2005年、夏が来た。(もう終わりか。。。)久しぶりに夏らしい夏が来た年だと思う。減量に成功された諸氏は、さぞかし恩恵を楽しんでいらっしゃるだろう。大いに楽しまれると良いと思う。頑張った人だけに与えられるご進物だ。
今年は例年になく””ビキニを着れました!!!””とのメールを多く頂戴する。良い事だ。着ている本人も見ている他人も楽しい時間が持てる。水着メーカーも海の家も栄えて損する者なしだ。
いやいや、実は損しているものもいる。痩せてきれいに、そしてカッコ良くなった人達にふられてしまう人達。そして私のパソコンのハードディスクだ。
痩せれば嬉しいし、その成果を私に見せてくれるのは大変光栄だ。私も男、嬉しくないわけはない。だが、いつの章でも述べているが、他人にビキニ写真等は送ってはいけない。信頼関係があるからこそだからと思えば嬉しいが、写真は確実に私のパソコンのハードデイスクの容量を減らしてしまう。
今のデジカメは画素数が大きい。開いていきなりデカいビキニ写真が出てくるとさすがに周囲に人がいないかを確認してしまうほどだ。約束をした人も多いので、その結果として送って下さるのだろうが、せめて携帯メール程度にしていただけると有難いし、別にビキニでなくても痩せた事はわかる。
あなた達のビキニ姿がハードディスク以下の価値しかないという事では決してない。
私の言いたい事は、いずれ分かると思うが女性は痩せると環境が一変してしまう。当然悪い誘惑、巧みな言葉、様々な罠が待っている。
肥満を解消してスマートになった女性は、とても服のセンスが大胆になる。その割りには「場慣れ」していないので、男達は大きな都合の良い勘違いをする。そういう油断対策の一歩として、私にビキニ写真を送らないようにしてもらいたい。そして、心はいつまでも美しくいてもらいたい。決してノボせ上がらない事をお勧めする。さすれば、男達はあなたを放っておかない。
痩せて美しくなった女性は、今迄とのギャップに驚きつつも「こんな幸せ、絶対手放したくない」と思うものだ。
忘れてはならない。
男の誘惑だけでなく、食べる事にも油断してはならない。「太ったら地獄に戻る」、そう思う心が嘔吐や不健康なダイエットを呼び込んでしまう。食べる事も、異性関係もきちんとマイペースでいられるように頑張ってもらいたい。
合コンでウーロン茶一杯で消えてしまう人。。。それもある意味カッコイイ。他人から見れば「謎めいて」いてちょっと気になる。より気を引くコツだ。焦る事はない。もうあなたはデブではない。チャンスは追わずとも訪れる。
「嬉しい誤算」
以前19歳の世間でいう「デブ専風俗」で働く悲しい女性の話をしたが、覚えておられるだろうか?
驚くなかれ、彼女は今体重を私よりも多く落として、40kgになってしまった。正直、当時は絶望的状況だと思っていたし、非難もした。だが、彼女は黙々と私へのリベンジと自分の将来の為にダイエットをし続けていたらしい。今年で23歳になるらしい。どうりで私もオヤジ化するわけだ。
彼女は今、夜学に通いながら、昼間は清掃の職にあるという。普通に恋をし、欲しい物は貯金をして有り難味を味わい、今では普通の毎日を頑張るお嬢さんだ。
私は彼女に謝りたい。そして素晴らしいと褒め称えたい。
私はあなたを誤解していた。努力した尊敬すべき女性である。人生を変えた。
もし街で会う事があったら、一杯おごらなくてはならない。
彼女は私を責めなかった。””だから自分は変わる事ができた””と言ってくれた。お写真も拝見した。別人だ。そして輝きを放っていた。ただの顔写真だけだが、とても良い顔をしている。この写真は消す事は出来ない。自分への教訓としても。私も毎日人間のパワーと可能性を教えられている。
もっともっと幸せになってもらいたい。
「辛口」
最近私のサイトは辛口でないと言れわれる事が多くなった。。若い女性に甘いと言う。そして媚びているとも言う。色々な人がメールをくれるが、最近「甘め」だとの厳しい指摘が増えてきた。
””自分に酔うな””とまで言われた。
冗談ではない。自分に酔いたければ、ヨイショの上手いキャバクラにでも言ったほうがマシだ。こんなに面倒な酔い方はない。酔ったら良く眠れるが、私はいつも寝不足だ。きれい事ではなく、自分を高める為、そして一人でも幸せな美男美女が生まれる為にやっているつもりだ。
上等である。売られたケンカは買わなければならない。それが不良中年たる所以。大人気なく受けて立とう。。。と言いたいところだが、残念ながらこちらは多忙。そんな暇がない。売られたケンカを買えないのが大人の寂しい運命である。時間のある人は私に売られたダイエットの喧嘩に勝利してもらいたい。私は甘いか?
