「よーしお前ら集合!!」
「おや、招集がかかったようですね。」
「突然の戦争の告知ですしね…今回も行きますのね。」
「あ、いやその前にね。はいっといでー。」
「はいはーい。」
「あら、新人さんだったのですね。」
「依頼で闇堕ちから助けてきた子よ。ひとまず自己紹介を。」
「おっす!高校2年、不渡平(ふどひら)・あると!一応ダンピールだ、よろしく!」
「よろしくお願いしますわあると様。こちらへこられたのもハンナ様との縁かしら?」
「大嫌いだだとかバーカだとか畜生めーとか、口は悪いけど性根はお母さん思いのいい子よ。」
「大嫌いだ、バーカ、畜生めー……だから『おっぱいぷるんぷる~ん』なのですね。」
「と言うかあると様のフルネームを並べ替えたら………かの総統閣下?」
「ちょ、ちょっとそこ!変な事考えない!」
「まあぶっちゃけると…総統閣下シリーズね。」
「うう、勘弁してよー…。」
「さーて、戦争の報が来たわね。」
「ええ…今度はついに覚醒したラグナロクダークネスが相手です!しかも羅刹…。」
「群馬県は赤城山中にある羅刹の村から発生か…ふもとの前橋市街をも巻き込みやがった。」
「先日からの『鬼』の騒動は、これの予兆でもありましたのね。」
「と言うことで恒例になりました、いつもの例のアレですね。」
「あたしも前回、戦争は前も出てたけど、調査には間に合わなかったんだよなぁ。」
「と言うことで、今回からは4人体制でお送りしますわ。」
「今回はちょっと範囲が広かったんで、完全解明とは行かなかったけど…限られた中で結構いけた方かな?」
「戦場のほとんどが山手、と言うか峠道ですものね。」
「頭○字Dでもあの赤城レッ○サンズの本拠地だからな…。あの運転技術を鍛えるなら納得か。」
「あれ?レッ○サンズの本拠地は阪急神戸線ではなかったのですか?」
「いやいや、それは同人誌ネタだから。」
「では今回の調査場所の紹介ですね。こちらが全体マップになります。」
©GoogleMap
「何でこう経路がクロスするのよ?!」
「つーか県道4号が大部分忘れられてる感じだな…。」
「逆に考えるのですわ…ここを通れば近道なのだと!(無理)クラスの皆には内緒だよ!」
(1)~(3)上毛鉄道沿線
「ここが中央前橋駅、JR前橋駅より1kmほど北に上ったところですね。」
「いわばこれより南が中心街…ここの鉄道が一つの防衛ラインですわね。」
「お、電車が停まってるー♪ここは自転車も乗せられるからいいのよね。」(ぱしゃぱしゃ)
「ハンナ姉さん……もしかして、鉄?」
「駅前の広場も、戦場とするには十分ですね。」
「西桐生に寄るほど郊外住宅地の様相に変わっていくから、大胡駅はそれを念頭にね。」
「資料が残せなかったのが残念ですが。」
(4)竜門公園
「お、ここだな。」
「近隣バス停は「畜産試験場入口」…国道を挟んでその南ですわね。」
「公園というより、運動場のような感じね。」
「おや、その先に何やら人が集まってますね。」
「ちなみにそこの竹は人工生育されてるみたいだ。「筍を取るな」って…。」
「少年サッカーチームが練習をしていたようですね。。」
「広さも十分…奥の雑木林も合わせて激戦区となりそうですわね。」
(9)赤城国際カントリークラブ前
「龍門公園から県道4号を北上……どんどん山道に入っていくわよー。」
「お、見えてきた見えてきた。」
「…と言うことで、”前”ですわね。」
「県道から分かれたこの先がカントリークラブのようですね。」
「ここからはまた登り…歩道も何もないや。」
「まあ…こんな所まで徒歩で来ることは想定されてないでしょうしね。」
「って事なので、あとは遠景で勘弁だ。」
「カントリークラブ…つまりゴルフ場なので、広大な戦場なのは予想が着くでしょうね。」
(13)赤城白樺牧場
「そのまま県道4号をさらに北上…水晶街道すっ飛ばして到着ですわ。」
「ノーライフキング達もなぜ逆の県道16号側に作ってしまったんでしょうね。」
「でもここは雄大な牧場だ。自然のすごさを感じるね。」
「……何ィ?!ケータイが圏外だと?!」
「鬱蒼とした木々に雄大な平原…戦場としては格好の場所ですわね。」
