2005/5
No.2312 スゴイ奴。
No.2311 衝動。
No.2310 癒し。
No.2309 そんな気分。
No.2308 オトナ。
No.2307 それはない。
No.2306 ホントの敵。
No.2305 ちょ。
No.2304 気掛かり。
 ■  2005年 5月某日   スゴイ奴。




かみさんが突然、枕を買ってくれたんデス。
どこで見つけてきたのか、通信販売で。
その名も、

決明子の枕

ケツメイシですヨ。
けつめいし。
一体どんな枕なんでしょ。
この枕で睡眠を取ると、
君にBUMPではじまりの合図なさくらの涙で、
花鳥風月なHipHop系でReggae系な夢でも見るコトが出来るんでしょーか。
ちなみにわしには、ケツメイシとORANGE RANGEの区別がイマイチ自信nothing。
歳は取りたくないなぁ。



宅配便のおにーさんから受け取ったやたら大きな箱。
また騙されてこんなもん買いやがってと思いながら箱にに収められたガイドブックを取り出す。
随分と厚手のガイドブックですネ。
こりゃーただの枕じゃないんでしょーネ。
きっと。


決明子とは?
 中央アメリカ原産で、現在では東南アジアで広く栽培されているエビスグサの種子を決明子(ケツメイシ)と呼び、薬として用いられている国もあります。煎じ汁を飲んでいると、体調が良くなり思惟活動(漢方での肝)が盛んになり、視力が回復するという意味と解釈されます。また決明子はお通じに良いことが有名で、腸を温めて便通を良くすると言われています。


ほう。 そいつはスゴイ。
それ以上に値段もスゴイことになっているみたいですが、
かみさんが支払うんだから、まーいいや。


で、パラリパラリとガイドブックを眺めていると、
この手のガイドブックに欠点やデメリットを載せているはずはないので、
当たり前と言えば当たり前ですが、
なんだかとっても健康に良さそー。

  • 頭部を適温に保つ
  • 自分に合った高さに調整ができる。
  • マッサージ効果で眠りながら健康促進


  • ほう。
    そりゃいいや。
    「適温に保つ」っつーのがいいよーな気がしますネ。
    頭寒足熱が健康の秘訣なんてコトバ、よく聞くし。
    頭を枕に乗せてみると、なんとも言えないヒンヤリ感が。
    こりゃー寝苦しい夏はいいけど、冬は寒そーデス。


    更にガイドブックを読み進めていくと、
    愛用者の推薦文がずらりと。

    で。
    コレを読んで感動したのですヨ。





    まさか!





    こんなコトまで!







    寝ながらにして松○菜々子になれるなんて。







    そーいえば最近、
    なんかお肌の調子がいいかも!
    目元のくすみも口元の弛みもなんだか解消されてる!
    グッスリ眠れるもんだから、目覚めは最高!
    おかげで知らぬ間に仕草や表情にも自信がみなぎり、
    シゴトもプライベートも絶好調!
    周囲の目もなんだか変わってきたよーな気が!
    以前の枕と比べたら、まさに天国と地獄!
    もはやこの枕以外は枕じゃないですヨ!



    っつーか、1日働いてくると、
    枕の上にアタマを置いた瞬間、
    その感触を感じる間もなく眠りに入ってるわしには、
    ちーっともその効能や有難みが感じられません。
    枕なんてそれこそ座布団でも構わないのに。
    わし。



    ま、健康にはきっといいんでしょーネ。
    そー信じるコトにしておきましょ。
    値段が値段だけに。







     ■  2005年 5月某日   衝動。




    AT限定普通車の模擬教習中、
    一生懸命画面を食い入るよーに見つめる3名の女生徒様の後方で、
    何気なく自分の足下を見ているうちに、
    ふと、とある衝動に駆られたんデス。

    なぜそーいう気分になったのか、
    わしにもちっともわかりません。
    その思いを最初は打ち消そーと思ってたんデス。
    そんなコトしちゃいけないヨ、と。
    一社会人が、否、大のオトナがやっちゃいけないでしょ、と。

    まー、そのうちそんな気分も薄らぐかとタカをくくっていたんデス。
    でも。
    でも、5分過ぎても10分過ぎても薄らぐどころか、
    むしろその欲求がわしのアタマの中でパーセンテージを増し、
    抑えきれなくなってきてしまったんデス。

    ひたすら自問自答。



    ───そんなコト、果たして許されるのか?

    ───そんなコトしているのを生徒様に見つかったらどうする?

