2002/9
No.1430 変化。
No.1428 休み。
No.1426 間もなく。
No.1424 彼岸まで。
No.1422 よくあるよネ。
No.1420 ニュース速報。
No.1418 噂の。
No.1416 望む。
No.1414 配分。
No.1412 なんか嫌い。
No.1410 作戦。
No.1408 Grandfather's Clock.
No.1406 newcomer.
No.1404 値段はいいんだけど。
No.1402 誤訳。
No.1400 飛ぶ。
No.1398 内股でGo!
No.1396 気掛かり。
No.1394 ちっと長いヨ覚悟ダ。
No.1392 またそれ?
No.1390 雨。
No.1388 イヤだ。
No.1386 しみじみと。
No.1384 続々オッサン指導員。
No.1382 続オッサン指導員。
No.1380 オッサン指導員。
 ■  2002年 9月30日   変化。




1週間ぶりの出勤、
仕事は相変わらず、変化無し。
それが逆にミョーにホッとしてみたり。


ただ、
ひとつだけ変化が。

先輩指導員が本日付けで退職。
しかもいっぺんに2人も。
理由は伏せておきマス。


お疲れ様デシタ。







 ■  2002年 9月25日〜29日   休み。




休み明けから4日間、有休で仕事を休んでマシタ。
理由は私事日記にて。

明日より通常態勢に戻る予定デス。







 ■  2002年 9月24日   間もなく。




教習所に置いてある自販機で買った缶ジュースの回りがちょっと汚れていただけで、
事務所の奥からシャチョーまで出てくるくらい、受付で文句を言いまくる、
今現在、当校最強のクレーマー(♀・50代・AT限定)、
とてもじゃないがハンコを押せるレヴェルじゃないので押印できず、
復習項目が出来たことがただただひたすら面白くなかったのか、
担当した指導員の人間性にまでケチをつけて自分を肯定しよーとする、
今現在、当校最凶のクレーマー(♀・50代・AT限定)、

いよいよ卒業間近デス。







卒検落ちたら、裁判でも起こすのかなぁー。






敗訴でも控訴しまくって最高裁まで行きそー。







 ■  2002年 9月23日   彼岸まで。




朝夕は、だいぶ肌寒くなってきましたネ。
今日は秋分の日。
ところで秋分の日って、ずっと「9月23日」だとばっかり思ってましたが、
変動することもあるらしいのデス。
しばらくの間は、9月23日らしいのですが、
2012年だけは「9月22日」になるとのこと。
「えちょせとら『今日の豆知識』」でした。

ちなみにそんなコーナーはありませぬ。



最近、朝起きると悩むのですヨ。
天気を見たり、外を眺めたりして、

「今日は何を着ていこーかしらん」

って。
まるで10代後半の思春期みたいに難しいこの季節、
仕事の能率にさえ影響を与えることも必至っつーもんデス。

んー。
まだまだ暑くなるかもしれないから、やはり夏物?
いやいや、もう秋物でしょ。
んー、悩むのよねぇー。
暑いのに、長袖着て我慢してるのもイヤだしぃー。
かといって寒いのに、半袖着て震えてるのも真冬の小学生みたいだしぃ。
んー。
どーしよかしらー。
ふぁっしょんりーだーのアタシとしては、
変な格好してったら恥ずかしいしぃー。
んー。





1種類しかない制服、悩む余地一切Nothing。





夏服、冬服の違いはあるけどネ。



大汗かいたり、寒さに震えたりしながら働け社会人。
暑さ寒さも彼岸まで。
いよいよ秋突入デス。

そして。
教習所は本格的閑散期突入デス。







 ■  2002年 9月22日   よくあるよネ。




路上教習中のデキゴト。
とある生徒さん(♂・19歳)に言われた。

どーやら、ちょっとパニくってた模様。





「あのー、おかーさ・・、あ!





あれ。
今、「おかーさん」って言おうとしたのかなぁ?
まだ30過ぎの、しかも女装しても100人いたら200人が、
「気持ち悪い」
って言うに違いないオトコに向かって。

ホントに、「あ!」だったねぇー。
きっと顔から火炎放射器で放つほどの火が出てたことでしょ。
小さな声だったから、聞こえない振りしてたけど。




せめて「おとーさん」にしておいて欲しいものデス。







 ■  2002年 9月21日   ニュース速報。







当校K指導員、あわや始末書!?





