2003/5
No.1883 なんだか。
No.1881 羽を伸ばせ。
No.1879 弛む。
No.1877 いじくる。
No.1875 遂に。
No.1873 追憶。
No.1871 んーとねぇー。
No.1869 甚だ簡単ではございますが。
No.1867 じゅげむ。
No.1865 インタビュー。
No.1863 処分。
No.1861 いよいよ。
No.1859 お待ちしてマス。
No.1857 やられる。
No.1855 ポップアップ。
No.1853 懸命。
No.1851 らっきー占い。
No.1849 手抜き?
No.1847 なんとなく思いつき。
No.1845 実話だヨ。
No.1843 ハハノヒ。
No.1841 青に魅かれる。
No.1839 観客席から。
No.1837 渦巻きは白くない。
No.1835 セボン。
No.1833 Only One.
No.1831 まさにドキュメント。
 ■  2003年 5月31日   なんだか。




台風4号。
各地に傷跡を残したよーですネ。
先日の大きな地震もそう。
自然の災害に対して、ニンゲンはあまりにも無力。
どんなに知恵を働かせても、どんなに行動してみても、
あまりにも無力。無力。無力。



そんな中、わしは今、
ミョーに無気力デス。



来月はがむばりましょ。







 ■  2003年 5月30日   羽を伸ばせ。




かみさんが所用で娘さん'sをお供に実家へ帰省。

かみさんの実家は、小さなお子様方が結構多く、
それでもって、割と小さなコドモの傍若無人っぷりには寛容。
だもんで、そーいう環境で大暴れして数日を過ごし、
娘さん's、必ず何かインスパイアされて帰ってきます。



どれだけ凶暴になって帰ってくるか心配。



オマケにミョーにテンションの高い時間を過ごすせいか、
疲労からくる風邪みたいなもんも一緒に連れて帰ってくるコトが多い。





羽を伸ばすのはわしだけじゃないよーで。







 ■  2003年 5月29日   弛む。




深夜、かみさんがボヤいた。



「最近、肌が弛むのよねぇー。」



目は化粧品のパンフレットを追いかけている。
きっと化粧品を買えとの遠まわしな催促の模様。
それを察知したわしは、かみさんに一瞥もくれないよーにモニターを眺めたまま答える。



「そーだねぇー。」





それ以来、口を利いてくれません。





肌年齢は目元口元から。
あまり怒っちゃ肌に良くないですヨ。

アナタの肌年齢は? コチラ

ちなみにわしは、実年齢+3歳。
別にかまわんけど。







 ■  2003年 5月28日   いじくる。




昨日に引き続き、休み。
昨日は有休で、今日は公休。
さて、回線速度のチューニングでもしましょーか。
そんな感じの1日デス。



とりあえずMTUやRWINの調整でも。
ちなみにMTUとは、
「Max Transfer Unit」のコトで、パケットサイズの上限を決めるパラメータ。
で、RWINとは、
「Receive Window Size」のコトで、相手先への応答なしに無条件にデータを受け取ることができるバッファの量。

全部、ヨソ様Siteの請け売りですが、
どーやらWinのOS様はデフォルトではブロードバンド環境には最適とはいえない設定になってるよーなので、
どれ、そいつを弄ってみましょ。
レジストリを弄るので、ちびっとおっかない。
だもんで用意したのは、簡単に弄くれるフリーソフト。

その前に最適なMTU値を計りましょ。
コマンドプロンプトでpingを打って計測。


おぉ。それっぽいSiteみたい。


1427バイトのパケットだとサイズが大きい模様。
1426バイトにするとOK。

で、MTUの最適値は「パケットが断片化するパケットサイズの直前の値+28」とのコト。
よって、我が環境での最適なMTUは「1454」に決定。
ちなみによくよく調べてみたら、フレッツ系の最適値は「1454」に決まっちゃってるとか。
ちぇ。


それじゃー、今度はRWINの最適値を。
RWINの最適値は、「最適RWIN値 = (MTU値 - 40) × 10〜200」だそーデス。
この
「× 10〜200」っつーのがクセモノですネ。
自分でそれは調べろっつーコトでしょーか。
っつーことで、数字を変えては再起動し、速度を計測。
ひたすらそれを繰り返す。



で。






ちっとも変わらん。





それ以前に、回線自体がミョーに不安定。
フレッツスクウェア(http://www.flets/)で計測すると、
ルータを噛ませない直結で45Mbps程度。
ルータを噛ませちゃうと35Mbpsくらいまで落ち込む。
んー、こんなもんなのかなぁー。
数字が落ち込むのは仕方ないコトなので構わないのだが、
時々、日中にもかかわらずADSL1.5Mの時よりも低くなってみたり。


まだ工事したばかりなので、安定してないっつーコトなんでしょーか。
っつーか、そーだと信じたい。



結局、LANケーブルを買いに行った時に、
驚速FTTH2が1900円で売ってたので、
それを購入してハイ、オシマイ。


アイコン1クリックで、設定完了。
なんか根性無しな気分。







 ■  2003年 5月27日   遂に。




いらっしゃいませ FTTH!


そんな感じで、やっとこ開通しましたヨ。
B-フレッツ。
通信速度100Mbpsを謳う、現在最速の家庭用通信手段って奴デス。
結局、ベストエフォート型の通信システムの呪縛からは逃れられないため、
100Mbpsの半分も速度は出ないのですが、
概ね満足でしょーか。
ただ、回線速度がミョーに不安定なので、チューニングしかなきゃいけないみたいデス。

導入までの詳細は、後日コンテンツのひとつとしてUPしよーかと思ってマス。





思ってるだけで終わりませんよーに。







 ■  2003年 5月26日   追憶。




わし、昔このSiteを始める前に、
タイピングの練習を兼ねて、2年くらい日記をつけてたコトがあったんデス。
タイピング自体はとりたてて速くなりはしなかったけど、
なんだか昔の文章を読んでいると、ミョーにヘンな気持ちになるもんデス。
語り口も今と全然違うし、誰に見せるわけでもないのに、
やたら第三者の目を意識したよーな文体だったり。



