写真と文章とはリンクしません (2023年、諸物価の値上がり、国外情勢、円安、労働者不足など一概に「坪単価」の目安を語れない状況です。
デザインシステム 建設費(坪単価)について
目次のページに戻る
当ページの坪単価はウッドショックが語られた少し前の状況で記述しており、ひところ坪70万円、と
言われていたものが、現在120万円と相見積もりの結果がなってきています。
Uji Byoudouin Hououdo | |||
リンクしません、とは言え、唐突に古建築。すばらしい、美しい建築です。
建物の質のよって当然工事金額も異なるが、工事費の実績はどのぐらいか?
時代背景(全経済背景)により変動があるのは当然のことですので目安です。各所の災害復興、東京オリンピックを前にした現在は職人不足が顕著で建設費は当然のこと高止まりではありますが、工期を限定することなく柔軟に考え小規模建物であればやたらに高い状況を想定することもなさそうです。相見積もりに入る前に予定数社にヒアリングも行います。 |
|||
2'×4'の軸組み |
住宅の例を挙げます。 |
地下室を造るための根切(地面を掘ること) |
☆
KB邸 木造2階建、延べ32.7坪(千葉県)
|
桂離宮 |
多くのハウスメーカーの坪単価は標準的に造った時の本体のみ価格で、不思議なことに、当然接続しなければならない給排水なども建物の外の配管工事は"別項目"で「屋外給排水」という見積りがされます。 |
|
◆『Reasonable』と『Low-cost』の考え方
建物はローコストに建てればそれなりに建てることができる。贅沢な材料を使用しないことはもちろんだが、最低限の性能や建築基準法で定められるている材料や工法は用いなければならない。 |
Sakakura Junzo |
ときどきネット上のコンペサイトなどで見かけるのですが、 『家族が4人です。車は1台ビルトインにしたいです。延べ40坪になりそうです。 設計料・消費税込みで1,500万円が予算です。ローコストでお願いします。』 などというもの。 設計事務所は魔法使いではありません。 また、分離発注を実行すれば工務店の経費分は確かに不要となりますが、「現場監督」を設計事務所が行わなければなりません。この時、設計・監理料に加え、現場管理費が必要です。 コンペではなくご指名でしたらご相談には応じますが、まずは 本論などをお読みいただき、Web上でもだいたいの世間相場などを検索していただきたいと思います。 実は弊社では、断熱材は吹付け発泡ウレタンが標準となっており、フェノールフォーム板を併用しています。 坪単価は過去の経験値でしかありませんが、設計料別、消費税別で60万円位からではいかがでしょうか!!キッチンも付きます。バストイレも付きます。必要な照明も付きます。 キッチンはこれにしたいのです、のときは設定に入れているものとの差額が加算されます。
坪単価はおおいに建設費の目安になります。 何を含むかという問題があります。 まずハウスメーカーと呼ばれる会社の広告宣伝に使われる「坪単価」は建物本体のみ、指定の材料の使用、指定の大きさ以上で上限以内、性能も指定以内です。 これで本体は建ちます。 外部はすべて別です。 当然接続しなければならない給排水も建物外が別見積もりです。エアコンや給湯機なども別です。 コンセントの数も部屋に依って標準個数が決まっています。 インターネット配管配線も別です。 地盤改良など「本体」工事を始める前の準備工事も当然別です。
ハウスメーカーに依頼するにしても多くのオプションが準備されています。 どこからどこまで上級仕様が選べます。 単価は当然上がります。 |
このページの先頭に戻る | |