関係者によると、当校若手指導員であるK指導員が夜間教習である9時限目に、
教習所近辺にて路上教習を担当中、赤信号で停止していた2段階6時限目の男子生徒が、
青信号に変わり1速にて発進、充分に速度が乗り2速にギアチェンジするのかと思ったその瞬間、
何を思ったか、思いっきりサイドブレーキを引き、急停止させた。
慌てたのはK指導員以上に後続の一般車両。
それ以前のぎこちない運転に、機転を利かせた後続車両の運転手が、
車間距離を充分に空けていたため、事なきを得た。
しかし、一歩間違えば重大事故に繋がるところ。
周囲は一時騒然となったが、事故に到らなかった今回の出来事にホッと胸を撫で下ろした。
生徒は終始その理由を述べることはなかったが、
識者は、「もしかしたらドリフトしてみたかったのではないか」という見解を述べた。
しかし、もっぱら単なる操作ミスではないかという意見が、大勢を占めている。
K指導員は、「まっぴらごめんだ」というコメントを一言残して教習所を後にした。
学校側は関係者を集め、事態の収拾に躍起になっているとかいないとか。







 ■  2002年 9月20日   噂の。




噂のオトコ。

噂の生徒。


―――彼はもういない。





1段階の初期段階。
乗り降り手順、発進停止の手順、
そんなモノを一生懸命覚えて欲しい時期デス。

一通り指導員からこの時限の教習内容の説明を聞いた彼は、
助手席から降りると、車の周囲を確認し、そそくさと運転席に座り込んだ。
座席を調節し、ミラーを調整し、シートベルトを装着。
ハンドブレーキ、ギアを確認した後、おもむろにエンジンを始動。
周囲の確認、方向指示器を右に出し、チェンジレバーを1速、ハンドブレーキを解除、
あとは後方確認だけ。
指導員がポツリと呟く。

「はい。それじゃー出てください。」

その言葉を聞いて、彼は出ていった。
車から。
やっとこ発進準備が整ったにも関わらず。





噂のオトコ。

噂の生徒。

1段階、3回くらい乗車しただけで教習所に来なくなった生徒。


―――彼はもういない。







 ■  2002年 9月19日   望む。




公休2日目。
連休なのデス。
休みなもんだから、
かみさんの軽自動車を、車買取センターに査定に行こうと。

行こうと。

思ってはいたのですが、起きれません。
起きれません。
あらま。
筋肉痛ですネ。
弱くなったもんデス。
っつーことで、どこにも出掛けません。
悔しかったので、Netで概ねどの程度の値段が付くのか調べてオシマイ。

おぉ。
想像よりはいい値段みたい。
ウン10万かぁー。
でも、もう少し値が付いてくれると有り難いんだけどねぇー。





あれー。





最近、全然教習の話が出てきませんネ。





AT車を担当してた頃は、なんだか毎日面白いネタ、話題で溢れてたのに。
MT車を担当するよーになってからは、もっとネタ、話題が増えると思ってたのに。

ガックンガックンっつーノッキングの嵐は、話の種にはなりませぬ。
ぶんむくれ君も、もはや当たり前の存在。
おかま君も、普通にがむばってる。



この秋。
新しいキャラクターが現れてはくれないかと。

この日記に毎日登場するよーな。
この日記にネタを振り撒いてくれるよーな。
もう、皆に話したくて話したくて仕方なくなるよーな。
もう、王様の耳はロバの耳みたいな気持ちにさせてくれるよーな。
そんな話題満載なキャラクターが!
そんな新しいキャラクターが!

そんな新しいキャラクターが、
現れない方が平穏な毎日を送れるっつーもんデス。







 ■  2002年 9月18日   配分。




公休デス。
一家揃ってかみさんの実家までクルマでえっちらおっちら。

今日の用事は、米を貰いに行くためデス。
貰うっつーか、買うんだけど。
その量、30kg×7で、210kg。
米一俵が60kgだから、3俵半。
金額は内緒デス。
通常の店頭に並ぶそれより、だいぶ安いデス。
ほぼ1年間で食べちゃう量だそーで。
それにしても、これだけの量を食べちゃうだねぇー。
我が家は、お米大好き家族なんだなぁー。
なんて思ったりはしませんが、それにしても多いデス。

これをクルマに積んで帰るんだネ。
その前にわしがクルマに積むんだよネ。

んー。
210kgかぁー。
210kgねぇー。
最近は原簿よりも重いモノを持ったことないからねぇー。
ぶよぶよになりつつあるわしの腰がもってくれるでしょーか。
なんだか二輪の引き起こしより、しんどいみたいデス。
まぁー、わしの腰がもってくれたとしても問題は、
「どこにどんな配分で積むか」っつーこと。
我が家のクルマはすてっぷわごん。
通常、こんな感じで座ってマス。

前から順にわし、かみさん、娘さん1号、2号。

そのクルマに210kgを積む込みのですヨ。
これだけ重い量を積むとなると、ただテキトーに積むと重量配分がとんでもないことに。
後ろの荷室に積んじゃえば、リアが沈んでフロントが浮き気味、
つまりハンドル操作がスカスカで、曲がらなくなっちゃうんだよねぇ。
まして帰宅時間は日没後。
ってことは、リアが沈んでいれば、ずーっとハイビーム運転になっちゃうっつーことデス。

