2003/6
No.1944 最後。
No.1942 凹。
No.1940 規定外課題。
No.1938 誇大表現。
No.1936 確率。
No.1934 CM.
No.1932 駄。
No.1930 四方山。
No.1928 SD.
No.1926 我是木霊。
No.1924 Wink.
No.1922 やらないって。
No.1920 更新。
No.1918 幸あれ。
No.1916 やっぱりそーか。
No.1914 boil.
No.1912 詫びとこ2。
No.1910 詫びとこ。
No.1908 老。
No.1906 集計結果。
No.1904 ニホンゴでお願いシマス。
No.1902 その時がいつかは来るわけで。
No.1900 てすと2。
No.1898 てすと。
No.1896 顔写真。
No.1894 思惑。
No.1892 袈裟が憎い。
No.1890 準備には違いないけど。
No.1888 シバシバ。
No.1886 言うべきか言わざるべきか。
 ■  2003年 6月30日   最後。




仕事日記、最後の日になりました。
いや、別に仕事を辞めるわけじゃなく。


2000年10月10日、Siteを始めて以来、ずーっと続けてきたコンテンツ。
それはまるで、病人続出の巨○軍で開幕以来休みなく出場している二岡のよう。

それも今日でオシマイ。
あでぃおすデス。


最初の頃の日記は、教習指導員の仕事とはどんなもんなのかっつー感じで、
仕事内容の説明ばかりしていたよーな気がシマス。
それも相当な独り善がりの内容の。
それがいつの間にか、その日に出会った生徒様の発言や挙動で面白かったモノの紹介や、
クルマを運転する上でのわしの考え、教習にたいするスタンスなんかを拙い文章で書き記す、
そんな感じになってきたよーデス。


これから先は、私事日記と統一するため、教習所での話も今までよりは少なくなると思いますが、
日記自体が無くなるわけではないので、ご了承のホドを。



今まで見に来てくれていた人々へ。


多謝!





オシマイ







 ■  2003年 6月29日   凹。




公休デス。



ヨソ様の指導員様や検定員様のSiteを見て、
かるーく凹んでる、相変わらずの僕デス。



僕って誰ですか。





さ、明日からの仕事は凹まないよーにいってみよー。







 ■  2003年 6月28日   規定外課題。




所内教習をやってると、どーもネ、

「オレ、運転、上手いし。」

って思ってる節のある教習生っつーのがいます。
もー、所内でハツカネズミみたいにクルクル回ってるの、めんどくせーっつー感じで。
特に、以前免許を持っていて、何らかの理由で再度教習所に入校したよーなヒト。
勿論、免許を取り消しになった事実を厳粛に受け止めて、
二度と同じ過ちを繰り返しませぬっつーヒトもいるけど。

もー、S字・クランク、びゅんびゅん。
クラッチなんか使わなくても全然ヘーキ。
そんな感じ。
ハンドルを早く動かせる技術があれば、
アレってクラッチ使わないでいった方が楽なのも知らずに。

後退の練習も、スイスイ。
必死に顔出すなんてせずに、ミラーを使ってピューピューと。



そんな生徒を見るとわし、S字やクランクを通った後に、
やさしーく言ってあげるコトにしてマス。





「ハイ、じゃー、バックで入口まで戻ってクダサイ。」





一瞬、何を言い出すんだこのヒトはっつー顔の生徒様。


「いいんだヨ。
 ホレ。
 早く行ってみろ。
 上手いんだろーが。キミは。
 所内なんかカッタルイんだろ?
 じゃー、それくらいできるだろーヨ。
 ホレ。
 ギアをリバースにぶち込んで、とっとと下がりやがれ。」


なーんてコト、間違っても言うわけはありませんが、内心はわかりません。
毒々しい感情を押し殺してはイマス。


で。


特にクルマに乗ったコトのある経験者には、
クランクは結構ダイジョーブのよーデス。
それでも中にはクランクですら引っ掛かるツワモノもいるけど。
でも、大抵S字は引っ掛かりますネ。
外輪で。
バッコンと。
しかも窓から顔をこれでもかっつーくらい出しちゃってるくせしてサ!
あれー、道幅3.5mもあるのにねぇー。
おっかしーねぇー。







よし。







その後は概ね順調にコチラの思惑通りに教習を進めるコトができるっつーもんデス。







 ■  2003年 6月27日   誇大表現。






あ。



こっそりと教習車を車検に出してる!






