2003/7
No.1975 旅行団その1。
No.1974 スイマセン。
No.1973 遠くへ。
No.1972 はりぃあっぷ。
No.1971 砂漠。
No.1970 動く。
No.1969 同士となるヒト達へ。
No.1968 行動様式。
No.1967 それははずさなくていい。
No.1966 異なる。
No.1965 物欲全開。
No.1964 コレでお茶が濁せるか。
No.1963 いよいよ。
No.1962 謝ってたわけじゃない。
No.1961 公表できないのが悔しい。
No.1960 果たして。
No.1959 コレで両刀。
No.1958 似てる。
No.1957 確認したかを確認。
No.1956 きぃぃぃぃぃ。
No.1955 パキパキ。
No.1954 縞島へ。
No.1953 HANAYAMA.
No.1952 見て。
No.1951 存在。
No.1950 驚いた。
No.1949 倒。
No.1948 員。
No.1947 オトナ! なのに!
No.1946 新語。
No.1945 〜記〜 始動。
 ■  2003年 7月31日   旅行団その1。




夏休み。



そう。
それは思い出作り。
ヤングでトレンディなヒト達は、
ひと夏のアバンチュールに勤しむのもいいわけですが、
家族持ちがそれをしちゃダメ。
まったくもってダメダメ。
必然、「夏の思い出作り」=「コドモの為の思い出作り」となるわけデス。

そんな感じで、かみさんとご近所のオトモダチが夏前から動いていたのですが、
二家族くらいかなぁーなんて思っていたら、
なにやら知らぬ間にご近所四家族での旅行計画となっておりました。
もービックリって奴デス。
一家族でも億劫なのに。
メンバーの中には職場の先輩指導員一家も含まれていたので、まだマシなのですが、
奥様同士は旧知の仲、しかし夫連中は初対面なわけデス。
まったく知らないヒト達と夜を共にするわけデス。
このシャイでウブなわしが。
この人見知りバリバリなわしが。

「わー、行きたくねー。」

まさに渋々っつーか、嫌々っつーか、ノソノソっつーか、そんな感じでスタート。



目的地は、同じ県内で外房側のココ。

本館デス。

温泉ありの、海ありの、プールありの、
まさに思い出作りにもってこいのスペース。
単なる健康ランドみたいな施設のよーな感は否めませんが、
まぁ、安いからいいや。
距離もそんなに遠くないし。



で、四家族が大集合。
オトナ、8名。
コドモ、9名。
総勢17名の大旅行団デス。
コドモの中で最年長は小学校2年生。
つまりほとんどが幼児デス。
アドレナリン全開の、本能だけで生きている連中デス。
早速、集合場所で大暴れしてますヨ。
オカーサン、止めなくていいんですか。
制圧しなくていいんですか。
あー、なんだかもー出発前からグッタリ。

天気はすこぶる曇天。
昨日までの晴天が嘘のよう。
オマケになんだか肌寒いくらい。
いいんでしょーか。
こんな天気で海に向かって。
後悔だけはしたくないもんデス。



クルマ4台で目的地へ出発。
ぜーんぶミニバン。
やはり家族連れはセダンに乗らないのでしょーか。
時代を感じつつ、クルマを走らせていると、
まぁー、はぐれるはぐれる。
割り込んでくる奴がいるわ、信号に引っ掛かったりするわで、
何度か停止を余儀なくされて、それでも数時間後には無事到着。
やはり指導員が2人もいる旅行団、
事故を起こしちゃいけませぬ。



で、目的地にチェックインするまでにいささか時間があったので、
近くの海へと向かったわけデス。
さぁー、焼くぞぉー。
波と戯れちゃうぞぉー。
オトーサン、泳いじゃおっかなぁー。
オカーサンの水着、何色かなぁー。
オカーサン、無駄毛の処理、ダイジョーブかなぁー。
そんな感じで。



ザザーン(SE:波の音)



打ち寄せる白い波。
焼けた砂。
ミズスマシのよーに戯れるサーファーやボーダー達。
そしてすかさず思いっきり豪雨。



あぁ。



さ、チェックインしよーか。
海も見たし。
あらま。
まだ少し時間があるんだねぇー。
どーしよーかなぁー。
なんて駐車場でウダウダしていると、
どーやらチェックインするまでの間、温泉に入れるらしい。
うむ。
疲れを癒させてもらいましょーか。
浜辺で暴れて、足も砂だらけだし。
娘さん1号に一緒に入ろーかと尋ねたら、
思いっきり拒絶され、軽く凹む。
ちぇ。
別にいいや。
ひとりでノンビリと洒落込んでやるサ。
誰も見ちゃいないのに、最近出てきたお腹をビミョーに引っ込めながら、そそくさと浴場へ。

あるある。
いろんな種類の風呂&サウナ。
それにしても、これだけ種類があると全部入ってみたくなりますネ。
まさに貧乏性って奴でしょーか。
ちびっと浸かっては、次の風呂へ。
ちびっと入っては、別の風呂へ。
もー落ち着きないコト、この上nothing。
おかげでのぼせまくって、1回目のバスタイム終了。
わし、「カラスの行水」だっつーコトをすっかり忘れてマシタ。

すっかりイイ気分になったトコロでチェックイン。
宿泊先は本館から少し離れた小洒落たペンション風の建物。

なかなか派手デス。

いささか本館から隔離されているっぽさが感じられますが、
大暴れ軍団にはこの方がいいんでしょーネ。
他のお客と一悶着あっては困るっつーもんデス。

中にはいると、2階建ての建物の中に部屋が幾つかあり、
一家族で一室使うっつー感じに。
部屋は外観の派手さとは裏腹に、まったくもって純和風の普通の部屋。
ほとんど飾りっ気がありませぬ。
別にラブホみたいなムードなんかはいらないからいいんだけど。
2階は本日の利用者nothingでひとまず安心。
つまるトコ、我が旅行団で貸し切り状態って奴デス。


野に放たれた野生の生き物達。



走る。


走る。


廊下を走りまくる生き物。


叫ぶ。


叫ぶ。


廊下を叫びまくる生き物。



あー、隔離施設で良かったねぇー。
本日は無礼講、
いつも家で、そしてクルマの中で抑圧されてきたフラストレーションを、
この廊下で思いっきり出しちゃいなさい。
コドモ達よ―――

と最初は思ったものの、
さすがにコドモが9人もいると、騒々しさコンチクショーレベル。

もういいや。
早く疲れて寝ちゃってクダサイ。





その後は、夕食を大騒ぎしながら摂って、
食べた後も大騒ぎして、
来る途中にしこたま仕入れてきた花火を大騒ぎしながらやって、
道路を歩いているカニや、照明に集まる昆虫を捕まえながら大騒ぎして、
オトナ連中で酒飲んで大騒ぎして、
その間中コドモ達もやっぱり大騒ぎして、
わし、
いつの間にか、気を失う。
奥様方は夜中の3時まで温泉で遊んでたらしーけど。


なんだか1年分の大騒ぎをしたよーデス。
もーゴチソーサマっつー感じ。

げっぷ。







 ■  2003年 7月30日   スイマセン。




【業務連絡】

メールを送ってくれている方々、
とてつもなくレスが遅れてますが、
決して読みっぱなしにはしませんので、
もう少々お待ちくださいませ。
ホントに心苦しい限りですが、
なにぶん時間があるよーでないのデス。
っつーか、時間の使い方が悪いんでしょーネ。
ホントに申し訳ないデス。





お詫びに1曲歌いマス。





聞いてクダサイ。

作詞・北原白秋、作曲・山田耕筰、



「待ちぼうけ」







ほんっとーにゴメンナサイ。







 ■  2003年 7月29日   遠くへ。




夜間教習に空きが出たため、早々に仕事を終え、
まだ明るい時間帯に帰宅。

明るい内に帰宅するってイイもんデス。
とっても。
5時定時の職場の皆様はきっと、
毎日こんな気持ちを味わってるんでしょーネこんちくしょー
でも、毎日がこんな感じだと有難みっつーのも薄れてくるんでしょーネ。
きっと。
お金に余裕がある時にはお金の有難みが、
健康な時には健康の有難みが、
自由がある時には自由の有難みが、
そんな「ある」時には「ない」コトの辛さがきっと麻痺しちゃってるんでしょー。
是非とも、職がなくなった時に感じるある時の有難みって奴を感じたくないもんデス。



っつーコトで、帰宅デス。
我が家へ。

で。

誰もいやしません。
遊び呆けてるよーデス。
合い鍵で家にログインし、ついでにPCもログインし、
お決まりのメールチェック。

うむ。
たっぷりと届いてマス。
バルクメール。
常時接続だからいいものの、
普通のダイヤルアップだったらコイツのせいで無駄な通信料を支払うコトになるわけで。
なんとかならないもんなんでしょーか。
ポストに直接届くDMよりはまだマシなんだろーけど。