っつーことで、こんな感じに積んでみた。

ホントは俵じゃないけども。

助手席に1つ、2列目シート右側に3つ、助手席と2列目シートの間に2つ、最後尾の荷室に1つ。
娘さん'sは3列目シートにチャイルド&ジュニアシートにしっとだうん。

あ。

かみさんの座る場所がないねぇー。
んー、仕方Nothing。
2列目の補助席で我慢してもらいましょ。


よし。
見事な重量配分だ。
腰がちびっとピキピキいってるけど、なんとかぎっくり腰にはならなかったし。
さぁ、夜の帳も降りてきたことだし、帰りましょ。





あー、



曲がりません。



止まりません。





おまけに、これでもハイビーム気味だし。
とにかくおっかないゾ。このままじゃ。



慌ててコンビニに入り、米移動。

これでどーだ。

2列目右側に置いておいた3つのうちの1つを助手席に。



おぉ。
見事なロービームっぷり。
相変わらず、ブレーキとハンドルの効きは悪いけど。

動力性能はほとんど問題Nothing。
さすがはホンダエンジン。
i-VTEC(118kW/160ps)はダテじゃありません。
ただ、ブレーキが効きにくい、曲がりにくいっつーのはとにかく怖い。
いつもの感じでカーブに進入すると、おっとっとっとっとっつー感じ。
もはやVIPを乗せた時のよーに慎重な運転デス。



重量配分っつーのは、大事っつーことを痛感した次第。


恐るべし。
米210kg。







 ■  2002年 9月17日   なんか嫌い。




「雨降ってるんで、教習車までワタシの傘を使ってクダサイ!」



ナイス!ちょボラ!





「あー、バイク倒しちゃったんですか! ワタシが引き起こし、手伝いますヨ!」



ナイス!ちょボラ!





「あー、ちょっと危ないから、ワタシが補助ブレーキ踏んでおきますネ!」



ナイス!ちょボラ!





「えーっと、手順が全然合ってないけど、目を瞑っておきますネ!」



ナイス!ちょボラ!





「ダイジョーブ! ダイジョーブ! そのミスは検定で減点されないから!」



ナイス!ちょボラ!





「全然出来てないけど、ハンコ、押しとくネ!」



ナイス!ちょボラ!





「ビール2本とお新香で5万3千円です!」



ナイス!ちょボラ!










「ちょボラ」。
それは「ちょっとしたボランティア」のこと。
決して「ちょっとボラれちゃったなぁ。」の略じゃありません。

でも世の中だいぶ勘違いしてるヒトがいるみたいデス。

怖いですネ。



ちなみにあのCM、
なんだかボランティアをなんだかカジュアル化しているよーであまり好きくないデス。







 ■  2002年 9月16日   作戦。




MT担当指導員に復帰して早数ヶ月、
ノッキングの縦揺れにもカラダが順応してきたっつーかなんつーか。
繁忙期もとうに過ぎ、AT車の教習生はだいぶ年齢層が上がってきた模様。
しかしMT車の生徒層はどうかっつーと、全然変わりませぬ。
これが。

そんな何変わらぬ生徒様の中に、新たにひとり入校してきました。


ぶんむくれ君。


S指導員が模擬教習を担当したらしいのだが、
ハンドル操作の仕方、ペダル操作の仕方、その他モロモロの各種操作を、
他の新入生はキチンと真似して一生懸命練習しているにも関わらず、

「オレ、そんなもん、出来るしぃー。」

「やってられるかよぉー。だりぃー。」

っつー感じで、まったくもってやろうとしないらしい。
座席にドップリと身を沈め、やる気はまるでNothing。
それに業を煮やしたS指導員、
決して怒るなんてアナクロなことはしませぬ。
作戦実行デス。
その名も、

「羞恥心大作戦」

模擬装置のコントロールパネルには、各種スイッチが付属してるのですが、
その中に、「エンストさせないスイッチ」っつーのがあるのデス。
まったくの初心者様が扱う模擬運転装置、
エンストしてたら授業が全く進みませぬ。
っつーことで、エンストしない設定にしながら話を進めていったりするのですが、
他の4人の生徒様にはこのスイッチをONにし、
S指導員、そのぶんむくれ生徒ただひとり、このスイッチをOFFにしたらしい。

当然ながらエンストすることなく、てきぱきと操作を進める4人の生徒に対し、
腕に自信があるらしい、そのぶんむくれ君だけが、エンストしまくり。



「あれぇー? エンストしちゃったんですかぁ!?」



「実際の車はもう少しエンストする感覚がわかり易いから、
心配しなくてもダイジョーブですよぉ。」




やさしーくやさしーく話し掛けるS指導員。
周囲を見回し、自分だけがエンストしている事実に、
どーやら彼の羞恥心に火が点いた模様。
最後には照れ笑いを浮かべ、エンストしないよーに必死に操作してたとか。



そうそう。
車の操作はそんなに易しいもんじゃないのデス。
キチンと基礎から学びましょーネ。



S指導員を筆頭に百戦錬磨の指導員がアナタをお待ちしておりマス。







 ■  2002年 9月15日   Grandfather's Clock.




