ラ
ラ行
- ライザンダー・スターク「技師の親指」
- 体格の大きなひどく痩せた大佐。顔に膨らみがなく鼻と顎だけがきゅっと出ている感じ。頬骨が張っていて頬の皮膚がぴったりと張り付いている。こざっぱりとした身なりの四十近くの紳士。ドイツ訛の英語で話してる事からドイツ人、あるいはドイツ語圏の人だと推測される。
- ライザンダー・スタール博士「三人ガリデブ」
- トピーカの市長を一八九〇年就任。
- ラウンドヘイ牧師「悪魔の足」
- ��トリダニック・ウォーサ村が教区の牧師。でっぷり太っていて愛想も良く郷土伝説にも詳しい。
- ラフトル伯爵「F=カーファクスの失踪」
- フランシス・カーファクスの唯一の直系。もう死んでいる。
- ラルフ「白面の兵士」
- エムルワーズ家の老執事。
- ラルフ・スミス「独りぼっちの自転車乗り」
- ヴァイオレット・スミスの叔父。1870(推定)にアフリカへ渡ったきり音信不通。
- ラ・ロティエール「第二のしみ」
- 国家重要機密書類を盗めた1人。
- ラングデール・パイク「三破風館」
- 社交界のスキャンダルについては生き字引。多くの人々を脅迫したと思われる。いつもセント・ジェームズ街のクラブの出窓の所にいて、ロンドン中のあらゆるスキャンダルの受信曲と発信局の役割を務めている。彼は何かゴシップはないかと期待している大衆におもねる三流新聞に原稿を寄せてそのお返しに毎週数千ポンド稼いでいるらしい。ホームズは彼に知識を与えるかわりに時々、力を借りていた。
- ランダル「アベ荘園」
- ルイシャム強盗団。父親と息子の二人組。
- リアン・スタンデール博士「悪魔の足」
- 探険家。巨体。鋭い目と鷲のような鼻を持つ深い皺だらけの顔。灰色の頭。周りが金色で唇の周りは白い顎髭。ヘビースモーカー。ライオン狩りの名人。
- リチャード「悪魔の足」
- 医者。トリダニック・ウォーサへ行く途中、モーティマーを馬車に乗せた。
- リバストーク公爵「プライオリ学院」
- ハクステーブルを信頼して、息子をプライオリ学院にまかせる。
- ルーカス「ウィスタリア荘」
- ヘンダーソンの友人であり秘書。チョコレート色の肌をしている。猫そっくりの男。口の聞き方は丁寧だが意地が悪い。
- ルーシー・パー「緑柱石の宝冠」
- ホールダー家の小間使い。とてもきれいな娘。立派な推薦状付き。
- ルーベン・ヘイズ「プライオリ学院」
- 闘鶏旅館の主人。ずんぐりした黒い、ちょっと年のいった男。
- ルイ・ラ・ローティエール「ブルース・パーティントン設計図」
- マイクロフトの送った電報に載っていた人。ケンジントンのコールフィールド・ガーデンズ13号に住む。
- ル・ブラン「高名の依頼人」
- フランスの探偵、パリのモンマントル街で何者かに襲われめった打ちにされる、片足を負傷。一生治らない。
- ルリ「ウィスタリア荘」
- モンタルバ侯爵の秘書。マドリッドで殺害される。
- レイ・アーネスト「引退した絵具師」
- 若い医者。ジョサイアの家に近いチェス好きの男。
- レオナルド「覆面の下宿人」
- 力持ちの曲芸師。堂々とした体格、肉の盛り上がった幅広い胸、逞しい腕、太い口髭。
- レキシントン夫人「ノーウッドの建築業者」
- ジョナス・オールデカーの住むディープ・ディーン荘の家政婦。小柄で浅黒く無口。疑い深そうに横目を使う。
- レジナルド・マスグレイブ「マスグレイブ家の儀式」
- ホームズの高校時代の友人。ものすごい邸宅に住んでいる。
- レズリ・アームストロング博士「スリー・クオーターの失踪」
- ケンブリッジ大医学部学部長。自然科学の諸分野における思想かとしてヨーロッパ中に鳴り響いている。
角ばった太い顎、濃い眉毛のしたの深い思いを秘めた瞳。花崗岩でできたような硬い顎の作り、油断ない厳格な人物、禁欲的で自らを抑えられる手強い精神の持ち主。
- レストレイド「緋色の研究他」
- ホームズ物語に頻繁に登場する刑事。ねずみのような顔をしている。
- レバートン「赤輪党」
- ピンカートン・アメリカ探偵社の探偵。ロング・アイランド洞窟事件のヒーロー。もの静かだがてきぱきとした青年。髭はきれいに剃っている。
- ローエンシュタイン「這う男」
- 正体不明の科学者。不老若返りの秘薬を研究している。
- ローズ・ベンダー「F=カーファクスの失踪」
- 葬儀屋の棺に入っていた女。ピーターズの母の乳母。老衰により死亡。ホーソム博士の確認済。
- ロイ「這う男」
- プレスベリー教授の忠犬だが、教授に2回も噛み付いた。
- ロジャー・ブレスコット「三人ガリデブ」
- シカゴの偽金作りの常習犯。
- ロバート・ウォシュリンガム・ド・ビア・セント・サイモン「独身貴族」
- バラモラル公爵の次男、一八四六年生まれ。前内閣で植民次官を務める。父の公爵は元外務大臣。
教養のありそうな感じのいい紳士。青白い顔、高い鼻、気が短そうな口元。見据えるような落ち着いた目はこれまで人に命令したり、従わせたりする事を物語っている。少し猫背で膝を曲げる癖がある。
金縁の鼻眼鏡を掛けている。
- ロバート・ファグスン「吸血鬼」
- モリスン・モリスン・アンド・ドット商会に吸血鬼に関する問い合わせをした人。リッチモンドでラグビー選手をしていた。亜麻色の薄い頭髪、背中も曲がりこんでいる。
- ロバート・ノーバトン「ショスコム荘」
- 騎手。向こう見ずで女好き。そうとうの借金を抱えていた。ボクサーで体操選手。競馬には大量の金をかける。
- ロナルド・アデア卿「空家の冒険」
- メイヌース伯爵の次男。母親は白内障の手術をするために帰国。パーク・レーン427に住む。1894.3/30夜10:00~11:20殺害される。カード・ゲームが好きだが自分の身を滅ぼす賭はやらない。
- ロマックス「空家の冒険」
- ワトソンの友人でセント・ジェームズ広場にあるロンドン図書館の副館長。
- ロンダ「覆面の下宿人」
- 大酒のみの猛獣使い。豚か猪のような恐ろしい顔の男。
- ロンダ夫人「覆面の下宿人」
- ベールを取らないで入ってきた下宿人。えぐり取られたような顔。猛獣使い妻。