ハ

ハ行

パーカー「引退した絵具師」
　引退した絵具師の事件に興味を持っている男。ホームズと別々に捜査していた、背の高い色の浅黒い男。
パーカー「空家の冒険」
　小悪党。ユダヤ琴の名手。人形ホームズを見張っていた。
パーカー「踊る人形」
　牧師。ラッセル広場の下宿所に泊まった。
パーキンズ「三破風館」
　ホルボーン・バーの前で殺される。
パーシー・アーミティッジ「まだらの紐」
　ヘレン・ストーナーの婚約者。古くから友達のように付き合っている。
ハーディ「花婿失踪事件」
　ガス工事人の元職業頭。
ハーディング兄弟「六つのナポレオン像」
　モースの店に胸像を売った人
バート・スチーブンス「ノーウッドの建築業者」
　1887年にホームズに助けを求めてきた男。優しい物腰の日曜学校にも通っていそうな青年。
バードル警部「ライオンのたてがみ」
　サセックス州警察。がっちりとした落ち着いた牛のような人。
バーナー「ノーウッドの建築業者」
　ホームズの遠い親戚。若い医者。ワトソンのつけた法外な値段で病院を買った。
パーマー「まだらの紐」
　医者。妻と兄弟を毒殺した。
バーニィ・ストックデール「三破風館」
　スティブにホームズの所へ殴りこむよう命じた。
バーニカット博士「六つのナポレオン像」
　開業医。モース・ハドソンの店から二マイル離れた所に住んでいてそこの他に2マイル離れた下ブリクストン通りに分院がある。ナポレオンの崇拝者。
バーネット「ウィスタリア荘」
　ヘンダーソンの娘の家庭教師。40才前後のイギリス人女性。
ハイデカー先生「プライオリ学院」
　ドイツ人教師。立派な推薦状を持ってきたが無口で気難し屋の先生のため先生や子供たちに人気がない。
ハインズ・ハインズ治安判事「ウィスタリア荘」
　電報に書いてあった人。バーディ・ブレイスに住んでいる。
バジル船長「ブラック・ピーター」
　ホームズがパトリック・ケアンズを呼び出すために使った偽名。
パトリック・ケアンズ「ブラック・ピーター」
　航海経験２８回のもりうち。給料は月８ポンド。凄じい力持ち。ケアリー殺しの真犯人。
パトリック「踊る人形」
　ウッドリー達のボス。踊る人形の考案者。
バックウォーター卿「独身貴族」
　ハネムーンはピータースフィールドの近くの彼の邸で過ごす事になっていた。
ハッティ・ドーラン「独身貴族」
　セント・サイモン卿の婚約者。カルフォルニアの百万長者の令嬢でウェストバリ家の一人娘。
　おてんば娘で気が強く気ままで野性的な性格。どんなしきたりにも縛られたくない。決断力に優れ、決めたとなったらどこまでもやり通す性格。
　艶やかな黒髪、大きな黒い目、感じやすい口元。
バニスター「三人の学生」
　用務員。青白い顔をした小柄な男。髭はきれいに剃っている。年は50がらみで髪は半白に近い。
バラモラル公爵夫人「独身貴族」
　花婿の母親と思われる人物
ハリングビイ卿「ウィスタリア荘」
　電報に書いてあった人。ディングル館に住んでいる。
バルモラル卿「空家の冒険」
　ゴッドフリー・ミルナーとカードゲームで一緒に組んだが４２０ポンド負けた。
バレット巡査「第二のしみ」
　ドルフィン街のルーカス殺害事件の第一発見者。
ハワード・ガリデブ「三人ガリデブ」
　農業用機械、器具製作所の所長。
ハロルド夫人「マザリンの宝石」
　ネグリット伯爵は彼女の遺産を相続したがトランプ賭博でなくしてしまった。実は伯爵が裏で糸を引いていた。
ハロルド・スタクハースト「ライオンのたてがみ」
　ホームズの別荘から半マイルほど離れた職業訓練所、ザ・ゲーブルズの所長。彼は大学時代、有名なボート選手であらゆる事ができる優秀な学生だった。
パント「スリー・クオーターの失踪」
　スリー・クオーターの選手。足が早いが、ドロップキックが出ないと意味がないらしい。
ピーター「独りぼっちの自転車乗り」
　御者。
ピータースン「青いガーネット」
　便利屋。トテナム・コート通りのグッジ街で帽子とガチョウを拾う。
ピーター・ケアリー「ブラック・ピーター」
　１８４５年生。１８８３年、ダンディ港のアザラシをとる蒸気船、シー・ユニコーン号の船長になる。１８８４年引退。その後何年か、各地を旅行するが、サセックス州のフォレスト・ロウに近いウッドマンス・リーを買い6年間暮らす。
　厳格な清教徒。口数が少なく陰気な性格。気性が荒く大酒のみ。浅黒い肌、黒い顎髭。
フーゴ・オーバーシュタイン「ブルース・パーティントン設計図」
　マイクロフトの電報に載ってた人。月曜日街にいた事が判明している。