おーぉーきなノッポの古指導員

おじぃーさんの指導員

40年いつも働いていたぁー

ご自慢の指導員さぁー

教習所が設立した朝にぃー

やぁってぇーきた指導員さぁー

今は

もう

動かない

その指導員


40年休まずに

右折左折右折左折

生徒と一緒に

断続クラッチ断続クラッチ

今は

もう

動かない

その指導員







いい歌は時代を超えて伝わるものデス。
最近、リバイバルで売れてるみたいデス。


「動かない指導員」っつーのも、なんか嫌な感じが濃厚デス。
ちなみに3番は洒落にならないので削除しておきマス。







 ■  2002年 9月14日   newcomer.




普通二輪担当。
休み明けのダレたカラダには、二輪教習が一番デス。

それにしても涼しいデス。
否、寒いデス。
空気の質が、数日前に比べて明らかに違うのデス。
鼻腔の奥を通り過ぎる空気の種類が間違いなく秋のそれなのデス。
あぁ、サヨナラ。
夏の湿った空気。
来年、また会えますか。
会いたくないっつー気もしますが。



普通二輪の入校生の中に、同じ苗字の女性がふたり。
最初はたまたま同じ苗字のヒトが入校しただけかと思いきや、どうやら親子の模様。
20代半ばの娘さんと、50代のオカーサン。
親子揃って普通二輪免許に挑戦デス。

果たしてどの様な理由で、親子で二輪免許に挑むのか、
聞いてみない限り、わし達には知る由もないのですが、
なんだか素敵な親子愛。
仲良きことは美しきことかな。
入校するまでの間に色々な物語が2人の間には隠れ、
そしてこれから色々な物語をこの教習所で、2人揃って書き連ねていくことでしょー。





えー、





ネタ元が増えたなんて思っちゃいませんヨ。





ネタ元なんて。

そんな失礼な。
そんな無礼な。(ワクワクしながら)



とりあえずがむばって欲しいものデス。







 ■  2002年 9月13日   値段はいいんだけど。




走行距離12万km。
車検なし。
あちこちに傷がたっぷり。
錆も少々。



うーん・・・。



もちっと探そー。







 ■  2002年 9月12日   誤訳。




まだまだ続くヨ二輪担当。
なかなかニンゲンって頑丈に出来てるんだねぇー。
あー、神秘。


普通二輪教習の合間の普通車教習、
なかなかイマドキ珍しく、とっても純朴そーなオトコノコのO君(19歳・♂)担当デス。
「○○号車で待っててネ」と言ってるのに、別の車で待っていたりするお茶目さんっぷりデス。
普通だったらヒトの話を聞かないそんな態度に、小言のひとつでも言ってやりたくなるトコですが、
彼の素朴っぷりに、口調も柔らかくなるっつーもんデス。

で、O君、君は限定無しの教習生だけど、
今日の教習はAT車やるんだヨ。
AT車だAT車。
AT車の「AT」ってなんの略かわかるかい?
ちなみにMT車の「MT」は何の略か勿論わかってるよねぇー。

そー問い掛けてみたいんですヨ。
特に困らせてみよーとか、意地の悪いことをしたつもりはNothing。
しかし。
しかし、なんだかやけに困っているし。
あらま。
ちびっと難しかったかな。
っつーか、それくらい知ってると思って聞いてみたオジサンが悪かったのかな。


しばらく悩んだO君、ポツリと呟いた。







「ATはオートマチックでー、
MTは、マニュアル・チックですよね?」







そうそう!
可愛らしいのはメルヘンチックでぇ、少女趣味は乙女チックでぇ、
ナフサを原料とするのはプラスチックでぇ、日本海海戦の艦隊ははバルチックでぇ、
英国長距離路線専門の航空会社はヴァージンアトランチックでぇ、
MTはマニュアル・チックなんだよねぇーってコラァァァー!   ←久しぶりのことでちょっと嬉しい



「ですよね?」っつー疑問形で答えるトコは自信のなさが伺えるっつーもんですが、
それでも少しだけ断定のニュアンスが含まれているトコが粋っつーもんデス。
「automatic」を「automa」と「tic」に分けるなんて、なかなかやるねぇーO君!
そいでもって「manual」は分けよーもないもんだから、「tic」を足すなんてさいこー!
そんなO君の思考回路にかんぱーい!
っつーか、AT車を「オートマ車」って言っちゃったりするもんだから、
そーいうアッパレな言葉が出てくるわけで、
なんでもかんでも言葉を略してしまう弊害ココにありっつー感じで、
ニホンの国語教育はダイジョーブなんでしょーか。
っつーか、「ー(長音記号)」やカタカナを多用してるわしが偉そーなこと言えないですネ!



実際問題、シーケンシャルシフトなんかは、「マニュアルチック」と言っても良さげデス。



そんな純粋で素敵なO君は、やっぱりブレーキを左足でガッツリ踏んで教習終了。
さぁ、次は修了検定チックだ!







