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シガ様

 

小 麦 色 に な っ た ら 

 

 

のんびりとした昼下がり。

ぽかぽかと暖かい陽気に誘われて、部屋の真ん中に置いてあったラブソファをテラス際まで運ぶ。

意外に重いソファに悪戦苦闘し、一番太陽の恵みを受けている場所へ置いた。

と言っても、ここの天気は主次第。

今日のような心地良い陽気にもなるが、雷雨にもなる。

しかし、森のように生い茂っている植物の事を考慮して、適度の雨は降らすが、雷まで鳴る事は滅多に無い。

もっとも、それも雷帝の子息の機嫌次第ではあるが・・・。

そして今日。

この日の一番乗りはルークであった。

久々の休日を誰にも邪魔されないよう、森の奥深くに存在する隠れ家で過ごす為にやって来た。

結界に入ったルークは、その中を青空に変化させる。

「デーモンじゃないから、あまり細かい設定は苦手なんだよね。」

なんて、独り言を言いながら。

しかし、ルークとて、天気の左右を出来ないわけではない。

そう、ただ単に面倒なだけ。

そこを行くと、デーモンのこだわりは脱帽ものである。

この結界の中の風景は殆どデーモンのイメージである。

かの地の古の姿を再現している。

木々が生い茂り、川が流れ、虫が飛べば、小鳥もさえずっていた。

全ての生命体がここには生きていた。

存在しないのは、人間だけ。

そんな結界の中、苦労して運んだラブソファ。

通常2名用のソファだが、身体をソファ全体に広げて寝そべった。

久々の休暇。

1週間をもぎ取った。

デーモンに休暇を申し出た時、意外にすんなりOKがもらえたのが気にはなるが・・・。

しかし、休暇は休暇である。

何をしょうかと考えた時、まず思いついたのが、のんびり昼寝をする事。

1日で良い。

まず、初日はぽかぽか陽気の中で惰眠を貪る。

それを実行に移しに来たのだ。

何も考えず・・・。

 

デーモンの執務室。

ルークが突然やって来て言った。

「・・・ねえ、デーモン? 来週さ、1週間、休んで良い・・・?」

伺うように、書類を読んでいるデーモンの顔を覗き込み、恐る恐る訊いた。

デーモンは、その時始めてルークの顔を見つめた。

「来週?」

「・・・うん・・・。」

「1週間?」

「・・・う・・・ん・・・。」

デーモンは、考える素振りをする。

「ダメ?」

ルークの声が、諦め半分になる。

「いいぞ。」

「えっ?」

「休暇を許可する。」

「ホント???」

ルークは、文字通り飛び上がって喜んだ。

「ここのところ、ずっと忙しかったからな。ゆっくり休んでこ・・・おい、ルーク!!!。」

「ありがとう!!!」

ルークは、デーモンに抱き着いた。

「おい、書類・・・。」

デーモンが言い終わらないうちに、ルークは出て行っていた。

「どうしたというのだ???」

疑問は残るが、気持ちを切り替え、ルークの勢いで飛び散った書類を拾い集め始めた。

 

デーモンが、ルークの休暇をすんなり許可したのは、実は自分も休暇届を既に出していた為である。

自分が休むから休暇を許可して、休まなかったら許可しない・・・のでは無く、なんとなく「ああ、休暇が一緒なんだ」と嬉しくなったから。

だからと言って、別に示し合わせたわけでは決して無いし、またこれから一緒に予定を立てるわけでもないのだが。

 

そして、次の週。

 