で、ネットの海を放浪しよーかと。
そりゃーもう、遠洋漁業のよーに彷徨ってやろーかと。
これでもかっつーくらいに。

が、しかし。
ブラブラと彷徨っているうちになにやら突然の睡魔が。
そりゃーもう、あまりにも唐突に。
スーッと白んでいく意識。
スーッと抜けていくカラダのチカラ。

あぁ。
遠くなっていく。
遠く・・・







朝まで寝ちまうとは思わなんだ。







12時間も寝たのはいつ以来だろーか。
かみさん、途中で起こしてくれたっていいのに。

それにしても、
ちゃんと隣の部屋のベッドで寝てたのは不思議デス。







 ■  2003年 7月28日   はりぃあっぷ。




梅雨明けが未だ訪れないチバ県地方、
それでも日中に陽が差せば、やはり7月後半だけあって、
クルマの中は相当な暑さになるわけデス。
で、困るのが1段階の初期段階。
慣れてきた生徒様はエンジンを始動するまでの手順をパッパとこなし、
すぐに冷気が室内に充満するからいいのですが、
まだ手順を覚えきってない生徒様は、
やはり考えながら1個1個順に思い出しながらやるもんだから、
そりゃーもう暑いったらありゃしない。
勿論、それを口に出したりはしないデス。
必死に手順を追ってる生徒様も暑いはずだから。
ましてや、「そんな手順どーでもいーから早くエンジン掛けてネ」なんて言えませぬ。
一を許せば十を許さなくちゃいけなくなる。
ここはジッと我慢せねば。

助手席でジーッと動かずに待つ。
ただひたすら待ち続ける。
動いたらやられる。
そんな様相。
っつーか、動いたら暑いだけ。
それでも腕に滲んでこよーとする汗の礫。
室温はきっと40度を、いや50度を超えてるに違いない。
この状態が長く続くと、ややもすると命に関わるかもしれぬ。
早く手順をキチンとこなし、エンジンを始動してもらわねば。



「えーっとぉー、まずは座席の調節をしてぇー、」


「・・・・・。(うん。)


「でぇー、ミラーの調節をしてぇー、」


「・・・・・。(うん。そうそう。)


「あれぇー、ミラーの合わせ方がいまいちわからないなぁー。」


「・・・・・。(自分の顔を動かしてどーする。)


「そしたらエンジンキーを右に回してぇー、」


「!!!(まーだーだーろー!)


「あ、違った。シートベルトだった。」


「・・・・・。(ボチボチ急いで欲しいなぁー。)


「あれぇー、シートベルトがねじれちゃったぁー。」


「!!!(なんでそんなに手こずってるんだっつーの。)


「えーっとぉー、それからぁー、ニュートラルの確認をしてぇー、」


「・・・・・。(ハイ、どんどん進めてちょーだいネ。)


「それからぁー、ハンドブレーキの確認をしてぇー、」


「・・・・・。(よし! エンジン始動しちゃってちょーだい!)





「あれぇー、座席がなんか合ってないなぁー。直そ。」







「・・・・・。(早くしやがれこんちくしょー!)







運転変わる時、窓全開にしておけば良かったし。
後悔先に立たずって奴でしょーネ。







 ■  2003年 7月27日   砂漠。




残業デス。
とっても残業デス。
他の指導員達は3時間も前にとっくに帰宅してマス。


指導員室にはわしひとり。
そりゃーもう、猛々しくなるくらいのひとりっぷりデス。
狭い室内でひとりならまだしも、
普段は数十人が同居している部屋でのひとり。
まるで誰もいない体育館で、ボールをダムダムとひとりでドリブルしているくらいのひとりっぷり。
荒涼と広がる鳥取砂丘でみんなに置いてきぼりを喰ったくらいのひとりっぷり。

ひーろーいーこぉーやにぃーぽつーんとぉーいるよーでぇー
なみだがぁーしらずにぃーあふれーてーくるのさぁー

なんとなく口ずさんでみる。
ちびっと寂しくなる。
そう。
ココは東京砂漠。
否、
教習所砂漠。
乾きを潤すオアシスを求め、
わしはひとり、
黙々と生徒募集のチラシを作る。



誰もいない指導員室で。
蛍光灯の明かりが、やけに黄色く感じる指導員室で。
そう。
ココは教習所砂漠。

「手当は付かないけどさぁー、お願いするよぉー!」

そんな幹部の台詞が頭の中で混成三部合唱のよーに木霊する。





劇的びふぉーあふたー観たかったのに。







 ■  2003年 7月26日   動く。




とあるソフトを我がPCに導入してみました。

でもって、ぶんなぐりで早速、
試しに作ってみました。


時間がないクセに。





コチラ





正しく見るコトが出来ない方は、右のリンクからFlash Playerをインストールしてクダサイ。







さぁー、コレで「えちょせとら」も、
ダイナミック且つインタラクティブな新次元WebSiteへ。 ←よくわかってない







 ■  2003年 7月25日   同士となるヒト達へ。




自動車学校の職員になるコトを夢見て、
いつの間にか集ったヒト達。
その夢を理想と現実の狭間を彷徨うコトで、
夢のまま終わらせてしまうヒトが大半を占める中、
周囲の雑音に煩わされつつも、
自分の体力的、そして知識的限界に挑み、
様々な苦労をモノともせず、
初志貫徹、その想いを成就させたヒト達がいるという事実。



Welcome! 教習所業界へ!



さぁ、もうキミはわし達の仲間!

各々、志しこそ違えど目的は一緒!

胸を張って初心安全運転者の育成に励もーじゃないデスカ!







幻滅しちゃダメだヨ。







とりあえず。
なんだか最近、BBSやメールで嬉しい便りが届いているわけデス。
この業界に携わり、そしてこんなSiteを運営していると、
やはり「指導員になりたい」っつー話が少なからず聞こえてくるわけデス。
そーいうヒト達の年代は、だいたい20代前半から後半にかけて。
なかには10代のヒトも混じっていたりもするのですが、
わしはそーいうヒト達に、「教習指導員」っつー職業を積極的には勧めないコトにしてるのデス。
勿論、自分で生業としてるわけだから、まったくもって否定論者っつーわけでもないので、
頑なに反対するわけでもないけども。

星の数ほどある職業を選ぶ時、その選択基準っつーもんが少なからずあるわけで、
収入や労働条件、勤務地や会社の規模、
何よりも自分の適正に見合ったモノであるのかどーか。
そして自分が好きなコトなのかどーか。
他にもステータスやネームヴァリューなんつーのもあるかもしれませんが、
とりあえず適正に見合ってない職業や、興味の範疇から外れた職業に就くコトほど不幸なモノはないわけデス。
ただ、困ったコトに、その職業の実情っつーモノは、表からはなかなか見えてこないんですよネ。
今じゃネット等で様々な情報が簡単に手に入れられる幸せな時代になり、
もしかしたらそーいう情報を得るために、このSiteに足を運んだヒト達もいるのかもしれないわけデス。



果たして自動車学校の教習指導員っつー職業は、
端からどーいう風に見られているのでしょーネ。

助手席に乗って、偉そーな御託を並べているだけの仕事。
座席に1日中座ってるだけの楽な仕事。
若いオンナノコやオトコノコと会話ができる仕事。
好きなクルマにいつも関わっていられる仕事・・・et cetera



わしも入社や指導員審査の時に、今となっちゃあまり覚えてませんが、
それでもまぁー、なんとも格好のイイ理由をぶちあげた覚えがありマス。
建前と本音の使い分けって奴ですネ。

 「クルマが好きだから。」

 「事故を減らしたいから。」

 「大切なヒトをクルマで傷つけたくないから。」

そんな理由も少なからず間違えじゃないと自負はしてますが、
それでももっとココロの奥には、ヒトにはなかなか言い難い、
あまり感心できない黒い思いっつーモノがあったのは事実デス。
建前だけの立派で健全な好青年じゃーなかったっつーコトですネ。
勿論、ホントーにそーいう想いを抱いて指導員になったヒトが、
事実、間違いなくいるんでしょーけど。



で、この業界に携わって10年っつー月日が流れ、
そしてまたわしと同じよーに指導員を目指すヒト達が現れてくる。
果たしてそーいうヒト達に、どんな言葉を掛けるコトができるのか。



「理想と現実は間違いなく違うと思うヨ。」



「でも、面白い仕事だって感じるかもしれないヨ。」



こんな感じでしょーか。
「どっちなんだ!」って言われても困るんですけどネ。


こーいうコトを書くと、
がっかりするヒト、いるかもしれませんよネ。
「それでも!」って想いを強くしてるヒトもいるかもしれませぬ。

これから先、学生時代を過ごしてきた年月よりも遙かに長い時間を、
社会人として通常は最低でも数十年間過ごしていかなきゃならないのが普通デス。
そんな重大なコトを大抵のヒトは高校時代や大学、専門学校時代の数年間、
下手すると数ヶ月間で決めなきゃいけないのが実情なわけデス。
それを。
そんな大事なコトを。
一種の憧れや体験だけで決めちゃいけないはず。
「楽しかった」だけじゃ、やっていけないはず。
でも、それが立派な動機のひとつにだって成り得る可能性だってあるわけデス。



自動車学校の教習指導員。

医者と違って直接カラダに手を入れる仕事じゃないので、
命に関わる職業っつーわけではないのですが、
目には見えない知識や経験、モラルを手を加えるコトなく脳ミソに植え付けるのが仕事デス。
そしてそれの破綻が生死に関わる事故へと繋がってしまう、ある意味とってもおっかない職業なわけデス。

