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tokyobunka
Maekawa Kunio

一般的に、ちまたでは設計監理料に対する漠然とした言い方に「住宅では工事費の1015%」と言うものがあります。

3,000万円の工事費の家を建てるなら300~万円と言うわけです。

概略としては正しいと思います。設計監理料のほとんどは人件費です
 

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Antoni Gaudí

工事費掛ける何%と言うものの、これはうまく人件費を表しています。住宅の10%は、小さくても大きくても同じではなく、小さければ15%とか、大きければ8%とかに動きます。3,000万円から8,000万円ぐらいが12%の感覚がします。2億円を超えて8%と言ったところでしょうか。

 設計・設計監理の特性として、基本構想から実施設計そして設計監理まで、頭を使うことがほとんどで、この間、極端に言えば、紙と鉛筆しか減っていません。頭の中で進む基本構想(アイデア)がその後の大部分を決めてしまうと思えば、そこに価値があり、時折言われることの「芸術性」と表現されることがそれを表しているのでしょうか。

かつて設計コンペ主催会社のW.H.社では「設計監理料10%」と応募要綱の中で明記していましたが、選定された建築家はその10%の中からW.H.社に手数料を20%支払はなければなりませんから実質8%の設計監理料で業務を行わなければなりません。これはキツイ!

   

Gaudi
Antoni Gaudí

 目指しているところは

 A.建て主の個性と感性に響き、充足感、満足感が得られること、それにつづく、それを支えるベースとして

 B.十分な性能・機能をそなえていること

のふたつになります。

 A.は100%オーダーメイドで、細部まで建て主の目が届き、ハウスメーカーで言うところのオプションを数点選んで「注文住宅」ですとすることとは訳が違います。それには時間を要します。

それは非常に高い満足度を得る為です。そのお付き合いをさせていただきます。

 B.はノウハウを総動員して、耐震、耐火、断熱、など「工学的」対処を最大限に行います。多くの場合その道の専門家をチームに加え最新の技術を取り入れます。

 これが設計ですが、設計を100%以上に生かすために監理業務があります。いわゆる手抜きではないにせよ、最新の技術を十分に使いこなせない中小の建設会社もありますし、大手の会社といえどもチェックの目がなければ「まあこのへんで」と言う気持ちが起きるのは人の常のようです。

         
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設計で十分な性能を発現するレールを敷き、監理でそのレールの上を走らせる。これで120%の効果が現れ「何かが起こったときの保険」よりも、何よりも十分なものが得られます。「床が傾いたときの保険」などは設計・監理が十分に行われていれば必要ないのです。

 ちなみに、40坪程度の住宅でA2サイズの図面は50枚程度出来上がります。描くだけで1枚約3日かかるとして延べ150日。単に描くだけでなくその間には検討も必要です。

 あなただけの、あなたの家族だけの住宅。あなただけの、あなたの社員だけの、企業のアイデンティイを表現する社屋が出来上がります。

一言、設計・監理料について加えます

多くの場合、弊社デザインシステムでは3社程度の建設会社に「相見積もり」に参加してもらうことで、適正な中で価格競争を行います。1社を相手に単に値切ることでは、安かろう悪かろうのケースも多々起こります。

無理のない競争の結果安く受注しても、弊社で監理を行うわけですから、材の質を落としたり、いわゆる手抜きをして費用を浮かせることなどはさせません。

競争の結果、過去のケースでは予定価格(いわゆる世間相場かなと考えられる線)を15~20%も下回ることもあり、そのコストダウンは設計事務所あってこそのものです。

 価格競争で工事請負金額が決まりますが設計・監理料はその金額掛ける何%ではありません。%を掛けるもとは「予定価格」です。これで設計・監理契約を結びます。

予定価格に不安定の要素が多いときは仮契約を結び、設計をとりあえず進め、相見積もり後の高い方2社の価格を検討し%を掛ける基を算出します。この時は既に競争力が働き「安め」になっているのですが設計・監理料を決めるひとつの方法です。

 

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これでおわかりいただけますでしょうか。

相見積もりで10%以上の適正の中での請負価格のダウンが期待できます。

 設計監理料は約10%で、元と同じ費用になります。

ここで、設計も工事も同じ会社で行われれば、監理の目は薄くなりどうにか利益を出そうとするでしょう。

 しかし、設計事務所の監理が付くのです。品質は確保されます






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