ファーガスン「ソア橋」
　ギブスンの秘書。
ファーガスン「技師の親指」
　ずんぐりした男。二重顎の皺の辺りからチンチラウサギのような髭を長く伸ばしている。ライザンダー大佐の秘書兼マネージャー。
ファーリントッシュ「まだらの紐」
　ヘレン・ストーナーにホームズを紹介した。オパールの首飾りを持っている事や代々貴族のロイロット家の娘とも知り合いの事から高貴な身分だったと思われる。
ファウラー「ぶな屋敷」
　アリス・ルーカッスルの恋人。
フィツロイ・マクファスン「ライオンのたてがみ」
　訓練所、ザ・ゲーブルズの物理教諭。すらりと姿勢のいい青年。リューマチ熱の後、心臓病を患う。
フィリップ・グリーン「F=カーファクスの失踪」
　貴族。
フォン・クラム「ボヘミアの醜聞」
　ボヘミア国王、ウィルヘルム・ゴッツライヒ・ジギスムント・フォン・オルムシュタインの使った偽名。
フォン・ヘルリンク男爵「最後の挨拶」
　フォン・ボルグと行動を共にしたドイツ人スパイ。
フォン・ボルグ「最後の挨拶」
　ホームズに捕らえられたドイツ人スパイ。
フェアデール・ホップス「赤輪党」
　ウォレンの下宿人。ホームズに単純な事件を解決してもらった。
ピエトロ・ベネッチィ「六つのナポレオン像」
　ナポリからやってきたロンドンきっての凶悪なならず者。マフィアの一員。
ピエロ「ブルース・パーティントン設計図」
　デーリー・テレグラフの人事広告欄に載っていた人。設計図を盗んだ犯人。
ビクター・サページ「瀕死の探偵」
　カルバートン・スミスの甥。スミスに殺された。
ビバリー男爵「プライオリ学院」
　ホールダーネス公爵の項参照。
フランシス・ヘイ・モールトン「独身貴族」
　実は、ハッティ嬢は彼女だった。
フランシス・プロスバー「緑柱石の宝冠」
　野菜を届けに来る八百屋。
ヒル・バートン「高名の依頼人」
　ワトソンがグルーナ男爵と会うために使った偽名。
ビル「青いガーネット」
　ブレックンリッジの小僧。
フローラ・ミラー「独身貴族」
　サイモン卿と前に付き合っていた女性。彼に問いただす事があると言って出席者の後から強引に押し入ろうとしたが執事と下男に追い払われた。アレグロ座の踊り子。
　すぐに頭に血が上る性格。
ヒュー・パティンズ「ブラック・ピーター」
　しわだらけの背が高い男。まっすぐな髪と青白い頬の持ち主。ホームズに採用を断られ、半ソブリンを足代としてもらう。
ヒュー・ブーン「唇のねじれた男」
　乞食。赤茶けた髪で唇のねじれたいざりの男。恐ろしい傷のために歪んでしまった青白い顔。ブルドックのような顎、ぎょろりとする黒い目。
ヒルダ・アデア「空家の冒険」
　ロナルドの妹または姉。母親の白内障手術のため、帰国。
ヒルダ・トレローニ・ホープ「第二のしみ」
　英国首相夫人であり窃盗の張本人。背が高く、優雅。ロンドン一愛らしい女性。
ヒルトン・キュービッド「踊る人形」
　踊る人形の依頼者。ノフォーク州リドリング・ソープ荘園に住んでいる。肩幅が広く背も高い。赤ら顔の髭をキレイに剃った紳士。澄んだ目と血色のいい頬をしている。
　一族は約５世紀昔からリドリング・ソープに住み、名の知れた家柄。
ピンセント・スポールディング「赤毛連盟」
　ウィルソンの店員。写真気違い。てきぱきと仕事をする男。
フォーダム「五粒のオレンジの種」
　ホーシャムへ住んでいる弁護士。
ブラッドストリート「唇のねじれた男」
　背の高い、頑丈そうな体格の警部。
フラワーズ卿「第二のしみ」
　ルーカスに手紙を送った。
フランシス・カーファクス「F=カーファクスの失踪」
　伯爵令嬢。故ラフトン伯爵の直系でただ一人の生き残り。友達も作らず、あちらこちらで気ままな暮らしをしている。オテル・ナシマナルから送った手紙を最後に消息を絶つ。４０才。
フリーボディ少佐「五粒のオレンジの種」
　ジョセフ・オープンシヨーの旧友。ポーツダウン・ヒルにある要塞の司令官。
ブリチャード「まだらの紐」
　医者。妻と義母を毒殺した。
フリッツ「技師の親指」
　ライザンダー大佐の本名だと推測される。
ブリングル夫人「第二のしみ」
　ルーカス家の老家政婦。
フレーザー「F=カーファクスの失踪」
　ピーターズの妻のような者。
ブレックンリッジ「青いガーネット」
　鳥屋の親父。馬面の男で、きつい顔にきれいに手入れしてある頬髭を生やしている。
プレストリー教授「這う男」
　落ち着いた年配の学者。ケンフォード大学の有名な生理学者。61才。同大学で比較解剖学を教えているモーフィー教授の娘と婚約。男らしく積極的な性格。
