■ ガンプラとは? ガンダムとは? 知らない人にとっては何もなく、知っている人には熱い情熱と炎の魂を呼び起こすそのキーワード。 ワタシこと、 Asur もハイスクール時分まで、音楽を聴きながら造っていたこともありました。 その後、忙しさからプラモ作りから離れること数年来。 しかし、最近、ネットで 『 烈火武者頑駄無 』 を見たことをきっかけに、約10年ぶりにプラモデルを造りたくなりました。 ガンプラをしたくなりました。 
■ ここでは、そんな行き当たりばったりなホビーを紹介すると共に、 『 ガンプラ 』 の体感を趣旨としてみました。
 なお、ページ下方に用語集を記載しましたのでご参考に。
 




■ さて、唐突に始まりました新コーナー、しかも、音楽に無関係。 気にせずに、まずは第1弾の 『 烈火武者頑駄無 』 。 初代 『 武者ガンダム 』 から幾星霜、BB戦士は大きく進化を遂げていました。 可動部分の拡張、複雑かつカラフルなパーツ成型、とても500円そこらのプラモデルとは思えないデキ。 そして、忘れもしないこの元祖たる BB戦士 初代 『 武者ガンダム 』 が私のモデラーの始まりでした。 
  というわけで、 この 『 烈火武者頑駄無 』 をモデラー現役復帰の一発目にしました。 ふと、偶然にインターネットで初めてこのシルエットを見たとき、10年来のモデラー魂に火が付きましたよ。 「カッコいい!」 やはりプラモデルはこの一言がエネルギー。 完成図を思い浮かべながら、自分だけのオリジナルを造りましょう。
 
BB戦士:276 烈火武者頑駄無 [ れっかむしゃがんだむ ]

 SD武者頑駄無 『 武者烈伝 武化舞可編 』 より、光の7人衆のリーダー。  この辺りの設定は以前と変わりません。
■ フロントビュー _
  正面から見据えると、初代のイメージをガッチリ反映されているのが分かります。 赤と黒のコントラストが正に武者ガンダムのイメージそのものですね。
 今回の作製に当たっては、基本的には無改造&塗装のみ。 合わせ目も消していません。 …苦手なんですね、コレ。。。
  ただ、刀やアンテナ部分の削り込みによる鋭利化のみ施しています。 あまりにとがらせるとSDっぽくないのでほどほどに。
 一見何の変哲もない肩の鎧は実は、両腕ではなく、背中のバックパックに接続されています(左参照)。 そのため、兜との干渉が激しく銃を構えるのも苦労します。
 
 鎧・甲冑を脱いだ軽装モード。
  鎧は可動を著しく制限するため、せっかくの可動範囲も殺されます。 ポージングはコチラの方が楽しますね。
  腕は、肩と二の腕から動きます。 また、脚部も2ブロック構成で可動。
 久しぶりもあって、思ったよりも塗装に苦戦しました。 写真では反射して分かりづらいですが、今回の塗装ではブラックとゴールドにポイントをおいています。
 付属の武器。 烈火刀 with 鞘、閃攻の長刀(ナギナタ)と新タネガシマ。
 BB戦士というのは、本来「BB弾をスプリング発射するから」 という任務がありましたが、 今のBB戦士にはないギミックのようです。 安全性の基準なのか、それともモデラーのニーズ?
■ リアビュー _
  大仏の頭のようなモールドがなかなか良い味出しています。 
  全体的に色の塗り分けが細かいため、筆塗りでも集中力が試されます。
 
■ 還ってきた武者ガンダム と ワタシ _
 本当に久しぶりです、プラモデル。 やはり懐かしいですね。 今回はブランクを考えて、主に塗装のみの作例です。 始めに ホワイト・サーフェイサー 、それから各部塗装に入り、仕上げに つや消しクリアー 。 黒色はあえて黒にせず、グレーにしました。 また、金色も普通の「ゴールド」だと おもちゃっぽく なってしまうので、上からアクリル系塗料でクリアーを重ね塗りしました。 思ったより重厚な雰囲気が醸し出せたのは面白いですね。 ただ、あいかわらずスミ入れが下手でちょっと納得いっていません(笑)。 今回は店頭で見かけた「キャラクター・レッド」という赤色を使用してみました。 モンザ・レッドとシャィン・レッドに近い赤色ですね。