まだまだこの教習車で教習するのかー。

ボチボチ新車に替えてくれないかしらん。





「最新設備」が空しく響く。







 ■  2003年 6月26日   確率。




普通車担当。
2段階みきわめの生徒様が、なんだかミョーに数多くご来校。


確信を持ってみきわめOKの判定を出せる生徒様。
自信を持ってみきわめペケの判定を下したくなる生徒様。
そして、ヒジョーにグレーな生徒様。


みきわめはテストにあらず。
だもんで、何度かチャンスを与えてみる。
勿論、それを口に出して言ってみたりはしないけど。


1回ミスした。
でも、残り3回はダイジョーブだった。
ダイジョーブな可能性、4分の3。
75%の成功率。
コレならまぁー、ダイジョーブなのかと。


そんな成功の確率UPを願って、ジッと助手席で黙って見てる。
街中に出たら、100%出来なきゃいけないのを知りながらも。
4分の1どころか、数十、数百分の1の確率で起こしてしまったミスで、
ジンセイを棒に振ってしまうヒトの存在を知りつつ。



とりあえずOKでもペケでも、がむばってくださいネ。
道路交通は貴方の訪れを、厳しい目で待ってマス。

たぶん。







 ■  2003年 6月25日   CM.




大型二輪担当でした。
大型二輪の生徒様、昨年比で軒並み減少。
概ね「今まで大型二輪免許を取りたかったヒト」が取り終わっちゃったっつーコトでしょーか。
それとも単に当校が嫌われてるだけなんでしょーか。
そんなコト、知る由もnothingですが、
相変わらず普通二輪の生徒様はドシドシと押し寄せてきてマス。
その中の数%は、そのまま大型二輪免許も取得していく。



取った方がいいと思いマス。
普通二輪免許を取得後、続けて大型二輪免許。
ヨソ様の教習所ではどーいうシステムになってるかは知りませんが、
当校では普通二輪教習と大型二輪教習は、ほとんど同一に近いくらいの教習内容。
一本橋や等間隔連続進路転換コースの課題タイムが少々変わり、
そして波状路が加わるだけ。
教習所特有のローカルルールも同じで、練習コースもほぼ同じ。
増してや確認方法や練習方法は普通二輪教習と変わらないため、
全くの飛び込みの生徒様より進度が早い。
オマケに教習料金も割引が利くので、とってもお得。





さぁ、れっつリッターバイク!





以上、大型二輪生徒減少化歯止め企画、
当校スポンサードのプロモーション日記でした。



尚、スポンサー料金はくれるはずもなし。







 ■  2003年 6月24日   駄。




公休その2デス。
2日も続けて休めるのはヒジョーに嬉しーコトには違いないのですが、
つまるとこ、明日からまた仕事っつーコトですネ。
ちぇ。


さ、明日は給料日。
今月分はだいぶ残業したよーな気がするので、
きっと明細の額も重くなってるコトでしょー。


なんか駄文続きだなぁー。
融合しちゃおーかしらん。







 ■  2003年 6月23日   四方山。




公休その1デス。
今回はその2までありマス。
つまるとこ、連休デス。
アリガトーゴザイマス。


仕事絡みの話はnothingデス。
いつもどおり、ホドホドにがむばってますよーっつー感じデス。


もーすぐボーナスの季節デス。
ボーナス。
賞与。
いい響きデス。
結婚前は、現金をそのまま手渡されていたので、
仕事がはねるや否や、袋ごとパチンコ屋へ潔く運んでましたが、
今じゃ、一発銀行振り込み、
かみさんからどーやってその一部をもぎ取るか四苦八苦デス。
二つ折りの財布が折れ曲がらず、中で諭吉様が唸ってた頃が懐かしーデス。
で、数日後には後悔と懺悔の日々を過ごしてたのも懐かしーデス。


今、とは言ってもだいぶ前からですが、
通勤用のクルマが欲しいのデス。
そのクルマは、HO○DAの「BEAT」。


あぁ、素敵な造形。


1991年5月に発売されたミッドシップレイアウトのオープン軽。
5速マニュアルトランスミッション車デス。
今は生産されてないので、購入するのであれば中古でっつーコトになりマス。
あー、欲しい。
あー、欲しい。
買うのであれば、かみさんの嫁入り道具の軽自動車を売りに出すコトになるでしょー。
なんだか思い入れがあるよーで、なかなかOKを出してくれませぬ。
自分はわしのクルマを乗って、わしにその軽自動車を押し付けてるくせに。
誰か、かみさんを説得して欲しいものデス。


あー、欲しい。
欲しいったらありゃしない。







 ■  2003年 6月22日   SD.




