サ行

サーストン「踊る人形」
 ワトソンは彼以外とはビリヤードをしない。
サイアネラ・カピラータ「ライオンのたてがみ」
 クラゲの一種。ライオンのたてがみ(ライオンズ・マーン)とはこの事。
サフロン・ヒル「踊る人形」
 イタリア人町を専門としてる警部。
サム・ブルーワ「ショスコム荘」
 名の知れた高利貸し。ノーバトンに殺されかける。
サム・マートン「マザリンの宝石」
 ボクサー。ネルビアス伯爵の手下。
サルタイヤ少年「プライオリ学院」
 プライオリ学院の被害者。誘拐される。
サンガ「覆面の下宿人」
 一流のサーカス興行師。
サンダーズ夫人「三人ガリデブ」
 ネーサン家の家政婦。
サンディー・ベイン「ショスコム荘」
 騎手。
サンドフォード「六つのナポレオン像」
 ゲルダー商会からナポレオン像を買った人。レディンクの下グローブ通りに住んでいる。
ザンバ「赤輪党」
 カスタロッテ・アンド・ザンバ社の共同経営者。病気で寝込む。
シーゲルソン「空家の冒険」
 ノルウェー人の探険家。驚嘆すべき探険記を書くが実はホームズの消息を書いた者だった。
J・C(ジェー・シー)・エルマン「引退した絵具師」
 文学修士。モスムア及びリトル・バーリントンの聖職禄。
ジェームズ・ウィンディバンク「花婿失踪事件」
 メアリ・サザーランドの義理の父。彼女と五才と二カ月しか違わない。ワインの注文取りをしていてやり手。店の権利を四千七百ポンドで売る。中位の背丈の逞しい男。年は三十才位(ワトソン推定)髭はきれいに剃ってあるが。顔色は艶のない土気色。こび諂うように丁寧な物腰。突き刺すような鋭い灰色の目。
ジェームズ・ウインター・ガリデブ「三人ガリデブ」
 エバンス参照。
ジェームズ・ウォムター卿「ブルース・パーティントン設計図」
 設計図の実際の管理官。勲章と紳士録が2行に渡る人物。愛国心旺盛。長年国に奉仕し紳士であり、王家で厚く持てなされる人物の一人。
ジェームズ・M(エム)・ドッド「白面の兵士」
 株式仲買人。南アフリカ出身の国防騎兵隊。ミドルセックス連隊。角ばった顎と青い瞳の持ち主。
ジェームズ・キャルフーン「五粒のオレンジの種」
 アメリカ、ジョージア州サバンナ港三本ますと帆船<一つ星>号船長
ジェームズ・サンダース「白面の兵士」
 ケント医師に助言をした博士。
ジェームズ・スミス「独りぼっちの自転車乗り」
 ヴァイオレット・スミスの父親。帝国劇場でオーケストラの指揮をしていた。1894年12月死去。
ジェームズ・デマリー「高名の依頼人」
 高名の依頼人の依頼人。社交界ではよく聞く名前らしい。非常に立派な人格者。ハマーフォードの遺言状事件やジョージ・ルイス卿と難しい話し合いをして解決する、という具合に面倒な事件が起きると頼まれてその仲介をする。人好きのする世慣れた人。
ジェームズ・フィリモア「ソア橋」
 自宅に傘を取りに行ったきり忽然と姿を消す。
ジェームズ・フォーダ「ショスコム荘」
 ベアトリス・フォーダの死んだ夫。
ジェームズ・ベイカー・ウィリアム「ウィスタリア荘」
 電報に書いてあった人。フォートン旧館に住んでいる。
ジェームズ・マカーシー「ボスコム谷の秘密」
 ボスコム池のほとりで恋の事で父親、チャールズ・マカーシーと口論となる。状況は全て彼が犯人だと指し示していたが・・・。
ジェームズ・モリアーティ「最後の事件」
 犯罪界のナポレオンと称される天才犯罪者。この大都会の悪事の半分と迷宮入り事件の殆どを辿ると彼に行き着く。名門の出で生まれながらの数学の天才。21才で二項定理について論文を書きヨーロッパ中で有名になる。