 ■  2002年 9月11日   飛ぶ。




二輪担当6連チャン(公休挟む)の3日目、
本日は大型二輪担当デス。
でも大型二輪教習でエピソードはありませぬ。


わしの関係ないトコで、最近入校してきた生徒様の話で盛り上がる指導員。
その名もK君、とにかく足の操作がそりゃーもう、シッチャカメッチャカらしい。
「アクセル踏んで」っつー指導員の言葉にアクセルを緩めてブレーキを踏む。
「クラッチ踏んで」っつー指導員の言葉に左足でブレーキを踏む。
「ブレーキ踏んで」っつー指導員の言葉にハンドルを回してしまう。
もー、なにがなんだかわからないらしい。
真面目なオトコノコのよーで、一生懸命やってるらしいのだが、
ダメダメ。
指導員もペダルの踏み方を小学生に教えるくらいのレヴェルで、紙に書いて教えてみても、
ダメダメ。
しばらくの間は、彼の名前が出てこないっつーことはないよーデス。


普通二輪の生徒に、スタントマンの男性がいるらしいデス。
なんでも「なんとか戦隊○△」の怪獣役で、日夜戦ってるとのこと。
つい最近も、6mの高さから飛び降りたことらしい。
おぉー、
でんじゃーだねぇー。
怪我しないで欲しいもんデス。

で、二輪免許取得の理由が、

芸の幅を広げるため

うむ。
様々な理由があるもんだ。
免許取得の暁には、バイクに乗って戦ってみたり、崖からダイヴしてみたりするんだろーねぇー。
とりあえずヒーローの前でエンストだけはしないよーにしないとねぇー。
エンストしてる隙に、ヒーローにやられちゃったら格好悪いからねぇー。
ちなみに一緒に教習を受けていた男性は高さ3000フィートから飛び降りる仕事らしい。


いろんな仕事があるよーデス。







 ■  2002年 9月10日   内股でGo!




最近、変わった生徒様が入校してこないねぇーなーんて思っていたら、
ちゃんと入ってきたみたいデス。

年に1、2名はいらっしゃるタイプのヒト達、



オカマさんデス。



過去にもいらっしゃいました。
見掛けはオトコなんだけど、話し方が完全にアッチな生徒様、
見掛けも女性で、話し方も仕草ももはやオトコのカケラもない生徒様、
実際にチョン切っちゃって、身もココロも女性な生徒様。

今度は本物みたいデス。
歌舞伎町にお勤めみたいデス。
「おねー言葉」を駆使されるみたいデス。
指導員もそのおねー言葉に釣られて、怪しげな言葉遣いになるそーデス。



楽しみデス。
わし、担当することはなさそーだけど。







 ■  2002年 9月9日   気掛かり。




昨日の日記で、精根尽き果てたので、
本日はシンプルに。



本日より二輪担当が4日連続するのデス。
公休を挟むと6連チャンなのデス。


一点だけ心配。
ウェアの洗濯が追いつくかどーか。

わしが洗うわけじゃないけど。



体力は小出しでGo!だ。







 ■  2002年 9月8日   ちっと長いヨ覚悟ダ。




今日は公休。
相変わらずBBSに顔出さない管理人ですが、ちゃんとチェックは欠かしてませぬ。
当たり前の話デスガ。

で、BBSを見ていてちょっと気になったのが、
「運転歴の浅い指導員」の話題デス。
管理人が不在でも貴重な意見や考えが活発に展開されていて、
もはやわしの出る幕がないよーにも見えなくもないですが、ちびっとだけ考えを述べてみよーかと。


指導員っつーのは、インストラクターなんですヨ。
今更だけど。
出来ないヒトを出来るよーに導くことが仕事なわけで、
じゃー一体、何を出来るよーにするのか。
そーいうことになるわけですヨ。
で、勿論、クルマの運転を出来るよーにするっつー大前提があるわけデス。
ただそれだけじゃないのは言うまでもなし。
「認知−判断−操作」の一連の作業を、より安全に出来るよーに仕向けさせるのが目的なのですヨ。
車っつーハードを操作するのなんか、乱暴な言い方だけど練習さえ積めばすぐに出来るのデス。
しかし、そのハードを「安全に」動かす為には、ある一定の経験則に基づいた思考方法が必要なのデス。
だからこそ、普通免許には「18歳以上」っつー年齢制限があるのだとわしは思ってマス。
車の運転以前にある程度のジンセイ経験を踏んで、精神的に成熟してなきゃいけないってことデス。
話は逸れるけど、わし、普通二輪免許だって16歳以上じゃなくて18歳以上でいいんじゃないかって思ってマス。
それ以前に、もしかしたら普通免許ですら免許取得可能年齢を、
もっと引き上げた方がいいんじゃないかって思ってるくらい。
それくらい危険な乗り物なんデス。
それくらいある程度の覚悟が必要な乗り物なんデス。