先日、免許の更新の時に、
ついでだからっつーコトで、SDカードを申し込んでみたのですが、
昨日、「自動車安全運転センター 千葉県事務所」っつー堅苦しートコから、
「無事故・無違反証明書」と共にSDカードが届きました。





随分と大層な書類デス。





で、送られてきたSDカードは、





カードの種類 年数
若草色 1年以上2年未満
水色 2年以上4年未満
銀色 4年以上10年未満
金色 10年以上







さぁー、どれダ。







正解者の中から抽選で1名の方に、
無事故・無違反証明書交付手数料の領収書(\700)をプレゼント!
尚、当選者の発表は、発送をもってかえさせてもらいまくり。



とりあえずSDカードや、それを取得するメリットの詳細はコチラダ。







 ■  2003年 6月21日   我是木霊。







ふと、思った。





中国の女性は、とっても肌がキレイ。



だもんで、年齢よりも若く見える。



そしてわかってなくても「わかった。」って言う。



で、必ず教習の終わりに「ありがと。」って言う。



で、教本の平仮名の部分はイマイチわからないため漢字の部分しか読んでないので、
ニホンゴのビミョーな否定形が理解できない模様。







チバの田舎のこの職場に入社して早10年、
まさか中国国籍の女性を1日に2度も担当するとは、
ちっとも思いもしませんでした。



でも、みんな勉強熱心で、
とっても素敵デス。







 ■  2003年 6月20日   Wink.




台風の接近に伴う気圧の変化のせいか、
ヒジョーに風が強い。
しかもムシムシ。
あー、不快。



生徒様に説明するために、一本橋の上をタンデムで走行。
基本的に二人乗りは好きじゃないけど、説明するならその方が楽チンっつーもん。
うむ。
さぁ、やってみるからネ。
後ろでチャンと見ててネ。
でも、走ってる最中に後ろから覗き込まないでネ。
重心が左右にブレると落っこちちゃうから。





びゅー。





突然の突風。
瞬間最大風速は概ね15mくらいか。
テキトーだけど。



う。
右目にゴミが。
それとも虫かな。
でもモゾモゾ動いてないとこ見ると、ゴミだナ。
うー。
しんどい。
ええぃ。片目を瞑っちゃえ。





ウィンク、できないから。わし。





そーでした。
わし、左目でウィンクはできるけど、右目じゃウィンクできないんでした。


うー。
どーしましょ。
目が痛い。
とっても痛い。
あけてられない。
目を。
でも右目だけ閉じるコトもできない。
うー。
いーたーいー。





ええぃ、両目瞑っちゃえ。





ハイ。
落ちました。
指導員のくせに。
一本橋。
指導員のくせに。


生徒様、後ろで不思議そーな顔(をしてるはず)。
わしが両目を閉じちゃったコトは、後部座席の生徒様はわかるまい。
あー、この指導員、へたくそーなんて思われたら威厳も尊厳もnothing。
さ、ココからが指導員の腕の見せ所っつーもん。



「ネ? こーやって膝が開いちゃうと落ちちゃうからネ。」

「ハイ。わかりました。」



よし。
わかってもらったよーダ。
良かった良かった。
ん?
あれ?
疑ってるのかな?
失敗しやがってコンチクショーって。
ダメダメ。
疑っちゃいけないヨ。
ヒトを。
「疑わしきは罰せず」ってよく言うじゃない。 ←違う