■ カラーリング・レシピ _
白 … つや消しホワイト スミ入れにニュートラルグレー+フラットブラック [ 約 5:1 ] (エナメル系)
赤 … キャラクターレッド スミ入れにハルレッド(エナメル系)
黒 … ファントムグレー
金 … ゴールド +乾燥後にクリアーイエロー(アクリル系)、アクセントにクリアーオレンジ(アクリル系) スミ入れにハルレッド(エナメル系)
緑 … 蛍光グリーン +ニュートラルグレー+フラットブラック [ 約 5:1 ] (エナメル系)でぼかし

  第1弾という事で自分ではまずまずの完成度でした。 可動部分が多くて、ついポージングを楽しんでしまいますが、塗料がはがれることはがれること。 やはり、塗る前に仮り組みとヤスリがけは入念にすべきでした、反省。 あと、デジカメが明る過ぎました。 orz 。。。
  さて、次回は懐かしさも感極まれり、武者精太頑駄無がリニューアルされていることも知り、勢いに乗って挑戦してみましょう。 では、懐かしのセリフ 「 次回を待て! 」 で失礼します。








■ さて、よもや続くとは思いませんでした、モデラー魂。 実は 『 烈火武者頑駄無 』 を造って再び封印しようと思っていましたが、 本能には逆らえませんでした(笑)。 ということで、 『 疾風剣豪精太 』 のおでましです。 昔から精太ガンダムにも思い入れがあり、実は武者シリーズでは一番のお気に入りでした (余談ですが、キン肉マンのロビンマスクといい“青色”が好きなワタシ) 。 さっそく 『 武者精太ガンダム 』 から進化したこのキットに取りかかりました。 
 
BB戦士:271 疾風剣豪精太 [ しっぷうけんごうぜいた ]
 SD武者頑駄無 『 武者列伝 武化舞可編 』 より、光の7人衆の一人にして名軍師。 騎馬武者軍団の御大将。
  精太頑駄無ではなく「精太」です。 リーダーの武者頑駄無との区別化でしょうか。
 今回は騎馬軍団の大将ということで、剣豪の愛馬 『 疾風号 』 が付属します。
  しかも,,,
 剣豪と合体することで、超人馬形態(ケンタウロススペシャル)になります。 この辺のギミックがユーモラス。
  ちなみに、昔の 「 武者精太ガンダム 」 にも同様のシステムが備わっていました。
 付属品は、赤龍剣と鞘、そして破邪の弓・矢。 実は肩部のアーマーと矢筒を組み合わせることで弓を表現できます。
 
 デザインのモチーフは、もちろんZガンダム。 白色をベースとした爽快な配色が綺麗ですね。
  金色は前作と同様の塗装法ですが、全体に占める部分が多いため、やや濃いめにクリアー・イエロー&オレンジを重ねています。
 鎧・甲冑を外した軽装モード。 といっても兜と肩の武具を外したのみ。 疾風号と合体アクションの分か可動部分と脱着ギミックは控えめ。
  トータル的に見ると、足回りの赤色が浮き気味。 肩の上に帯状のモールドがあるので、赤で塗っておけば良かったかもしれませんね。
■ 愛馬 疾風号 _
  わずか4つのパーツで出来ているとは思えません。 合体するときは首から上をグルッとお腹の方に回します。
■ リアビュー _
 写真では分かりづらいですが、足の くるぶし の辺りの、合計6カ所の四角いバーニアの配色が気に入っています。 外側から、白→スミ入れ→白→金→黒というパッケージの再現に挑戦しました。
 
■ 剣豪 ツクル _
 第2弾という事ですが、前作同様に改造は各部のシャーピング処理のみです。 配色もキャラクター・レッドに合わせてキャラクター・ブルーを採用。 コバルト・ブルーに近く、また、キャラクター・レッドとの相性がイイですね。 また、ホワイトを基調としていることと、烈火武者との区別化から、金色を厚めに重ね塗り、コントラストをハッキリさせました。 なお、烈火もそうですが、シールは原則使用せず、ただ目の部分のみ使用しています。 仕上げのつや消しクリアーのおかげで目立ちません。 今回は青色部分のスミ入れにちょっととまどりました。 オーソドックスに考えれば、黒系か濃紺ですが、あえて青色の補色ということで ハルレッド でスミ入れを施しました。 スミ入れは、あまり目立つ色だと返って汚くなったりするので、色のチョイスは熟考しましょう。