で、そのライセンスを取得する為に、教習所に通ったりするわけですが、
そこで教習をする指導員の年齢制限っつーのが、「21歳以上」っつーキマリゴトがあります。
つまり18歳で免許を取得して3年間乗ってきて指導員になるための年齢になるっつーことなんですが、
逆に20歳を過ぎてから免許を取り、すぐに指導員を志すヒトが出てくるのも不思議じゃない。
実際にそーいうヒトもいるわけだし。
じゃー、そーいうヒトは指導員になって教習をすることが出来るのかってことになるわけで。

わしの考えは、そーいう運転経験の浅いヒトに教習を行うことは出来ると思ってマス。
ただし。
「ただし」っつー条件が付きますヨ。
「所内教習に限る」っつー条件が。
所内のコースを走り、そして仮免許を取得する為に修了検定を受ける。
その修了検定を合格する為の走り方を、ぶっちゃけた話、1段階では教えるわけデス。
勿論、それだけじゃなくて、路上を走る為の基礎的な運転技術や思考方法を、
身に付けてもらうのが目的でもあるだけどネ。
そのための運転スキルは、経験の浅いヒトでも覚えちゃえば簡単なんですヨ。
運転装置の取り扱い、進路変更の仕方、交差点右左折の仕方、確認方法、et cetera・・・。
こーいうものは、経験則はあまり関係ないわけデス。
それよりも、失敗の原因を究明し、その相手の心理的なモノを読み取り、それを具体化させ、
それを寄りよい方向に向けさせるための適切なアドヴァイスが出来る、
どちらかっつーと心理学的な要素に長けてた方がよっぽどいいと思うのですヨ。
十人十色なヒト達が初めてハンドルを握り、上手くコトが進めば全く問題なし。
しかし、上手く進まないのが当たり前なわけで、それをどう改善させていくのか、いけるのかが、
所内教習をする上で教習指導員に求められる、最大限必要なスキルとわしは思ってるのデス。
生徒のちょっとした言動、挙動を見て。
生徒の失敗方法を見て。
なぜ上手くいかないのか。
なぜ失敗してしまうのか。
それじゃー、どう助言を加えればいいのか。
そんなもんが要求されちゃうわけデス。
1段階の所内教習って奴は。
ちなみに当校の二輪を担当している指導員グループのボス、
街中をバイクで走ったことない指導員デス。
それでも一番キッチリとした教習をやってマス。
当たり前と言えば当たり前なんだけど。
ただ、二輪の教習って、実際の街中での走行はないんだよねぇ。


じゃー、2段階、路上教習はどーなのか。
これはもうヒトコト。
出来ないと思う。
キツイ言い方に聞こえるかもしれないけど、出来ないとわしは思ってマス。

例えば直線道路、道幅は一車線でしかもかなりタイトな道。
道路右側のカーブミラーに小さな人影が映っている。
どうやら生徒はその人影を気付いていないらしい。
じゃー、この後、目の前しか見てない生徒はどんな行動を取る可能性があるのか。
道路に急に現れた(ように感じる)人影を見て、
急ブレーキを踏むかもしれない。
急ハンドルを切るかもしれない。
急ブレーキを踏んでもいいように、後続車の状況を把握し、
生徒に気付かれないよーにポンピングブレーキを踏んでおいた方がいいのか。
それともあえて指導員がブレーキを人影が出てくる前にキッチリと踏んでおいた方がいいのか。
急ハンドルを切らないよーに右に動くであろうハンドルをすかさず押さえる準備をしておいた方がいいのか。
火事場の馬鹿力で対向車に向かって思いっきり切ろうとする生徒の力を抑えることが出来るのか。
それとも先に補助を入れておいた方がいいのか。
逆に怖い思いをさせて、生徒の頭にその怖いイメージを焼き付けさせた方が効果的なのか。
それともカーブミラーの人影に指導員が気付かず、生徒と一緒に驚いてしまうのか・・・。


車の運転に限らず、危険の伴う行為っつーものは、
間違いなく経験則っつーもんが必要になってくるもんだとわしは思ってマス。
教習中には教わらなかった場面に遭遇して、ちょびっとだけ怖い思いをして、
そんなことじゃいけないんだと背中に寒いものを感じて、
そんなコトを繰り返してして初めて予測っつーもんが出来るよーになるわけで。
クラクションを鳴らされたうえに、運転席から顔を出して鬼のよーに怒鳴るヒトをみて、
こーいうことをすると、迷惑をかけちゃうんだってことを肌で直に感じて、
初めて確認っつーもんが出来るよーになるわけで。
そーいうもんが出来るよーになっていて、初めてヒトに事前に、前もって、予め、補助が出来るわけで。

机上の勉強だけじゃ出来ないと思うんだよねぇ。
車の運転っつーのは。
そして教習っつーのは。
わしはそー思うんですヨ。
勿論、最大限の努力のうえ、出来るヒトはいるかもしれなし、
そして実際に教習指導員として働いているヒトはいるかもしれない。
それに実際に自分がステアリングを握っているよりは、助手席に乗っている時の方が、
回りも見れるし、より客観的に周囲の状況を読み取れるかもしれないから、
一概には言えないのかもしれないけどねぇ。