「実際に牛が放牧されているようなので、それも彼らの手に落ちているかも知れませんね…。」
「今何℃…19℃ォ?!予報は30℃越えじゃねえのか?!」
「さすがは標高1500mってトコね。」
(15)羅刹の村
「もうこの辺りから、羅刹の村がある地獄岳が見えてるんですよね。」
「木々に囲まれて何人も寄せ付けなかった…そんな場所っぽいからねぇ。」
「ってか保安林かよ?!営林局は何やってんだ!」
「バベルの鎖はもとより、案外国家機関という隠れ蓑も作用していたかもしれませんわね…。」
「おっと!隠れ小道ハケーン!ここを通れば簡単に攻め込める…!」
「まて慌てるな、これは孔明の罠ですわ。」
「なんでやねん!」
「ただでさえ敵陣前なんですから、ふざけてないでさっさと行きますよ!!」
「その北にある大沼。ここは戦場にならないから、一般人用の避難場所にするのもいいかもね。」
(14)長七郎山
「そして大沼の入り口辺りからも望める、長七郎山ですね。」
「あそこにベレーザと……。小高い丘と言った感じで、戦場としても好立地ですわね。」
(6)東国文化歴史街道西側
「では一旦竜門公園まで戻りまして、国道に沿って東へ向いましょう。」
「国道353号、通称東国文化歴史街道…メロディラインって異名もあるらしいがな。」
「ここもだいぶ山手だから、眺めのいいポイントも多いのよね。」
「メロディライン…?これが先ほどいっていた異名ですの?」
「聞いた話によると、車両速度が制限超過していると、チューリップのメロディが流れると言う…。」
「本当に流れるんだ……しかもその車両が駆け抜けていくんでドップラー効果がひどい。」
「聞く方はだいぶ笑いを誘われるわね…。」
「なんだか車両によっても音程が違うような…?」
(8)寺沢ダム
「道路だけ見てたらわかんないだろうけど、ここよ。」
「ちょっと広めに見ても、橋っぽい雰囲気くらいしかないなぁ…。」
「ここで北側を見ればそれがわかりますわね。」
「何かの貯水池と言った感じでしょうか。」
「そしてその脇には道の駅。休憩ポイントは確保よ!」
「ここまでなら、市街方面へのバスも繋がってますからね。」
(7)東国文化歴史街道東側
「そんじゃこのまま突き進むよー…って、整備状況悪ッ!!」
「まあ、こんな所を好き好んで歩く人間がいないからでしょうね。」
「案内が見えましたね。ここから先はバスもないので延々と歩くだけになりますが…。」
「次郎丸……殺戮?!」
「違う違う。ってどこのナノナノだよ。」
「だからー整備状況悪ッ!!何やってんだよ国は!」
「…あ、国道353号は直轄ではないので管理は群馬県ですね。」
(5)赤城南面千本桜
「やっと着きましたわね。長い道のりだった…。」
「観光名所らしく歓迎の看板もありますね。」
「ほー、このストレートが千本桜か。奥は公園にもなってるみたいだし。」
「さすがに葉桜か…春先だったら、さぞかし綺麗なんでしょうねぇ。」
(10)三夜沢赤城神社
「ここから先は県道16号…赤城神社の参道の一部でもあるな。」
「この峠道はバスも通らない…険しい戦場ですわね。」
「調査…と行きたいところですが、日もだいぶ陰ってきてしまいました。これ以上は危険ですね…。」
「悔しいけど、日没タイムアウトって事で…撤収しましょうか。」
「報告は以上ね。あくまでも背後世界のデータだから、本番で活用できるかはわからないけど。」
「こういう風景を思い出しながらリプレイを楽しんだりイベピンを想像したり…な程度には使えるでしょうね。」
「当日は激しい戦いになりそうですので、楽しむ余裕があるかどうかは人それぞれですが…。」
「気に入ったネタがあったらいろんな所でどしどし使ってくれな。命を賭けた戦いも楽しみがなくちゃね!」
「では、本日はここまで!この次は戦場でお会いしましょう!!」
◄■■...To Be Continued.■■
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○ お ま け
「大阪にもこんな地名があったような…。」
「…雰囲気はまったく違うけどね。」
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