唯一、これだけは言わせてもらいたい。自分には酔っていないし、若い女性に甘くもない。むしろ女性には厳しいはずだ。私は一貫して同世代男性諸氏を応援してきたつもりである。そしてご同輩諸氏からの成功メールが何よりも嬉しい。落ち着いてそれを考えれば、自分に酔ってると言われたところで何という事はない。
言わせておけばいいだけだ。
ご希望とあらば、もっと辛口度を高めるのに、何も躊躇はない。
「食料」
奇しくも今年は終戦六十年目である。昭和で数えると昭和80年だ。
平成生まれのキッズには分からないだろうが、私の父や祖父は戦争を経験をしている。父はあと1年終戦が遅かったら、少年兵として特攻隊の予備軍だったかも知れない。
祖父は医師だったので、国内外で治療にあたる役を担っていた。当時の満州や今の韓国や北朝鮮付近を衛生兵として移動し続けたが、国内情勢が悪くなり帰国。だが、帰国後東京空襲で地獄絵図を見たとよく言っていた。
母方は全て女姉妹。母方の祖父は千葉県の茂原というところで建築会社を営んでいた。その祖父は当時では大男、180センチを超える男で、大正、昭和の土建屋、ケンカや体力には自信があったが、何故か演習は受けたが、戦地へは出なかった。
当時茂原には飛行場があり、米軍のターゲットとなっていたらしい。あくまで仮想だが、その修復会社として必要と判断されたのかも知れない。軍に食物等を供給する仲介者としての役割をしてたとの話も聞いた。
改憲だ郵政民営化だと騒がれる昨今。新たな動きが起きそうだ。昭和80年ではない。平成17年なのだから。
実は私の親族で肥満を経験した者は私しかいない。どちらかというと、親類のほとんどが「痩せの大食い」だ。
遺伝とはこんなイタズラをする。というよりも私だけが太るべき行いをしたから太った。あなた達はどうだ?
ならばその逆もあるはずだ。肥満家系でも痩せていられる。
今、私達は、デパートや有名パティシエの作る高級で贅沢なケーキが食べられる。ケーキ一個が千円以上もするものもある。正に日本は高級食天国。先進諸外国に比べても、価格、品質、そして何よりも店員のサービスが上質だ。グルメ、そして太るには天国のような国だ。そしてあなたがその天国を支えている、お得意様だ。
そういう国には必ず肥満対策商品が多く登場する。ここ数年の減量対策商品の多さはなんだ。「ダイエットジプシー」なる、辞書にはない言葉を勝手に編み出している。何を使っても痩せないのは体質の問題だけではない。使うほうに問題がある。高いケーキと高いダイエット商品の両方を買うのは、本末転倒も甚だしい。
どうせ買うなら、自分に為になるほうを選べ!!
昭和の敗戦の時、人々は食べる事は命を守ることだった。私が子供の頃、ハンバーグはごちそうだった。寿司など来客の残りを待つしか食べる術がない。
給食を競いあうようにおかわりし、一本でも多くの牛乳を確保し、残りのパンは家に持って帰っておやつとして食べた。そう、食べる事は生命維持そのものだったのだ。
だが、今はどうだ。食べる事はストレスの発散、楽しみ、そして一大事業として企業にも欠かせないプロジェクトでもある。
生きるために食べてきた日本人は、今や生きるために減量しているのだ。
我が国にはリソース(資源)が非常に少ない。食もエネルギーもだ。先の大戦でも、この事が大きな開戦の発端となっていた。
そんな国なのに、食の質は今はとても高い。なんとも摩訶不思議な国である。
その摩訶不思議な国の住人である肥満族は、更に摩訶不思議な食生活をしている。コンビニでカップラーメンを主食にしているが、ケーキには何千円も消費している。そして並んでまでトンコツラーメンを食べ、その後に脂肪対策茶を買って飲む。
若者の多くは確実にスタイルが良くなっているが、中年以降は確実に肥満人口が増えている。
子供の頃、食べる事に必死だった世代は太りすぎて悩み、あり余る食料を24時間いつでも食べられるようになった世代はスタイルが良い。正にもう食の戦後は終わった。これからは自己管理の時代となるのだろう。
それでも稀に餓死した老夫婦や親子のニュースを耳にするのはやるせない。今、あなたが手にしているお菓子を分けてあければ、命が救われる人も世界には少なくない。ボランティアをしよう!!とまでは言っていない。そんな贅沢な食生活の送れるのだから、別に憑りつかれたように食べる必要はない。
昭和80年。新らしい自分を見つける旅立ちをする勇気を持ってもらいたい。あと10年すれば、今よりももっとおいしいケーキが出てくるはずだ。その時、スマートなスタイルでじっくりと味わえば良いではないか。それが例え一万円になっていたとしてもだ。少なくとも出費以外の後悔は残るまい。””またやっちゃった””はないはずだ。
子供の頃、○マザキのロールケーキを争って食べた。ケーキ屋さんの前に、プラスチックケースにたくさん詰っていたヨ○ザワのシュークリームを見て、「いつか買い占めてやる」と思っていた。そして初めてのバイト代で一個五十円のシュークリームを100個買って食べた。今はその100個分の値段がケーキ一ホール分の価格になってしまった。日本人は食に対する憧れがなくなってしまったような気がする。
「いつかはあれが食べたいなぁ」これは現実レベルでしか語られない。並べば手に入る。少し貯金をすれば食べに行ける。食の夢は刑務所で服役している人くらいにしかないのかも知れない。贅沢なり日本人。
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