「みんな、指導員になろうヨ!」

わしはこれから先も勧めたりはしないと思いマス。
でも。
でも、なりたいっつーヒトに対しては、最大級の応援をしよーと思ってマス。
そして、その想いを成就したヒト達へ。



オメデトー! 一緒にがむばりましょ。



ただこのヒトコトを贈りたいと思いマス。

とりあえず。

お疲れ様でした。







 ■  2003年 7月24日   行動様式。




本日普通二輪担当。
しかし予備の二輪担当ため、終日普通車担当。
二輪のインストラクタースーツでのクルマ教習は楽チンでいいや。

AT限定、Gさん(28歳・♀)の路上教習。
2段階も後半に差し掛かり、いよいよ自主経路設定での走行となるわけデス。

少し前にこんな本が流行りましたよネ。

「地図の読めない女、話を聞かない男」 アラン・ピーズ+バーバラ・ピーズ著 藤井留美訳
発行 主婦の友社
定価 本体1600円

しこたま売れた、いわゆるベストセラーって奴デス。
ちなみにわしは読んでないデス。
本はココロの栄養素。
読書はしなくちゃいけませぬ。

で、この本の内容、男と女の違いを、脳の働きの違いで解いたらしーのですが、
この本が売れて以来、自主経路設定での走行中に道を間違えてしまった時の言い訳が、
「アタシ、オンナなんだから仕方ないでしょ」ばかりになってきたのは、
とんでもなく迷惑だったりするわけデス。
考えたり覚えたりする努力をちっともしないで「わかりません」じゃー、
わしもアナタの話を聞かないオトコになっちゃうヨ。



で、問題はこのGさん、
やはりご多分に漏れず、イマイチ地図と車窓に広がる実際の景色がしっくりこない模様。

「地図、全然わかりません。」

そーおっしゃる。
しかもさも当たり前みたいに素っ気なく。
うむ。
ダメですか。
じゃー、仕方nothingですネ。
それじゃー自主経路走行、免除しましょ。
っつーわけにはいかないでしょ。
とりあえず放置プレイ、様子を見るコトに。





ところで。
話はガラッと変わりますが、
最近、娘さん2号がある特徴的な行動を取るよーに。
「がおぉぉぉー。」
なんて言いながらふざけて追い駆けっこをすると、
キャーキャー言いながら喜んで逃げていく。
何度も繰り返しているうちに、そのうち怖さが薄れてくると効果を上げるために、
更に怖がらせてみるわけデス。
それがエスカレートしていくと娘さん2号、ホントに恐怖を感じたらしく、
表情がガラッと一変。
で、どんな行動を取るか様子を見ていると、
泣いて逃げ出すんじゃなく、驚かす前にミョーな笑顔で擦り寄ってくるのデス。
一定の距離を置いておくと、驚かされる。
それじゃー、距離を縮めましょ。
そんな感じで。
驚かされる前になついちゃえ。
そーすれば怖くないや。
そんな感じで。

ほー。
こんなちびっこい幼児でも、こーいう手段を選ぶのかぁ。
そんな風に感心したわけですヨ。
コレってもしかしたら、ニンゲンが、否、女性が持つ特有の行動様式なんでしょーか。





で、話は戻り、Gさん。
ある段階からミョーになついてくるんデス。
さっきまでは、コチラの指示にも「ふーん」っつー感じで素っ気なかったのに。

「センセー、わかんなーい♪」

なんて猫撫で声を出して。
可愛らしく小首を傾けながら。
そーいうのはジョシコーセー時代で終わりにしてちょーだい





「そっかー♪ わかんないよねぇー♪ しょーがないよねぇー♪ 地元じゃないもんねぇー♪ でも教えないヨ。





どーやらこの指導員は道を教えちゃくれないやと察知したのか、
さっきまで子猫のよーに可愛らしかったGさん、急に虎のよーな表情に豹変して、
車内の空気が冷たいモノになりつつ1時限終了。


2歳児も28歳も行動様式は一緒なんでしょーか。







 ■  2003年 7月23日   それははずさなくていい。






当校武闘派指導員S氏が家族で浦安のねずみらんどにいったらしい。


で、何かのアトラクションで延々と続く行列にいそいそと並んで待っていたらしい。


で、ボチボチ入場かっつーところで、係員のおねーさんがS氏の前にいるヒトにとある注意を促したらしい。


「頭につけているモノをはずしてくださーい。」


どーやらS氏の前にいた女性がカチューシャタイプのねずみ耳をつけていたらしい。


すると、S氏の後ろでパチンパチンと何かをはずす音がしたらしい。


S氏の後ろのオトーサンが頭に手をやってしずしずと何かをはずしていたらしい。







その後の係員の行動と、何かをはずしたヒトにリアクションが、
ヒジョーに興味深いですネ。



世の中変わったヒトがいるもんデス。







 ■  2003年 7月22日   異なる。




梅雨、明けないですネ。
まったくもって。
どーやら関東地方の梅雨明けは7月の終わり、来週あたりになるよーで。

日中の最高気温が30度を超えない7月。
夜中に掛け布団が欲しくなる7月。
異常な犯罪がなんだか多い今日この頃、
ヘンな天気は、ヘンな犯罪をも誘発しちゃうんでしょーか。





で。

教習所にも変わった生徒がやってくるわけデス。



詳しくは書けませんが。



ゴメンナサイ。 ←なら書くな







 ■  2003年 7月21日   物欲全開。




突然、わしの実母がのたまう。
彼女曰く、



「プリンターが欲しいねぇー。」





奇遇ですねぇ。





わしが以前使っていたオサガリPC(Win98・Celeron400MHz・HDD6.4GB)で、
一応の向上心があるのか、一生懸命インターネットやらなんやらで現代社会に馴染もーとする我がハハオヤ、
どうやら職場で使う資料を家で印刷したい模様。
ちなみにその資料は、手書きの汚い文章をわしがWordで起こしたモノ。
あいにく以前使っていたプリンターの調子が悪く、家で印刷出来なかったために、
職場で同僚に印刷してもらっていたらしいのだが、
それもしょっちゅうだと頼みづらいとのコトで、購入したいと言い始めたのデス。



よし。
スポンサーが決まったよーデス。
あとは機種選択ですネ。
任せてヨ、ハハオヤ。
ちょーどわしも欲しいと思ってたんだヨらっきー。



さー、機種は何にしましょーかっつーコトで、いろいろ調べていくうちに、
今回はプリンターだけじゃなく、コピー機能も付いた奴が欲しくなってきましたヨ。
しかもPCを介さずにその本体だけでコピーできる奴。
っつーコトで、最近流行りのA4インクジェット複合機にしよーかと。
プリンター単一機能の機種より少し割高になるけど、
どーせお金は実母持ちだし。 ←悪


調べていくと、
もー、これって至極便利!
そしてスペースユーティリティにも優れてるし!
おまけにコストパフォーマンスにも優れまくりだし!
プリンター、スキャナー、そしてコピー。
もー、コレ1台でなんでもOK!
コレさえあれば、近所のコンビニまでわざわざ出掛けて10円玉入れてコピーしなくてダイジョーブだヨ!
でもってコピーするために原稿台に置いた原本を忘れて帰宅してしまい、
その原本を次のお客に見られちゃってミョーに恥ずかしー思いをするコトもないんだヨ!
よし!
これでいこー!

しかし。
困ったコトに、どこで仕入れてきたのか我がスポンサー様、
「プリンターなんぞ1万円台で買える」っつー知識を盾に財布の紐を固く締め始めたからさー大変。
コレだから耳年増は嫌いデス。
っつーか、耳だけじゃなく実年齢も年増だからしかたないか。
でも。
でもネ、
もう既にわしの物欲に火は着いちゃったのですヨ。
もはやその火は業火のよーに高く高く舞い上がり、
消すコトができないほど、メラメラと燃え上がっちゃってるのですヨ。
うむ。
やるか。
営業活動。
いかに複合機が便利か、いかに複合機のコストパフォーマンスが高いか、
複合機の単一機能機種に対するアドバンテージを切々とプレゼンテーション。
熱のこもった説得工作に次第に緩み始める財布の紐。

〜白熱の数十分が経過〜

よし!
緩んだネ。
緩みまくっちゃいましたネ。
購入資金確保に成功。
これで安心して店に出向くコトができそーデス。

それにしてもいい歳のおっさんが、年老いたハハオヤから金をせびる姿は、
みっともなくて、決して他のヒトには見せられませぬ。
いや、違う。
コレは違うんダ。
コレはわしのために買うんじゃなんダ。
ハハオヤが欲しいと言ったから、代わりにわしが購入するだけなんダ。
強引にコトの正当性を自分自身に必死にアピールし、且つ強引に納得させ、
ミョーに弾む足取りなのが気になりつつも、仕事帰りに近所のPC関連も置いてある電化製品屋へ。
日曜だけあって、遅い時間にも関わらずどこか癖のある客がたくさんいるもんデス。
二輪のインストラクタースーツを着たまま来店しちゃったわしの目立つコト目立つコト。
もちっとまともな格好で来れば良かったと思ってももはやアフターフェスティバル、
まるで人目を避けるよーに一直線でプリンター関連商品の並ぶブースへ。