それにしても、どーしてウィンクできない右目を閉じよーと試みると、
とてつもなく怪しげな顔になるのはなぜでしょーか。







 ■  2003年 6月19日   やらないって。




Sさん(19歳・♀)、1段階の後半の教習を担当。
久しぶりのAT車でしたが、そのSさん、
のほほーんとした、おおよそ流行とか流行りモノとは無縁っぽい、
それでいて、別に田舎臭い風情はまるでない、
なんつーのでしょ、いわゆるなちゅらる?
そんな感じのオンナノコデス。


法規走行も後半戦に差し掛かり、
当校のカリキュラムでは無線教習を行う時期がボチボチ近付いて参りました。
そんなわけで、無線教習中に他の教習車に突っ込んでみたり、二輪の生徒にrendezvousしてみたり、
桜の木にアプローチしてみたりされては困るので、
その辺りをSさんに説いてみましょ。


「Sさん、もーすぐ無線教習をやってもらう時期が近付いてきたんですヨ。」

「えぇ! 無線!」

「そー。無線教習。」

「あのー、ワタシ、出来ないです。」

「いや、出来ないじゃなくて、やってもらいますヨ。」

「あのー、ワタシ、資格、持ってないんです。

「へ? 資格?」

「アレって資格、いるんですよね?」

「いや、資格は別にいらないですヨ。」

「でも、資格がいるって聞いたこと、あるんですけど・・・。」


Sさん、自分の手を口に持っていく。
四角い箱っぽいモノを持っているよーな仕草で。

ハムの世界も奥が深いよーデス。







なぜ教習中にアマチュア無線を。





どーやらSさん、無線教習はダンプの運ちゃんみたいに無線で交信しながら教習をすると思ってたよーで。

「CQ、CQ、コチラ○○号車、これからクランクに入りマス!」

とか?
それはそれで面白そーだけど。


どこかの教習所だと、携帯電話で話をしながら運転する体験をしてる学校もあるよーデス。
電話片手に運転するのがいかに難しいかっつーのを知ってもらうためのよーですが、
逆に上手く出来ちゃって、ヘンな自信を深めちゃう輩はいないんでしょーかネ。
聞いてみたいもんデス。







 ■  2003年 6月18日   更新。




誕生日はとっくに過ぎ去ってしまったけど、
未だに免許の更新をしていなかったので、
本日公休っつーコトで重い腰を上げ、免許の更新へ行くコトに。
K察署で2回に分けて更新するか、それとも免許センターで一発で済ますか、
最後の最後まで悩んだものの、
結局は免許センターに。
理由は簡単。

メンドクサイから。

2回も分けていくなんて。
ただ、K察署に行く選択肢も捨てがたかったのは、
深視力測定に自信がなかったから。
あくまでも噂の域を超えないのだが、
どーやら免許センターでの測定に比べて、K察署の測定のほうが、
やや甘い
っつー話を聞いていたもんで。
場合によっては測定しない場合もあるなんて噂もチラホラ聞いていたけど、
まぁー、そーいうコトはないでしょ。
お役所仕事に限って。 (嫌味っぽく)

とにかくメンドクサイのはパスだったので、
今回は免許センターに何年かぶりに足を運ぶ。





あっという間に終了。





あれー、こんなに呆気なかったっけー。
もっと重苦しー印象があったんだけどねぇー。
視力も深視力も全く問題nothingで、手続きもヒジョーにスムーズに進み、
顔写真がパンパンに膨らんでるコトを除けば、
まったくもって簡単に終了。
こんなにお手軽だったら、何もあんなに二の足を踏まなくても良かったねぇー。
まったくもぅ。