っつーコトで、このSiteを立ち上げた日の日記でも公開しよーかと。
いや、別にネタがないからっつーわけじゃなく。


確かにないんだけど。





10月10日 火曜日  天気 晴れ  公休
起床午前2時50分。なんて時間に目覚めるんだ。昨日と一緒じゃないか。
で、Gooey起動すると、○○がいた。あいつも何やってるんだかと思ったら、
午前1時くらいに仕事から帰ってきたそうな。ご苦労さんです。
しばらく話に付き合って、午前5時前、○○は落ちていった。僕も寝ようかと思ったら、
なんとなく寝るきっかけを逃して、結局ずっと起きてる羽目に。いつもの時間になると、
△△が話し掛けてくる。で、午前7時前にご出勤。□□が現れ、午前7時半に☆☆と共にご出勤。
○○は現れず。さてどうしようかと思っていたところに、HP開設の事を思い出し、
ついにその手続きをしてしまった。
  「http://www5b.biglobe.ne.jp/~echo_/」
これが僕の記念すべきHPのURLですな。さぁこれからがむばるぞぉ!
   〜中略〜 すぐに娘さんを寝かしつけ、しばしお昼寝。気がつきゃ午後の3時半。しばらくHP作りに励む。
FTPに悪戦苦闘の末、ついにHP準備画面が世界に向けて発信されたのでした。
夕飯を食べ、風呂に入り、いじりたい気持ちを抑えつつ、テレホ開始を待っていたら、また落ちた。
就寝午後10時半。





・・・・・・・。





えーっと。







恥ずかしすぎ。







なに? この文章は。

だれ? この語り口は。



とにかくこの頃は、チャットにどっぷりと浸かっていて、
Gooeyっつー今は無きソフトで一晩中チャットしてたわけデス。
伏字は全てその頃に知り合った連中の名前。
早く床に就いて夜中に起き出したり、朝方まで寝なかったりで、
この頃は毎日3、4時間くらいしか寝てなかった覚えが。
それに加えて自分のSiteまで始めちゃったもんだから、寝不足にブーストが掛かっちゃってるし。



こんな奴、わしだったら絶対に知り合いにはなりたくない種類のニンゲンデス。



わしなんだけど。





で、この日以降の日記には、
「今日14件のアクセスがあった」とか、「カウンター50突破!」とか、
甚だ痛々しー記述が意気揚々と続くのですが、
まぁー、いいや。
昔の話だし。
っつーか、自分のコトを「僕」と呼ぶのだけはやめてちょーだいお願いだから。







 ■  2003年 5月25日   んーとねぇー。




「ココはなにー?」



「あのねぇー、おくちぃー。」



「あたりー。それじゃーねぇー、ココはなにー?」



「んーとねぇー、みみー。」



「あたりー。それじゃー、ココはー?」



「んーとーねぇー、ほっぺぇー。」



「あたりー。それじゃーねぇー、ココはー?」




「めめぇぇぇー!」(眼球をさっくりと指差しながら)







風呂場で娘さん2号に瞼を切られました。







モノゴトの加減っつーもんを知らないから、
コドモはとっても怖いデス。







 ■  2003年 5月24日   甚だ簡単ではございますが。
















オシマイ。







 ■  2003年 5月23日   じゅげむ。




娘さん1号が突然、語り出す。





「寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利の水魚水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところ
やぶら小路ぶら小路パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイの
ポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助!」







なぜ、そんなコトバを?







っつーか、凄くないかい?その記憶力。







よく、山手線の駅を全部言えちゃうお子様とか、
東海道五十三次の関所を全部言えちゃうお子様とか、
円周率を小数点以下100桁くらい言えちゃうお子様とか、
そーいう何の役にも立たない、知識をお持ちのお子様っていますよネ。


もしや!
うちの娘さん1号も!?



と思ったら、
なんでもN○K、教育テレビで、
そーいう番組があるんだそーデス。

にほんごであそぼ



それにしても、意味もわからないコトバをちゃんと覚えられるんだから、
コドモの頭の柔らかさは大したもんデス。
この時期、英語とかを必死で覚えさせよーとする親の気持ちもわからなくもないっつー感じ。
わしは興味ないけど。







 ■  2003年 5月22日   インタビュー。




「放送席! 放送席!
 今日のお立ち台はこのヒトしかいません! echoさんに来てもらいました!」


   ワーワーワー!


「まずはお疲れ様でした!」

「アリガトーゴザイマス!」

「それにしても見事な片付けっぷりでしたねっ!」

「そーっすネ、なんとか最後までがむばりました!」

「なんでも今日は、部屋の本棚の整理と移動を行ってみたんだとか!」

「そーっすネ、昨日があんな形で終わったんですけど、雑誌整理だってできたんだから、
 今日もなんとかやらなきゃって思ってました!」

「なんでもかなりの量だと聞きましたよ!?」

「そーっすネ、学生時代から捨てずに取って置いた本が溜まってたもんで、
 そんな本棚を移動して気分を変えよーと思い、今日は思い切っていってみました!」


   ワーワーワー!


「学生時代は文学少年で評判だったとお聞きしました!」

「そーっすネ、本は好きでした。
 でもどっちかっつーと、文学っつーよりドキュメントものばかりでしたネ!」

「圧巻は本棚の奥から出てきた『日本憂国論』! アレは凄かったですネ!」

「そーっすネ、自分でもガムシャラだったのでよく覚えてないっす!」

「そしてピンチを迎えたあの場面、漫画がたっぷり出てきました!」

「そーっすネ、小遣いはアレで随分と減らしたもんっす!」

「後半、いよいよ本棚の移動で!」

「そーっすネ、ちびっと腰をグキってやっちゃったんですが、
 若手もがむばってるもんで、気合を入れて臨みました!」


   ワーワーワー!


「そして最終回、最大の山場を迎えましたネ!」

「そーっすネ、出した本をしまおーと思ったら、なぜだかしまいきれずに溢れちゃったんですが、
 なんとか気持ちで負けないよーにがむばりました!」

「なんでも奥様はちっとも手伝おーとしなかったと聞きましたが!?」

「そーっすネ、手伝わなかったというより、近所の奥様方とのお話に夢中でした!」

「これでいよいよ、光ケーブルを迎える準備が整いました!」

「そーっすネ、まだまだ勝負は始まったばかりなんで、気を抜かないよーにしたいと思います!」

「見事な活躍、期待してますよ!」

「ありがとーございます!」


   ワーワーワー!