ジェームズ・ライダ「青いガーネット」
 青いガーネットが盗まれたコスモポリタン・ホテルの事務室長。ホナーを化粧室の炉格子の二本目の横棒が緩んでたので半田付けの修理をさせるために案内。
ジェームズ・ランカスター「ブラック・ピーター」
 リブストン・ビビンという林檎と感じが似ていて、血色のいい顔に白くてふわふわした頬髭を生やしている。
ジェームズ・ワイルダー「プライオリ学院」
 ホールダーネス公爵の息子にして秘書。
ジェイコブス「第二のしみ」
 ルーカス今日の召使。箱を持って来た。
ジェイベズ・ウィルソン「赤毛連盟」
 赤毛連盟の依頼者。質屋の主人。でっぷり太った赤毛の持ち主。格段にいいバイト先を見付けて、入るが数日後その組織は解散してしまう。実はバイトの時間内に地下通路を掘って、強盗に入る事が目的だった。
ジェイベズ・ギルグリスト「三人の学生」
 ギルグリストの父親。競馬で身を滅ぼした。
ジェフロ・ルーカッスル「ぶな屋敷」
 だぶだぶに太った眼鏡をかけた男。顎の肉は何重にも喉まで垂れ下がっている。ハンプシャーのウィンチェスターから五マイル離れたぶな屋敷に住んでいる。
シェリングフォード・ホームズ
 ドイルがシャーロック・ホームズと名付ける前、仮につけた名前。
ジェレマイア・ヘーリング「技師の親指」
 1889年9月(ミステリ・ハンドブック、シャーロック・ホームズ参照)6日姿を消した26才の水圧技師。ハザリーも独身だった事等から独身だと推測される。
ジェレミ・ディクソン「スリー・クオーターの失踪」
 ポンピーの飼い主。トリニティ学寮に住んでいる。
ジェンナロ・ルッカ「赤輪党」
 イタリア人。エミリア・ルッカの妻。エミリアと駆け落ちした。
シドニー・ジョンソン「ブルース・パーティントン設計図」
 40才で既婚。5人の子持ち。上級事務官で製図専門。無口で陰気な男。非の打ち所のない公僕。同僚にあまり受けは良くないが勤勉。
シドニー・バジェット
 挿絵画家。鹿打ち帽は彼の挿絵のイメージである。
ジミー「赤輪党」
 「デーリー・ガゼット」に載っていた尋ね人。母親を悲しませているらしい。
ジミー・グリグス「覆面の下宿人」
 道化師。ロンダ夫人がライオンに襲われた時に助けた。
シムスン「白面の兵士」
 禿のシムスンと呼ばれていたミドルセックス隊の兵士。
ジム・ブラウナー「ボール箱」
 メアリ・カッシングの夫。禁酒していたがメアリから愛想を尽かされたため酒を飲む。
ジャズバー・ミーク卿「瀕死の探偵」
 ワトソンのあげた優秀な医者。
シャーロック・ホームズ「全作品」
 この物語の主人公。鷲のような鼻。射るような眼光。薄い唇。身長は170cm。目は灰色。多数、多方面の論文を発表している。暗号を160種類に分類。麻薬常習者。バイオリンの名手で武術にも精通している。
ジャック・カラザース「独りぼっちの自転車乗り」
 南アフリカから帰ってきて、ラルフから面倒を見るよう言われた紳士の一人。黒い髪の顔色が悪く、髭をきれいに剃った口数の少ない人。
ジャック・クローカー「アベ荘園」
 ライオンのように強い・・・火かき棒を曲げる程・・・。リスのようにすばしっこい。すばらしく頭の働く男。身長は6フィート3インチ。メアリーを救うためにユーフラテス卿を殺害した。
ジャック・ジェームズ「最後の挨拶」
 スパイ。アメリカ人、ポートランドの監獄にいる。勝手に仕事をやり過ぎたらしい。
ジャック・ファグスン「吸血鬼」
 ロバート・ファグスンの息子。赤ん坊を毒矢で殺そうとした15才の少年。
ジューリア・ストーナー「まだらの紐」