とりあえず有効期限は5年後ダ。



講習でもらった冊子の類。

センター内のゴミ箱に捨てちゃダメ。

当校の運転教本よりもわかり易いカモ。
法改正のポイントもキチンと押さえてあるし。


それにしても、講習終了後にすぐにゴミ箱ポイするヒトには閉口デス。
概ねそーいうニンゲンほど、ちゃんと読んだ方が良さげなのは言わずもがな。







 ■  2003年 6月17日   幸あれ。




天気の悪い日は、
他業務三昧。
雨模様だとどーにもこーにも生徒様の足が鈍る模様。

キャンセル待ちで当選確率がヒジョーに上がりマス。
奮ってご参加&ご応募くださいませ。
さもなければ、わしの給料がビミョーに下降線を描きマス。




当校の職員が1名、職場を去るらしい。
詳細は不明。
っつーか、他人が顔を突っ込んじゃいけない気がシマス。


今後のジンセイに幸あれ。







 ■  2003年 6月16日   やっぱりそーか。




所用でヨソの教習所の指導員と会う機会が。
ひとつの教習所に数十名の指導員が集まったのですが、
なんてまぁー、ガラの悪い連中ばかりなんだと。

そー思った次第。



指導員っつー職業、
評判が悪いっつー側面を、思わず垣間見た思いデス。



その中のひとりに、わしも含まれているんでしょーネ。
たヴん。







 ■  2003年 6月15日   boil.




蒸すネ。
蒸しまくりだネ。
ここんトコ。
さすがは梅雨入りニホン列島(北海道を除く)っつー感じですが、
それでもイマイチ梅雨雲にも迷いがあるのか、
雨は降ったり止んだり。
そして止んだり降ったり。
気まぐれにそれを繰り返す。

雨。
クルマの教習の時だったらそれでもまだいいんデス。
乗り降りする時だけ、ちびっと鬱陶しーだけ。
バイクの教習だと、やはりレインウェアを着なきゃいけないわけデス。
このク○蒸し暑いにも関わらず。


教習が始まる前に、生徒様に問い掛ける。

「レインウェア、着る?」

生徒様、降ってるのか降ってないのかハッキリしない空模様を眺める。
やはりどこか躊躇われる表情。
ただでさえ蒸してるわけだしネ。
でも。
でもネ、コチラ側としては、教習途中に雨が落ちてきたために、
レインウェアを着るために教習を中断したくないわけデス。
たかが5分やそこらの時間、それでも勿体無いわけデス。
生徒様に語り掛ける。

「暑いのはわかるんだけどねぇ、わかるんだけど、
降るヨ。この空模様は。
びしょびしょになるヨ。十中八九。」

大抵、このセリフで生徒様、しずしずとレインウェアを着始める。
着てる傍から、額に汗水を垂らしながら。





でネ、





そーいう時に限って、面白いくらい晴れるんダ。コレが。





まさに晴れわたるって奴。
六月晴れって奴。
梅雨の合間の晴れ間って奴。





地面をさっきまで湿らせていた雨の礫達が、
今度は真夏を思わせる炎天によって、空に昇華されていく。
地上に湿度という置き土産を残して。

あぁ。
ポエム。



結局、雨で濡れるコトはなかったものの、
自分のカラダから放出された水分で、グッショリベッチョリな教習に。

ごめんネ。
悪気はないから許してネ。
生徒様。

きっと教習終了後に飲む炭酸飲料水はウマい筈ダ。







 ■  2003年 6月14日   詫びとこ2。






有休。



ネタ、Not Found。



ゴメンネ。







 ■  2003年 6月13日   詫びとこ。






公休。



ネタ、404 Error。



ゴメンネ。







 ■  2003年 6月12日   老。




わしの担当車両の前で待つ男性、
ラフなジャージ姿で、ギロリとコチラを睨んでマス。
そー睨むなっつーの。
別に戦いに臨むわけじゃないんだからサ。
年の頃は、20代後半から30代前半か。
なんか理由があって、今まで免許が取れなかったのか、
それとも一度は取得した免許を亡くしちゃったのか。
とりあえず原簿を受け取り、人定作業を進めながら、
そのヘンを問い詰めて、確認させてもらいmって17歳じゃん。



1985年生まれの双子座。
まもなく18歳になりますヨっつーとってもやんぐめん。
高校3年生のオトコノコでした。





老けた顔だねぇ。





とは言わなかったけど、
間違いなく18歳には見えない。
わしがまだ高校生デスって言い張るよーなもんダ。
ビミョーにそのヘンを突っついてみる。


「お子様は幾つとか聞かれない?」


「そ、そ、そんなに老けて見えますか?」


危うく「うん」と言いそーになったのを必死で堪えて、
高校生には見えないねぇとやんわり誤魔化す。
彼、よく言われるんですよぉと苦笑い。
よくよく見ると、肌にはまだ張りがあり、
やはり18歳のそれデス。


