No.80:2001年モータースポーツ

今回はモータースポーツの話。知らない人はごめんなさい。
今年の夏あたりからWRC公式戦に投入予定の三菱ランサーエボリューション7(カリスマGT)はついにGr.AではなくWRカーになってしまうそうな。
現在エボリューション6で戦っている三菱ラリーアートは4戦を終えた状態でマキネンがドライバーズトップ、マニュファクチャラーズでも三菱がトップです。さらにWRカーとなって登場してくるエボリューション7に変わればよっぽどの事がない限り戦闘力のアップは必死。マキネンも今年は絶好調。三菱(特にランサー)ひいきの私としてはうれしい限りです。とはいえ206WRCのターマックでの能力の高さは本物になっているし、グラベルでの性能も徐々に上がってきているのは事実。インプレッサWRC2001も運悪く結果は残せていないけど時折見せる速さは物凄いものがある。信頼性の問題をこの1月の間に大きく向上させたらしいのでアルゼンチンからは要注意かも。なにせドライバーはリチャード・バーンズだし。まったくWRCは毎年目が離せません。
そういやエボリューション7の開発の為にマキネンとロイクスが来日するらしい。一度直に見てみたいものです。

もうひとつの国際4輪モータースポーツ、F1も今年は久々にアツイ。去年までは正直あんまり面白くない内容だったのですがホントに今年は違う。開幕直後からバリバリ来ていたシューマッハの突然の不調。マシンに何かあったのか?!さらにマクラーレンもだんだんと調子を上げてきたし。ただしマクラーレンは天才&泣き虫のハッキネンは未だ不調のまま。謎のゲタヅラ苦労人クルサードが妙に調子よくて気づけばドライバーズではシューマッハと同ポイント1位。今のシャーシがかなりお気に入りの名目上エースのクルサードと、カタルニアから投入される新シャーシに期待大の真のエースハッキネンが今後どうなっていくのか楽しみです。さらに今年からは遂に2強状態が崩れてきて下からウィリアムズ、ベネトンがグイグイ食い込んできている。どうせ勝てないとは思うけどザウバーも意味不明の大活躍でレースをかき回してるし。特にウィリアムズの2人は注目。シューマッハ弟はイモラで堂々たる走りで遂に初優勝したし、CARTから来たモントーヤもF1流にまだ慣れてないみたいだけどそれでもかなりの走り。インテルラゴスでは後ろから追突されるという計算外さえなければ十分に初優勝もありえたほど。
もうこうなってきたら特に早くもない国産ってだけで騒がれるホンダエンジンなんかどうでも良し。あせってばかりで全戦リタイアの日本での人気は高いビルヌーブも個人的にはがんばってほしいけどまぁ居なくても良し。所詮日本はF1開催国の中で唯一自国のGPを生放送しない国ですから別に日本がどうだってのはどうでもいいのです。日本人ドライバーなんてどうせ下位チームでチョロチョロするだけだから居ても居なくても同じ。

もっとみんなで国際モータースポーツとしてのF1を応援しよう!

うーんWRCにF1。どちらもアツイ!

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