No.102:サッカーのワールドカップ
今や日本中ワールドカップの話でいっぱい。トルシエという1人の監督が4年もかけて作り上げた日本代表チーム、予選通過もやや難しいかという感もありますが、それなりの結果は出すのではないかと私も期待しています。ただ心配なのはワールドカップ後です。トルシエが去ったあと誰が次の監督になるのか。今度はバカな日本人の元サッカー選手どもが出てきそうな気もするけど私は海外から監督を招いて欲しいですね。今の代表メンバーがそういう歳になるくらいまでは日本人の監督などいらないと思う。あと心配なのはJリーグ。今回のワールドカップのためだけに作られたと言っても過言ではない現在のJリーグはワールドカップ後も存続できるのか。たまにテレビでみてても相変わらず面白くないし、totoの売上も既に落ちてきている。このワールドカップを期に実力のある若い選手たちはどんどん海外へ流出していく可能性も高い。このままJリーグは無くなってしまうのか。まぁ正直どうでも良いんだけど。
ちょっと話は変わって、いつから日本ではワールドカップといえばサッカーになったのだろう。別にサッカーじゃなくてもバレーでも柔道でもいろんなスポーツに世界選手権は存在する。日本での呼び方は違うかも知れないけど世界の国々が集まって勝者に杯が渡されるのであれば立派なワールドカップだ。それがいつの間にかワールドカップといえばサッカー、サッカーのワールドカップは世界の一大行事、これに参加して盛り上がらなければ日本は失格みたいなことになってます。そりゃ昔から世界の一大行事であったのは確かだけど、意地でもサッカーは頑張らないというアメリカに従ってきた日本では、まだつい3、4回前の大会まではほとんどテレビでは流しもしなかったし、サッカーの世界大会がオリンピック以外にもうひとつ存在する事自体、あまり知られてなかったぐらいじゃないだろうか。それが気づけば国を上げてのこの大騒ぎ、まったく日本人というのはポリシーが無いと言うか、めでたい人々だと思う。今のこのサッカーブームも、ほんとに一過性の「流行り」で終わってしまって、また野球全盛の時代が戻ってくるのだろうか、もしかしたら別のスポーツが誰かの謀略によってブームとなるのだろうか。一過性のブームで終わるのなら、個人的には次はカバディあたりが来て欲しいですね。カバディが日本に根付かれてもちょっとアレだけど。 |