前日までに、ある程度は頭の中で購入候補は絞っておいたのですが、
いざ、陳列棚に並ぶ商品を見ると、優柔不断がヌクッと頭をもたげるっつーもんデス。
ちなみに候補はこんな感じ。


こんな感じでしょーか。
ちなみにCANONは「キヤノン」であって「キャノン」じゃなかったんですネ。
とっても無知でした。
で、問題は「何を基準に選ぶか」っつーコト。
当たり前の話ですが。

カタログスペックを眺めてみると、どれも性能はわしの主観では似たり寄ったりの模様。
勿論、細かく見ていけば、画質がどうこうとかビミョーな違いは当然あるのでしょーが、
そんなハイスペックは求めないし、第一使いこなせやしない。
で、問題のそのビミョーな違い。

・スキャナ部がCCDセンサか、CISセンサなのか。
・普通紙でキレイがイイのか、それとも光沢紙でキレイがイイのか。
・4色インクか6色インクか。
・カードダイレクトプリントが必要か否か。
・CD-Rダイレクト印刷が必要か否か。
・プリントスピードがどの程度か。
・四辺縁なし印刷が必要か否か。
安いかどーか。

っつーコトで。
熾烈な葛藤と言う名の闘いがインストラクタースーツ姿のオトコの脳ミソの中で孤独に展開され、
怪しいくらいに店内をうろうろしながら、概ね2つに絞り込まれていく。

CC-600PX(実売価格36500円) V.S. PIXUS MP700(実売価格44000円)

600PXの方は普通紙がキレイ、でも光沢紙が使えない。
そしてカードダイレクトもCD-Rダイレクト印刷もなし。
しかし安い。
で、MP700の方は光沢紙も使え、カードダイレクトもCD-Rダイレクト印刷も可能。
しかし高い。
600PXの方はスキャナ部がCCDセンサのため、やや厚手の本のスキャンニングも可能。
MP700の方はスキャナ部がCISセンサのため、薄手のモノしかスキャンニングできない。



悩む。
ひたすら悩む。
自分のモノを買うわけじゃないのに。
迷う。
ひたすら迷う。
まるで自分のモノを買うかのよーに。



うむ。
このままじゃ埒があかない。
それ以前にインストラクタースーツで店内をうろうろしてたら目についてしょーがない。
これ以上、好奇の視線に耐えられるホド、図太くないのデス。
わしってば。パチンコ屋はヘーキなんだけど。
明日も仕事だし、早く家路につかねば。
TELしてみよー。
スポンサー様の意向を聞いてみよー。


「高いのと安いの、どっちがイイ?」

「どーせなら高い奴。」


おぉ。
豪気な。
いつからそんなに太っ腹になったんだいマイまざー。
じゃー、買っちゃうヨ。
高い奴。
PIXUS MP700。
もうひとつ上位機種のMP730っつーのもあったけど、
FAXやADFはいらないからコレにしよっと。



「すいません。コレ、ください。現金で。



4万ちょいのモンを買うのに、胸張って「現金で」と言うトコが、
もはや貧乏人の証デス。
言ってしまってから顔から火が出るホド後悔しましたが、言っちゃったもんは仕方nothing。
さぁ、胸張って威風堂々財布の中から現金を出し・・・「スイマセン売り切れです。」







売り切れならそー書いとけこんちくしょー。







よっぽど余所の店に行こうかとも思いましたが、
既に店で葛藤を続けて早1時間。
もう余所の店に行く気力も体力もありませぬ。
しかも時刻は閉店までさほど残されてない模様。
あれだけ迷ったわしのココロの持っていき場所は?
あれだけ苦悩したわしを嘲笑うっつーの?
もはや選択肢を失ったわしは、
CC-600PXのバ○デカい箱を持って帰路につくのでした。

なんで梱包の箱はとてつもなくデカいんでしょ。



使用レポ。

早速、試しにデジカメ写真を1枚印刷。
4年前に買ったプリンター(同じEPSON製。でも安物。)と比べて、
なんて静かなんでしょ。
当然、ある程度の騒音は発生するものの、以前の町工場のよーな音はほとんどnothing。
パソコンデスクが地震かと思うくらい揺れるコトもないし。
技術の進歩はかくも速いモンかと感心した次第デス。
接続も簡単(USB)、設定も簡単(ソフトのインストールのみ)、
操作も説明書を見なくても、直感的に理解できる容易さ。
画質自体は普通紙っつーコトもあり、多少の粒々感はあるものの、
概ね許容範囲内っつー感じ。
そもそもデジカメ写真をしょっちゅう印刷するわけでもないし。

ただ不思議なのは、
買ってきたばかりの複合機がわしのPCに接続されているっつー事実。







 ■  2003年 7月20日   コレでお茶が濁せるか。







朝、早起きができないヒトのために作りました。





使ってクダサイ。







時間ばかり掛かって困る。







なんの免除もないらしい。







 ■  2003年 7月19日   いよいよ。




いよいよ本日から学生様は夏休みに突入した模様ですネ。
梅雨が明けきらないうちから夏休みっつーのもヘンな話ですが、
決められたルールを覆すには、それなりのパワーが必要。
そのパワーは今のニホンには残されてないみたいデス。
暦の中ではちゃんと夏が来たっつーコトでまぁいいか。


学生生活にピリオドを打ち、今年から社会人になったヒト達にとって、
今年の夏は、きっと長く感じるコトでしょーネ。
通常だと40日、長いトコでは2ヶ月近くも連続した休みっつーのが当たり前だった学生生活、
それが社会に出た途端、普通ではありえなくなるわけデス。
あるとしたら、それはイコール失業っつーコトで。


ありがたいコトにわし、定職っつーもんに就き、
無事、10年の歳月が経とーとしておりマス。
ただ、夏休みっつー習慣のない業種だったのが辛いデス。
ましてや当校、夏休み以前に盆休みすらnothing。
お墓参りに行くとしたら、自分の貴重な有休を使わなくちゃいけないんですネ。
しかもこの時期は、この教習所業界は春先に次ぐ繁忙期。
だもんで、取るとヒジョーにイヤな顔をされるこの時期の有休。

さ、今年の夏は何回イヤな顔をされるコトやら。




学生様が夏休みに入ったものの、教習所がすぐに繁忙期に突入するわけじゃないのが、
不思議なトコロ。
まだまだ予約に空きが多数あり、そんな時間は相変わらずピコピコとモニターを睨んで、
仕事関連の業務をPC使って勤しんでイマス。
どっちかっつーと、教習よりも他業務の数の方が多いみたいデス。
今月の給料、ダイジョーブなんでしょーか。


来月の頭くらいからでしょーか。
当校の繁忙期。
果たして他の教習所ではどんなもんなんでしょーネ。

「入校が多くて多くて、もー入校制限かけちゃったヨ!」

っつートコあったら、履歴書を送らせてもらいマス。素晴らしいですネ。





とにもかくにも、

いよいよ夏本番。


無駄毛の処理しまくって
紫外線対策しまくってGo!ダ。







 ■  2003年 7月18日   謝ってたわけじゃない。






前衆院議員(43歳・♀)、辞職から1年4か月後に逮捕!





強気なヒトですネ。





そんなニュースが突然、飛び込んできたわけですが、
とっても賢い頭をフルに使って、我々小市民の大して稼いでいないのにも関わらずむしり取っていった血税を、
一生懸命使ってくれちゃったらしーので、
警視庁、ガムバレ。





このヒト、議会で、

「総理! ソーリ! ソーーリーー!!!」

と叫んでたのを思い出されるのですが、
新聞やニュース番組の内容を見る限り、決して、



「Sorry! Sorry!」



って言ってたわけじゃないみたいデス。
っつーか、言ってたら逮捕なんかされないんでしょーネ。



きっとどの業界もドロドロなんだろーなぁ。







 ■  2003年 7月17日   公表できないのが悔しい。




内輪受けのネタだったら、
いっぱい転がってるんだけどなぁ。



教習所Siteとして、指導員だけでなく一般のヒトも見ているであろうこのSiteで、
そんなジレンマに苦悶の表情を浮かべてる今日この頃、
通常だったら今頃は「暑い暑い」と騒いでいる時期なのですが、
梅雨前線と太平洋高気圧のパワーバランスがイマイチ感じ悪いために、
もーいいだろーとしまい込んだ掛け布団を、肌寒い就寝時間に慌てて押入から出してみたりするその無駄っぷりに、
言いしれぬ所在の無さを痛感しつつ、でも暑かったら暑かったでブーブー言うに違いないので、
結局はニンゲンってワガママなんだなぁーと思いマス。





教習指導員や検定員が運営しているSiteじゃなく、
いわゆる一般のSiteにおける教習所の評判をBBSやらなんやらで見てみると、
まだまだ指導員の評判っつーもんは、相変わらず悪いよーですネ。
あちらこちらで身に詰まされる話がゴロゴロしてるみたいデス。


普段の生活で「お金を払う」っつー行為は、
モノを手に入れたり、楽しんだり、美味しかったり、便利だったりと、
自分に何かを「得る」ために必要な、「正当な代償を払う」っつー行為なわけデス。
それじゃー、教習所ではどーなのか。
安全な運転に必要な技量や知識を得る場所、それが教習所。
それを提供するのが指導員。
しかし提供するモノは、目に見えないモノで、
しかもそれを手に入れるためには、なんかしらの拘束力が伴うコトを意味するわけデス。
ニンゲンの感情には喜怒哀楽っつーもんがあり、
通常はお金を支払うコトによって、「喜」や「楽」を得るのですが、
教習所はちびっと様子が違う。
場合によっては苦痛や我慢を強いられるのかもしれない。
もしかしたら教習所で得るモノっつーは、
自分のジンセイが幕を下ろそーとしてる時に、
「あー、無事故無違反でやってこれたんだなぁー。」
って感じるコトなのかもしれない。
もしかしたらそれすら感じずに終わるのかもしれない。
まさしく、空気。
まさしく、水。
あって当たり前。
クルマを運転するにあたって、当たり前でありたい無事故無違反っつー事実。

そんなモノに20万円以上もの大金を払うなんて!
目に見えないモノに莫大な金額を支払うなんて!