「放送席! 放送席! 今日のヒーローインタビューは、
 たかが本棚の向きを90度変えただけで意気揚々のechoさんにお越し願いました!」





「いやぁー、それにしても解説の五所川原さん、
 今日も見事な片付けっぷりでしたねぇー。」

「そーですねぇー、でも普段から片付けてればこんなに苦労しなくていいんですけどねぇー。」







 ■  2003年 5月21日   処分。




昨日の日記に書いたとおり、
来週から光ケーブルが我が家にいらっしゃるコトになったわけですヨ。
っつーコトでその前に、業者さんが我が家に工事をしにいらっしゃるわけデス。

我が家の目の前に走っている電線を使って光ケーブルを我が家に引き込む作業。
全く見ず知らずのヒトが、この部屋に入り込む可能性が大なわけデス。
気にする必要なんかないと言ってしまえばそれまでなんですが、
なにせ夫婦揃って片付け下手。
まるで台風一過か地震の後かっつーくらいの散らかりっぷりの部屋を、
少しはヒトを招き入れる体勢を整えておくっつーのが、礼儀っつーモノ。


こりゃいかん。
死ぬ気で部屋を片さねば。


1999年頃から読み始めたPC雑誌の類、
基本的に捨てるのが苦手なわしとしては、ほぼ全て取って置いてるのデス。
その数、ざっと800冊くらい。
既に本棚のキャパは限界を超え、部屋の隅で山積みになっているモノですら1mを超えている。
うむ。
「捨てる技術」とか「捨てる勇気」とか、
そんな類の本がよく売れているっつー現実が痛いほど身に染みるっつーもんデス。
よし。
コレを機に捨てちゃいましょ。



・・・・・・・。



それにしても、面白いよねぇー。
昔の雑誌の記事って。
たかだか4年前の記事なのに、

「最速! PentiumV 450MHz!」

「大容量HDD! 13.6GB!」

とか、

「ついに登場! デジカメ200万画素!」

とか、

「Office2000、大研究!」

とか。
まさにドッグイヤー。
まさにムーアの法則。
かくも技術の進歩の進み方は早いんだと実感した次第デス。



それにしても片付けをしてる時ほど、
昔の雑誌を読みふけっちゃうのは不思議デス。
取って置いても、普段は全然見ないのに。
ちっともはかどらないっつーの。



で、ようやく処分終了。
800冊くらいの雑誌のうち、600冊くらいは処分するコトにしましょ。


幾ら使ったのかは計算したくないデス。


さ、
問題は、誰がコレを処分するかっつーコト。







 ■  2003年 5月20日   いよいよ。




NTTのBフレッツ導入に伴う工事を実施する日が決定。
来週の27日、火曜日に業者が来ると、
かみさんにTELがあったらしい。





さ、有給届を書いて、と。







 ■  2003年 5月19日   お待ちしてマス。




最近は暑くなってみたり涼しくなってみたりと、
ヒジョーに気候も不順で着るモノにも困ってみたりするわけですが、
それでも風呂上りは暑い。
増してや娘さん'sを2人とも風呂に入れたりすると、
とてつもなく暑い。
わし、もともと長風呂は苦手な方で、
湯船の中で気を失ってしまわない限り、5分と湯船に浸かっていたりしないわけデス。
洗いに10分、浸かりに5分。
トータル15分あれば全て完了。
それが娘さん'sのお供をすると、遊ぶ、言うことを聞かない、で軽く3、40分は掛かっちゃうわけデス。
グッタリした面持ちで風呂から上がり、着替えを済ませ、
ふと一休み。
で、ジワッと滲んでくる汗。


不快。

不快指数たっぷり。



よし。
買おう。
扇風機を。
そー決めていた矢先に、素敵な商品を発見したんデス。
先日。
値段が安かったのも手伝って、
迷うコトなくレジに商品を持ってっちゃったわけデス。



写真で見るととってもチープ。現物はもっとチープ。



100均にて100円。
卓上扇風機。







音はデカいが風が来ない。







オマケに振動がスゴイもんだから、
机の上に置いておくと、その振動で前進していっちゃう。

手で扇いだ方がまだマシかもしれませんネ。
安物買いの銭失いって奴ですネ。



そんな皆様の、「買って後悔・銭失い商品」をお待ちしてマス!
宛先はコチラ!(指で下を指しながら)







 ■  2003年 5月18日   やられる。







空巣に入られました。





かみさんの実家ですが。



家に誰もいない時に狙われた模様デス。
怪我人は当然いなかったわけですが、
現金数10万円と腕時計、そして甥っ子のゲームボーイアドバンスが盗まれたそーデス。

ゲーム機はよくわかりませぬ。





さては犯人はガキんちょだな。





侵入盗の発生件数は、平成14年で338294件。
その内検挙されたのは、98335件。
パーセンテージだと、30%を下回っちゃってマス。

きっと今回の件も、検挙されるコトはなく、
概ね泣き寝入りでしょー。


怪我人がなかっただけマシと思うのか、
それともひたすら防犯設備の甘さを憂うのか。


そんな地団駄踏みたくなる世の中はまっぴら御免デス。







 ■  2003年 5月17日   ポップアップ。




作ってみました。


ポップアップ用バナー。










某無料HPスペース提供Site風









某市場風











ご希望の方はDLしてお使いくださいませ。
なお直リンクはご遠慮願いマス。

リンク先URLは、 http://www5b.biglobe.ne.jp/~echo_/ でお願いシマス。





うわ。
このセリフ、素材Siteみたい。 ←勘違い







 ■  2003年 5月16日   懸命。




我が家の前に住む住人が先日引っ越したんデス。
そこのバカ息子がヘーキな顔して我が家の目の前に駐車したりするもんだから、
コッチが駐車場からクルマを出すのにまさにリアルクランクの様相を呈していたので、
正直清々したっつーのが本音だったりするわけですが、
売りに出されるその家屋のリフォーム作業が始まったわけデス。
住宅街に不釣合いなデカいトラックがその家の前に横付けされ、
家を取り囲むための鉄骨を下ろし始めたその騒音が結構喧しい。
鉄と鉄がぶつかり合い、擦れ合い、ガシャガシャと静かな住宅街に響き渡る。
ま、コレは仕方ないですネ。
我が家のリフォームの時もきっと同じよーな感じだったんだろーから。

