中に入っていくと…。」
(↑写真−2)
「これやからな。」
「…一面畑ですね。」
「まあ障害等がない分、お互いに戦いやすい場所やろうと思うけどな。」
○侵攻開始ポイント
(↑写真−3)
「これは…鷺でしょうか?」
「これは新町地区から移動中に撮ったモノ。まだこういうの、居ったりするんやなぁ。」
(↑写真−4)
「そして一面の畑。」
「…何だか戦いに似合わない長閑な風景ですね。」
(↑写真−5)
「中に入り込めばこういう民家群もあるからね。」
○玉手地区
(↑写真−6)
「作戦では『玉出』になっとるけど、正確な地名は『玉手』なんで要注意や。」
「…どこぞの激安スーパーじゃないんですね。」
(↑写真−7)
「ちなみにこれがJR玉手駅の外観。」
「…人気がぜんぜんないのですけれど。」
「そりゃしゃあないやん。無人駅やし。」
(↑写真−8)
「と言うか、ここら辺無人駅ばかりじゃないですか。」
「まあ路線自体がここ、単線やからなぁ。御所駅は待避線あったけど…。」
○池之内地区
(↑写真−9)
「ここも同じく、作戦では『池ノ内』やけど正確には『池之内』な。」
「…一発変換できないのですね。」
「ちなみにこれは池之内に差し掛かったあたりの道中の写真な。」
(↑写真−10)
「で、ここらが池之内の内部への入り口ぽい道や。当日はここから土蜘蛛屋敷に攻め込む形やろか?。」
(↑写真−11)
「位置的に見ると、この奥のあたりに土蜘蛛屋敷があるんやないか、と私は睨んどるんや。」
「木々に囲まれているあたり、守備は頑丈そうですね。」
○宮戸地区
(↑写真−12)
「これは池之内地区から宮戸地区に向かう道中ですね。」
「一応これって国道なんやね。R309言うたら大阪市の瓜破交差点から来てる道…こんなとこまで続いてるんやな。」
(↑写真−13)
「で、ここが宮戸地区に当たる場所や。」
「…ここも長閑ですね。女王の領域も近いのですけど…。」
(↑写真−14)
「ちなみに近くの交差点は国道同士の合流点なんで、結構いろんなモンが揃ってたりするんやな。」
(↑写真−15)
「…なんじゃこりゃあぁぁぁぁっ!!」
「何だか凄く偽者感が漂う名称ですね…。」
「…ちなみにこの南方にはこれの工場があったりするんやけどね。」
○女王の領域(?)
(↑写真−16)
「…さぁ、決戦の場所まで後もう少しや!ちなみにここからしばらく歩道はない!車には気ぃつけや!」
「つまり、ここを歩いて進んだわけですね…。」
「結構車どおりも激しいのに、相変わらず無茶ですね…。」
(↑写真−17)
「…で、脇道から降りて行ける場所もある。私はこういう場所が妖しいと思うね。」
(↑写真−18)
「妖しいポイントもう一つ。ここいら辺は『高校』にあたるモンはないけど、恐らくは世界結界の影響で見えんようになっとるだけかもね。」
○櫛羅地区
(↑写真−19)
「ちなみに読みは『くじら』やで。一応この先辺りに迷宮古墳があるのでは、と私は見てる。」
「既に山の麓とも言える場所ですからね…入り込むのは困難でしょうね。」
(↑写真−20)
「これが御所駅とロープウェイを結ぶ道。御所駅から向かうのは昇りやから体力に要注意や。」
「その上車だけはよく通りますしね…。」
○御所駅地区
(↑写真−21)
「そしてやっと着きました中心街。言うてもここは近鉄御所駅の裏手やけどね。」
「では表はどうなのでしょうか?」
(↑写真−22)
「こんなん。」
「正直、裏手より人が少ないですね。」
「車だけは多いんやけどな。仮にも国道やし。」
(↑写真−23)
「で、JRの方へ移動する際に通った商店街の情景。」
「人の姿が見当たりません…これも蜘蛛の結界の影響なのでしょうか?」
(↑写真−24)
「で、JRの御所の方。待合室にそれなりの人は居ました。言うても2,3人やけど」
○元町地区
(↑写真−25)
「ラストは元町地区。近鉄忍海駅も近いことあってかそれなりの住居が立ち並ぶなかなかの住宅街やな。」
「でも実際は蜘蛛童があちこちにいるのですよね?」
「とまぁ、報告は以上。あくまでも背後世界のデータなんで、本番で活用できるかはかなり謎やけど。」
「まあこういう風景を思い出しながらリプレイを楽しむ、程度には使えるでしょう。」
「当日は激しい戦いになりそうですので、楽しむ余裕があるかどうかは人それぞれですが…。、」
「では、本日はここまで!この次は戦場で会おう!!」
...To Be Continued?
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