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yoyogi1 Tannge Kenzou
ともに考えることにより成果を追及すること。
設計事務所がお客様に提供できる成果とは
"
お望みの建物を建てるための総合的ソリューション"
お客様・クライアント様が最も実現したいことは『機能』です。
もちろんこれには見た目の良さも含まれます。
そしてコストパフォーマンスも含まれます。
 
yoyogi2
Tannge Kenzou
例えば旗竿状敷地30坪をお持ちで、そこに家族5人で住みたい、
とのご希望を法的条件、近隣条件、予算条件などの大きな制約の中、
より快適に生活できる解決策を探ります。
 この例ですと、容積率、建蔽率はもとより高さ制限もパンパンで、建物としての塊はもうまったくはみ出す余地が無い状態(殻の大きさは動かしようがない)での、内部の設計となるでしょう。
外から見えるところと言えば、路地の正面からの幅2Mの部分だけ。
内部は高さが制限により決まっていますから天井高さに余裕が欲しくともとれない。うっかりカッコウ優先で吹抜など設けようものなら、その分各部屋が狭くなる。部屋を取っていくだけで工夫のしようが無い・・・・・。
   
st1
JR-East  Tatsuno Kingo
 とんでもありません!!!
その部屋の取り方、それこそが設計者の腕の見せ所になります。
まったく無駄の無い動線。微細な部分よりの絶妙な光の取り入れ。
狭いはずの各部屋に不思議なイメージの何とはなしの余裕。
ご提案させていただきます。
いっしょに考えていきましょう。
また、例えば100坪の広い敷地があれば、住宅展示場にあるモデルハウスのような"立派"な建物が建つでしょう。
自分がモデルハウスに住む??自分のものであるのにモデルハウスとじ・・・?。
  家創りとはメーカー選び?
  とんでもありません!!!
建て主らしさを表出した建物を建ててください。

         
st2JR-East   Tatsuno Kingo

この例ですと、建て主のステータスの表現が最重要となってくるでしょう。
けっして贅沢ではないValuableな、伝統を重んじたどっしりとした、とか、洗練された颯爽としたスタイリッシュな建物とか、
建て主のお好み・ご希望と時代背景・社会情勢、立地とのマッチング、そのようなことを統合し姿・かたちとしていきましょう。

単純に鉄筋コンクリート総タイル貼りにはしませんし、総檜造り数寄屋風にもしません。もちろん総合的な検討の結果としてそのようになることもあるでしょう。
ご提案させていただきます。
いっしょに考えていきましょう。

巨大地震、津波、竜巻、放射能、液状化。 省エネ、Co2削減、環境負荷低減。 20年前もわかってはいたことですがどこまで意識していたでしょう。

一建物にできることは限られてはいますが、その一建物が集積して"都市"を創ります。出来る範囲で貢献していきたいと考えます。

重要な視点ですが、東京駅が創建当時の姿に、耐震強化され、機能が付加され戻されました。丸の内側、東京駅を出てみると、ひとつひとつは洗練された大企業の顔としての超高層ビルが建ち並びますがどうも殺風景です。
そして丸ビルの前まで行き振り返ります。

化粧直し・リニューアル成った"駅舎"
そしてこの都市空間は一気に引き締まり、アイポイントを得て全体として気品と風格といった『丸の内』を創りだしています。

洗練された超高層ビルのみで出来上がっていく都市が多い中、この東京駅西口は格別です。
また、中小の雑居ビルの立ち並ぶ中に東京駅舎があることを想像しても「掃きだめ溜めに鶴」といったところで埋もれてしまうでしょう。それぞれが全力で能力を発揮しているからこその空間といえます。





 
 建物は安易に造らない。個人の所有でもそれが集積して都市空間を創り出す。将来の街をみすえた想像力を携えた建築を創りたいものです。
 
◆ 設計事務所が得意なこと◆
ronsyan

Le Corbusier

1. 基本仕様などありません。 値段によるランク分けなどありません。 すべてお客様のご意見をお聞きしてそのお客様ご自身・ご家族様オリジナルな建物を設計し工事完了までサポートします。住宅産業では坪単価35万円はファミリーコース、45万円ならハッピーコース、60万円ならバリューコースなどと設置採用する材料や機材があらかじめコースごとに3~4種類決まっていてそこから選ぶことを「注文住宅」と称したりするわけですが、すべてゼロから考察を始めます。 材料メーカーの指定や既にあるカタログから選んだりはありません。ご提案を差し上げます、ご一緒に考えましょう。

2.
基本仕様はもとより、ジャパネスクとかアーリーアメリカンとかのスタイルの基本線もありません。 その土地に宿る声をプロの直感として聞き、お客様の感性やご家族の雰囲気を大切にした、そのお客様ご家族らしいスタイリシュな建物をご提案いたします。 ときに純和風数寄屋造りが最適かもしれませんし、真四角なキューブが、とんがり屋根の山小屋風なのかもしれません。 例えば診療所の場合、清潔感だけですとさっぱりスカッとした長四角な建物になりますが、暖かみを加え緑豊富な癒しを前面にだした建物を提案させていただくこともあります。