で、その作業をするのが、ニッカポッカを穿いた金髪頭のオニーチャン達。
聞こえてくる会話は酷く乱暴、歩く姿はチョ→ガニマタ。
まさにガラの悪さ天下一品って奴デス。
歳の頃は、責任者以外は10代もやっと後半に入ったかのよーな若者達。
自分以外は全て敵、
目を合わせた日にゃ、訳もなく切れまくって襲い掛かってくる、
サバンナの獣のよーな連中っつー感じ。



しかし。



頑なに働いているわけで。



見た目は避けて通りたくなるよーな連中だけど、
愚痴ひとつこぼさずに、自分の役割を黙々とこなしている。



きっと同じくらいの歳の大部分は、崩した学生服に身を包み、
携帯片手にメールを打ちながら、時間を贅沢に消費している。

どんな経緯でこの仕事を始めたのかはわからないけど、
片方は額に汗して黙々と仕事に勤しみ、
片方はぬるま湯に浸かった消費生活を費やす。


どっちがいいのか、どっちが正しいのかは、
この場で議論するまでもないんだけど、
きっと充実感は違うんだろーなぁーって思うわけデス。
1日1日の。







っつー感じで、感心して終わるつもりでしたが、
そのうち仲間内で口喧嘩をおっぱじめやがって
うるさいコトこの上nothing。







 ■  2003年 5月15日   らっきー占い。




トイレの便座にしゃがみこみ、目の前の壁やドアに正対したまま、

怒った顔を作ってみたり、会心の笑顔を作ってみたり、

コケティッシュな拗ねた顔を作ってみたりするアナタの今日の運勢は、

その作り顔が世の中に認められれば大吉!

そしてそんなアナタのラッキーアイテムは、

五臓六腑に染み渡るアルコール度数の高い液体!

オマケにそれをラッパ飲みすれば、更に運気は上昇!







だから?







 ■  2003年 5月14日   手抜き?




今日のヒトコト。


【クリック!】





スピーカーの音量は控えめに。



※後日ダーン・・・ココで書いたメッセージ、時間が経過すると消えちゃうんですネ。残念デス。
          ちなみにローマ字で入力した後、ボタンを押すとなかなか愉快。







 ■  2003年 5月13日   なんとなく思いつき。







【設問】 誤りを探しなさい。







無断借用御免。







あーぁ。
またやっちゃったヨ。
オトーサンは。







 ■  2003年 5月12日   実話だヨ。







夜中にふと、目を覚ました時、
娘さん1号の踵が口の中いっぱいに入っているコトに気付いた時の、
驚きといったら。







 ■  2003年 5月11日   ハハノヒ。




二輪の教習中、
周回を回ってくる生徒様を待っている間、
ボーっとコース上で立ち尽くしてる時にふと。



足元を見てみる。

ブーツを履いてる足がある。

頭の中で、「つま先を動かしてみろ」と命令を下す。

一瞬にして、硬い皮製のブーツの中で、つま先がモゾモゾと動いている。

手を見てみる。

グローブを装着している手がある。

頭の中で、「指を動かしてみろ」と命令を下す。

その瞬間、やはり皮製のグローブの中で、指がコキコキと動いている。

腰を動かしたい。

背筋を曲げたい。

首を曲げたい。

膝を曲げたい。

全て動く。

声を出してみたい。

「あー。」

ちゃんと出る。

舌を動かしてみる。

ペロリ。

ちゃんと動く。

片目を閉じられるか。

パチ。

閉じられる。

鼻腔を膨らませるか。

プク。

できる。

遠くを見る。

見える。

近くを見る。

見える。





思いどおりに、考えたとおりに動かせるカラダ。
仕組みも手段もちっとも判らないけど、
ちゃんと機能するカラダ。



そんなカラダを作ってくれたハハオヤに感謝シマス。







 ■  2003年 5月10日   青に魅かれる。





異常な興味を感じるのですヨ。空に。
空に対する、

漠然とした、

ボンヤリとした、

柔らかな興味を最近、

感じマス。







一体、なんだっつーのでしょ?


しょっちゅう、空を見上げてマス。







 ■  2003年 5月9日   観客席から。







困った時の画像頼み。







「船長ー!  右! 右!」



そんな感じだと思ってクダサイ。







 ■  2003年 5月8日   渦巻きは白くない。











マズイかなぁー。やっぱり。










さぁー、コレできっと、
えちょせとらも安心ダ。

たヴん。







 ■  2003年 5月7日   セボン。




娘さん'sとシャボン玉を。





撮影が難しー。







全自動シャボン玉製造機とはナニゴトかと。





そこまで自動化したいのか。
そこまで手を省きたいのか。

やはりシャボン玉の醍醐味は、
ストローで息を吹かずに吸っちゃって、
ゲホゲホとむせてる奴がいるよーじゃないと。



なんだか趣がないなぁー。







 ■  2003年 5月6日   Only One.




昨日はBBS等で、Site再開&リニューアルに大して、
まったくもって勿体無いお言葉を多数受け賜り、
まったくもって感謝の極みデス。

「HDDがすっ飛んだ!」

とか、

「データが逝っちゃった!」

とか、
たっぷり泣き言をほざいておいて、結局はちっともそんなコトなかったわけで、

「同情しちゃって損したヨ! まったく!」

とお思いの方が、ウンザリするくらいいらっしゃるコトかと思いますが、
ゴメンナサイ。
ホントにOSが起動しなくなっちゃった時は、
ゲンナリしまくりだったのデス。
シンナリしまくりだったのデス。
何せ小言は出すけど金は出さない、そしてゴミの日にゴミを出さないで有名なかみさんが、
HDD代をポンと出してくれるくらいのショゲっぷりだったわけですから。

とにもかくにも良かったネ。
わし。







何もないって平和だなぁー。







牧歌的って言うんでしょーか。
ウィルスの侵入もない、エラーのダイアログも出ない、
なーんもアクシデントのない、この緩みきった平和的なPCライフ。
まるで緊張の糸がプッツリと切れちゃった野放しの凧のよーデス。
もー、ボーっとしちゃって。
なんだかもー。
もしかしてわし、何かしらのアクシデントを求めてる?
何かしらのエラーを待っちゃってる?
否、
戦争になって気付く、平和の有難み、
病気になって気付く、健康の有難み、
お腹が空いて気付く、食べ物の有難み、
別れて気付く、彼氏彼女の有難み、
うっかり失って気付く、免許の有難み、
高速教習に出発して高速道路に乗ってから気付く、トイレの有難み、
そんな奴と一緒デス。
ナニゴトもなければ、それが一番。
平和や平凡が一番なんですネ。
きっと。
やっとわかったよーな気がシマス。