そー思いたくなるのも事実。
わしもわかりマス。
20万円以上もの大金が形のないモノに化けていくコトの不可思議。

それくらいの大金があれば何が出来る?
それくらいの大金があれば何が得られる?
そんな大金がこのこんちくしょーな指導員の給料になるなんて!
そんな大金があの憎ったらしー指導員に渡ってしまうなんて!

わしも免許を取得した頃はそー思ったもんデス。
だもんで、現役で免許を取りに行ってるヒト、つい最近免許を取得したヒト、
そーいうまさに現役なヒト達の愚痴も全てわかるよーな気がシマス。



で、結論。





今、その価値を考えない方がいいかと…。





我慢しろとは言いませぬ。
ただ、20万円以上もの大金が無駄になるか、有益なモノになるかは、
あくまでも本人次第っつーことデス。

たくさんの金額を注ぎ込むコトが、
キチンとした動機付けになればいいっつーコトなのデス。





でも、きっととんでもない指導員っつーのもいるんでしょーネ。
そーいう輩に関しては、BBSで愚痴ってるんじゃなくて行動に移した方がいいと思うんですよネ。
勿論、義務をちゃんと果たした上での権利は、キチンと行使した方がいいわけデス。
泣き寝入りする必要は、まったくもってないわけデス。

でもネ、そーいう指導員は、
今の厳しいこの業界で、近いうち淘汰されていくだろーから心配nothing。







わしが淘汰されませんよーに。







 ■  2003年 7月16日   果たして。




仮免学科試験に、

受験回数、3桁に届く寸前でやっとこ合格。



当然、修了検定の有効期限が切れちゃうわけデス。
当然、教習期限自体も切れちゃうわけデス。

きっと仮免所持で再入校っつー形になるんでしょーネ。





こーいうヒトにクルマの運転を許可しちゃってもいいんでしょーか。


一生懸命努力しているのはわかる。
「絶対免許を取るんダ!」っつー意志もヒシヒシと伝わってくる。
でも。
でもネ、なんか根本的に違くないですか。
技量が足りないっつーのとはわけが違うわけで、
「教習指導員」としてではなく、「一個人」として許したくない気がするなぁ。



名ばかりの「国民皆免許」に疑問符を投げ掛けてみる。







 ■  2003年 7月15日   コレで両刀。




さぁー切ろう。
伸びに伸びた髪の毛を。


そんなわけで、3ヶ月ぶりに美容室へ。
向かうは前回発掘した美容室。(参照:私事日記'03年4月4日)
予約のTELを入れ、時間はたっぷりとあったにも関わらず、
意気揚々遅刻して到着。
とっても「イヤな客」って奴ですネ。
自分で時間指定したくせに。
社会人として、とっても問題がある行為なわけですが、
店内を見回してみても、訝しげな顔したくなるくらい空いてたからまぁいいや。


本日の担当は男性の美容師さん。
わし、基本的に指名はしません。
っつーか、1回しか行ったコトのない店で指名もへったくりもありません。
そもそも指名をするっつー行為は、もっと違う種類の店だけでいいと思いマス。
でもその際は、追加料金を徴収されちゃう可能性が高いので気をつけた方がいいと思いマス。


で、この美容師さん、
たぶんわしの1つか2つ年下だと思われますが、
ヒジョーに話し掛けてくる。
うむ。
イイ。
いいデス。
そのサーヴィス精神。
その企業努力。
でも。
でもネ、
そのサーヴィス精神自体はとってもいいコトには違いないんだろーけど、
わしって比較的、人見知りが激しいほう。
いわゆる恥ずかしがり屋さん?
そんなとってもシャイでウブで小心者なわしなので、
できれば静かに時が流れるのを、鏡に映った自分を眺めながら見守っていたいんデス。
ハラリハラリと舞い落ちていく、今まで生活を共にしてきた髪の毛達の散り際を見守っていたいんデス。
ココロの中ではそー思いつつ、それを口に出すわけではないので、彼は喋り続けるわけデス。
ひたすら喋り続けるわけデス。
饒舌っつーわけではないが、サーヴィス精神から生まれる必死な営業トーク。
しかしカットの時間は数分で終わるわけじゃないわけデス。
だもんで、さすがの彼でも数十分もの間、コミュニケーションのキャッチボールを続かせるわけにはいかなく、
ひとしきり会話が続いた後に、ポツンとした会話の空白が生まれるわけデス。
アレはいかんともし難いわけデス。
まったくもって、バツの悪いコトこの上nothingって奴なわけデス。
わしもなんとなく目を瞑って寝たフリをしてみたりするわけデス。


カット終了。
鏡の中には見事なとっちゃん坊や。
30代半ばのとっちゃん坊や。
まるで終戦直後のモノのない時代に半袖短パンで鼻を啜りながら手には枝を持って振り回してるよーな、
そんな見事なまでのとっちゃん坊やっぷり。


言いませぬ。
文句は。

「こんな感じですが、いかがですか?」

カットが終わった時にそー問いかけてきた彼に、
会心の笑顔で、

「結構デス。」

と、のたまったわしが悪いのデス。
っつーか、そーいうシチュエーションで、「No」が言えるんでしょーか。
「No」と言えるニホンジンがいるんでしょーか。
謙譲を美徳とし、詫び寂びの精神を高尚とするニホンジンに。
そして愛読書は「葉隠」であるこのわしに。





なんだか無闇に悔しかったので、自分自身を慰めるために、
「一太郎13&花子13スペシャルパック」を購入して帰宅。




ちっと高くないですか。



コレでわしもMS-IMEとATOKの両刀遣い。
うひひ。



それにしてもコレ、
標準価格と特別バージョンアップ価格やキャンパスキット価格の差が、
大きく感じるのはわしだけなんでしょーか。
ちなみに教習所職員は、対象には入らないんでしょーネ。
ちぇ。







 ■  2003年 7月14日   似てる。




本日担当した二輪の生徒様、
とってもいかつい。
身長は180cmを楽に超え、ガッシリタイプの色黒、
そしてバイクに乗るには違和感感じまくりのダボダボの服を召してらっしゃる。
そんな彼に向かって、教習終了後に話し掛けてみた。



「それにしても、随分とデカいねぇー。身長180はあるでしょ?」


「そーっすね。それくらいっす。」


「なんだかケミ○トリーに似てるねぇー。(ちびっとイヤミっぽく)」


素敵な声デス。







「よく言われるんですよぉー♪」 (嬉しそうに)







そーきたか。





っつーか、「ケミ○トリーに似てる」ってなんかヘン。
グループ名じゃなくて、「ケミ○トリーの○○に似てる」にしとけわし。


確かに彼を意識したよーな格好。
髪型、服装、そして振る舞い。
歌が上手いとか、ファルセットが上手に出せるとか、
そーいうもんは教習中には、ちっともわからないのですが、
キミの場合はボーダーを越えて単なるチ○ピラにしか見えないヨ。



初めて会ったヒトや、お互いを知り得てない相手との会話を円滑にするために、
しばしこの「芸能人の○○に似ている」というコトバが使われるわけですが、
ただ、その「似ているネ」というコトバには、
お世辞的なニュアンスも多分に含まれているわけデス。
それでもそー言われると、判ってはいても誰しもちびっとは嬉しい。
お世辞とわかっていても、良い印象を持たれたのかと思うと、とっても嬉しい。
そしてその後、「そんなコトないですよぉ」っつー謙譲のコトバを返すのがマナー。
その後の展開も円滑に進み、お互い意気投合、打ち解けあえるコト間違いnothingなのですが、
それを勝ち誇った顔して自慢されると、ミョーに悔しいと感じるのは、
わしだけなんでしょーか。



ちなみにわしは、
若かりし頃、素敵な女性にお酌してもらえる店で、
東南アジア国籍の女性に、芸能人の○○ではなく、
同郷のニンゲンと間違われたコトが。



ミョーに動揺する、若かりし頃のわし。
「そのなコトないですよぉ」って言っておいた方が良かったのでしょーか。







 ■  2003年 7月13日   確認したかを確認。




「今、ちゃんと目視で確認しましたか?」


「ハイ。ちゃんとしました。」


「ホントに? ホントにちゃんと見ました?」


「えー、ホントかなぁー。見てたかなぁー。」


「み、見てましたよ。」


「別にね、怒ってるわけじゃないんだよ。正直に言ってごらん。」


「み、み、見ましたってば。」


「そーかなぁー。見てないよーに見えたんだけどなぁー。」


「・・・・・・・。」


「見たんだね?」







「嘘ついてました。」







取り調べ?







