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The Chemical Brothers
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 ケミカルブラザーズは エド・シモンズ[ Ed=Simons ] と トム・ローランズ[ Tom=Rowlands ] の2人組のユニット(長髪でメガネの方がトム)で、彼らの ”テクノ” に対する貢献は他のアーティスト以上に多大なものがあります。 それはまさにテクノの解放ともいえる、ロックとテクノとの架け橋となったそのワークス、こういう言い方をするとテクノがロックの下であるようなとらえ方なのかもしれませんが、それだけケミカルブラザーズのスゴさを示すもなのでしょう。 そして広くスタンダードな一ジャンルとしてテクノを引っ張っていく存在であったことは揺るぎのない事実です。
 95年以降には THE CHARLATANS (ザ・シャーラタンズ) や OASIS (オアシス) の ノエル・ギャラガー[Noel Gallagher] たちと共演を果たし、ついにはUKのイギリスロック界の殿堂 「 Glastonbury Festival (グラストンベリー・フェスティバル)」 でヘッドライナーを務めるという、まさに奇跡ともいえる彼らの偉業のはじまりでした。
 ビッグビートとも呼ばれる、彼らの電子音の持てる力を最大限に使い切る激しいビート、一転してロマンティックにメロディアスなナンバー。 彼ら自身、飽くなき音への追求はロックから、ヒップホップまで尽きることはなく、The Chemical Brothers は常に外を目指し、広い世界へ向けて発信されています。 ちなみにケミカル兄弟というこの名前は初期はダスト・ブラザーズという名前でしたが同名のバンドとの混同を避け、現在のケミカル・ブラザーズにしたそうです。

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The Chemical Brothers #01
The Chemical Brothers #02

  Disk 01 is _

Exit Planet Dust
The Chemical Brothers
Issue
Published
Info
95.9/6 No.vjcp-25188
JUNIOR BOY`S OWN
アルバム

 ケミカル・ブラザーズ 記念すべきファーストアルバム 『 イクジット プラネット ダスト 』 、邦名は 『 さらばダスト惑星 』 。 「 ロックンロールとテクノは化学変化する 」 というこのアルバムの帯のキャッチコピーにあるようにケミカル兄弟の伝説の幕開けとなるこのアルバムは、今や教科書のような存在にまでその価値を高めています。
 まずはシングルカットされている " Leave Home " から、グッと盛り上がってくるこのビーツ。 個人的に好きなのが " Chico's Groove "、イントロの部分から独特のシチュエーションで、ノンストップミックスの前半の展開とは少し風向きを変えていく後半への見事な立ち振る舞いは見事です。  その次の " One Too Many Mornings "も女性ヴォーカルの澄み渡るトラック。 同じくラストの " Alive Alone " などもリスニング向けで、このあたりは、テクノとして革命的なこのアルバムの絶妙なスパイスであるように思えますね。

01.
Leave Home
5:33
08.
One Too Many Mornings
4:12
02.
In Dust We Trust
5:17
09.
Life Is Sweet
6:33
03.
Song To The Siren
3:16
10.
Playground Of A Wedgeless Firm
2:31
04.
Three Little Birdies Down Beats
5:30
11.
Alive Alone
5:16
05.
Fuck Up Beats
1:25
Total Time
49:27
06.
Chemical Beats
4:50
07.
Chico's Groove
4:47
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ASIN : B00005GOEY   ■ BUY this MUSIC! 
  
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  Disk 02 is _

dig your own hole
The Chemical Brothers
Issue
Published
Info
97.3/26 No.vjcp-25292
Toshiba EMI
アルバム

 セカンドアルバム、『 ディグ・ユア・オウン・ホール 』 。
 「 ダンス・ミュージックの本命か? ロックンロールの大穴か? ブレイクビーツ・ロックンローラー、ケミカル兄弟が世紀末に迎えた人類にブチかます、待っててましたの2ndアルバム。 」
 このキャッチコピーから伺えるように、 ” セッティング・サン ”、 ” ブロック・ロッキン・ビーツ ” を引っ提げてのこのアルバムは、高い評価を得ました。 特に オアシス の ノエル との共演 " setting sun " はチャート ナンバー1 シングルになり、当時のラジオDJ クリス・エヴァンス が番組途中で曲のオンエアーを中断するほど。 他のアーティストに嫉妬されるのは、確実にその地位を固めていった証でもあるのでしょう。
 この作品に限らず、ケミカル のアルバムは1枚として 「流れ」 が見事です。 終始アッパーではなく、まずは文字道理、「1」から順に始まり、そしてクライマックスを迎えると、メロディアスなナンバーを織り交ぜ、聴く者を余韻に浸らせ、収束に向かっていきます。
 そのためにも " block rockin' beats "、そして " where do i begin " は外せないトラックですね。

01.
block rockin' beats
5:14
08.
get up on it like yhis
2:46
02.
dig your own hole
5:27
09.
lost in the k-hole
3:52
03.
elektro bank
8:18
10.
where do i begin
6:56
04.
piku
4:55
11.
the private psychedelic reel
9:21
05.
setting sun
5:28
Total Time
63:28
06.
it doesn't matter
6:14
07.
don't stop the rock
4:49
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ASIN : B000005RQL   ■ BUY this MUSIC! 
  