でも。
きっと今まで苦労してるんでしょーネ。
おっさん顔で。
まぁー、逆返せば歳を重ねても全然変わらないっつーコトにもなるんだろーけど。



勿論ネ、こーいう話は女性とはしません。
しませんヨ。
おばさん顔だねぇーなんて言った日にゃ、
それこそ、訴訟にまで発展しちゃいそーデス。



っつーコトで。
会話に気を使わなくていい分、オトコノコの方が精神的に楽だったりするのデス。







 ■  2003年 6月11日   集計結果。




当校、指導員室の壁には、
こんなもんが張り出してありマス。



何も貼り出さなくても。



生徒様が卒業する時に書いていくアンケートを、
1枚1枚チェックし、リストアップ。
そして四半期に1回、ある意味、見せしめのよーに掲示板に貼り出す。



【良かった指導員】
  ・総合
  ・「態度が優しい」
  ・「教え方が良い」
  ・「説明がわかりやすい」
  ・「その他」

【悪かった指導員】
  ・総合
  ・「こわい」
  ・「言葉がきつい」
  ・「説明や教習方法が悪い」
  ・「無口、説明指導がない」






あーあ。





指導員、みんな溜息。


アンケートを集計し、結果が良かった方に出て、
それが収入面にハッキリと反映でもされればいいんだろーけど、
悪い方ばかり反映しちゃうのが摩訶不思議。



貴方ノオ勤メ先ハドンナモンデスカ?







 ■  2003年 6月10日   ニホンゴでお願いシマス。




最近、当校には、
中国人、韓国人、イラク人、ベトナム人、ペルー人など、
様々な国籍の生徒様が。



「多国籍教習所」として有名なんでしょーか。
当校。
ガイドブックにでも載ってるとか。

「日本で免許を取るなら、○○教習所!」

とか。





ちなみに、当校の指導員、
二ヶ国語以上を話せる教養のあるモノはひっとりもいませぬ。



身振り手振りでGo!ダ。







 ■  2003年 6月9日   その時がいつかは来るわけで。







34歳。



免許を初めて取ってから、15年。





あと何年乗れるんだろー。







 ■  2003年 6月8日   てすと2。






e c h o c e t e r a、

こちらは、えちょせとらです。

映像周波数、てきとー、

出力、てきとーでお送りしております。



コレを見てると目がチカチカしませんか?



e c h o c e t e r a、

こちらは、えちょせとらです。




っつーか、2日続けて公休なので、またもや話がありませぬ。







 ■  2003年 6月7日   てすと。






e c h o c e t e r a、

こちらは、えちょせとらです。

映像周波数、てきとー、

出力、てきとーでお送りしております。



コレを見てると目が回りませんか?



e c h o c e t e r a、

こちらは、えちょせとらです。




っつーか、公休で話がありませぬ。







 ■  2003年 6月6日   顔写真。




普通二輪教習が入っていない間は、
普通車担当デス。
得てしてキャンセル待ち要員デス。
MT車担当のわしですが、
この時ばかりは、AT・MT関係nothingなわけデス。


そんなわしの教習車の前に佇む生徒様は、
年の頃は四十路の上品な女性。
原簿はAT車のモノを持ってらっしゃる。

「この歳で免許なんて・・・。」

そーおっしゃるこの女性、
ヒジョーに物腰が柔らかく、
身に着けているモノもどこかセンスの感じられる、
なんつーか、上流階級の女性のよう。
振る舞いやコトバ遣いから滲み出てくるハイソサエティの匂いプンプンって感じデス。

「ホントに運動神経がなくって・・・。」

とても謙虚で、とても上品で、とても慎ましい。
一時期蔓延っていた、主婦で構成されたクレーマー軍団どもに、
爪の垢を煎じて飲ませるだけじゃなく、静脈注射までしてあげたくなるよーな方。

「ハイ、それじゃ原簿を預かりますネ。」

彼女が小脇に教本と共にしっかりと抱えていた原簿を受け取る。
あまりにもしっかりと抱えていたせいか、
彼女の体温が原簿に残っているくらい。

で、原簿には生徒様の氏名、住所、生年月日なんかが記載されているわけですが、
当然、顔写真も貼り付けてあるわけデス。
大抵のヒトは、教習所に入校した際、その場で撮影となるのですが、
中には几帳面にも自分で用意してくるヒトもいるらしーのデス。
教習所で撮影された写真と比べて、やはり自分で用意したモノは、
背景の色や、写真のコントラスト、彩度なんかがビミョーに違い、
すぐわかっちゃうわけデス。