っつーコトで、
平和な1日の眠りを脅かすべく、 ←わかってない
本日は、『娘さん1号、ボチボチ自転車の補助輪取っちゃおーヨ!作戦』の決行日デス。
ここんとこしばらくの間、娘さん'sを蔑ろにしてきた報いですネ。
たまには相手してあげなくちゃ、ホントにチチオヤ嫌いになっちゃうっつーもんデス。
っつーか、幼稚園の年長さんにもなって補助輪つけてニタニタ走ってるよーじゃ、
運動神経抜群のわしのDNAが泣くっつーもんデス。
よし。
決めた。
やるヨ。
今日のオトーサンは、ちと厳しーゾ。
覚悟してちょーだい。


ちょっとした広場に娘さん1号と2人で出掛ける。
手には補助輪を外すためのスパナを持って。
ちなみに娘さん2号はお昼寝中のため、かみさんと自宅待機デス。

最初は、補助輪を付けたまま特訓開始。
補助輪を取るためには、ある程度の推進力が必要なのは言うまでもnothing。
遅ければ遅いホド、ふらついちゃうのは二輪教習、1段階項目11番で実証済みデス。

っつーことで、既に不安増大。
ちっとも早く走れない。
基本的な脚力が不足してる模様。
やはり最初のコドモっつーコトで大事に大事に育て過ぎたって奴でしょーか。
過保護はいけません。
もー遅いけど。


このまま帰っちゃいたい気持ちは、きっと彼女も一緒だとは思うのですが、
ココまで来ておいて、手ぶらで帰るのもなんだか勿体無い。
取っ払っちゃいましょ。補助輪。

ネジ、硬すぎ。

さ、
がむばってちょーだい。娘さん1号よ!
ひたすらガスガスと漕げばイイ!
転んだら優しく介抱してあげるからネ!
今日で乗れるよーになるとは思わないけど、がむばってちょーだい!







キコキコキコキコキコキコキコキコ・・・







遅い遅い。








足で漕いでオシマイ。





見事なまでの漕ぎっぷり。
しかもペダルじゃなくて地面を。
ちょっとペダルを漕いでみては、着地してしまう。
怖いんだろーけどネ、やっぱり。
バランスが取れないっつーのは。

それにしても、二輪の教習と同じよーなコトを言ってるのがミョーに可笑しいデス。
下見るなーとか、力抜いてーとか。
さすがにニーグリップとは言わなかったけど。



まぁー、いいか。
こんな感じで。
焦らなくてもいいや。
オトナになるまでには乗れるでしょ。


練習している傍を娘さん1号よりも幼い子が、
颯爽と補助無し自転車で駆けていく。
どんな気持ちで彼女はそれを見てるんだろーか。
羨ましーのか、悔しーのか、
それとも大して何も感じてないのか。


比較。


どーしても我が子可愛さに他人と比べてしまう。
あの子ができて、うちの子ができないはずがない。
あの子はもう○○ができる。
そんなコトバと吐きかけて、グッと飲み込む。


でも。


小さい花や大きな花1つとして同じものはないから
1にならなくてもいいのデス。
もともと君は特別なOnly oneなのデス。

売れましたネ。随分と。







 ■  2003年 5月1日〜5日   まさにドキュメント。




さて、と。



とりあえず復活デス。
やっとこ再開デス。
半月近くもの間、当Siteの更新を休ませてもらいました。
何度も遊びに来てくれていた方々、
ホントに申し訳ありませんでした。
理由は以前述べた通り、わしのPCが逝かれちゃったのが原因デス。

PCが逝かれてしまう原因にも2種類ありまして、
ひとつは、自然発生的なもの。
もーひとつは、過失によるもの。
今回の原因は後者、わしの操作ミスによる人為的なもんでした。
PCは機械デス。
いつかは壊れるんですよネ。
そのためには、万が一HDDがぶっ飛んじゃった時に備えて、
バックアップっつーもんが必要になってくるわけなのですが、
今まで撮り貯めていたデジカメの写真だけは、こまめにバックアップしてありました。
が、しかし。
しかし!
他のデータファイルに関しては、いつかやろーと思うだけで、
その莫大な量がまったくもってやる気を削いでいたのデス。
「いつか」「いずれ」と、その日を先送りにしていたのデス。

あぁ。
たいむいずまねー。
でーたいずまねー。
失って初めて気付くのは、フラれた後の彼女の存在だけじゃなかったのですネ。
あぁ。



※ちなみにコレから先、とっても長い文章なので、覚悟しちゃってくださいませ。





【ドキュメント01 〜プロローグ〜


「スキャンディスク」ができない―――


数ヶ月前くらいから、なんたらかんたらっつーメッセージが出てきた時点で変な予感はあったのデス。
まぁ、スキャンディスクができないくらい、まぁーいいやっつー感じだったのですが、
やはり、できるもんができないっつーのは、気持ちが良くない。
持てる知識を振り絞ってみてもたかが知れてるわけで、頼るのは知識の泉、インターネット。
とにかく原因を探らねばっつーことで、いろいろとそれっぽいSiteを眺めていたのデス。
結局、その原因はわからないままだったのですが、
いろいろとその周辺ページを眺めていると、よく出てくるのがデータの損失に関しての記述。
いわゆるHDDのクラッシュって奴デス。
わしのPC環境は100GBのHDDが1台だけ。
しかもパーティションを切っておらず、
CドライブひとつにOSのシステムファイルからデータファイルまで、全てが収められている。
こりゃ良くない。
何かひとつでも壊れちゃったら、丸々全てオシャカじゃん。
考えてみればHDDがぶっ飛んじゃったら、パーティションを分けてあっても同じに違いないのですが、
あちこちに散らばったフォルダを掻き集めなきゃいけないため、とにかくバックアップがしづらい。

「OSやプログラムファイルと、データファイルはわけるべし。」

声高に様々なSiteで謳ってらっしゃる。
いつしかわしの頭の中は、スキャンディスクのコトよりも、
パーティションを分けるコトだけに取り憑かれていたのデス。



【ドキュメント02 〜序章〜

4月の半ば、ついに手に入れるコトができました。
パーティションを切るソフトを。
しかも、データはそのままでOK、HDDをフォーマットしなくて済む奴を。
喜び勇んでわしはそのソフトをインストールしましたヨ。
何も考えずに。
取扱説明書には、「ちゃんとバックアップしてから行ってください。」っつー注意書きがあったにも関わらず、
まったく無視して。

はやる気持ちを抑え、「OK」、「次へ」のダイアログを押し続けるわし。
うむ。
インストール成功。
早速ソフトを起動し、とりあえずCドライブのみだったHDDをCとDの2つに分けるコトに。



あれ?