別に怒りはしないから、嘘はつかないネ。

コッチは仕事、見てないよーでちゃんと見てるっつーもんダ。







 ■  2003年 7月12日   きぃぃぃぃぃ。




ふと、わしのプロフィールを見ると、
あらま、Site開設以来1005日経過だそーで。
7月7日七夕の日に、どーやら「えちょせとら」はSite開設1000日を迎えていたよーデス。



1000日。


24000時間。


1440000分。


86400000秒。 ←しつこい



あと1000日後になんかしろと言われたら、ひどく先の話のよーな気がしますが、
いざ経ってみると1000日はあっという間だったよーな気がシマス。
果たして1000日後にわしは、いったい何をしてるんでしょーか。



今と変わらず日記を書いていたら、なんかイヤ。



1000日っつー途方もない時間を与えられておいて、
変化しない自分がイヤ。
変化のない生活がイヤ。
他にするコトないのが、イヤ過ぎ。


たぶん歳だけ食って、
大して変わってないっぽい自分がとっても簡単に予測できちゃってイヤ。





閑話休題。


仕事帰り、いわゆるデパートと呼ばれる店に買物に行ったんデス。
様々な種類の店が軒を連ねる総合ショッピングセンターって奴ですネ。
で、そーいうデパート中には決まって1店舗くらい、
すごーく万引きが多そーっつー店がありますよネ。
勿論、分別ある年齢に達しちまいやがったわしとしては、万引きなんつー窃盗行為をするわけなく、
そんなつまらん罪で全てを棒に振るほどすっとこどっこいじゃーないわけデス。
ましてや、いくらボーナスが数年前のレヴェルに逆戻りして、
かみさんに「なに?これ。」と真顔で言われてしまうくらいの我が家の経済状態であってもダメ。
窃盗行為はダメ!
万引きも充分に犯罪!
「魔がさした」とか、「ちょっとだけ」とか、「スリルを」とか言っちゃダメ!
とーにーかーくーダメ!
「えちょせとらは万引き撲滅運動に協賛しています」とか言いたい!
声を大にしていいたい!
ダメ! 絶対! ダメ!

コレは薬物乱用撲滅のマスコット。




で、そーいう店に行くと、なぜか他のニンゲンの挙動って奴に興味を惹かれるわけデス。
ただひたすら店内を物色しているのか、
それとも商品をササッと懐に入れちゃうチャンスを待っている奴なんじゃないかと。
そりゃーもう買物なんかそっちのけで、見事なまでのオブザーバーになっちゃうわけなのデス。
それこそ私服警備員のよーに観察眼を光らせちゃったりするわけですヨ。

「あ、コイツ、怪しそー。」

とか思いながら。
頼まれてもいないのに。

怪しいのが小物なんかをどっさり売ってる店。
レジが割と店の奥にあり、陳列された商品が所狭しと並んでいて、
店員も少なく、オマケに客も多いときたもんダ。
監視カメラはちゃんと設置されてる?
店内に死角を作らないよーにミラーかなんか設置してある?
ホラ、このヒト怪しーヨ!
ホラ、店員、ボーっとしてないでちゃんとチェックしてろっつーの!
なんか意味もなく紙袋ぶら下げてるって! このヒト!
オイ! 気付け! 気付けっつーの!
アレ? アレアレ? コイツ、なんか盗ったっぽくない?
怪しすぎない?
いいの? 店員!
いいのか? 店員!
きぃぃぃぃぃぃ!
もー、見てられねー!
って、わしが一番怪しい。





仕事用のボールペン(赤黒2色)とシャーペンが一体化した便利な一品、
ゼブラのジェル・シャーボ(380円)を1本購入して帰りマシタ。

オシマイ。







 ■  2003年 7月11日   パキパキ。




最近のオトコノコは、概ね髪になんかしら手を入れているヒトが多いよーですが、
I君(23歳・♂)も、そんなオトコノコの1人。
茶色と言うよりは金色に近い色で染め上げた短めの髪を、
ハードスプレーかムースか、はたまたジェルかワックスかは判らないものの、
とにかく刺さりそーなくらいに尖らせて、イイオトコっぷりをさりげなくアピール。
顔も割とマトモ、性格もハキハキとしていて好印象、そして運転もそこそこ普通にこなす、
まったくもって安心して見てらいられるやんぐめん。



しかし。



しかし、悲しいかな、





座高がとっても高い。





教習車は比較的、室内高の低い4ドアセダン。







尖った髪がカサカサと天井を掻き回してウルサイうるさい。







目視確認する度に固まった髪がパキパキ折れていくよーで、
気が気じゃなくてもー。







 ■  2003年 7月10日   縞島へ。




昨日の間違った公休の使い方を挽回すべく、
娘さん1号が幼稚園から帰宅後、
某東京湾沿複合型ショッピングセンターへ。

目的は買物ではなく、コレ。

ボカシの意味nothing。


それ関連のSiteを見ると、

「しましまタウン」は、1才から6才までの就学前のお子様の遊び場で、
ご家族やおともだち同士のグループで楽しめるコミュニケーションパークです。
園内には、“しまじろう”と一緒に歌ったり踊ったりできるステージショーや、
体をおもいきり動かせる広い「しましまジャングル(ボールプール)」、
お買い物ごっこができる「しましま商店街」など、楽しい遊びがいっぱい。
(TOKYO BAY L○L○portテナント案内抜粋)

だそーデス。





わー、楽しげー。 (冷めた目で)





まぁーコレもオヤの務め。
普段キミ達を蔑ろにしているチチオヤも、
その気になればどこへでも連れて行ってやれるんだっつートコを、
威厳・風格に満ち満ちた存在感って奴と一緒に、威風堂々と見せつけてやろーじゃありませんか!
そりゃーもう、たーんと見せつけまくってやろーじゃありませんか!


嘘デス。
LiarManデス。
わし。
ホントは拒絶するわしを、かみさんが半ば強引に拉致っただけデス。



さ、半ば不貞腐れ気味で家を出発。
天気はわしの気持ちを代弁するかのよーに、曇天&小雨混じり。
しかし、後部座席のチャイルドシートに括り付けられている娘さん'sは臨界点寸前。
なんであの虎キャラがいいのでしょーか。
同じ虎キャラなら、某関西マジックナンバー点灯チームキャラクターの乱暴っぷりの方が魅力的デス。
でも、じきにハシャギ過ぎて静かになったからいいや。


巨大複合型ショッピングセンターに着くと、
娘さん'sよりもかみさんの方が、目を輝かせる。
幸か不幸か、今日はボーナス支給日。
早速、銀行のATMを探してるかみさんの行動力には脱帽っつーもんデス。
ついでにわしの臨時小遣いもせしめちゃいましょ。


腹ごしらえをしてセンター内を探索。
問題のテナントはすぐに見つかりました。
見つかりましたけど、やはり行きたくありません。
わし、この手のスペースが、とってもとっても苦手なのデス。
何度も言うよーですが。

「わし、外で待ってていい?」

可愛く言ったつもりですが、かみさんに物凄い顔で睨まれたので、渋々入場。
ちょっとタイプのオネーサンが受付にいたから良し。



うむ。
整っている。
整ってるネ。
整い過ぎていると言っても過言じゃないですネ。
店員さん達の躾教育。
男性女性問わずほとんどが、20代前半の若いヒト達と思われますが、
みーんな教育テレビのオニーサンオネーサンのよーな動き。
喋り。
そして振る舞い。
見事デス。
見事過ぎて怖いくらいデス。
きっとストレス溜まるだろーなぁーなんて思いながら、
バシャバシャと写真撮影。


結構空いてたカモ。

虎だ虎。怖いぞう。

娘さん2号の目が虚ろなのが気になりマス。


ほどなくして、イベントが始まる。
あの、やはりN○K教育テレビの公開放送なんかでやってるアレと同じ風情のイベントが。


「みんなぁー、げんきぃー?」

『げんきぃぃぃぃぃー!!!』

「今日はねぇー、なんとみんなの大好きなオトモダチが来てくれましたぁー!」

『わーーー!』





やっぱり退場したい。





ゴメン。
娘さん達ヨ。
キミ達のオトーサンは、こーいうの、苦手で苦手で仕方nothingなのだヨ。
素敵なオネーサンの呼びかけに素直に応えるのが恥ずかしいのだヨ。
オネーサンと着グルミ達と一緒に踊るのが照れちゃうんだヨ。
オネーサンと着グルミ達と一緒に歌うのが赤面しちゃうんだヨ。
別にオヤは踊ったり歌ったりしなくてもいいんだけどサ。



ヒジョーにエキサイティングでダンサンブルなエンターテイメントは、
モノの見事なまでに観客と一体化し、まったくもって白熱化の様相を呈し、
概ね着グルミの中のヒトの体力的な理由で、惜しまれながらも数十分後に無事終了。

跳ねるチビッコ達。
踊るチビッコ達。
叫ぶチビッコ達。
なぜか怖がって泣き出すチビッコ達。
まるで修羅場と化したテナントの中で、
やはり輝いていたのは、司会進行のオネーサン。

まるで声優のような声が素敵。

でもホントに輝いていたヒトは。
まるで戦場に咲く一輪の花のよーなヒト、それは、
司会のオネーサンの影で、誰に見られるわけでもないのに、
一生懸命手拍子をして場を盛り上げよーとする、
まるでアシスタントディレクターのよーなステージ袖にいたオネーサン。

ガムバレオネーサン。きっといつかは報われる。








ホントにロクな写真、撮ってないなぁー。







あ、それからオネーサン方へ。

ボールプールで靴下無くしたのは、
うちの娘さん1号なので関係者様、取って置いてネ。

キ○ィちゃんの奴デス。







 ■  2003年 7月9日   HANAYAMA.




