▼ Thailand
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| 久々の 海外旅行 、 |
| アジアは タイに 行ってきます 。 |
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| 荷物も 出国前日に 準備 、 どうも 実感が 沸きません 。 |
| 常備薬に カメラ 、 愛用 MD ウォークマン 、 |
| そして 、 緊急時の カップヌードル と 実弾 (現金) 。 |
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| 病原菌 、 テロ 、 スリ 、 ぼったくり 、 |
| あまたの “ 敵 ” を 、 想起しつつ 、 合い言葉は 、 |
| 危なくなったら 、 即 逃げる 。 |
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▼ Thailand T
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| 6日間 、 アジアは Thailand に 行ってきました 。 |
| ここは パワフルな 国で 、 同じ アジアでも 日本と 似た 一面も あれば 、 |
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| 日本以上に 近代的で 、 宗教や テクノロジーに 溢れた 国です 。 |
| 訪れた 街は 、有名な リゾート地である Phuket と 、 |
| 小高い 岩山と ジャングルに 囲まれた 秘境の ビーチ ・ Krabi 、 |
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| そして 首都 Bangkok の 3カ所を 訪れました 。 |
| ダイナミックな 魅力に 圧倒されるとともに 、 |
| ホントに 興味深い国で 、 学ぶことが 多い 国です 。 |
| しばらくは 、 ここで 、 その 旅行記を 綴りたいと 思います 。 |
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▼ Thailand U Phuket @ 11 / 14 / 04
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| アンダマン海に 浮かぶ 最大の島 、 プーケット島 。 |
| 熱帯の ビーチを 繋ぎ 、 アジアの 楽園としても 有名な リゾート地 。 |
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| フィリピンは マニラを 経由し 、 3度の フライトを 経て 、 |
| 辿り着いた島 、 プーケット 。 最初の 訪問地だ 。 |
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| 深夜に 到着した にもかかわらず 、 出迎えたのは 、 |
| 街の 屋台と 露天商という 人々の 喧騒 であった 。 |
| しかし 、 ホテルの 界隈でも 、 一度 裏路地を覗くと 、 |
| スラムのように 押し殺したような 静けさが 襲う 。 |
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| 放し飼いの 犬が 「アジア」を 彷彿と させてやまない 。 |
| 実感した 。 Thailand に来たのだ 。 |
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▼ Thailand V Phuket A 11 / 15 / 04
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| 翌朝 、 ビーチに 向かうと 意外なまでに 欧米人と 出会う 。 |
| どうやら 、 今は 冬の 寒さを 避け 、 海外の アジアに 、 |
| やって来る 旅行客が 多いそうだ 。 |
| なるほど 、 ビーチは そんな観光客と それを 糧にする 現地人で いっぱいだ 。 |
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| この国では 全てが 交渉で 成り立つ 、 そういっても 過言では ないだろうか 。 |
| TukTuk と 呼ばれる 流しの タクシーは 、 油断の ならない 。 |
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| 奇遇にも ホテルまで 同乗した 同じ 日本人と 投合し 、 |
| ツアーの 車を 貸し切り 、 KRABI に 行くことになった 。 |
| 当初は 、 タクシーを 貸し切る という 、 拉致の 危険と 高額な リスクが あったが 、 |
| 予定より 安価に なった 。 なった ものの 、明日の 朝は 早くなるようだ 。 |
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| クラビ には 、 今回の 旅の きっかけ であり 、 その 目的の 一つが ある 。 |
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▼ Thailand W KRABI @ 11 / 16 / 04
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| ジャングルの 残る 秘境と 石灰岩の 岩山に 囲まれた リゾート・ビーチ 。 |
| 切り立った 岩肌と 果てしない 水平線の 輝かしい 絶景の地 。 |
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| クラビには いくつかの ビーチが あるが 、 大地は 険しい ジャングルに 覆われて 、 |
| 移動手段は もっぱら ボートに ならざるを得ない 。 |
| しかしながら 、 近くの コテージや ホテルは 、 むしろ 、 高級な クラスだ 。 |
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| なぜなら 、 見渡す 限りの 海と 断崖絶壁に 囲まれた この地は 、 |
| 都会の 喧噪とは 無縁で 、 与えられるのは 、 |
| その 美しい 光と 波の ささやき だけだからだ 。 |
| 渡しの ボートは 、 日本円で 100円 そこらの 交渉で 、 島と 島を 繋ぐ 。 |
