庭井よさみと愉快な仲間達の 『銀雨を1/16の確率で面白くするn』 〜アリストライアングル・決戦吸血鬼(株) in 能登編〜 『よろしい。ならば戦争だ、お前達。』 「うむ、腕が鳴るな!」 「……もうツッコまない方がいいかな?」 「それでいいと思いますよ。」 「戦争であることに変わりないしな。」 「…一応、相手も吸血鬼絡みと言う事で、ネタにはなっているのですけれどね。」 「まあ、ここんとこ吸血鬼系の事件や戦争が多いですからね。」 「前回のマヨイガも、調査こそはしてないけど、発端はアリスだったものね。」 「しかしアリスめ。今度は3面同時攻撃を仕掛けて来よるか…。」 「実際にある場所なので、行けない事はありませんが…スケジュール的に厳しいですわね。」 「調査自体で1日仕事だからな!平日を絡めて3日の余裕をとるのはかなり厳しいぞ!」 「おまけに移動自体も大変ですからね…。」 「ということで、今回は結局1箇所に絞らせていただきました。」 「選ばれたのは能登。『ラスボスのアリスが居る』『公共交通機関が圧倒的に少ない』のがポイントね。」 「遠野も大江山も鉄道駅から近いけど、ここだけは違うからね。行き難い所から潰す、と。」 『残りの2箇所は余裕があれば後日追加されるかもしれないな、お前達。』 「ってことで、今回の地図はこちら!!」
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(注意:超!重いです) 「ちなみにここから北へ行くと輪島市門前方面、南へ行くと羽咋郡志賀町富来方面やね。」 「国道と県道の分岐点で別れているので、琴ヶ浜は輪島市、ヤセの断崖は志賀町になりますのね。」 〜侵攻開始〜 「…おいでませ、剱地。」 『金沢や羽咋方面から来るバスは一日数本程度しかなかったな、お前達。』 「富来辺りまでならまだ少しは多い方なのだがな!!!」 「こういう地方では、タクシーを電話で呼べばすぐ来てくれるのがまだ利点ですわね。」 (14)能登つるぎぢ荘 「そしていきなり山登りですか?。」 「山と言うより『丘』レベルか?とりあえずこの奥が目的地やね。」 「ご丁寧に看板まで…。」 「上り口と違って、ここまで来るとさかは緩やかになってきますよ。」 「っと、着いたでー。」 「避難場所……今避難が行われたら逆に大変なことになりそうですね。」 「…隣の駐車場も合わせるとそれなりの広さ。」 「初戦に相応しい激戦の地になりそうだな!!」 「建物の内外問わず、思う存分戦えそうですわね。」 (15)琴ヶ浜 「と言うより、つるぎぢ荘と国道を挟んで正反対の位置にあるんですよね。」 「東西と上下関係とも…とは言っても距離自体がそれほど離れてへん罠。」 「そして、降り立ってみました。」 「普通に海水浴場…よね。さすがにシーズン外れたし、そのせいか波も少し荒いわ。」 「近くにシャワー室とかもありましたしね。」 「ちなみに先ほどは南端。こちらが北端の方ですわ。」 『先ほど居た剱地のバス停のすぐ近くと言うとわかりやすいだろう、お前達。』 「南の方にはこんな石碑もありましたね。」 「ちなみにこの浜の砂は『泣(ごめ)き砂』と言って、石英成分を多く含む砂らしいわよ。」 「この浜辺の南側の一部は保全区域になってるみたいですわね。」 (16)猿鬼海岸 「海岸線一帯が戦場となる!あげればキリが無いだろう!」 「足場も安定してませんし、厳しい戦いになりそうですね…。」 「近辺にあった骨材採掘場の砕石置き場もありますので、ここなら安定してますわね。」 「石の山を障害物にするような戦略戦とか?能力者やゴーストの戦いで通用するかはわかんないけどね。」 「ここは国道と県道の分岐点か。こんな入り組んだ所も戦場にできるんかな?」 「ゴースト相手ならやりかねない。」 『途中、こういう人気のありそうな所も存在するぞ、お前達。』 「大納言茶屋ですね。おそらく当日は人が寄り付いてこないでしょうが。」 (17)霊堂大逆殿 「ここが、霊堂大逆殿を建てたとされる関野鼻の入り口ですわね。」 (業者名・電話番号は消去してあります) 「って、立ち入り禁止かい!!」 「能登半島地震で…もう4年前からこうなんですね。」 「確かその地震が起きた頃、私達は御所市の調査をやってましたか…懐かしいですね。」 「それでもこういうのはまだ残されたままなのだな!」 「まあ立入禁止で奥まで踏み込めないのが心残りですが…。」 「とりあえず柵のぎりぎりの所から覗いてみましたが…。」 「…あの建物が、霊堂大逆殿?」 「どうやろ?まあ元あった建物を改装したって言う技法もアリ言うたらアリやろうけど。」 (18)ヤセの断崖 「着きましたわ。最終目的地ですわよ!」 「ここも結局は観光名所やねんな。」 『関野鼻同様、義経公にゆかりのある地だからな、お前達。』 「おまけにこんなきれいに整備してあるとは。」 「おかげで迷うことはなさそうですが。」 「道中は海岸線を眺めながらの進軍になるな!」 「柵があるからいいのですが、ここも踏み外すと落下確定な場所ですね。」 「ちょうど断崖の手前辺りで公園整備されてるわね。」 「もう少し先に行けば義経の船隠しもあるよ。」 「…何だか、アリスを断崖に叩き落して戦争勝利、と言う光景が浮かんできそうですわね。」 「うーん、さながらハウ○オブザデッド2のゴールドマンの如く、か。わかる人にはわかると言う(何」 『それではこの報告を締める為、断崖の先端へと行こうか、お前達。』 「能登のみなさ――――ん!!銀誓館学園ですよぉ――――ッ!!」 「…まあ、これも定番か。」 「ちなみにタクシーの運転手氏に聞いた話だと、4年ほど前まではもう少し断崖らしい姿だったそうだ!」 『やはり例の地震で、断崖の一部が崩れたようだな、お前達。』 「報告は以上ですよー!実際のリアイベがこの実際の状況をもとに行われるかはわかんないですけど。」 『実際の戦争時には、こういう風景を思い出してプレイング等を書いてみるのも一興だと思うぞ、お前達。』 「実際、この知識が反映されるかどうかわかんないけど…。」 「まあある意味お遊びページですので、『こんな感じなんだなー』程度に思っていただけると幸いです。」 「では、本日はここまで!この次は戦場でお会いしましょう!!」 「こらー花子!私の台詞をとるなぁーッ!!」 「だから私を本名で呼ぶなと何度言えばぁーッ!」 「……もう、ここもツッコみ無しでいいかな?」 「まあこれも定番と言えば定番だからな!」 ...To Be Continued?
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