連休中だったんですけどネ、
どこから仕入れてきたのか、
かみさんが、とある金属の物体を差し出したんデス。

メタリックな輝きと、ズシリと手のひらの上に感じる重量感。
見た目から来るイメージとは全く懸け離れた、
その質感の高さに、言い知れぬ充足感を感じる。
と同時に、その物体自体がわしに無言で語りかけてくる命題に、
認めたくないが、沸々と沸き起こる闘争心。

そう。
それは闘いなのダ。
コレ自体が闘いのために生まれてきたモノなのダ。
生まれながらにして宿命付けられたこの物体の宣戦布告なのダ。



じゃん。



かなり重いのデス。コレ。





ようは知恵の輪デス。





あー。



わし、嫌いなんだよねぇー。
コレ。
なんつーの?
あの解けない時の忌々しさっつーの?
腹立たしさって奴?
無機質な物体に片側だけ口角持ち上げられて鼻で笑われてるっつー感じ?



説明書には、
「解けないヒトには一生掛かっても解けないでしょう。」
なんて小憎らしーコトが書かれてるし。
ついでに知恵の輪の歴史や、それにまつわるストーリーも、
なんだか偉そーに御託を並べてらっしゃるし。
あぁ、コンチクショー。



で、戦闘開始なわけデス。



カチャカチャ・・・。



カチャカチャ・・・。



カチャカチャ・・・。



えーっと、昼飯にでもしよーか。



ゴチソーサマ。
それじゃ。



カチャカチャ・・・。



カチャカチャ・・・。



カチャカチャ・・・。



あ。もーこんな時間?
まぁーいいや。



カチャカチャ・・・。



カチャカチャ・・・。



カチャカチャ・・・。



なんだヨ。もー夕飯なの?
早過ぎじゃない?
あー、ホントだ。もーこんな時間か。



ゴチソーサマ。



さて、と。



カチャカチャ・・・。



カチャカチャ・・・。



カチャカチャ・・・。



カチャカチャ、カチャ!





おぉ。





解けたんですヨ(泣) ←泣くな





生まれて初めて、力を使わないで解くコトに成功!





満足。
ヒジョーに満足。
もう、とっても満足満足満足!


「満足」っつーコトバは、きっと知恵の輪が解けた時に使うために、
神様が用意してくださったコトバなんだねぇー。
「満足」っつー実感を得るためだけに、
きっと今日という日が用意されたんだろーねぇー。

今日という日が。

貴重な公休を丸々1日ぶっ潰しちゃった1日が。






あのー、
もしかして公休の使い方、
わし、間違ってるでしょーか。







 ■  2003年 7月8日   見て。






ペットショップにて。



第何次かはわかりませぬが、
昨今のペットブームで、ペットショップは大盛況。
様々な組み合わせで訪れるヒト達の中で、
恋人同士っつー組み合わせもあるわけデス。
で、そのオトコ連れの女性達は、陳列されている小動物を見て、
決まってこー言うわけデス。



「きゃー♪ くぁわいいぃぃぃぃぃ♪」



ホラ、見て!
コラ。
違う!
違うわよ!
この犬じゃなくてア・タ・シ!
アタシを見るのよ!
この小動物を見て可愛いと感じるアタシのほとばしる感受性を見て!
小さくて弱くて儚いこの命を見て愛しいと感じる、
アタシの溢れてやまない美しき母性をしかと見るのよ!



確かに可愛いには違いないですけどネ、
そのあまりにも大きなリアクションを見ると、
そーいうニュアンスを感じずにはいられないのは、わしがヒネクレ者なのでしょーか。



※応用編
 小さな赤ちゃんを見た時のリアクションも同等らしい。







 ■  2003年 7月7日   存在。






「さーさーはーらー、ハーラハラー♪」


小学生の時、跳び箱や鉄棒をやるたびに、
運動音痴な笹原さんは、そーいう歌を歌われてしまい、
泣きながらのチャレンジングを強いられていたコトを、
この時期になると、ふと思い出しマス。

笹の葉さらさら、7月7日は七夕デス。





牽牛と織女、年に1度の再会の日。
七夕。

牽牛は、わし座のアルタイル。
織女は、こと座のベガ。
太陽の直径は約139万2000km、
その2倍の大きさのアルタイルと、3倍以上のベガ、
光の速さで14.4年分の距離を隔てた2つの星の、
年に1度の超巨大デートを邪魔しよーとする地球(概ねニホン)の雨雲。



あぁ、ニンゲンってちっぽけな存在だなぁー。







 ■  2003年 7月6日   驚いた。




ベッドで娘さん1号を寝かしつける。
横になった彼女の横でわしもゴロンと。

ふと横に寝っ転がっているチチオヤの上着の第1ボタンと第2ボタンが外れているのを、
彼女は気付いてしまった。

もー気が気じゃない!
あー、もー我慢できない!

そんな様相の娘さん1号。
ワタシがボタンを掛けてあげるワと素敵なレディーの様にのたまう。
単にわし、暑くて外してただけなのだが、
身を乗り出してわしの首元に手を伸ばす娘さん1号の邪魔をするほど野暮じゃない。
黙って見ているコトに。



「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・!」



第1ボタンを掛けるコトに成功したらしい。
とってもご満悦な様子。
調子に乗って2つ目に取り掛かり始める。



「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・?」



第2ボタンは、どーも上手く掛けられないらしい。



「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・○▲※Φ□ξ!」





一瞬の雄叫びの後、
ヒトの顔を突然、引っ叩いて即フテ寝。





自分の思い通りにならないと、癇癪を起こすところが、
かみさんソックリな娘さん1号デス。

DNAって不思議ですネ。



でも、だからといってヒトの顔を叩かないで欲しいものデス。







 ■  2003年 7月5日   倒。




普通二輪の生徒の入校状況、絶好調!

当校の二輪教習車、経年劣化で絶不調!




相変わらず、普通二輪教習担当デス。
梅雨時期としては貴重な晴れ模様デス。
イコール、とんでもない湿度なわけデス。

熱い。
暑い。
厚い。

熱苦しい。
暑苦しい。
厚苦しい。

どれも当てはまるよーな気がシマス。
ましてや、Tシャツ1丁でノコノコと二輪の教習に来ちゃったもんだから、
肌の露出禁止の二輪教習、当校備え付けのレインウェア装着命令を出された生徒は、
澄み渡る青空と反比例して、分厚いレインウェアの中身は不快指数は基準値超過100%デス。
自業自得だけどネ。



現在、当校二輪教習のレコードホルダーのSさん(♂)、
ただ今一本橋の練習中デス。
今年に入ってすぐに入校して以来、
連日教習所に通ったかと思ったら、今度は1ヵ月後とか、
かなり変則的な通い方をしている。
で、問題の時限数は、既に30時限を突破し、
原簿の規定枠では足りずに張り紙をしている状態。
ちなみにSさん、
年齢は還暦を迎えてらっしゃる。



なぜ?