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| 私が 、 憧れた あの 岩山を 見ることが 出来るのだろうか 。 |
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▼ Thailand X KRABI A 11 / 16 / 04
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| モーターの ついた 木製の ボートで 、 Ao Nang Beach から 、 Rai Lay Beach へ 。 |
| そこから 、 目的の Phra Nang Beach までの 道のりが 分からない 。 |
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| 案内を 立て 、 歩くこと 十数分 、 反対側の Nan Mao Beach へ やってきた頃には 、 |
| すでに 数十分が 経過していた 。 |
| 海岸線を 左に 、 今度は ジャングルを 右に 先へと 進む 。 |
| 野生の サルが こちらを 伺っている 。 |
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| やがて 、 鍾乳洞を くぐり 終えたとき 、 そこには あの 景色が 広がる 。 |
| 数ヶ月前 、 パンフ や ガイドブック の 小さな 写真で 見た 光景 、 |
| 海辺に 居座る 巨大な 岩山 、 海際には 落ちてきそうな 鍾乳石が 。 |
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| これが 見たかった 光景だ 。 |
| 待ち望んだ 景色を 目の前に 思わず 感動した 。 自然に 全身全霊が 興奮する 。 |
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| わずかに 、 小一時間 程度しか 、 その 光景を 見ることは 出来なかったが 、 |
| 刻まれたものは 失わない 。 |
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▼ Thailand Y Bangkok @ 11 / 17 / 04
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| クルンテープ [ KUNG THEP : 天使の都 ] と 呼ばれる Thai の 首都 、 |
| 600万を 超える 人口を 支え 、宗教 と 政治 、 経済 の 中心地 。 |
| 幻想的な 寺院 、 そびえ立つ ビルの 群れ 、 街を にぎわす 喧騒達 。 |
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| タイの 交通事情は 深刻だ 。 たとえ 都市の 動脈で あっても 、 |
| 騒音 と 渋滞 、 排ガスは 国を 悩ませる 。 |
| まるで 、 戦場かの ように ひしめき 、 押し合う 車たちの 大半は 日本車だ 。 |
| 排ガスは 健康を 脅かし 、 騒音 と 渋滞は ストレスを 。 |
| 政府は 、 信号に シグナルの カウントダウンを 設置し 、 |
| しかし 、 爆発的に 増え続ける 人口と 車両は 素知らぬ顔だ 。 |
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| BTS [ Bangkok Mass Transit System ] 、 |
| 信号の 整備よりも この国が 先に 打ち出したのが それだ 。 |
| BTS ・ SkyTrain は 、 街の 中心地にある 近代的な ステーションを 、 全面広告の 列車が 結ぶ 。 |
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| 今後 発展することで 、 渋滞解決に 期待が かかる BTS だが 、 |
| およそ 、 バンコクの イメージを 一新してしまう 、 そんな BTS にいたく 感動した 。 |
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▼ Thailand Z Bangkok A 11 / 17 / 04
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| バンコクの 紙幣や 硬貨 、 また 国のあ ちらこちらには 、 |
| 現国王 、 Bhumibol・Rama\世の 肖像が 映し出されている 。 |
| かつてより 仏教の 盛んな この国は 王国なのだ 。 |
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| 王宮の ある ここ 、 首都 バンコクでは 、 |
| 様々な 文化遺産を 目の当たりに 出来る 。 |
| 全長 50m 近い 涅槃仏 、 80mの 暁の寺院 、 |
| 見る者は 、 ただただ 圧倒せざるを 得ない 。 |
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| この 国では 、 そんな 遺跡が 街中に そびえたっている 。 |
| BTS や Taxi 、 露天商 や 行き交う 人々に 囲まれながら 。 |
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▼ Thailand [ Bangkok B 11 / 18 / 04
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| バンコクの 広告には 、 驚かされることが 多い 。 |
| まず 、 アウトバーンの 両脇に 設けられた 巨大な 看板広告が 目に 飛び込んでくる 。 |
| TOYOTA 、 MAZDA に SONY 、 10m 近い 看板は ユニークなものも 多く 、 |
| 中には 立体的な 広告も あり 、 消費者を 飽きさせない 。 |
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| 市街でも 、 看板は 多い 。 |
| 振り返れば 、 先ほど とは 違う 広告が 同じ 場所に ある 。 |
| 時間の 経過と 共に 、 広告の 内容が 変わるのだ 。 |
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| また 、BTS によっては 、 さらに 面白い 広告が ある 。 |