昔はよく見たんだけど。



最近、とんと見かけなかった、懐かしの、ブルー画面。
以前のPCでWin98を使っていた頃は何度もお目にかかっていたけど。
「落ちない」
と評判のXP、そのXPでブルー画面。
あー、嫌なもん見ちゃったねぇー。
しかもオマケに、キーボードもマウスも反応しやしない。
仕方nothing。
電源スイッチを長押しして強制終了。

・・・・・・・。

何が原因なんでしょ。
ちっともわかりません。
何度やってもダメ。
ソフトを1回アンインストールしてからインストールし直してみてもダメ。
Administrator権限?
関係なし?
っつーか、わし、このPCのAdministratorだし。
試しにセーフモードでやってもダメ。
ちぇ。
無駄足かー。
いいや。
もう。
寝よ。





【ドキュメント03 〜悲劇の始まり〜


4月20日。
その日は公休、しかも2連休の初日だったのですが、
なんかいい天気!
すがすがしー気持ち!
なんか全てがうまくいきそー!
そんななんの根拠もないものの、昨日までうまくいかなかったパーティション切りに挑戦してみたかったのデス。
それが悪夢の始まりだと露知らずに。

ソフト起動。
しかも昨日まで試してみなかったFDDを使って。

・・・・・・・。

おぉ。
いつもはブルー画面になっていた場面を無事通過したヨ!
うまくいきそー!
今度こそ夢のパーティション2つ構成に!
データを移すのはめんどくさいけど、それもまた楽し!
やっと念願が叶う時が来たんだネ。
今日は連休初日、時間はたっぷりとあr・・・


・・・・・・・?


・・・・・・・。


あれ?


また青い奴?


なんだヨなんだヨ。
期待させておいて。
今度こそうまく行くと思ったのに。
ちぇー。


電源ボタンを押す。
今までと同じよーに。
今まで何回もそーしてきたよーに。
その行為が良くないコトくらいは知っている。
知っているけど、それしか手段が残ってないから仕方nothing。
今まで何度もそれをしてきて、何も起きなかったし。
でも、ブルーの画面が真っ暗な漆黒に変わる、まさに電源が切れる瞬間に気付いてしまった。
HDDへのアクセスランプがまだ点滅していたコトを。



背中に悪寒が走る。
嫌な予感満載。
いつもはアクセスランプが完全に消えてるタイミングで強制終了していたのに。
何を焦っていたのだろーか。
ナニゴトもなければいけど。
今までダイジョーブだったよーに再起動してちょーだい!

BIOSが立ち上がる。

うむ。
ダイジョーブ。
よし。

・・・・・・・?

あれ?

・・・・・・・。

あれ?


ボチボチ黒い画面に誇らしげな4色旗が出てもいい頃合でしょ?







黒じゃなくて青が出ましたヨ。





ぎゃーす。



やっちゃったのカナ?
もしかして。
やっちゃった?
やっちゃったんだネ?
やっちゃったヨ。
ついに。
OSが立ち上がらないっつーの。
何度やってもダメ。
BIOSからOSを読みに行く過程でエラー。
セーフモードもダメ。
システムの復元を試みたくても、OSが立ち上がらなくちゃ意味nothing。



うわーどーしましょ。



パニクった頭で、必死に考える。
調べたくてもPCが立ち上がらないコトには調べよーがない。
どーしよ!
どーしよ!
寝起きでやったのがマズかった。
後悔ばかりが頭に浮かび、自責の念に駆られまくり。
あー、時間を巻き戻したい!
あー、クランクで脱輪した時みたいに切り返したい!
まるで真夏の空と同じよーな真っ青な画面を小一時間眺めながら、
なんか手立てはないかと考える。
考える。
考える。
考えまくる。

あ。
なんだ。
かみさんのノートPC、使えばいいだけじゃん。
パニくってる時は、それこそ赤信号でも突っ込んじゃう勢いっつーもんが感じられマス。
まるで頭にかけたメガネを探してるかのよう。

電源を入れる。
BIOSが立ち上がり、OSが立ち上がる。
そしてかみさんのノートPCに築いたわしのアカウントの見慣れたデスクトップが。

ごく当たり前の光景。
この毎日見てきたごく当たり前の光景が、
わしのPCでは見られなくなってしまったっつー事実を突き付けられた思い。
なんだか涙が出てきそー。
失ってから気付くコトって多いのネ。

なーんてセンチメンタルジャーニーは後にして、調べましょ。
調べまくりましょ。
復旧策って奴を。

階下でノソノソと起き出してきたのだろーか、
娘さん'sの叫び声がする。
ゴメン。
我が娘達よ。
今日のオトーサンは、君達の相手はできないんダ。
今日のオトーサンは、普段の仕事っぷりからは想像できないくらい真剣なんダ。
とりあえず朝食だけ一緒に食べて、さっさと部屋に引き篭もる。



いんたーねっとって便利ですネ。
ホントに。
あらゆる知識がそこには溢れている。
それが家に居たまま、タダで手に入る。
調べ始めて、8時間は経過しただろーか、
朝食を摂って以来、何も食べずに調べまくりましたヨ。
そして。
タダで手に入った情報は、もはやHDDの復旧は難しそーだっつー事実。
Netの海に溢れていた情報は、悲しい現実をわしに叩きつけてくれちゃったのデス。


あぁ、ダメか。
しかし。
でも。

頭の中で肯定と否定が交互に繰り返される。
一昨年の年末、届いたこののPC。
そこから地道に築き上げてきた環境。
わしのために。
そう、
わしだけのために使いやすいよーに整えてきた構成。
少しでも便利になるよーに仕入れてきた数々のソフトと、そのセッティング。
そして、少しずつ積み重ね、数10GBにも及ぶおびただしいデータファイルの数々。
それが。
それが!
失われてしまうと言うのかい!?
確かに余計なコトをしたわしが悪い。
確かにバックアップを取ってなかったわしが悪いんだけども!
あぁ。



