
これは、中国のカラオケ等の個室でお酒を飲む時などには必須アイテムです。
1 2人から6,7人程度まで一緒に遊べます。
道具としては1人に対しサイコロ用のつぼ1個とサイコロ5個必要です。
2 相手に見えないようにサイコロを振りつぼでふたをします。
もし、5個とも目がバラバラ(例2.3.4.5.6つまりペアが無い)ならメンバーに見せてもう1回振ります。
3 ジャンケン等で親を決めて親から声を出します。
例 6個3(りょ〜く、さん と発音) つまり3の目のサイコロが6個以上あるよと言う意味です。
4 もし、3人でゲームをしているならつぼは3個、サイコロは合計で15個ありますのでその中に3が6個あるかどうかの判断を、他のメンバーはしなければいけません。但しさいころの目の1はトランプで言うジョーカー、つまり何にでも変身します。・・・・と言うことは15個の中に3と1の目を出しているサイコロが6個あるかないかと言うことですね。
5 そして自分も、3か1を持っているか、或いは他の人の顔色で場に3が6個以上あるかどうかを判断して、「ない」と思ったら「開 カイ」と叫んでつぼを開けます。これは親以外の参加者は誰でもできます。
「ある」と思ったら右となりの人へ親が移ります。
6−A 「ない」と思って「開」と言った場合
みんなのサイコロの3と1の合計が6個以下だったら「6個以上ある」と宣言した親が飲みます。
もし、6個以上あった場合は親の宣言が正しかったわけですから、「開」と言った人が飲みます。
そして、今負けた人が親になりゲームの再開です。
6−B 全員が「ある」と思って「開」の宣言がなかった場合
右隣の人が親です。サイコロはそのままで前の親が言った数字より大きい数字を宣言せねばいけません。
正しい並び (小→大)6個3<6個4 <6個6 <7個2 7個5 <9個2
これは駄目です。 6個3>5個6 6個3>6個2
つまり、同じ個数ならさいころの目を大きくすれば良いけど、さいころの目を大きくしても個数が少なくなれば駄目なんです。別の考え方をしますと、個数が10の位、目が1の位の2桁の数字を大きくしていくということです。
6個3=63 6個の4=64 7個の2=72
新しい親が数字の宣言をしたところで、先ほどと同様に自分の手や他人の顔色で「開」するしないの判断をします。
そして6−Aか6−Bの繰り返しになります。
しかし宣言する目はどんどん大きくなってきますから、どこかで限界があり「開」という声が出るはずです。
7 特別ルール
親は最初に宣言する個数は参加者の数以上とします。
つまり、4人でする場合は4個○か5個○とかの4以上の数字からスタートすると言うことです。
1を宣言すれば、1は1のみ
たとえば4個1と言うふうに目の1を宣言した場合はジョーカーで何にでもなっていた1は1だけになってしまいます。
中国語のお勉強
ここで使う中国語の数字の勉強をしましょう。
数字 読み方 抑揚 備考
1 イー まっすぐ
2 アー 下げる 数字の時、下が量の時
2 リィャン 下げて上げる 2個2=リィャン ク アー
3 サン まっすぐ
4 すー 下げる
5 ウー 下げて上げる 日本人間違い1番 2と5の区別難しい
6 リョウ 下げる 麻雀する人リュウと言ってしまう。
7 チー まっすぐ 幾個(何個?)と7個抑揚で変わるので注意
8 パー まっすぐ
9 チョウ 下げて上げる
10 シ 下げる シとスの中間よりシより
11 シーイ あとは同じ
さあ、もうバッチリですね。
このゲーム、顔の表情や嘘のつきかたの上手下手が勝敗に大きく関わります。
嘘つき上手の中国人に正直者の日本人の貴方がどこまで対抗できるか?
パブあんでは、中国人はもちろんフィリッピン人まで勉強中、ショータイムの合間のひととき、ゲームで過ごされるのも楽しいと思います。