デーモンは、朝起きて何をしようかとベッドの中で思案した。

長期の休暇ではないので、どこかに旅行に行く訳にはいかない。

しかし、いつもは出来ない非日常的な事をしたかった。

「さて・・・。」

計画も何も無く、ただ何となく休んでしまったものだから、特別考え付かない。

それでも、モソモソと起き出し身支度を整える。

部屋を出ると、それを素早く見つけた執事のカルアが声をかけた。

「おはようございます、デーモン様」

深々と頭を下げる。

「あ、カルア。おはよう。」

「朝食のご用意が整っております。」

「ありがとう。」

デーモンは、案内するように先を行くカルアの後に続いて、ダイニングルームへと向かった。

椅子に座るのと同時に出てきたコーヒーを飲む。

「今日のご予定は?」

サラダをそっと置きながらカルアは訊いた。

デーモンが、何の予定も無く休んでいる事を知っているカルアの瞳は、興味深そうだった。

「そうだな・・・。別に何をすることも無いんだ。したいこともないし。休みは3日だから、特別何かを出来るわけでもない。しかし、だらだら屋敷にいるのでは勿体無い。

短いとは言っても、折角の休みだからな。有意義に過ごさねば・・・。」

続いて出てきたパンを頬張り、カルアに答えたと言うより、最後は独り言の様に言う。

そんなデーモンに微笑み、既に空になったカップにコーヒーを注ぎながら言った。

「いつもはなさらないようなことをされてはいかがですか?」

「?」

メイドから渡されたスープをデーモンの前に置く。

見るからに熱そうなスープを、そっとスプーンでかき回し、冷めるのを待つ。

「吾輩は結構、なんでもしてきたぞ。」

「いえいえ、お出来にならないのではなく、時間が無くて、したくても出来ない事をです。」

「やりたくても出来ない事・・・?」

多少冷めたスープを乗せたスプーンを加えたまま、行動が停止し、考え込む。

「やってみたかった・・・。」

「デーモン様、スープが零れます。」

カルアの声にハッと我に帰り、差し出されたナプキンを慌てて受取った。

口を拭うと、スクランブルエッグをフォークで今度は零さない様に気をつけながら、そーっと口へ持っていく。

しかし、柔らかい半熟の卵は努力空しく皿の上へ落ちた。

落ちた卵を見つめる。

再度の挑戦を試みようと手を運ぶ途中、デーモンは何かを思いついたのか、先ほどまでのしょんぼりした顔が、満面の笑みに変わる。

「決めた!」

デーモンは、勢いよく食べ始めた。

「今日のご予定は?」

カルアは、先程と同じ質問をした。

「出かける。もしかしたら帰らぬかもしれない。」

「あちらのお屋敷に行かれるのですか?」

「ああ。ちょっと思いついた事があってな。あちらでないと出来ない事なんだ。いや、別にここでも良いんだが、何かと・・・な。」

言い訳がましく言った後、食べ終わったデーモンはダイニングルームを飛び出して行こうとする。

そんな姿に、カルアは声を掛けた。

「お怪我をなさりませぬよう。小傷は痛みますゆえ。」

「え???」

デーモンの動きが止まる。

「ここでも宜しいのに、あちらに行かれると言う事は、私共が何かとお世話を焼きたくなる様な事をなさりたいのかと。」

慇懃に言うカルアに何も言い返せない。

「分かった。」

デーモンは苦虫を潰した様な顔で言った。

 