 

 

 


 

 BIG BEAT & BREAKBEAT
▽ ▲ ▽ ▲

 『 80年代のレコードを持ち寄って、自分にとって「使えるビート」のみを抽出し、それを幾重にも編集したブレイクビート変革者たち。 』  from Listen Japan 

 ケミカルブラザーズ や ファットボーイスリム の音楽は ビッグビート と呼ばれます。 同じようなジャンルで ブレイクビーツ とういこともあります。 「 ブレイクビーツ 」 は、ビーツ&ブレイクとも言い、既存の音・音楽の良い部分を抽出し組み合わせることで、新しい音楽を創り出すことを言います。 一方で 「 ビッグビート」 は ブレイクビーツ よりも、アッパーでハード、幅広い音楽からの吸収、さらに デジロック という分野も内包しています。 テクノとロックの融合から誕生した新しい音楽の1ページ。 それをそのページを大胆に開いたが、彼ら、科学兄弟こと ケミカルブラザーズ なのでしょう。
 



  Disk 03 is _

Surrender
The Chemical Brothers
Issue
Published
Info
94.11/18 No.pccb-00166
PONY CANYON (Scitron)
アルバム

 よく ケミカルブラザーズ の音をして表現にされるのに 「チープ [ cheap : 安っぽいなど ] な電子音を巧みに使う」 と言われることがしばしばありますが、この 3rdアルバム 『 サレンダー 』 では正にチープな電子音の真骨頂ともいえるトラック1の "music : response " はあまりにも有名です。
 今回も参加の ノエル (Tr.5 "let forever be" ) を筆頭に、NEW ORDER (ニュー・オーダー) のヴォーカリスト、バーナード・サムナー (Bernard Sumner) と PRIMAL SCREAM (プライマル・スクリーム) のボビー・ギレスピー (Bobby Gillespie)がコラボレートした、トラック3の "out of control " など、豪華アーティスト陣の参加も見物。
 [ surrender ] … 降伏する、放棄するなど。 思わず今までのブレイクビーツを完全に捨ててしまったかのようなタイトルですが、中身はしっかりケミカルなノリですので。

01.
music : response
4:52
08.
got glint?
2:46
02.
under the influence
4:36
09.
hey boy hey girl
3:52
03.
out of control
1:51
10.
surrender
6:56
04.
orange wedge
1:45
11.
dream on
9:21
05.
let forever be
4:15
Total Time
59:00
06.
the sunshine underground
2:18
07.
asleep from today
4:09
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ASIN : B0000562FB   ■ BUY this MUSIC! 
  

 

 

 


 

 

  Disk 04 is _

Come With Us
The Chemical Brothers
Issue
Published
Info
02.1/21 No.vjcp-68367
Toshiba EMI
アルバム
 「 ついてくる?」 、「 とも旅立とうよ!」 そう問いかけるのが、約8年ぶりのアルバムとなる 『 カム・ウィズ・アス 』 。 ロック、ハウス、そしてテクノ、いくつもの音楽を吸収し、外に向けられる波動。 化学兄弟ココに、テイクオフ! 先行して発売されたシングル 『 イット・ビギャン・イン・アフリカ 』 や、『 スター・ギター 』 も収録。 トライバルな ( 民族的、ココではパーカッシブな、またパーカッションを多用した ) イメージが全面を見事に包んでいます。
 まずはアッパー・チューン " COME WITH US " がジリジリと ケミカルブラザーズ の復活を暗示します。 そして出し惜しみすることなく、間髪入れずに " IT BEGAN IN AFRIKA " 。 マックスまで引き上げられたテンションを受けるのは、我らが " STAR GUITAR "! ヴォーカルにエレクトリック・ミュージックの Beth Orton (ベス・オートン)を迎え、ナチュラルで切なげなヴォイスと輝く電子音のコンビネーションはアルバム最高のデキです。 もちろん他にも " MY ELASTIC EYE " 、 " PIONEER SKIES " 、など中毒性の強いトラックが目白押し。 唯一メロディアスな " THE STATE WE’RE IN " も Good です。
 日本盤のみのボーナス特典はパソコンで起動する " STAR GUITAR " のビデオクリップ。
01.
COME WITH US
4:58
08.
DENMARK
5:06
02.
IT BEGAN IN AFRIKA
6:16
09.
PIONEER SKIES
4:04
03.
GALAXY BOUNCE
3:27
10.
THE TEST
7:46
04.
STAR GUITAR
6:27
EX
STAR GUITAR (Edit)-(Video)
3:59
05.
HOOPS
6:31
Total Time
54:49
06.
MY ELASTIC EYE
3:41
07.
THE STATE WE’RE IN
6:26
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ASIN : B00005U29G   ■ BUY this MUSIC! 
  

 

 

 


 

 






The Chemical Brothers #01
The Chemical Brothers #02
□■  A m b i e n t  E a s y  -  D i g i t a l  S p h e r e _ by Asur ■□


 
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