で、彼女の写真。
明らかに自分で用意したモノ。





修正し過ぎなんじゃないかと。





そこに載ってる写真は、
まるでTV局のWebSiteに載ってるアナウンサー紹介の写真みたいデス。


この写真はCXアナ、中村仁美嬢なんデスネ。





ホワイトバランスは高めに設定し、肌が美しく見えるよーに。
コントラストも高めにして、メリハリのある顔立ちに見えるよーに。
すこーしだけ斜めに構えて、輪郭がキレイに見えるよーに。
もしかしたら、シワの修正も?
もしかしたら、シミの修正も?


お上品に見えて、物腰柔らかく見えて、慎ましく見えるけど、
やはり、「素敵な自分をアピールしたい」っつー自己顕示欲は、まだまだ旺盛のよーデス。



やはり幾つになっても女性は女性なんですネ。



「そんなの、あたしゃー関係ないわよ!」
っつー感じで、まるで指名手配の写真のよーに写ってるヒトもいるけど。







 ■  2003年 6月5日   思惑。




端から指示に従う気がないのか、
それとも従う技量が足りないのか、
とにかくコチラの指示通りに動こーとしないSクン(♂・34歳)、
クン付けで読んでみても、わしよりも1歳上。
でも見た目はわしより10歳上。
ニンゲン、生活してきた環境で顔まで変わっちゃうそーで。
果たして彼が34年間、どんな生活を送ってきたのやら。
聞く気は更々nothingですが。
そんなSクン、
大型二輪教習デス。


で、Sクン、
2段階の法規走行まで進んできていらっしゃるのだが、
とにかく何を考えているのかわかりません。
コースは覚えましたかっつーコチラの問い掛けに、
ダイジョーブと答えてはみたものの、
すぐに間違えてしまう。
最初はネ、仕方ないとは思ってたんですヨ。
最初は。
しかしSクン、一向に覚えよーとしてくれませぬ。
つまらんコースミスを繰り返し、
それでいて技量も甚だ不足している模様。

コースミスは大目に見る。

当校ではそー決めてマス。
しょうがないでしょ。
コースミスくらい。
そんな感じで。
でも、コースを間違えた時点で、法規走行以前の問題になるわけで、
右折するのにちっとも右に寄れない、
交差点が徐行なんてどこ吹く風、判断に迷えば自分に有利なよーに判断する。
そーんな感じのSクン、
ヘルメットの中でメガネがミョーにずれちゃってるんですが、
運転のズレっぷりもたいそうなもんなわけデス。



そんなSクンの後ろをそりゃーもうイライラしながらわし、追従してたわけデス。

(我慢しろ。我慢しろ。わしが我慢すれば、それでいいのダ。)

そー自分自身に言い聞かせながら、
Sクンの背中をジーッと見続けてたわけデス。

(今度間違えなかったらOKにしよう。今度失敗しなかったらOKにしよう。)

そー自分自身に言い聞かせながら、
Sクンのライディングをチェックしてたわけデス。

先に進めてあげたい。
オーバーさせたくない。
そー思いながら。





そんなコチラの思惑とは別の次元で、
見通しの悪い交差点、
非優先側から減速する様子もなくぶっちぎっちゃって、
優先側から来てた17歳の普通二輪の生徒に道を譲らせてたのは、
そう、キミ、
キミだヨ。

先に進めてあげたいと思っているわしの目の前で。
オーバーさせたくないと思っているわしの目の前で。

押印したくなくなっちゃうのはキミのせい。





唖然とした顔で停止してる普通二輪の少年。
何食わぬ顔で通行してる大型二輪のオジサン。



コチラが苦汁を飲みながらイライラしている時ほど、
生徒様っつーのは、とんでもないミスを犯してくれちゃうもんデス。



臥薪嘗胆



意味は違うけど、指導員ってそんな感じダ。







 ■  2003年 6月4日   袈裟が憎い。




高速教習、
PAで休憩を。

ちびっと用足ししていると、
袈裟を纏ったお坊さんが入ってきた。





もの凄くしにくそーでした。





もっと切羽詰った緊急事態だと、
きっと間に合わなさそーデス。



―――坊主、したけりゃ袈裟が邪魔



そんな教習と関係nothingな話。







 ■  2003年 6月3日   準備には違いないけど。







〜校内放送〜



「教習開始5分前です。」



「ただいま、指導員が教習の準備をしております。」



「教習生の皆さんは、教習の準備をしてください。」







教習の準備?