思い立つとデーモンの行動は早かった。

ダイニングを出て自室に戻り、準備をして屋敷を出るまでかかった時間は約15分。

嵐のように出かけたデーモンを、そんなことには慣れているのか、カルアは深々とお辞儀をして見送った。

デーモンが最初にした事は買い物。

まずは、本屋。

そのコーナーは少し恥ずかしいのか、こそこそと、しかし、熱心に吟味する。

「これなんか簡単そうだ。」

目当ての物を見つけ、そして次は普段滅多に立ち寄ることが無い、食料品が売ってある店へ向かった。

「卵と砂糖と・・・、あれ? 小麦粉ってどんな入れ物に入ってるのだ? あ、あった! あ゛・・・、小麦粉と言うのは一種類じゃないのか?」

結構大きな声でぶつぶつと言いながら、本を眺め買い物をする姿は、異様なものである。

周りの買い物客や店員が、くすくす笑っているが、本悪魔は真剣なので何も聞こえないし見えない。

「へぇ〜〜〜。薄力粉というのか。どう違うんだ?」

こう見えても誉れ高い副大魔王。

顔は有名なのだが、まさかこの様なところで買い物をするとは誰も思って無いのであろう。

加えて、一般の者が着る様な普段着を着て、彼なりに変装(?)をしている為、誰も気付かない。

これ幸いに、元来の旺盛な好奇心を発揮して、物見遊山気分で買い物を進めた。

「油と、レモン・・・、ん? あ、塩・・・。『べえきんぐぱうだあ』とは何だ? これか。これで良し。」

 

どれくらいだろうか?

テラスで眠っていたルークは、肌寒さを感じて目を覚ました。

暖かかったはずであるが、眠ってしまった身体には少々寒すぎた。

「もう少し温度を上げれば良かった。」

周りを見渡し、何か上から掛ける物を探したが、これといって見当たらない。

「あのカーテンでも良いんだけどな。」

そう言って、目の前で風に揺らめいているレースのカーテンを見つめたが、だからと言って、カーテンを外す訳には行かない。

「仕方ないな。」

ルークは、ラブソファを元に戻した。

そこまでして、空腹なのに気付く。

またしても辺りを見回し、そしてやはり何も無い事を知った。

「だよね・・・、やっぱり。」

寒さと空腹で淋しくなったルークは、とりあえず寝直すために2階の自室へと向かった。

 

買い物を済ませたデーモンは、屋敷へ向かった。

ルークが居る事を知らないまま。

結界の扉を開けると、誰かの気配を感じる。

「誰・・・? ルーク?」

気を探って相手を知る。

「まずい・・・って事もないが・・・。ま、良いか。しかしルークの奴、折角1週間休んだのに、行く所は結局ここか?」

自分の事は棚に上げ、庭を抜けて屋敷へ辿り着く。

開け放しのテラスから入り、キッチンへ荷物を置き、ルークを見つける・・・が、見当たらない。

部屋に居るのだろうと検討を付け、眠っているのかもしれないと思い、なるべく音を立てないように作業を始めた。

 

「粉をふるって・・・。」

デーモンの手はおぼつかない。

慣れないというより、不器用そのものである。

薄力粉とベーキングパウダーを混ぜて振るう。

「わっぷ!!!」

勢い良すぎて舞い散る粉。

続いて卵を割ろうとする。

「分ける・・・? 分かれるのか? この物体は。」

取り敢えず、全ての卵を容器に割り入れる。

暫く思案したあと、スプーンで黄身だけを掬おうするが、なかなか上手くいかない。

「おい、逃げるな、そっちではない!」

卵に向かって命令するが、聞くはずもなく。

悪戦苦闘の末、どうにかこうにか分けることに成功した。

「なかなか厄介だな、これは。」

まだまだ始まったばかり。

レシピの終わりは見えてこない。

オーブンに火を入れて余熱を開始した。

「よし、これで準備はOK。さて、と。」

これからが本番。

デーモンはまず卵黄をかき混ぜ始めた。

 

ガシャガシャガシャガシャ・・・・・。

聞き慣れない音がする。

それは、あまりにも耳障りな、雑音に近い。

ガシャガシャガシャガシャ・・・・・。

ルークがゆっくりと目を開けるのと比例して、その音は大きくなっていく。

「何? この音。誰かいるの?」

折角いい気分で寝ていたのを邪魔されて機嫌悪そうに呟く。

「誰だよ・・・。今日は皆仕事じゃないわけ?」

外の4名の顔が浮かぶ。

ガシャガシャガシャガシャ・・・・・。

その間にも、音が大きくなって行った。

「ああ、もう!!!!!」

ガシャガシャガシャガガチャン!!!!!!!!!!

