見込み運転


「たまには出掛けるぞ!」

っつーかみさんの鶴の一声でお出掛け。
チバケン最南端の鴨○シーワールドまで。
いろんな海のドウブツ達が、強制労働、楽しいショーを見せてくれるとこデス。
途中、かみさんの実家経由で、延べ260km。

さすがにグッタリ。

「かみさんに運転させればいいじゃないかぁ!」
ってよく言われますが、嫌なんですネ。
助手席&後部座席に座るっつーのが。
仕事の癖が出ちゃうんですネ。
アラサガシって奴が。

まー、指導員になる前から元々嫌いなんですけどネ。
ヒトの運転する車に乗るっつー行為が。


「もっと車間距離を開けろよぉー! こらぁ!」

「ブレーキの時期が悪過ぎー! おっかねぇーなぁー!」


遠慮がない分、普段の仕事では言えない言葉のオンパレードデス。
かみさんも重々承知なので、自分から運転代わるとは言いだしません。
言っても、代わらないからネ。



で、1日中運転していて感じるのは、やはり男性女性の運転の質の違いって奴。

「どっちが上手い、どっちが下手」

っつーのではなく、あくまでもの問題。
普通に車を運転していると、前や後ろに他の車が当然いるわけデス。
それに加え、脇道から出てこようとする他の車もいるわけデス。
で、女性ドライバーの動きを見ていると、
どーも、『見込み』で走っているヒトが多い気がするんですネ。
全てのヒトがじゃないんですけどネ。


前車が加速したな。じゃー加速!

前車がブレーキ踏んだな。じゃーー減速!


ヒジョーに刹那的な感じ。
言い換えれば、短気とでも言うのでしょーか。


他にも、脇から出ようとしている運転手。
男性ドライバーの多くは、確認をしながら停まるコトを前提に出てくるのですが、
女性ドライバーの多くは、確認しつつも行くコトを前提に出てくるよーな気がするんですネ。
出来れば無駄(だと感じる)ことはしたくないっつー合理主義から来てるのかもしれないけど、
傍から見てると、ちっと怖いっつーのが正直なとこなんですネ。
勿論、全てのヒトに当てはまる訳じゃないですヨ。
何度も言うけど。



『車を運転する』っつー行為は、最終的には、『楽をしたい』っつー考えから来てるもの。
楽をする為には、省略できる事は出来る限り省略したい。
そして出来る限り、自分の思い通りに走りたい。
で、行き着く先は完璧なまでの合理主義。
無駄な操作を極限なまでに省いてしまいたいわしとしては、
見込み運転をするヒトの心理がわからなくもないのですが、
事故を起こす方が、よっぽど不合理な気もするんですけどネ。


合理主義に走るのは、確認や判断ではなく、
無駄なハンドル操作や不必要なペダル操作だけにしたいものデス。




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