ブレンダ・トリジェニス「悪魔の足」
　モーティマーの妹。死ぬ。中年に差し掛かっていたが非常に美しい。浅黒くて整った顔立ち。
プレンダガスト少佐「五粒のオレンジの種」
　カードでいかさまをやったという濡れ衣を着せられてホームズに晴らしてもらった。
ペーシェンス・モーラン「ボスコム谷の秘密」
　ボスコム谷の番人小屋の十四才の少女。。深い森に囲まれ、水辺には雑草や葦が茂っているボスコム沼でマカーシー父子を目撃した。
ベアトリス・フォーダ「ショスコム荘」
　ノーバトンの妹、未亡人。心臓が弱く、水種症。
ベインズ警部「ウィスタリア荘」
　サリー州警察刑事。
ヘインズ・ジョンスン「三破風館」
　メーバリ夫人に家屋敷を売ってくれる様に頼んだ仲介業者。競売と不動産鑑定業。恐らくは偽名。
ベッカー博士「技師の親指」
　とても体の大きなイギリス人。駅長の話からファーガスンだと推測される。
ベッポ「六つのナポレオン像」
　イタリア人。通りでイタリア人を刺しゲルダー商会の支配人の工場に警官に追われて逃げ込む。イタリア人町の間でも名前の響いているならず者。元はいい彫刻師。
ベリンジャー卿「第二のしみ」
　鼻筋の通り鷲のような鋭い眼差しの厳しい人物。イギリス首相を2回務めている。
ヘレン・ストーナー「まだらの紐」
　まだらの紐の依頼者。代々続く貴族、ロイロット家の娘。双子の姉ジューリア、義理の父、ロイロット博士と住んでいた。
ヘンダーソン「ウィスタリア荘」
　電報に書いてあった人。ハイ・ゲイブル荘に住んでいる。１１才と13才の娘がいる。大変な旅行好き。実は暴君のドン・ムリロだった
ヘンリー・ストーントン「スリー・クオーターの失踪」
　ホームズは彼が絞首刑になるのに手を貸した。
ヘンリー・ピーターズ「F=カーファクスの失踪」
　自称牧師。オーストラリア出身。孤独な婦人を宗教心につけ込んで騙す。
ヘンリー・ベーカー「青いガーネット」
　ピータースンが拾ったガチョウの足のカードに書いてあった夫人の名。撫で肩で頭は大きく顔は幅がある博識らしいその顔に先の尖った白髪混じりの茶色い髭を蓄えているうっすらと赤い鼻と頬。言葉を慎重に選びながら低い声で途切れ途切れに話す。
ベンローズ・フィッシャー「瀕死の探偵」
　ワトソンの挙げた優秀な医者。
ホーソム博士「F=カーファクスの失踪」
　ローズの死亡を確認した人。
ポーター夫人「悪魔の足」
　トリジェニス家の料理人兼家政婦。
ホールダーネス公爵「プライオリ学院」
　六代目公爵。ガーター一等勲章、枢密顧問官。ビバリー男爵とカーストン伯爵を兼ねる。１９００年よりハラムシャ州知事。１８８８年、チャールズ・アップルドア卿の娘エディスと結婚。相続人はただ一人の男の子、サルタイヤ卿。
　領地は約２５エーカー。その他、ラカンシャーとウェールズに鉱山を持っている。住所はカールトン・ハウス・テラス。のホールダーネス館。ウェールズ、バンガーのカーストン城。１８７２年海軍大臣。国務大臣を務める。
　背の高い堂々とした人で細長い顔は気難しそうで鼻が変に曲がっている。
ホーレス・ハーカー「六つのナポレオン像」
　セントラル通信社の記者。
ポーロック「恐怖の谷」
　ホームズにモリアーティの情報を年鑑のページ数、列で示してくれた。
ホズマ・エンジェル「花婿失踪事件」
　メアリー・サザーランドの婚約者。ガス工事人たちの舞踏会でサザーランドと知り合う。レドンホール街のある会社で会計係をしている。こざっぱりした身なりでサザーランドと同じく、目が弱くいつもサングラスをかけている。五フィート七インチ、がっしりとした体で顔色が悪い。髪の毛は黒で真ん中に少し禿げがある。黒く豊かな頬髭と口髭。言葉がややはっきりしない。
ホセ「ウィスタリア荘」
　ウィスタリア荘の召使。
ホノーリア・ウェストフェール「まだらの紐」
　ヘレンとジューリアの母の妹。
ボブ・ウッドリー「独りぼっちの自転車乗り」
　南アフリカから帰ってきて、ラルフから面倒を見るよう言われた紳士の一人。絶えずヴァイオレット・スミスを変な目で見て、態度が下品。膨らんだ顔に赤い口髭を生やした髪の毛を額にべったりとなでつけている。
ホリス「最後の挨拶」
　スパイ。気違い。
ポンピー「スリー・クオーターの失踪」
　ドラダハウンド犬で耳の垂れた白と茶のぶちの犬。
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