 ヘレンの双子の姉、相談の2年前、つまり1891年の結婚式目前に「まだらの紐」と行って死す。
ジュール・ビバール「F=カーファクスの失踪」
 ホテルの給仕頭。マリーの恋人。
ジュゼッペ・ゴルジアーノ「赤輪党」
 赤輪党の党首。イタリア人。殺害される。背格好は中位で色は浅黒く、顎髭を生やしている。
シュレジンガー博士「F=カーファクスの失踪」
 ホテル英国館(エングリッシャー・ホフ)でカーファクスと知り合った人。
ジョージ・トリジェニス「悪魔の足」
 モーティマーの兄弟。笑ったり、叫んだり、歌ったりして、狂人と化す。
ジョージ・バーンゥェル卿「緑柱石の宝冠」
 アーサーの悪友。アーサーより年上で話し上手。大変な美男子。
ジョージ・フォリオット卿「ウィスタリア荘」
 電報に書いてあった人。オックスショット・タワーズに住んでいる。
ジョージ・ルイス「赤毛連盟」
 ジェームズ・デマリー大佐と遺言状のことで話し合った。
ジョーンズ警部「四つの署名、赤毛連盟他」
 刑事。四つの署名、赤毛連盟などに登場。
ジョイス・カミングズ「ソア橋」
 売り出し中の弁護士。ダンパーの弁護を担当している。
ジョサイア・アンバリ「引退した絵具師」
 画材製造会社ブリックフォル・アンド・アンバリの共同経営者。六十一才で退職、ルイシャムに家を買う。退職して翌年四十二才の女性と結婚。チェスが好き。
ジョサイア・バーンズ「ショスコム荘」
 宿屋グリーン・ドラゴンの店主。釣りキチ。
ジョシア・ブラウン「六つのナポレオン像」
 ゲルダー商会からナポレオン像を買った人。チジック、レバナム・ベール荘に住む。
ジョシュア・ストーン卿「ウィスタリア荘」
 電報に書いてあった人。ネザー・ウォルストリング荘に住んでいる。
ジョセフ・オープンショー「五粒のオレンジの種」
 五粒のオレンジの種の被害者。ジョン・オープンショーの父親。KKKに白亜坑に突き落とされ、頭蓋骨を砕かれる。コベントリーで小さな工場をやっていて、自転車の発明に乗じてこれを拡大。特許を取り大成功を収める。
ジョセフ・ベル
 シャーロック・ホームズのモデルとなった人物。
ショスコム・プリンス「ショスコム荘」
 メイスンが調教している馬。腹違いの兄弟馬がいる。
ジョナス・オールデカー「ノーウッドの建築業者」
 長年、建築業を営んできたが今は引退。52才独身。シドナム側のディーブ・ディーン荘に住んでいる。秘密主義の交際嫌い。小さな材木現場があって、全焼する。かなりの財産持ち。小柄な白いたちのような感じのする妙な男。まつげは白くなってい、灰色の鋭い目をしている。
ジョン「スリー・クオーターの失踪」
 レズリ家の気取った執事。
ジョン「ボヘミアの醜聞」
 御者。アドラーに言われてホームズを見張っていた。
ジョン・H(エイチ)・ワトソン「ライオンのたてがみ、白面の兵士以外」
 この物語の殆どの記述者。開業医。アフガン戦争でジザイル弾を受け、負傷兵としてイギリスに帰国。スタンフォードの紹介でシャーロック・ホームズと知り合う。がっちりとした体格の持ち主で中肉中背、太い首、角ばった顎、口髭の男。大学時代にはラグビーをやっていた。
ジョン・オープンショー「五粒のオレンジの種」
 五粒のオレンジの種の依頼者。KKKに消される。
ジョン・ガリデブ「三人ガリデブ」
 弁護士。背が低く、丸顔の元気のよさそうな男。髭をきれいに剃りあげている。全体としてずんぐりしていて、子供っぽい印象を受ける。アメリカ訛があるがイギリス暮らしが長い。
ジョン・クレー「赤毛連盟」