【ドキュメント04 〜気休め〜

この日は職場の先輩指導員達と食事会が。
断って復旧作業に当たろーと思ったものの、理由を話すととにかく来いっつーコトで、
気分転換に焼肉屋でしこたま食してきたわけデス。
半ばヤケ食い。
それにしてもヒトの不幸ほど、楽しーモノはないみたいデス。
ヘラヘラと笑いながら表面上は平静を装ってたけど、やはり気掛かり。
場の空気を濁していたかもしれませぬ。
この場でちびっとお詫びを。



【ドキュメント05 〜無駄な抵抗〜

日付が変わる前に帰宅。
相変わらずモニターはBIOS画面と青い画面しか映し出してくれませぬ。
うむ。
今日は徹夜デス。
寝ないで調べてみましょ。
日中に嫌になるくらい調べたけれど、
まだまだ方法は残されているカモ。
いや、きっとなんかしらの方法があるに違いない。
っつーか、あってちょうだい。
MicrosoftからHDDのメーカーWeb、FAQ-SiteやそれっぽいSiteのBBSまで、
なんかしらのヒントが、なんかしらの手段が残ってないか調べまくり。
そして可能性を見つけては試し、そして空虚に終わる。
Try and Errorの繰り返し。
失敗を重ねていくうちに、夜が明けてくる。
新聞配達のバイクが騒々しい。
餌をついばむ鳥の声すら苛立ってくる。
もはや手段は新しいHDDを仕入れてきて、そこにOSをインストールし直すしか残ってないよーだった。





【ドキュメント06 〜挑戦〜

モニターの前で幾ばくか寝てしまったよーで、
かみさんの半ば呆れ声で目を覚ます。
早速、かみさんに頭を下げ、HDD購入資金の調達に掛かる。
自分の小遣いの残高がもはやちっとも残っていないのが悲しートコ。
悲壮感漂う旦那の姿に、普段は絶対に許してくれない資金を捻出してくれた。
有難いことデス。
持つべきモノは良き理解者。
ありがとー。
妻。
ボクは君を妻にして良かったヨ!
っつーホド大袈裟じゃないけど、一筋の光明が見えた気がして、
寝不足の疲れも吹き飛んだよーな気がしたヨっつーか、どこにそんな金隠してたんだコラ。



急いで車に飛び乗り、店に向かう。
陳列棚に並ぶHDD。
ホントはバルク製品でいいやと思ったものの、置いちゃーいません。
さすがは量販店。
しかも外付けの製品ばっかだっつーの。
やはり時代はお手軽USBやIEEE接続の外付けに移行しちゃってるんですネ。
っつーか、わしも外付け、持ってるけど。

数少ない内蔵IDE用HDDの中から吟味開始。
5400回転の80GBと、7200回転の60GBがほぼ同じ値段デス。
そして熟考に熟考を重ねて、60GBの方を購入。
それがプライマリのHDDになるわけだから、遅いのはパスって奴デス。
容量がデカくて安いのは魅力的だったけど、
今までの環境より遅くなるのは耐えられませぬ。

UltraATA/100対応7,200rpmドライブ採用。メル子デス。

そそくさと店を出て、家路に。
帰ってきたわしを見るなり、叫びまくる娘さん's。
ゴメン。
我が娘達よ。
今日もオトーサンは、君達の相手はできないんダ。
今日のオトーサンは、初めてのHDD増設でドキドキなんダ。
っつーか、これで失敗したら、目も当てられないんダ。
とりあえず昼食だけ一緒に食べて、さっさと部屋に引き篭もる。


PC本体のガワを外す。
見慣れた内部構成。
そこに横たわる100GBのHDDが静かに眠っている。
もー起きてはくれないのだろーか。
ケーブルをそっと外し、HDDを取り出す。
四角くて薄いHDD。
こいつの中には、わしの青春が閉じ込められているのダ。
今はその青春を取り出すコトはできないけれど、今に見ててネ。
きっと助け出してあげるから。

新しく買ってきたHDDをプライマリに付け替え、ガワを閉じる。
外してあったゴチャゴチャのケーブルの類を装着し、
電源を入れ、BIOSを立ち上げる。
通常のブートメニューからCD-ROMブートに切り替え、いよいよOSのインストール開始。
あー、久しぶりだねぇー。
この画面。
前のPCでは再インストールをしたコトがあったけど、今のPCになってからは初めての再インストール。
はやる気持ちを抑えつつ、ダイアログの指示に従い、メニューをこなしていく。



そして。



約1時間後、まっさらなHDDにまっさらなOSのインストールが完了。
ブートメニューを通常のHDDからのブートに戻して再起動。


あぁ。
蘇ったネ。
生き返ったんだネ。
我がPCよ。
なーんにも入っていない、産まれたて状態の我がPCよ。
Bookmarkも、メールアドレスも、メール自体も、あらゆるデータも入っていない、
純真無垢なXP様よコンニチワ。
またこれからもヨロシクお願いシマス。
再インストールなんてもー、まっぴらごめんデス。


さて、これからが大変だ。
まずは各種ドライバのインストール。
そしてWindows Updateの実行。
早速、SP1を当てなくちゃ。
わー、もろもろ合わせて、120MBもあるじゃーん。
DLも時間をたいそう費やしたけど、それ以上にインストールにやたらめったらと時間がかかる。
そしてそれも終了し、最新型XPに変貌を遂げた我がPC様。
ゴミファイルもなく、ゴミレジストリもなく、
キレイさっぱり、きびきび動き、まるで引き締まったアスリートのようデス。
あとは、メールの設定やらルータの設定やら、回線関係を使えるよーにすべく、
昔の書類を引っ張り出し、それも無事終了。
あー、コレでヒト段落。
回線に繋がったトコで、今まで使っていたフリーソフトをまたDL、そしてインストールし、
以前の環境に近づける。
圧縮解凍ソフト、テキストエディタ、各種ユーティリティソフト、
何を使っていたか思い出しては、DLしまくり、そしてインストールしていく。
勿論、バックアップソフトもちゃんと仕入れるところが、
ちゃんと学習機能が働いてるっつーもんデス。
今度こそ、きちんとアクシデントが発生しても、
フォローできる環境を構築しておかねば。
もう、こんな想いはコリゴリっつーもんデス。
とりあえず、このへんでしばらく様子見っつーコトで。