ん?
っつーことは、もしかしたらダイジョーブってことになるのかなぁ。
もしかした教習を重ねていくうちに、予測にもある一定の法則があることにも気付くかもしれないし。
わし自身、実はこの考え方に揺らいでいたりして。


いろいろと小難しーことをダラダラと述べてみたけど、
最終的にその人物が教習指導員になり、全ての教習を担当するかどーかを決定するのは、
そこの教習所の管理者デス。
年々厳しい情勢に晒されている自動車学校の看板を背負って、
事故を起こしたり一般車に多大な迷惑をかければ、学校にマイナスになるのは自明の理。
それに生徒自身が一番敏感にその指導員の資質に反応するはず。
だからこそ、そう易々と怪しい人物を、街中出すことはないと思うんデス。
つまりその管理者がOK出すっつーことは、
きっと指導員として、それ以前にドライバーとしてやっていけるっつーことだと思うんだよネ。
教習指導員の資格審査に合格するのは、とんでもなく大変。
でもそれに合格して、そして初めて教習を担当するよーになるまでの方が、
実は大変なんだっつーことを肝に銘じて欲しいものデス。
指導員を目指す方、とにかく、ひたすら、そして健気なほどがむばってくださいませ。





現指導員も、いろいろ考えなくちゃいけないんですよネ。
きっと。







 ■  2002年 9月7日   またそれ?




普通車担当。
昨日の雨が未だに続いているけど、それでも時々陽が差してみたり。
相変わらず多くの生徒様は、ワイパーの使い方がわからず、
あちこち装置を動かしてマス。
意外と知らないみたいデス。
ちゃんと教本を読んできてくださいネ。
装置の取り扱いのページだヨ!



さて。







■▲▼

【1:225】▲ えちょせとらをまたーりと ▲
1 名前:えちょせとら@名無しさん 2002/9/7 23:11
   最近のえちょせとらってどーよ?

889 名前:えちょせとら@名無しさん 2002/9/8 02:15
   >>878
   そんなこと言ってるからダメになるんだYo!(藁

890 名前:えちょせとら@名無しさん 2002/9/8 02:17
   でもそれも仕方ないことと思われ。

891 名前:えちょせとら@名無しさん 2002/9/8 02:18
   それにしても糞すれだな。

892 名前:えちょせとら@名無しさん 2002/9/8 02:25
   管理人のネタ、切れたのかねー。(藁

892 名前:えちょせとら@名無しさん 2002/9/8 02:28
   逝ってよし。

893 名前:えちょせとら@名無しさん 2002/9/8 02:40
   >>892
      ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ( ´∀`)< オマエモナー
    (    )  \_____
     | | |
    (__)_)

894 名前:えちょせとら@管理人さん 2002/9/8 02:41
   ホントにゴメンナサイ。

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困ったもんデス。







 ■  2002年 9月6日   雨。




―――波止場にて。

靄が辺り一帯を支配し、数十メートル先も霞むほど視界がはっきりしない。
オレはトレンチコートの襟を立て、ボルサリーノを目深に被り直す。
ポケットからシガレットを出し火をつけるが、どうも不味い。
すぐに地面に叩きつけ、足で揉み消してしまった。
遠くに汽笛がボンヤリと聞こえる。
オレはここで何をしているのだろうか。
オレはここで誰を待っているのだろうか。
海面で戯れているカモメが知っているとでもいうのだろうか。
雨の礫が落ちてくる。
体は冷え切っているが、まるで根が生えてしまったかのように、
オレは動くことが出来ず、ただただひたすら、
この波止場で何かを待っているだけだった―――






土砂降りの雨にも関わらず、気持ち良さそーにバイクに乗ってる生徒はきっと、
そんなナルちっくな気分に浸っているに違いない。


うん。
そーに違いない。





雨の日の二輪教習、
もー、パンツまでビチョビチョだっつーの。







 ■  2002年 9月5日   イヤだ。




眉間とー、

瞼とー、

鼻とー、

唇とー、

眉毛とー、

勿論、耳もひっくるめてウン十個もピアスしていてー、

ぶっとい腕には幾何学模様みたいなTATOOがザックリと刻まれていてー、

国籍はブラジル、ニホンゴはたどたどしくてー、

どこかの球団の助っ人選手みたいでー、

ロープを使って停まっている車を歯とかで動かせそーな気配濃厚なー、

そんな生徒はちっとイヤだ。







 ■  2002年 9月4日   しみじみと。




なんだか最近の二輪の生徒さんはスゴイなぁー。



いろんな意味で。







 ■  2002年 9月3日   続々オッサン指導員。




きゃにゅせれぶれー♪


きゃにゅきすみーとぅなー♪


うぃーうぃらーぶ♪


ろーんろーんたい♪






てーいねんて言ーうー

 言葉なーんーてぇー知ーらーなーかぁったーよねぇー♪








〜60超えても退職されない貴方へ捧ぐ〜








仕事が休みの日の日記のくだらないことくだらないこと。
っつーか、ちびっと古かったねぇ。
'97年の作品でした。







 ■  2002年 9月2日   続オッサン指導員。




えーっと。


昨日の日記で一点ほど訂正が。





わしもオッサン指導員でした。(てへ♪)