■ カラーリング・レシピ _
白 … つや消しホワイト スミ入れにニュートラルグレー+フラットブラック [ 約 5:1 ] (エナメル系)
青 … キャラクターブルー スミ入れにハルレッド(エナメル系)
赤 … キャラクターレッド スミ入れにハルレッド(エナメル系)
黒 … ファントムグレー
金 … ゴールド +乾燥後にクリアーイエロー(アクリル系)、アクセントにクリアーオレンジ(アクリル系) スミ入れにハルレッド(エナメル系)
緑 … 蛍光グリーン +ニュートラルグレー+フラットブラック [ 約 5:1 ] (エナメル系)でぼかし

 今回の剣豪の作例はいかがだったでしょうか。 ようやくガンプラの楽しみが実感してきました。自分だけのオリジナル、そして、完成後の喜び。音楽を聴くのとは、また違った感動です。 とりあえず、組んでみるだけでも、もちろんガンプラです。 興味を持たれた方は、ゼヒ一度、アナタの手でつくってみませんか? 合い言葉は 「 レッツ・ガンプラ! 」 。









■ さて、やってきました 「 MAXアスールのプラモ大好き!」 …というのは冗談で(何人の人に伝わったのでしょう、この小ボケ)、今回のお題は、またしても「BB戦士」。 しかも、私の知らないガンダムの 『 ストライクガンダム 』 です。 このガンダムが主人公の機体である 『 ガンダムSEED 』 は、昨今のガンダム・ブームの再燃に一役を買っているらしく、魅力的なキャラクターから女性ファンも多いんだとか。 
  では、なぜこのガンダム? 今回の作製に当たっては 「 デフォルメされたガンダムを出来る限りリアルに仕上げよう 」 というテーマを置いてみたからです。 いろいろな比較検討の結果、兵器としての武骨さとリアルさをポイントに、このストライクガンダムを選んでみました。
 
BB戦士:246 ストライクガンダム [ STRIKE-GUMDAM ]
 『 機動戦士ガンダムSEED 』より。 地球連邦軍がヘリポリスにおいて極秘裏に開発されたガンダムの内の一機。 換装ユニットの装備により多極面に対してオールマイティーに活躍できる。
 … といったものの、原作を見たこと有りません。 あしからず。。
 流石に復帰3作目ということで、数カ所におよび、改造を施しています。 ただし、合わせ目は消していません。 消していませんが、ヤスリがけによって段差を除去しています。
 主なポイントは肩部に6カ所モールド追加。 市販のツールを使用してリアルさを試みています。 また、分かりにくいですが足首にも同様の加工を施しました。
 このガンダムはつま先まで可動します。腕部にも進化が見られ、付け根、肩、肘、手首と、広い可動範囲のおかげでカッコ良いポージングもラクラク、お手の物。
 ライフルを構える姿も様になっていますね。
■ 付属品一覧 _
 シールド、57m高エネルギービームライフル、アーマーシュナイダー×2。 本体同様各所にカールによるディティールアップを。
  ダガーはキットのままですと、鯖一匹さばけそうにないので、カッター&ヤスリで鋭利に加工。
  欲を言えば、ビームサーベルが欲しかったですね。
 
 「初戦闘で(ダガーを)使用し、見事MSジンを撃破した。」 説明書より。
 実際には、こんなアクティブなポーズで戦闘はしないでしょうが、恐るべしは、やはりその可動です。
 左のポーズは支えなしで片足蹴りをキメてみました。
 写真をよく見れば分かると思いますが、市販のデカールを使用しました。 デカールは全体の色彩バランスをよく考えて貼らないと逆効果。 むしろ少ないぐらいがベストです。
■ リアビュー _
  裏側から見ると「−(マイナス)モールド」がメカっぽさと兵器特有の武骨さが感じられてイイですね。 後頭部にもツールによるモールドの追加をしています。 また、アンテナは不必要に鈍化されていますので、加工が必要です。
  なお、少し大きめのデカールを右後ろ肩に貼ることで、リアビュー を整えました。
 シールドの裏はあまりに寂しいので、「−(マイナス)モールド」やピンバイスなどで細工を施してみました。 見えにくい裏地ですが、こういった改造がガンプラを面白くします。
  このストライクガンダムは陸戦用・大気圏内仕様なためか、バックパックがありませんでした。 ちょっと意外です。
 