| 車内の 窓は 、 細密な メッシュが 、 バンコクの 強い 日差しを 遮断しているが 、 |
| 一転 、 外に 回れば 、 その メッシュの 上にも 、 そして列車 それ 全ての 表面を 使い 、 |
| 全面が 一つの 広告で ペイントされている 。 |
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| そんなマスメディアの 一面を 伺えば 、 日本よりも 近代的に 思ってしまう 。 |
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▼ Thailand \ Bangkok C 11 / 18 / 04
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| 首都 バンコクは 経済の 中心地でもある。 |
| さまざまな 企業の ビルが 建ち並ぶ 大通りは にぎやかだ 。 |
| 高く 、 かつ 、 奇抜な デザインの ビルは 、 |
| 思わず 近未来を 想起してしまう 。 |
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| しかし 、 一方で 、 そんな 大通りの 脇道に 入れば 、 出店が立ち並び 、 |
| 人々が ひしめき合い 、 そして 、 毎日を 暮らしているのだ 。 |
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| 本来の 姿は どちらなのだろうか 。 |
| 次々と 変わりゆく バンコクの 街 、 |
| 街角の その裏通り 、 私の横で工 事が 行われている 。 |
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| 今日も バンコクでは 新たな ビルが 生まれている 。 |
| 鉄骨と コンクリートの 金切り声を 産声に 。 |
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▼ Thailand ] Bangkok D 11 / 18 / 04
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| 気付けば 、 日本の 空港を 経て 、 郊外から 市内に 向かっていた 。 |
| どうやら 雨が 降ったようだ 。 コンクリートが 黒く 染まっている 。 |
| 時差は わずかに 2時間 程度 、 ここは 日本だ 。 |
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| 駅に 滑り込む BTS が 浮かぶ 、 |
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| 今回の 旅も 終わりを 迎えようと しているのか 、 |
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| 魅惑の 寺院の 数々が 脳裏に 浮かぶ 、 |
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| 否 、 ここも 、 また 、 一つの “ 国 ” に 違いない 、 |
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| 目を 閉じれば 、 にぎやかな タイの 街が 見えてくる 、 |
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| 旅は 、 まだ 、 始まった ばかりだ 。 |
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| to be continued ... |
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| ▲ P S : |
平成16年12月26日AM08:00に発生したスマトラ沖地震について、 |
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約一ヶ月前に プーケットに いました 。 |
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地球規模の 大地震の 活動サイクル からして 、 |
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30日 = 一ヶ月 というのは 、 どんなに 短いものでしょう 。 |
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26日の 発生から 、 後を 絶たない 何万人もの 犠牲者 、 |
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阪神大震災の 1,300倍 という M9.0の 今回の大地震 、 |
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クラビ 、 プーケット の パトンビーチ 、 |
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ニュースに 映し出される 、 かつて 見た 風景が 、 |
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訪れた 先々が 、 壊滅的な ダメージを 受けています 。 |
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世界地図を 塗り替え 、 地軸を 揺るがす 、 大地震 、 |
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犠牲者と その ご家族 、 関係者の 方々に お見舞い 申し上げます 。 |
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| ▲ P S : |
スマトラ島沖地震救援金 に 募金 いたしました 。 |
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少しでも 、被災者達の チカラに なれることを 。 |
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