弟二章 戦え!!己自身と!!

それでも痩せない人たちへ…


私のサイトを印刷して壁に貼ってまで頑張ってらっしゃる人がいると聞いた。
もうインターネットに書き物は出さないつもりでいた。「それからの…」編でも書いたが、私も職を持つ身、正直時間的な余裕もないし、「毎日報告します」とメールをくれたきり二度と報告などしてこない人達のメールを読み、返事する事に辟易していたのも事実である。
前章でも述べたが、そんな中でも数少ない方たちではあるが、その努力と葛藤の成果を私に報告されている事が私に幸福感とサイトへのモチベイションを継続させていたのである。しかしながら、前出の「絶対頑張って報告していきます」と決意されたにも関わらず、二度と表れない女性(そのほとんどは女性なのだ)達には、「どうせ返事を書いても。。。」とつい返事を書くのも馬鹿馬鹿しくなっきてしまったのは否定できない。

私自身も様々な経験をさせていただいた。時には人のプライバシーと人生にふれ、時にはダイエット会社の執拗な売り込みに悩まされ、そして脅しからテレビの出演依頼まで、涙と怒りにまみれた、楽しくも不愉快なネットライフを堪能したつもりだ。
普段の生活では体験する事の出来ない、貴重な体験を、良くも悪くもさせていただいている。それはそれで充実している時間であると感謝している。

だが私も人間、しかも少々中年に片足を突っ込んでいる。他人様の真剣な悩みだから全力でメールを返して差し上げたいと常々思っていても、疲れていればパスしたい時もあるのが正直な所だ。特に中高生の少年少女達の多感な時期の拒食症や登校拒否といった問題には、私のような折り目の正しくない大人が声をかける影響をついつい考えてしまうものなのだ。言葉を選んでしまうこともシバシバあった。正直メールを返さない日も続くようになってしまったのも事実。

そんなある日、冒頭の私のサイトを印刷して壁に貼った男性のメールを目にすることになる。「前略 あなたのサイトを印刷して壁に張っています。ガンバってるのですが、文章を全て暗記してしまい、パワーがでなくなりました。どうかもっとパワーをください。あなたの叱りはバイブルなのです。」
これには私も驚いてしまった。私のような敷居の低い、どこにでもいるような不良中年の言葉を壁に貼ってて「バイブル」とまで呼んでくれている。
時を同じくして、このようなメールをいただいた。
「しろうさん、私はあなたのお陰で恋人を見つけることができました。(以下要約)出会いサイトを見たいというスケベ心から始めたインターネットが、あなたのお陰でかけがえのない素晴らしいものへと変わりました。体は健康になり恋人も手にいれたのですから。」

はてさて、同じ男してこのようなメールをいただいた事は、この上ない光栄以外の何ものでもないではないか。恥ずかしながら涙さえ出そうになってしまった。
私のようなつまらない人間の言葉が「バイブル」であり、「スケベ心」を幸せに変えるのならば、一度や二度盆暮れの休みを費やしたところで、なんてことはないではないか。

私のモーチベイションは再び盛り上がってきた。そして、2001年の年の最後と2002年の年を迎えた最初の時を、第二章作りに費やす決意をした。

この章では、私の体験よりも、むしろあなた達と同じく、決意に行動が伴わない方たちからいただいた苦悩と体験を中心にお話したいと思う。
「人のふり見て我がふり直せ」
まさしくデブは、自分が写る鏡を見ることを忌み嫌う典型的な人種だからこそ、この章はその鏡を覗いてもらいたい。そしてその勇気を持ち続ける事こそ、夢の中で見る自分を真実として鏡に映し出せるのだ。

覚悟はよろしいだろうか?
 


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