「何か落としたな、ったく・・・。」

ルークは仕方なくベッドから滑り降り、階下へと向かった。

 

「わあっっっ!」

卵黄をかき混ぜ、砂糖を加え油を加えようとした時、手元から泡だて器が滑り落ちた。

寸でのところで泡だて器を受け止めるが、お腹でキャッチした為、エプロンにべっとりとクリームがついてしまう。

「甘。」

手に付いたクリームを舐める。

「何してるわけ???」

突然の声に、それと分かるほど身体を震わせて驚くデーモンの姿に、先刻までの不機嫌さは多少収まる。

ルークは、階段の柱に背を持たれ、腕を組んで溜息交じりに言った。

「甘いのは当たり前でしょ?砂糖が入ってるんだから。」

「何故砂糖が入ってるって判るんだ?」

「サラダ油入れるんでしょ?今から。混ぜてて。俺が粉入れるから。」

ルークは、そう言いながらキッチンの棚からもう1枚エプロンを出してきた。

「何でシフォンケーキ?」

クリームに粉をふるい入れながら、ルークは訊いた。

「何故判ったんだ?」

「本。」

心底不思議そうに言うデーモンに、顎で本を指しながら言った。

本のタイトルは『はじめてのシフォンケーキ』。

「だって好きだから。」

ちょっと小声になって言う。

「難しいんだよ。ほら、卵白泡立てて。」

ルークは、デーモンがかき混ぜ始めたボウルの中に、塩とレモン果汁を、続いて砂糖を投入。

「だって美味しいし。」

更に小さな声で告げる。

「好きとオイシイは比例するかもだけど、難易度とは反比例だよ?手間がかかるから美味しいんだから。」

デーモンの使った器具の散乱を片付け始めた。

流し台へ持っていって、洗い始める。

「だって・・・。」

その声は、水の音に掻き消される。

「手、休めちゃダメだよ。」

ルークが片付けを終った頃には、デーモンのメレンゲも出来上がりに近かった。

「もうちょっとだね。」

ルークは、泡だて器を受取って確かめる。

「お前、詳しいんだな。」

「俺、結構料理好きだよ。食べたことなかったっけ?俺の手料理。あ、良いみたいだよ。そっちとって。」

言われるがまま、先程小麦粉と混ぜた生地を渡す。

「良い?俺がメレンゲを入れていくから、デーモンがゆっくり混ぜていって。慎重にね。ここが一番大事だから。」

「分かった。」

デーモンは真剣に混ぜる。

「あ、そんなにぐるぐる混ぜちゃダメ。ゆっくり、でも、しっかりね。」

「難しいな。そんな器用なこと出来るか。」

「しなきゃだめでしょ。美味しいケーキできないよ。」

口を尖らせて、一生懸命混ぜる姿に、ルークは思わず吹き出した。

「笑うな!」

「だって、これが副大魔王だよ。顔中クリームだらけにして。」

デーモンは慌てて手の甲で頬を拭う。

しかし、べっとり付いたクリームは、ただ伸びただけ。

「余計悪いよ。後で顔を洗いなよ。」

「まだ混ぜるのか?」

笑い続けるルークにちょっと腹を立て、怒って言う。

「もう良いよ。型に入れよう。」

嬉しそうに型を持ち出したデーモンは、ゆっくりと流し込んだ。

トントントントン。

型をテーブルに軽く落として、生地を落ち着かせる。

余熱が終ったオーブンに、丁寧に置く。

「これで、よし。」

 