そんな疑問符がどーしても沸き起こるわけデス。
普通に考えれば、免許の返納をボチボチ考え始めるヒトが出てくるかもしれない年齢。
ましてや二輪。
クルマじゃないんデス。
ひっくり返っちゃう乗り物なんデス。
カラダを酷使し、環境の影響をモロに受ける乗り物なわけデス。

原チャリじゃダメなのか。
それ以前にクルマじゃダメなのか。

なんでも家族には内緒で通っているらしい。
そこまでして二輪免許を取得したい理由はなんなんだろーか。



わしも含めて他の指導員も誰もその理由を聞かずにいるけれど、
Sさんは今日も一本橋のスタート地点に立つ。
果たしてココに立つのは、何百回目になるのだろーか。
コキコキと軽く肩の力を抜き、1回大きく深呼吸をする。
ほんの少しの間。
右手でスロットルを数回レーシングし、
おごそかにクラッチを繋ぐ。

繋ぐ。

繋ぐ。

・・・・・・・。

繋がらない。

カラダだけが先走って前屈みになる。

繋ぐ。

繋ぐ。

繋ぎすぎてエンスト。

転倒。



うむ。
気を取り直して、再チャレンジ。
コキコキと軽く肩の力を抜き、1回大きく深呼吸をする。
ほんの少しの間。
右手でスロットルを数回レーシングし、
おごそかにクラッチを繋ぐ。

繋ぐ。

繋ぐ。

・・・・・・・。

繋がらない。

カラダだけが先走って前屈みになる。

繋ぐ。

繋ぐ。

繋ぎすぎて暴走し、橋を乗らずに平均台の横を一直線。

そして転倒。



うむ。
ご愁傷様デス。

家族に連絡を入れた方がいいのでしょーか。







 ■  2003年 7月4日   員。




ども。echoデス。
ぷちリニュったTOP、いかがでしょーか。

「また画像使いやがってコンチクショー! 重いったらありゃしない!」

っつー罵声が聞こえてきそーですが、スイマセン。
当Siteは、誤魔化し画像で誤魔化さないと誤魔化せない誤魔化しオトコの誤魔化しSiteなのデス。
一応、サイズを軽くはしよーとしてるので、なんとか誤魔化されてクダサイ。



本日、公休だったのですが、
ボンヤリしている時にふと頭に浮かんでいるのは、今日の日記に何を書こうかっつーコト。
7月から2つの日記を統合して1つにした分、負担が減少しているのですが、
今までの癖で、頭の中ではグルリとネタを2つ考えよーとしているんですネ。
もはや習慣化してるんデス。
可笑しなもんですネ。
ロクでもないネタのくせして。





閑話休題。

「会社員」ってコトバ、
よく使いますよネ。
職業欄とかで。
アレって書いていて、なんかミョーにヘンな感覚を覚える時がありませんか。



銀行員
劇団員
調査員
審査員
工作員
販売員
警備員
指導員
検定員



会社員





ホラ。
なんか違和感。





会社の員。


「員」とは?


員【いん】:ある組織に属して、それぞれの仕事を分担する人


会社に属して、それぞれの仕事を分担する人。

うむ。
間違いじゃないんだけど、なんか。
なんか、ミョーな感覚って奴が。



企業員。

職場員。

勤務員。

サラリーマン。





サラリーマンもヘン?





給料生活者。

月給取り。





給料生活者で悪かったなコンチクショー!





どーせ資産で悠々自適な生活なんかしてないやいっ!
どーせシコシコと時間とカラダを酷使して生きてる労働者だっつーの!





・・・・・・・。





なに、夜中にひとり憤ってるんでしょーか。
やはりグリーンジャンボ宝くじの買い忘れが原因なんでしょーか。
それとも競馬で2億円近くをゲッツしたにも関わらず、
それをみすみす寄付しちゃう「男気」を「呆気」と読み違えちゃったからでしょーか。


ふん。
会社員でいいや。
別に。







 ■  2003年 7月3日   オトナ! なのに!




O君(19歳・♂)の路上教習担当。
既にある程度のカリキュラムを消化し、2段階後半、自主経路走行の時限デス。
で、彼、
なかなかのイイオトコっぷり。
浅黒く日焼けし、端正な顔立ちで、
きっと同世代のオンナノコには、良い印象に違いないデス。
誘われたりしたら、ホイホイとついていっちゃいそーデス。
ス○フリのメンバーと言っても、わしは信じちゃうと思いマス。


で、自主経路走行は初めての彼には、
動き出す前に、自主経路走行の趣旨、注意点、その他モロモロを説明をしなくちゃいけない。
道を間違えないよーにするコトが目的じゃないんだヨ、と。
幾ら行程が合っていても、selfishな運転になっちゃいけないんだヨ、と。

彼の運転は、以前何度か乗ったコトがあったので、大体は把握できている。
操作も確認も判断も、ナニゴトもソツなくこなし、
まぁー、ボチボチ独り立ちしてもダイジョーブかっつー感じ。
自主経路でポイントになってくる地図の方も、割と男性はダイジョーブなケースが多いし、
増してや、教習所近辺に住所を持つ地元住民でもあるので、きっとダイジョーブでしょ。

とりあえず聞いときましょ。


「地図、ダイジョーブだよネ?」


「ふあ?」



「ふあ」とはナニゴトだ。



「だ、ダイジョーブだよネ?」


「んー、たぶん・・・。」



いきなりコレかい。
モノスゴク不安になってきたゾ。
更に突っ込んでみましょ。



「じゃー、この地図で東西南北の北ってどっち?」


「んー・・・。」



考え込んじゃってるし。
方位の矢印がない地図の場合、上が北だっつーのは常識じゃなくなってるんでしょーか。



「じゃー、この『縮尺 1/25000』ってどーいう意味?」


「んー・・・いち、ぼー、にまんごせん・・・。」



ちびっとヤバいカモ。
いろんな意味で。
久しぶりのヒットとぼけっぷりデス。



「えー、実際のサイズを2万5千分の1にしてるっつー意味ネ。」


「はぁー。」


「じゃー、地図上の1cmは実際はどれくらいの距離になるんでしょーネ?」


「んー・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」



まるで「ジンセイの意味とは?」みたいなとんでもない命題を叩きつけられたかのよーな顔して悩んでマス。
わし、そんなにしんどい質問をしちゃったのでしょーか。
そんなコトないはずデス。
小学校の社会の時間に習ったハズ。



「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「あ!」



わかったみたいデス。
随分と時間が掛かったけど、まぁーいいや。
さぁ、どれくらい?



「100km!」






1つ目の交差点が100km先っつー地域は、いったいニホンのどこに?






仮に縮尺の意味をわかってなかったとしても、せいぜい100mとか言ってくれれば可愛いもん。
果たして何も考えてないか、
それとも正真正銘のなちゅらりすとなのか。


「身体はオトナ! 心はらりるれろ!」


と、名探偵もボヤいちゃうっつーもんデス。

目的地はひとつ!







 ■  2003年 7月2日   新語。






たとぅる【t.A.T.uる】 (動詞)

約束を半ば確信的に破り、それでいて開き直ること。
または自分に都合の良いように振舞うこと。

(同義語)ばっくれる。トンズラする。
(使用例)「ちょっと聞いてー! またアイツ、デートの約束タトゥったのよぉー! きぃぃぃぃ!」








タトゥってますか。







この世知辛い世の中、
そー感じるヒトも多いんじゃないでしょーか。
そんなヒトにとっては、ヒジョーに共感しやすいコトバ、

「タトゥる。」

どーやら今年の流行語大賞には、概ねこのコトバで決定ですネ。
っつーか、帰国した時点ですっかるお茶の間からこのヒト達の話題が表に出てこなくなり、
流れの早いニホンでは既に過去のヒトっつーコトで、
もー古ネタですネ。
ネタがないからと言って安易に出さなきゃ良かった良かったと後悔してマス。





あー、穴があったらタトゥりたい。







 ■  2003年 7月1日   〜記〜 始動。





M&Aに関するお知らせ


  平成15年6月29日開催の当Site取締役会において、当Site内日記コンテンツは、
 平成15年7月1日を期して100%出資コンテンツである「私事日記」を下記のとおり、
 吸収合併することを決定いたしましたのでお知らせいたします。




 1.合併の目的

  当Siteグループ全体の経営の効率化を図るため。



 2.合併の要旨

 (1)合併の日程

   合併契約書承認取締役会 平成15年6月29日

   合併契約書調印 平成15年6月30日

   合併期日 平成15年7月1日

   合併登記 平成15年7月上旬

  (注) 本合併は、Site法第USO800条の規定による簡易合併であり、
      当Siteにおいては合併契約書に関する常連総会の承認を得ることなく行うものであります。

 (2)合併方式

  当日記を新規コンテンツとする吸収合併方式で、「仕事日記」及び「私事日記」は消滅します。

 (3)合併比率

  合併による新コンテンツの発足及び、ネタの増加は行いませんが、
  比率は「仕事:私事=50:50」の割合になると思量されます。






ハイ。
お世話様デス。
「echo cetera」管理人、echoデス。

このたびSite開設以来2年と8ヶ月の間、続けて参りました「仕事日記」と「私事日記」を、
わしのオトナ的な事情により、M&Aさせてもらうコトになりました。

BBSにおいて、常連様方に概ね同意を頂いてるよーなので、
本日7月1日より2本立ての日記を一本化し、
装いも新たに再スタートっつーコトに。



その名も、





「記 〜しるし〜」





おー。



カッコe。 ←気のせい



結構、悩んだんですけどネ。
ネーミング。
わしの脳内分泌麻薬をフル稼働した結果でこのネーミング。



なかなかスカしてイカしたネーミングだと、思いついた時点ではヒトリご満悦だったのですが、
そーでもないですネ。
時間が経ってみると。
ちぇ。
きっとこの名前をつけたコトを後々後悔しそーな気もしますが、
後々後悔するのはSiteの名前で十二分に経験済みなのでまぁーいいや。



しばらくの間は、過去の「仕事日記」と「私事日記」も置いておく予定デス。
「しばらく」じゃなくて「ずーっと」かもしれませんが、
今後は仕事とプライベート両方の内容で、ずらずらと駄文を載せていきますので、
以前と変わらぬご愛顧、ヨロシクお願いシマス。



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