【ドキュメント07 〜新たな挑戦〜

まっさらな状態に戻っていたPC、
ある意味気持ちがイイには違いないが、やはり使い辛いったらありゃしない。
そんなこんなで、昔の環境に戻そーと試みるのだけど、
コレがまたその設定方法をすっかりと忘れちゃってるもんデス。
ブラウザを起動する。
以前とちょっとだけ違う。
テキストエディタを開く。
以前と配色が違う。
もー、コレだけで気持ち悪い。
薄れた記憶を呼び起こし、以前の状態に戻す。
たったコレだけのコトで、数日間を費やすコトになるとは。



そして。



いよいよセカンダリに落ちぶれた、以前使っていたHDDにアクセスしてみるコトにしましょーか。
巷では黄金週間真っ只中。
そんなはっぴぃな空気が漂う中、まさかこんな羽目になるとは、
数週間前までは予想だにしませんでしたヨ。

今回の増設、
最悪のケースは、まったくアクセスできずに、HDDが使いモノにならないっつー状態。
理想的なケースは、エラーが修復され元の状態に戻って使えるよーな状態に。
そこまでいけばいいのだが、最低でも100GのまっさらなHDDとして復活して欲しいっつーもん。
果たしてどーなるコトやら、まったくもって予想ができない、
まさにドキドキもんの増設作業って奴なのデス。

長い戦いになると予想し、
公休日前の娘さん'sとかみさんが寝静まるのを待って準備に掛かる。
PCのガワを再度外し、ケーブルを接続する。
作業自体は10分も掛からずに終わる。
さて、問題はこれからダ。
いよいよ電源投入デス。
吉と出るか凶と出るか。
そもそもOSは無事立ち上がるのか、それともまたブルー画面が出ちゃうのか。
なんとなく背筋を伸ばして、その時を待つ。


まずBIOSがいつもどおり立ち上がる。

続いて漆黒の背景に目にも鮮やかなXPのロゴが現れ、
OSも、無事立ち上がる。



あ・・・。



しばらくしてブルー画面。


やはりダメか。


真っ暗な気持ちになり、タバコに火をつけ深い溜息と共に紫煙を吐き出す。
しかし。
しかし、その刹那、そのブルー画面が以前のモノと違うコトに気付く。



コレってば、スキャンディスクしてるじゃん!



スキャンディスクが始まっている!
しかもドライブ名がGドライブになっている!



新しいHDDは最初に2つのパーティションに分けておいた。
ドライブレターの設定をミスしたため、CドライブとFドライブになっている。
そしてCD-ROMドライブとDVDドライブがそれぞれDドライブ、Eドライブになっているため、
新たに増設したHDDがGドライブになる予定だったのデス。

そのGドライブのエラーを一生懸命修復している!

もしかして!

もしかして!



スキャンディスクの進行状態を示すパラメーターが刻々と100%に近づいていく。
あー、こんなに緊張するのは、なんだか久しぶりですヨ。
途中で失敗するカモという想いと裏腹に、
スキャンディスクは順調にそのパーセンテージを消化していく。
1%を数十秒かけて。
ゆっくりと。
ゆっくりと。

そして。

そして無事、スキャンディスクが終了。
終わったのデス。
あれほど出来なかったスキャンディスクが。
あれほどアクセスできなかったHDDのスキャンディスクが。



【ドキュメント08 〜エピローグ・そして〜



で。



無事、いつものデスクトップが高らかな音楽とともに現れた。
まるで今までのデキゴトが、まるで幻だったかのよーに。

バックグラウンドでのプログラムが起動している様子がアクセスランプの明滅で見て取れる。
そしてそれが一段落し、いよいよマイコンピュータをWクリックしてみるコトに。
マウスを持つ手がビミョーに震える。
アイコンに持っていくカーソルの動きが定まらない。
はやる気持ちを抑え、カチカチと無機質な音が音のない部屋にわずかに響く。










おー! 生き返ってるしー!



しかも失敗したパーティション切りがちゃんと成功してるしー!







なんと失敗したと思われた、パーティションを2つに分けたのもちゃんと反映され、
「Gドライブ・Hドライブ」として認識されてますヨ。
こりゃーもしかして、データも生きてる?
生きちゃってる?
助かっちゃってるの?
急いでGドライブを最速Wクリック!





カチカチ・・・。







生存!(半泣気味)







生きてましたヨ、データ様が。
生きてたんですネ、ファイル様は。

全てのフォルダを開いてみて、その内容を確かめてみる。
おぉ。
生きてる生きてる!
パーティションを分けよーとした4月20日以前のファイルが、
やっとこ長い眠りから覚めたよーな顔して平然とそこに鎮座してらっしゃる。

あぁ、良かったよぉぉぉぉぉぉ。
ちゃんと残っていたんだぁー。
壊れるコトなくHDDの中で。
ブラウザのお気に入りも、メーラーのアドレス帳も、
このSiteを始めた当初の初期型えちょせとらも、Site開設当日のへなちょこ日記ファイルも、
無理矢理落としたゴノレゴやきのこのこのswfファイルも、
エンコードの練習用に作ってみたGoodLuckのmpgファイルも、
以前開催したチャット大会の時のログも、
常連様からいただいた写真やイラストも、
CDからしこたまエンコードしたMP3ファイルも、
○○で、△△な□□ファイルも、
ぜーんぶ生きてらっしゃった!










これって、



ただ、新しくHDDを増設しただけだったっつーコトなんでしょーか。





これって、



結果、Siteの更新をサボっただけっつーコトになるのでしょーか。










なに? この刹那さ。
なに? この倦怠感。
今までの苦労は?
今までの労力は?





ただし。

ほとんど復活できたものの、
Hotmailに届いていたメールのみが、
なぜだかエキスポートとインポートがウマくいかないのデス。
3月以前に届いていたメールは、概ねダメの模様。
送信してくれていた方々、大変申し訳ありません。
この場でお詫び申し上げマス。










お疲れ様でした。

わし。


お疲れ様でした。

読んでくれた方。



長文はもうコリゴリデス。










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