    ───そんなコトをしたのが知れ渡ったらどうする?



    自制心が徐々に好奇心に浸食されていく自分に気付いたのは、
    既に行動に着手してしまった時でした。



    後悔先に立たず。
    やらなければ良かった。
    まずそー思いましたヨ。
    マグマのよーに煮えたぎる好奇心が一気に噴き出され満たされた後に残ったのモノは、
    ただただ激しい自責の念のみ。
    不覚デス。
    遺憾デス。
    まったくもって嘆かわしーコトをしてしまった。
    なんでこんなつまらないコトをしてしまったのだろーか。
    なんで・・・。







    つまらない画像。







    なんで靴を左右逆に履いてみたいなんて。






    別に害はないですけどネ。
    ふん。







     ■  2005年 5月某日   癒し。




    なんかいいデス。


    このソフト。





    絵心nothing。





    有名なソフトだとは思いますが、
    コチラから。



    こーいうソフトを作れるヒトって素敵デス。
    プログラミングできる知識に敬服なのですが、
    それ以前に、こーいうソフトを作ろーと思う発想自体が、
    まさに天晴れデス。
    っつーか、わしの絵心の無さ加減も圧巻デス。







     ■  2005年 5月某日   そんな気分。




    ども。王子 echoデス。
    最近カラダが思うように動かないわしは、貴公子よりも気功師の方に興味があるんデス。
    監禁よりも換金が等価交換なのかそれとも2円50銭なのかの方がinterested inなのデス。





    ヒトの嗜好もそーですが、
    5月病も根が深いデス。

    もちっと更新をしなくちゃ。







     ■  2005年 5月某日   オトナ。




    複数教習で実施する当校の特別教習、
    集まった生徒様の面々が、
    間もなく36歳になろーとしているわしより全て年配の男性だった時の車内の雰囲気は、
    まるで過疎化が進む村の青年団が地域の公民館に集う、
    月に1回の会合の様でした。

    整髪料の匂い漂う車内は、とってもアダルティーで、
    それでいて狭い歩道の歩行者やふらつく自転車に無邪気に怖がる様(多少の演技あり)は、
    見ていてホノボノでした。

    それぞれ全く違うジンセイを歩んできたオトナが、
    ふとした縁でこーして集まった偶然を、まるで必然であったよーに意味付けをし、
    謙虚に、それでいて強情なまでに自己主張するその様は、
    やはり高校生や大学生にはまだない、
    年輪みたいなモノを感じずにはいられなかったりするのですが、
    活発な議論もとってもとっても有意義なんですが、
    もっと口を動かす前に、首を動かして確認しろって思いました。



    きっと高齢者講習はもっとスゴイんでしょーネ。
    色々な意味で。







     ■  2005年 5月某日   それはない。




    Sさん(34歳・♂)は、イマドキ珍しいヒジョーに真面目なヒト。
    今までクルマはおろか、女性や賭け事、遊びやスポーツに興味を示さず、
    ただひたすらシゴトに明け暮れ、ふと気付いたらこの歳になっていた、
    そんな感じのよーなヒト。

    どんな操作をするにもひとつひとつ指差し確認しながら確実にこなし、
    絶対に間違えがあっては堪るかっつー意気込みが滲んでマス。
    きっと職場でも己の役目は一毫の間違いもなくこなし、信用されまくっちゃってるんでしょーネ。
    このSさん。
    会話や仕草から垣間見た、
    あくまでも想像に過ぎないのですが。



    本日の教習内容を一通り説明し、
    さ、Sさん、出番デス。
    確実にクルマ回りを確認し、確実に運転席側ドアを開け、
    確実に運転席に座り込み、確実にドアを閉め、確実にドアロックをするSさん。
    うむ。
    見事なまでの確実っぷり。
    その確実さっぷりは、気高さすら感じるっつーもんデス。
    半ば武士道にすら通ずるよーな精神統一の元、
    更に確実にルームミラーを合わせ、確実にドアミラーを合わせ、
    そしてポツリとのたまったのデス。





    「右ドアミラー良し。左ドアミラー良し。
    ハンドミラー良し。





    東京都迷惑防止条例違反で没収されないよーに、
    気をつけて欲しいものデス。







     ■  2005年 5月某日   ホントの敵。




    巷ではゴールデンゴールデンとうるさいご時世、
    「コッチはシゴトだいっ!」と息巻いても、
    小学生と幼稚園児にはそんなオトナの言い分は通じません。
    っつーコトで、利根川を跨いで茨城県へ。