あ、勿論ちゃんと教習はやっているつもりですヨ。
「年齢が」っつーことネ。
「年齢」がね、オッサンだと・・。


すっかり自分は若手指導員と思っていましたが、
既に入社もそろそろ10年目に突入。
歳も教習生と一回り以上、違ってるんでしたっ!(吐き捨てるよーに)
あー、うっかりしてましたっ!(逆切れ気味に)


で、自分はオッサンなんだっつー現実を、
ふいに叩きつけられた気がして、ふと直視しちゃったよーな気がして自己嫌悪。

それでもって、何も日記にわざわざそんなコトを書くこともないだろーと、二重の自己嫌悪。







 ■  2002年 9月1日   オッサン指導員。




(氣志團風に)
そうっ!
あのヒトはサイコー!
あの指導員はサイコー!

だって、すっげぇー楽しいんだゼぇ〜!
いろんな話、してくれるし〜。
怒らないし〜、優しいし〜、ハンコも絶対押してくれるし〜。
危なくなったらブレーキ踏んでくれる。
危なくなったらハンドル助けてくれる。
自主経路、道がわからなきゃ、ちゃんと教えてくれるんだゼぇ〜。

※ そうっ!
あのヒトはサイコー!
あの指導員はサイコー!

※ ×3time repeat

作詞:とある生徒
作曲:とある生徒
編曲:echo








そんな生徒の路上教習、担当したんですヨ。
21歳の女生徒、路上教習も半ばに差し掛かり、
本人曰く、だいぶ慣れてきましたぁ〜♪
そーおっしゃる。
うむ。
原簿を見ると、まさにそんな素敵な指導員の名前が軒並みズラリと。
うむ。
試しに聞いてみましょ。


「前回、指導員にどんな指摘を受けましたか?」

「何もなかったでぇ〜す♪」

「あ、そー。」


ほらネ。
そんなことだと思ったヨ。
所内から路上に出た瞬間にわかる、彼女の上達具合って奴。
間違いなく、ただただ時限数のみを消費してきたかのよーな運転っぷり。
もう1回聞いてみましょ。


「前回、ホントに何も話はなかったですか?」

「ずーっと世間話してましたぁ〜♪」

「あ、そー。」


ほらネ。
やっぱりネ。
そんなことだと思ったヨ。

楽しいかい?
そんなオッサンとの世間話が。
勿体無くないかい?
教習料金が。
その1時限の教習料金分で、どれだけ美味しいものが食べられる?
その1時限の教習料金分で、どれだけ遊べる?
その1時限の教習料金分で、結構なモノ、買えない?

聞いてみよーと思ったけど、やめておきましたヨ。
不満気な顔で話すのではなく、そりゃー楽しかったよぉ〜と言わんばかりの顔で話す彼女。
聞くだけ無駄なよーな気がして。

でも。
きっと生徒には罪はNothing。
そーいう態度で接するオッサン指導員が悪いのデス。
無駄話をして、生徒に少しでも上達を促す補助助言をせずに、ただただ1時限のドライヴ。
成果が見れた見れない関係なく、まるで夏休みのらぢお体操に出席した時のようにハンコをペタリ。
彼女はもうすぐ教習所を卒業していくことでしょー。
残念ながら彼女のスキルはまだまだ独りで車をドライヴさせるには程遠いレヴェル。
でも、ライセンスは持っているコトになっているのデス。
緑の帯のついた免許証を持っているコトになっているのデス。
それ以前に検定に受かるかどーかすら怪しいけど。


わし、別に世間話を教習の合間にちびっと話すこと自体は悪いとは思わないデス。
ガッチンガッチンに緊張で固まった生徒を、少しだけ軟らかくする役割はあるわけだし。
わし自身、その類の話をすることもあるし。
でも、彼女に対しては別。
一切無駄話をしませんでしたヨ。
その時限は。
原簿を見る限り本来履修してきて出来ていないとおかしい部分を、指摘しまくり助言しまくり。
損失補填とか、そんな偉そーなこと言う気はないけど、
単にあーいう運転スキルで街中走られちゃったら困るだけ。
そーいうドライバーに身内を傷つけられたくないだけデス。
きっと彼女にとって、わし、ク○やかましい指導員に思われるに違いない。
別に彼女に嫌われよーが、アンケートに書かれよーが構わないしねぇ。
オトモダチになりたいわけでもないし。



無駄話しかしないオッサン指導員に、
「もっとまともなコト、話せコラ。」
って言える賢明な生徒がもっともっと増えるコトを切に望みまくりっつー気分デス。










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