 祖父が公爵の殺人、窃盗、偽造等を犯す犯罪人。イートン校からオックスフォード大学へ行ったエリート。賢くて手先が器用。彼がやった後は残ってるが本人がどこにいるか解らない。
ジョン・コブ「ボスコム谷の秘密」
 ターナーの馬丁。
ジョン・スコット・エクルズ「ウィステリア荘」
 ウィステリア荘の依頼人。がっしりした体格で背が高く胡麻塩になった頬髭を生やした白髪混じりの髭をたくわえたどこから見ても立派な紳士。リーのポッパム荘に住んでいる。
ジョン・ストレイカー「シルヴァーブレイズ」
 シルヴァーブレイズの調教師。足にメスで傷つけたためにシルヴァーブレイズに殺された。
ジョンソン「スリー・クオーターの失踪」
 オックスフォードの足の早い選手。
ジョン・ハーディー卿「空家の冒険」
 バガデル・カード・クラブでロナルド・アデア卿と一緒にカードゲームをやっていた。
ジョン・ターナー「ボスコム谷の謎」
 ボスコム谷の一番の大地主。オーストラリアで稼いで事件が起きる何年か前に帰ってきた。ハザリの農場はマカーシーに貸しているが対等の付き合いをしている。スポーツ好きで近くの競馬場にもよく行く。大勢で少なくても五、六人の使用人を使っている。近所のイギリス人家庭と付き合わず、ひっそり暮らしている。
 ゆっくりしたびっこの足取り曲がった背中等は老衰の兆しを見せるが、ゴツイ皺の深い、凸凹の顔付き、大きな手足。もじゃもじゃの顎髭、胡麻塩の髪、目は垂れ下がる眉が結びついてその顔に威厳と力を与えている。だが、彼は慢性的な死病の為、顔色は灰白色で唇と鼻孔の隅が青色を帯びている。
ジョン・ビンセント・ハーディン「独りぼっちの自転車乗り」
 有名なタバコ王。恐らく1895年に奇妙な迫害を受けた。
ジョン・ホプリー・ネリガン「ブラック・ピーター」
 犯人と思われていたが実は違った男。父親が海上で行方不明になった原因をケアリー船長が知っていると思って彼について調べる。
ジョン・ホナー「青いガーネット」
 二十六才。鉛管工。モーカール伯爵夫人の宝石箱から青いガーネットを盗んだ疑いで検挙される。
ジョン・ミルトンン「第二のしみ」
 ルーカス家の使用人、ルーカスを殺した容疑者として逮捕されるが釈放。
ジョン・メイスン「ショスコム荘」
 ショスコム種馬飼育場と調教場の主任調教師。きれいに髭を剃った背の高い男。
ジョン・ヘクター・マクファーソン「ノーウッドの建築業者」
 独身の弁護士。フリーメイスンの会員。ぜんそく持ち。ロンドン一不幸な男。亜麻色の髪、青い目、髭をきれいに剃った顔、感じやすい口元をしている。二七才(ワトソンの推定)疲れた感じの消極的タイプのハンサムな青年。ジョナス・オールデカーを殺し、放火した罪で問われる。
ジョン・ロビンソン「青いガーネット」
 ジェームズ・ライダの使った偽名。
ジョン・ワーナー「ウィスタリア荘」
 ハイ・ゲイブル荘の庭師。
シリル・オーヴァートン「スリー・クオーターの失踪」
 スリー・クオーターの失踪の依頼者。ケンブリッジ、トリニティ学寮。ケンブリッジ大学のラグビーチーム主将。選手の就寝を確認した。16ストーンはありそうな極めて体格のいい青年。
シリル・モートン「独りぼっちの自転車乗り」
 電気技師。コベントリー中部電力会社に勤務。1895年ヴァイオレット・スミスと夏の終わりに結婚する予定。
シルヴァーブレイズ「シルヴァーブレイズ」
 賞金稼ぎの馬。調教師を殺した。
シンウェル・ジョンソン「高名の依頼人」
 1900年初めからホームズの手伝いをする様になった。二回、パークハースト監獄にぶち込まれている。ところが改心し、ホームズの片腕として働く。
スーザン「三破風館」
