ds logo2  デザインシステム    設計監理業務について                                                 目次のページに戻る
                                                        

 監理と管理は混同されることがありますが、
「監理」は設計図書の通りに工事が進められているか、工事進行上問題点が無いか現場と相談しながら円滑な工事を目指す行為、
「管理」は現場の管理であり工事全般の現場の運営を行うことで、建設会社の業務です。 
 
 

con test

監理は設計者が行います。設計図書通りに工事が行われているかをチェック、進行に合わせて現場の状況を見ますのでより良い納まりを考え付けば図書通りより良い納まりに変更します。

そのようなことを現場の声を聴きながら適時に判断し実行します。完成の見え掛かりが設計図と多少異なる変更の場合は建て主に事前に報告し了解を得、現場に変更指示を出します。

設計図書通り、だけにこだわるわけではありません。

 

コンクリート品質管理テスト実施

   
hd magari デザインシステムで設計を行った建物は監理を行い竣工までお付き合いいたします。
現場担当の判断ではなく設計者の意見を加え検討することも監理業務の中です。

現場の判断のみで進行すると、ホールダウン金物の取り付けが多少曲がっていても「取り付け完了」となります(この写真は悪い例)。こうした場合も「軸ずれ補正金物」の使用を指示します。

弊社の設計によらない物件も監理業務のみお引き受けいたします。
中古住宅・建物に関しても検査・改修工事の設計・監理をお引き受けいたします。インスペクション・サービスとも表現されるようです。中古住宅の流通過程における「既存建物評価」もこのサービスの内です。 (既存住宅状況調査技術者登録)

弊社の設計によらない物件』とはいわゆる「工事会社・設計+施工一括」の工事です。 意匠的にすぐれていても、工事に関してはあまりご存知ない設計者の設計物件の監理のみも当然お引き受けいたします。住宅に限りません。大型ビルまでお引き受けいたします。
   
kisonasi

目指しているところは
設計性能を発揮できない建物、欠陥建物、を無くしたい。切実な思いです。

 手抜きとは言わないまでも、なぜこのままで工事を進めてしまうのか、疑問を感じざるを得ない工事が巷にあふれているからです。

基礎も設けない上に門柱を「載せた」考えられない工事。地震がくれば倒れることぐらい・・・

   
yousetu

 弊社の設計によらない物件』の監理をお引き受けする場合は

設計の性能は設計者が責任を持ちますが、設計+施工の場合は、「いつもこうしている」と言うことで、その方法が図面や仕様書に明記されていないことが多々あります。それではデザインシステムなりの第三者の監理者は何をもって図面通りにキチンと工事が行われているか判断に困ります。普段は作らない図面や仕様書も準備していただく必要があります。


 中古建物の場合は既に建っているわけですから、現状維持のまま床下点検口から、天井点検口からなど見ることのできる範囲内での検査と、一部、重要と考えられる壁の中など「剥がして中を」検査することに分けられます。 この場合、解体・復旧の費用は別途かかります。場合によっては大規模修繕を前提にした検査もあります。その場合は『中古住宅総合リニューアル』となり検査リニューアル設計を一体とした総合的な『設計』がよいと考えます。

〇〇土木と看板にある。建設会社系の建物。溶接不良で柱と梁が外れている。



 

  一般的にはデザインシステムへのご依頼は設計からになります。 監理は自動的についてきます。 相見積もりを実施し合理的に廉価な建設会社に発注します。1社指定の場合より一般論として1割以上請負価格は低減します。この1割は設計監理料です。
 要するに、総合計は同一の金額となったとしても、設計・施工一貫の工事ではなく、設計の専門家による設計に、第三者監理がついてくる、ということです。
   
   
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