■ ガンダム、Asur 行きます _
 3作目ということで、ようやく昔のカンを取り戻してきました。 上記のようにモールドの追加と削り込み、そして、デカールによる改造を施しました。 ちょっとしたカスタマイズでも、出来上がりは大きく変わり、想い入れもひとしお大きくなるのがガンプラの良いところですね。 デカールを上手に使うことでトータル・バランスも調整できます。 例えば、今回の作例の場合、ストレートに見るとアンテナ部分のイエローが浮いているように見ませんか(これはデフォルメに伴う効果でしょうけど)。 これを押さえるために、前面腰のアーマーに大きめの黄色のデカールを持ってくることで落ち着かせます。 他にも、クリアーパーツでビームサーベルをスクラッチしても面白かったかもしれませんね。 

■ カラーリング・レシピ _
白 … キャラクターホワイト スミ入れにニュートラルグレー+フラットブラック [ 約 5:1 ] (エナメル系)
青 … キャラクターブルー スミ入れにフラットブラック(エナメル系)
赤 … キャラクターレッド スミ入れにハルレッド(エナメル系)
黒 … ファントムグレー スミ入れにフラットブラック(エナメル系)
黄 … ガンダムイエロー(1) スミ入れにニュートラルグレー+フラットブラック [ 約 5:1 ] (エナメル系)
水色 … スカイブルー + キャラクターブルー [ 約 3:1 ]

  軍事兵器としての GUNDAM [ General Unilateral Neuro-Link Dispersive Automatic Maneuver ] の再現としては、機体色は砂漠色か迷彩色にすべきでしょうが、やはりそこはガンダムらしいカラーリングにしました。 なお、当初、青色はスカイ・ブルーを、赤色はシャイン・レッドの予定でしたが、想像以上に薄く、別の機体のようになってしまったので、急遽変更。 前回に使用した2色にしました。 クッキリとした配色によって、手のひらサイズのBB戦士シリーズですが、ズッシリとした雰囲気が出ました。 さて、次回の予定は未定。 自分のインスピレーションに任せましょう。 
  アナタもオリジナリティ溢れるガンダムを、ガンプラを造ってみませんか?








         
   プラモデルを知らない人は少なくないでしょうが、実際に造ったことのある人はそう多くはないのではないでしょうか。 そんな人がこのページを見ても全く興味が湧かないでしょう。 また、専門用語が豊富なのも、このディープな世界の特徴。 そこで、簡単かつ独断に基づく用語解説を下記に記載しましたのでご参照ください。 なお、一部間違った解釈や表現もあるでしょうが、なにぶん素人なので大目に見てください。  
         
  ■ ガンプラ _   ガンダムのプラモデルのこと。 また、それを造ること。 レッツ・ガンプラ!  
         