待つこと、小1時間。

デーモンは、落ち着かない。

残りの器具を洗っては、オーブンを見る。

顔を洗っては、覗く。

ちょっと腰掛けては、傍に行く。

「おい!膨れてきたぞ!!!」

「ホント?」

ルークも嬉しそうに覗いた。

キツネ色に色づいた生地が、型から盛り上がろうとしている。

「わぁ。」

「良い匂いだな。」

思わず声があげる。

ピロロ〜〜〜ン。

オーブンが止まった。

「出来た!!!」

「デーモン!まだだよ。冷まさなきゃ。」

「まだなのか?」

すぐにでも、ナイフを取り出しそうな勢いのデーモンを制す。

「冷ますんだよ。何か・・・そこのココット皿で良いか。この上に逆さにして置いてね。」

「へぇ〜〜〜。」

火傷をしないように気をつける。

「もうちょっとだね。」

 

そして・・・。

 

「いっただきま〜〜〜す。」

出来たての甘いケーキの香りと、紅茶の緩やかな香りで、さながら高級な喫茶店に入ったような気分。

「美味しい!!!」

「成功だな。」

自分達で作ったという満足感が、その美味しさを更に引き立てていた。

暫しその美味しさを無言で堪能したあと、2切れ目に突入したデーモンは、落ち着いたのか口を開いた。

「すまんな。起こしてしまったのであろう?なるべく静かに作るつもりだったのだが。」

「そうだよ。折角寝てたのに。」

少し怒ってみせる。

「すまん。」

素直に謝るデーモンに、微笑んだ。

「いいよ。こうやってケーキも食べれたし。」

「すまなかったな。しかし、長い休暇を取ったから、どこか旅行に行くのかと思ってたぞ。」

ケーキを飲み込んで答えた。

「予定はないんだよね。ただ、今日は、ここで寝ようって決めてたんだ。それより、デーモンは?」

「ああ。お前が休暇願いを出しにきたときには、既に休暇を取ると決めていたのだ。吾輩は3日間だがな。」

ルークは一番訊きたかった事を口にする。

「ふ〜〜〜ん。で、何故ケーキなわけ?」

「別に理由はない。吾輩も予定があって休んだわけではないからな。ただ今朝カルアに『普段したくてもできないことをしてみたら?』と言われて、なんとなく思いついただけだ。」

デーモンは、ケーキにぱく付ながら、当たり前のように言う。

「無謀だよ〜〜〜。俺がいなかったら、きっとまだ出来てないよ。」

「かもな。お前がいてくれて助かった。結構難しいんだな。本には簡単そうに書いてるのに。」

本をパラパラと捲る。

「さてと、お腹もいっぱいになったことだし。デーモンはこれからどうするの?」

2名の皿とカップが空になった事を確認し、ルークは言った。

「そうだな。今日はこのまま此処にいようと思ってる。」

「ふ〜ん。明日は?」

「何も考えてない。」

ルークは、思い立って言った。

「じゃあさ、明日は煮込み料理作ってみない?」

「へっ?」

デーモンの顔が?の表情になる。

「『普段したくでも出来ない事』でしょ?」

ちょっと考えて答えた。

「そうだな。良いかもしれないな。お前は良いのか?」

「だって、美味しい物食べる為だもの。労を惜しんじゃダメだって。」

「じゃあ、決まりだな。」

 

 

 

Fin

 

 

 

Presented by aoi

 

 

 

「あとがき」

 

39999HITリクエスト商品。

「シャルル閣下とシンデレラ参謀」というご注文を頂きました。

今年の夏上演された、閣下ご出演の『シンデレラストーリー』を念頭においてのご発注商品。

シャルルとは、閣下がこの『シンデレラストーリー』で演じれらた役名。

シンデレラのパパ役です。

そうなんです。

パパには名前があったんですね!

ちょっと情けない、後妻さんのお尻に敷かれている役どころだったんですけど、

そんな父親を優しく「お父さん」と呼ぶ(←当たり前か)シンデレラ。

その2人を、この2名で演じていただこうというテーマに基づいて書かせて頂きました。

私の作品にしては、結構長いモノになりました。

如何でしたでしょうか?

そうそう、シフォンケーキ。

分量は明記していませんが、工程は間違ってないんですよ・・・多分・・・?

 

葵 拝