    別名江戸崎農業公園。

    ポティロンの森っつーとこデス。
    なんかカボチャが美味しいそーデス。
    っつーか、「ポティロン」がフランス語で「カボチャ」っつー意味っぽいデス。
    いわゆる公園デス。
    遊戯施設があり、動物も結構いるみたいデス。
    見事なまでの家族向け施設っぽいデス。
    結構イベントをやってるそーデス。
    で、かみさんが5月5日を指定してきたんデス。
    ナニゴトかとサイトで調べてみたら。



    「ふたりはプリ○ュア マックスハートショー!」





    わー、楽しそー。





    雨天決行ですか。
    そーですか。
    あー、残念。



    むやみに広いデス。


    ひーろーいー。
    広い広い。
    なんだか無駄に広いですヨ。
    昨年行った、チバにあるのに東京ドイツ村みたいな感じデス。

    で、午前9時の営業開始と共に入ったのですが、
    なんだかもー、ヒトヒトヒト。
    GWだからそこそこ覚悟はしていたものの、地盤沈下しちゃうヨっつーくらいのヒトの数。


    ヒト!

    ヒト!

    ヒト!


    もしかして、みーんな目当ては一緒?
    もしかして、みーんなマックスハート?
    もしかして、みーんなキュアブラック?
    「とっととおうちにかえりなさいっ!」って言いたいデス。


    しっかりコスプレしてる子もいるから驚くっつーもんですヨ。
    まったくもう。
    ちなみに我が家にも同じモノが。


    ホワイトぉ(泣)




    あまりの混雑っぷりに辟易しているうちに場所取りに失敗し、
    午前の部はやむなくスルー。
    午後の部の場所取りに励みましょ。
    それにしても、
    ココまで苦労して見なきゃいけないのかしら娘さん's。
    パパはもー帰りたいなぁー。



    午前の部終了と同時に場所取りに奔走するかみさん。
    彼女の行動力には脱帽デス。
    わしは呑気に芝生の上で5月の空を眺めているうちに高いびき。
    かみさんにひっぱたかれて目を覚ましたら、
    ボチボチ始まるとのコト。
    さ、会場に行きましょ。
    帰りたいけど。


    ヒト!

    クルマ!

    ヒトぉぉぉ!





    あー、つくづく混雑ってキライ。





    そして時間デス。
    高らかなオープニングの曲に合わせて、悪役が、そして主人公が登場。



    まっくすはー!





    握手会の模様。





    わー、ヒト型着ぐるみだー。





    っつーか、
    ルミナス顔でけー。





    顔がずれてる気がシマス。 中のヒト、暑かっただろーなぁ。



    アニメの実写版に無理があるのは百も承知の助ですが、
    コドモには関係nothing。
    あのテレビの中の強いヒト達が、
    アタシの目の前で動いてる!
    素敵!
    がむばれ!
    ジャアクキングに負けるな!
    ザケンナーに負けんなー!

    そんな着ぐるみの華麗な演技に、
    我が娘さん'sも口をポッカリ開けて大興奮!



    あんぐり。



    あー、パパはもうごちそうさまデス。



    一度はピンチに立たされたものの、
    見事逆転大勝利!
    会場中がやったやったの大騒ぎ!(オトナ除く)
    しかし!
    しかし、その興奮冷めやらぬコドモにオトナ達の悪どい商売の魔の手が!



    厚紙にサイン(400円)×2



    サインは一応の手書き。





    今度、こーいうイベントがある時は、
    パパは頑なに商売の魔の手と闘おーと思いマス。(財布をギュッと握り締めながら)







     ■  2005年 5月某日   ちょ。




    「このレバーって何?」


    「えーっと…。」


    「うん。」


    「んーっと…。」


    「寒い時とかエンジンかかりやすくする奴なんだけど…。」


    「はぁ…。」


    「ほら、よく見るとなんか書いてあるでしょ。」


    「あ、ホントだ。」


    「わかった? コレ。」


    「ちょ、ちょ…。」


    「そう。」





    「ちょけ…?」





    「惜しい。チョーク(choke)だネ。」





    あー、愉快。







     ■  2005年 5月某日   気掛かり。




    すっごい化粧を施したあの娘が卒業した5月の始め。
    化粧も激しかったけど、
    運転も激しかった!



    今頃どーしているんでしょーかネ。
    少し抑えた方がいいと思うんですけどネ。



    どっちかっつーと、
    運転よりも化粧の方が気掛かりデス。



    こんな感じなんだもん。










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