  ■ アクリル系塗料 _   アクリル系溶剤による塗料のこと。 安全な水性。 ただし、乾燥後は専用のシンナーで除去する。重ね塗りに弱し。  
  ■ 合わせ目 _   例えば、直方体をプラモデルで再現すると、立体物を2つに分割し2つのパーツに分ける。 そして、貼り合わせることで直方体を表現するが、その際に生じる段差、筋のこと。 接着→ヤスリがけで見えなくすべき。  
  ■ エアブラシ _   専用のコンプレッサを使用した噴出口の細かいスプレーによる塗装方法。 市販のスプレーと異なり、オリジナル色のスプレーがけが可能で、キメも細かい。 金と労力と時間に見合った兵器。  
  ■ エナメル系塗料 _   エナメル系溶剤による塗料のこと。 ラッカー系との相性が抜群で、重ね塗りや薄めてスミ入れに使用される。  
  ■ 仮り組み _   ランナーから切除もしくは、表面処理を終えた状態で「仮に組んでみる」こと。 全体のバランスを把握し、脳内に焼き付ける。  
  ■ ガレージ・キット _   由来はガレージにて個人販売されていたこと。 つまり、市販製ではなく、個人レベルから作製され精密さや表現が秀逸。 大手メーカーが販売しないキャラクターや粗悪な商品を補完することが多い。 GKは略称。  
  ■ 仕上げ _   画竜点睛。 ここで油断したりアセると作品は台無し。 塗装やデカール貼りが終了し、全体に統一感を出すためクリアー・スプレーを吹いたりする。  
  ■ スクラッチ・ビルド _   模型では、プラ板やプラ棒、パテ等の素材でオリジナル・パーツを造ること。 単にスクラッチとも。 全てオリジナルで造ることを、フル・スクラッチと呼ぶ。  
  ■ スミ入れ _   溶液で薄めた塗料を流し込むことで、モールドや段差を際だたせること。 全体に塗装せずともこれだけでプラモは見違える。 ただし、中程度の知識と技術が要される。  
  ■ サーフェイサー _   サーフェイス(覆い隠す)、つまり食いつきの良い(塗りやすい ・ 塗装の乗りが良い)塗料で下地を目止め仕上げするのこと。 市販のスプレーが便利。  
  ■ ソフト・ビニール _   通称「ソフビ」。 ソフト・ビニール(ポリ塩化ビニール等)製のキット。 ガレージ・キットへの第一歩として最適。 ドライヤーや熱湯で熱しながら、バリの除去と整形を。  
  ■ デカール _   水性のシール、ステッカーのこと。 のり付けされたシールよりも下地への馴染みが良く、ディティールアップには最適。 ただし、多用すると安っぽく仕上がる。  
  ■ ディティール _   細部のこと。 ディティールアップとは、改造することで、よりリアルに、格好良くすること。  
  ■ 塗料 _   プラモ用では主に、ラッカー系、エナメル系、アクリル系の3種がオーソドックス。 それぞれの特徴を知り、使い分けが肝要。  
  ■ 肉抜き _   注文の肉を抜くこと,,ではなく、プラモデルの工場での工程上、仕方なしに空けられる「穴・空洞」。 目立たない(とメーカーが決めた)場所に生じる。  
  ■ プラ板・プラ棒 _   プラスチック製の板、棒のこと。 スクラッチやディティールアップに使う。 なお、読みは [ プラバン ・ プラボウ ] 。  
  ■ パテ _   ペースト状の合成系固形樹脂素材。 ポリエステル系やエポキシ系で、肉抜き埋めやスクラッチの強い味方。 硬化するとプラスチックとさほど変わらない。  
  ■ バリ _   パーツの成型上、生じた余計な部分。 もとは「バリバリ」からきてるのではないかと思われる。 なお、南国の島国ではない。  
  ■ ピンバイス _   金属製の穴をあける工具。 ドリルが付け替え式で、細いモノは折れないように取り扱い注意。  
  ■ ビームライフル _   ビームによるライフルのこと。 漢(オトコ)の子の憧れ空想科学兵器。  
  ■ ポージング _   出来上がったモデルにポーズを取らせること。  
  ■ マスキング _   塗り分けの際に、専用のマスキング・テープやゾル状のマスキング・ゾルで覆い、塗装をはかどらせること。  
  ■ モールド _   カタによる成型のこと。 また、ミゾやデコボコを指して使う場合も。 「ヤスり過ぎて〜が消えた。」等。  
  ■ ヤスリがけ _   ヤスリを使って整形すること。 金属製や紙製、そして紙製にも耐水性などがある。 目の細かさが指標であり、1000番以降は仕上げ用として。  
  ■ ラッカー系塗料 _   ラッカー系溶剤による塗料のこと。 基本的に(〜系)と言う表示がなければこのラッカー系。 乾燥が早く、非常に使い勝手が良い。  
  ■ ランナー _   箱から出したプラモデルに付いている「四角い枠」のこと。 ニッパーやカッターで丁寧に切りはずすこと。 トチると本体のパーツに影響する作業。  
  ■ レジン・キット _   合成樹脂レジン製のキットのこと。 ちなみに「レジン・キャスト」とは、キャストは本来「流し込み成型」のことで、ほぼ同義語。 2種類の溶剤を混合し、金型に流し込んで製造される。 ガレージ・キットに多い。  
         





□■  A m b i e n t  E a s y  -  D i g i t a l  S p h e r e _ by Asur ■□