| 『 ミュージック・ハズ・ライト・トゥ・チルドレン 』 、 Boards of Canada ファースト・アルバムです。 96年 skam よりリリースされたデビュー作 『 ハイ・スコア 』 からも数曲ラインナップしており、98年に skam と warp の共同でリリースされたのがこのアルバム。 で、こちらは初回限定の邦盤、ボーナスディスクつきのモノ。 EP盤 『 Peel Sessions 』 に収録されている3曲、つまりシングルがそのまま付いてます。
Tr. 9 "Bocuma" と一連に、続く "Roygbiv" が、彼等の真骨頂でしょう。 重厚なまでの雰囲気から、金属的なドラムが一層の緊張感を感じ、やがて開放感へと行き着くときには BoC の世界に満たされます。 また "Aquarius" や "Pete Standing Alone" が、タイトルとイメージの絶妙さが面白いですね。 そして、終盤の "Open The Light" からは本当に “開かれた光” が差し込むかのように。
ボーナスの "Happy Cycling" はオリジナル、Tr.1 は同曲の若干のアレンジ、ライブ・テイク的ですが、 "Olson [Version 3]" はかなり別物になってます。 |