 メーバリ家の女中。ホームズとメーバリ夫人との会話を立ち聞きする。喘息持ち。
スーザン・カッシング「ボール箱」
 クロイドン市クロス街に住んでいる耳入りのボール箱を受け取った。
スーザン・タールトン「金縁の鼻眼鏡」
 コラム家の女中。教授がヨクスリーに移り住んで来た時、一緒に来た。
スーザン・ドプニー「F=カーファクスの失踪」
 フランシス・カーファクスの家庭教師。とうに引退してキャンバウェルに住んでいる。
スートロ「三破風館」
 ハーロウに住むメリー・メーバリの顧問弁護士。
スタイナー「最後の挨拶」
 捕まったスパイ。
スタンリー・ホプキンズ「アベイ荘園、スリー・クオーターの失踪他」
 刑事。30才(ワトソン推定)見るからに機敏そうな男。ホームズは将来有望と見ている。
ステーブルズ「瀕死の探偵」
 カルバートン・スミスの家の執事。
スティブ・ディキシィ「三破風館」
 黒人のプロボクサー。いきなり、ホームズの所に殴りこんできた。
スタンフォード青年「緋色の研究」
 ワトソンと特に仲が良くはなかったが知り合い。シャーロック・ホームズをワトソンに紹介した。
スチブンス「ショスコム荘」
 ベアトリス家の執事。
スチュアート夫人「空家の冒険」
 1887年死亡。モーラン大佐が裏で糸を引いていた。
スティーブンソン「スリー・クオーターの失踪」
 スリー・クオーターの足の早い選手。ただし25ヤードからのドロップキックがいけないらしい。
ストーパー「ぶな屋敷」
 家庭教師の紹介所の経営者。
スペンサ・ジョン「三破風館」
 ギャング団。
スペンス・マンロー「ぶな屋敷」
 ヴァイオレット・ハンターの元の働き口。一八八九年二月にノバスコシア半島のハリファックスに転勤した際子供も引っ越してしまう。週四ポンドの給料を払っていた。
スレイター「ブラック・ピーター」
 石工。
セアラ・カッシング「ボール箱」
 スーザン・カッシングの妹。おせっかいで気難しい。ウォリントンのニュー街に住んでいる。すらりと背は高く。髪の毛は黒く。きびきびした性格のきつい女。つんとすました感じで目は火打ち石から出る火花みたいに光っていた。
セバスチャン・モーラン大佐「空家の冒険」
 元陸軍大佐。ベンガル隊第一工兵連隊所属。ジョワキ戦役。アフガン戦争に従軍。チャラシアブ、シェルプール、カプールに勤務。「西ヒマラヤの猛獣」(1881年著)、「ジャングルでの三カ月」(1884年著)。コンデュイット街に住む。英印クラブ、カンカビルクラブ、バガデル・カード・クラブに所属。イートン、オックスフォード卒業。
 モリアーティ教授の親友。崖から這い上がるホームズに岩を落とした。射撃の名手。ロナルド・アデア卿、ステュアート夫人の殺害。年配の男で細く突き出た鼻、高く禿げ上がった額、白髪混じりの大きな口髭が特徴。
 手負いの人食いトラを追って排水溝を這って行った。
ソーニクロフト・ハクステーブル「プライオリ学院」
 プライオリ学院の依頼者。文学修士・哲学博士など色々な学者としての肩書きをもっている。背の高いどっしりした、威厳のある人。イギリスでも選り抜きの第一等予備校「プライオリ学院」の創立者。「ハクステーブルによりホラチウス・ノート」著。
ソーンダース「踊る人形」
 キュービッド家の女中。外科医への通報者。
ソウムズ「三人の学生」
 三人の学生の依頼人。ギリシア語のテストをカンニングした犯人を見つけようとホームズに依頼する。
ゾズビ「高名の依頼人」
 陶磁器の鑑定家。

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