お○っこしてるだけなんだけどねぇ。







一服しながら、喉を潤しながら、トイレへ。
うー。
もー少し、休み時間が欲しい。
欲しいんデス。

あと5分でいいからサ。







 ■  2003年 6月2日   シバシバ。




蒸し暑いですネ。
まるで夏のよーデス。
そう。
夏。
summer。
オトナの階段昇るキミはまだシンデレラさっつー感じの、
開放感たっぷりなあの夏がまたやってくる。



夏、
それはイコール、
匂いの季節、





ワキガの季節。





緊張の夏、日本の夏。







今日も薄着のオトコノコ達、
緊張と暑さとで車内は香るコト香るコト。


もー、目がシバシバ。







 ■  2003年 6月1日   言うべきか言わざるべきか。




当人に言わない方がいいコトって、
ありますよネ?





S君(21歳・♂)、1段階項目10番、「後退」デス。
免許を取得し、ペーパードライバーになるかならないかの境目は、
この後退にあると言っても過言ではありませぬ。

運転はできる。
高速道路も走れる。
狭い道だってへっちゃらサ。
でも。
でも、バックができないんですぅ。
車庫入れがまっぴら不可能なんですぅ。

そーいうヒトが日本全国数百万人はいると、
JAFのヒトが言ってましたヨ。
いや、JRAだっけ?
あれ、JCBだっけ?
JACかな?
まぁーいいか。


っつーコトで、S君にも後退の練習、がむばってもらいマス。
前に進む時は前を見る。
後ろに進む時は後ろを見る。
コレ、当たり前。
っつーか、常識。
でも、でもネ、
後ろを見るっつーのは、カラダ的には大変しんどいモノ。
カラダはシートベルトで括り付けられ、窓から精一杯顔を出すなんてもー大変。
だもんで、知らぬ間に一生懸命カメのよーに出していた顔は、
次第にクルマの中に引っ込んでいく。

わかる。
わかるヨ。
その体勢が辛いのは。
でも。
でもネ、バックの最中にぶつかったり轢いちゃったりしちゃった時のしんどさに比べたら、
体勢のしんどさなんて微々たるモノ。
ミラーがあるんだから、それ見ればいいじゃん。
そーいうヒトも多いけどネ、
所詮はミラー、遠近感は掴みづらいし、左右が逆に映るわけで、
あくまでも肉眼目視が大原則。
補助的に使う道具なのデス。
とにかく肉眼。

肉眼に勝る認知nothing。

コレ、人類の歴史が始まって以来、普遍の事実なのデス。



っつーコトで、S君には口酸っぱくなるくらい言いましたヨ。

「顔出して、後ろを見ろ!」

と。
少しずつ少しずつ運転席に戻ってこよーとするその顔を、
少しずつ少しずつドアミラーに頼ろーとするその視線を、
半ば強制的に後方目視を義務付ける。

そう。
その今の苦労が報われる時がきっと来るサ。
若い頃の苦労は買ってでもしろって、
昔から言うしネ。





ふぅー。





1時限の半分以上を窓から顔出していたS君が、
清々しい顔してわしを見る。
ホラ、
だいぶ上達したじゃない。
あれだけ曲がっちゃったクルマが、
ちゃんと思った方向に下がっていくよーになったじゃない。
良かった良かっtあ。







S君の頭に鳥のフンがベッチャリ。







鳥にしてみても、たまにはクルマのルーフに落とすよりも、
茶色の頭目がけて落としてみたくなったのでしょーか。



なかなかいいオトコで、結構オンナノコ受けしそーな顔立ちのS君の頭にフン。
彼にその驚きの事実を言うべきか、言わざるべきか。



時限の後半は、そのコトでわしの頭は持ちきり。










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