3.
経験豊富な工事会社を複数紹介しお客様の選考を経て相見積もりの参加会社を3社選びます。 このときできればお客様がお知り合いの、もしくはどちら様からかご紹介の工事会社を1社相見積もりに加えることができますと客観的公平さが大きくなります。設計事務所をご信頼いただくことがまず第一ですが、「設計者が連れてきた工務店ばかりで出来レースの相見積もり」のイメージはなくなります。 相見積もりの実施は適性の中でより廉価な請負価格を探すもの。 魔法の手段ではありません。が、多くの場合『世間一般の予定価格』から1割り近く競争原理が働くのが過去の結果です。 この意味は設計施工一貫の工事会社に発注する一式価格が、設計と工事が分離した状態で第三者監理が付いて『同一価格』であることです。

sydny

Jorn Utzon


4. アフターサポートをさせていただきます。 工事をした工務店さんが時流に逆らえず消滅することもあります。 大きく利潤を追求し動いている企業ですとそうしたこともあるかもしれません。 設計事務所と名打っていた会社は内情は不動産開発会社で新聞・雑誌に取り上げられる時代の寵児であったはずが、気が付くと民事再生法を申請していたりします。 設計事務所らしい設計事務所であるのでいつまでもフォローサービスをさせていただきます。 極論ですが設計から工事完了まで2年から3年もお付き合いさせていただきます。 第三の親戚です。 工事中図面は完全に管理します。工事写真も多数記録します。そのデータはたとえ工事会社が消滅しても生き続けます。

5.
常に学習し続けています。法規の改定・変更は日常茶飯事です。法令に着いていくには資格者の義務ですが関連技術は多数存在し、日夜更新改良されています。20年も前にご一緒させていただいた建て主の方には伝えているのですが、耐震性、省エネルギー性は今日とは大きく異なります。建物は技術である以上、そして災害が起こり、地球が温暖化が表面化すればどうにかしなければなりません。 法令でない各種基準はご説明の上、コストもそれなりにかかることですので採用させていただきます。  逆に例えば「長期優良住宅」のような法令化義務化されていない制度はご説明の上、非採用としています。 国の基準で耐震性や断熱性を評価認定するものです。認定されますとローン金利が下がるなどのメリットが出ます。しかし認定には審査機関に費用を払い時間を掛けて申請を経なければなりません。費用は半端ではありません。 必要な場合は申請し認定を得ます。 しかし弊社設計は国の基準などは超えています。認定機関に『お墨付き』をもらうことなく、認定基準以上の性能です。

6. 初期ご提案を差し上げます。建て主様におかれましては、既に私のお客様である方からのご紹介でその建物をご覧になっていらっしゃり、また当ホームページなどで弊社のテイストもお感じになられていらっしゃる方ばかりではないでしょうか。 そうした場合、設計事務所は五万とあるのにどうして弊社1社に直接依頼をしてしまうのかご自身に納得がいかないかもしれません。 でも基本はある程度以上の経験のある事務所であれば建て主様がその事務所の持ち味を120%以上も発揮するように引き出すような無理難題を持ちかけることです。 法規やコスト上、残念ながら『無理に近いのでは』と申し上げることはあるでしょうが、その他は粘り強く検討し続けます。 ネット社会です。ここなら付合うかな?と思われる事務所に行きあたったなら複数事務所に面会してください。 事務所にいらっしゃり過去の実績をもとにした話に終始するようなら止めましょう。 そんなことはホームページでわかります。 大切なのは人間・人となりです。お付き合いを「親戚」同様として続けていけるかどうか、それが大事です。 1社に決めかねる2人(事務所)に絞られたらコンペです。コストも伝えておかなければなりません。予算が坪80万円なのに120万円の提案がすばらしくても意味がありません。 初期ご提案をコンペとして差し上げます。

◆設計事務所が苦手なこと◆
coroseo

1. 第一に『営業・セールス』です。 突然に(飛び込み)壊れそうな古い家に訪問し「建てなおしませんか? オールリフォームしませんか?」と声掛けする、などということはあり得ない!! 住宅メーカーの営業マンもあまり飛び込み営業はしないと聞くが、新人研修の一環としてはノルマを決めて1日5件に少なくともパンフレットは置いてくる!!などがあると聞いたことがある。 証券会社や生命保険のセールスは電話は日常であるし、玄関ピンポンもたびたびある。

2.
その場だけの言い逃れ、その場しのぎの説明をすること。 これは考えられない!! 難しい質問にお答えする完全な知識が無い時は「とりあえず、現在持ち合わせの知識ですが、と前置きしご説明する。後日調べたうえでお答えします」となる。お客様は一生に一度の高額な資金を使われる。 どこでもやっているのだからこのぐらいで大丈夫、のような回答は決してしない。 ただ経験も長くなってきた。 かつてそうしたことも多々あったわけだが、最近では余程の最新技術に関することでもない限り、「後日」とは言わなくなった。

3.
ろくな図面も無く、工務店に工事をおしつけること。よくあることで若手設計者や意匠設計に先鋭化して「どう造っていいのか分からないけれどもともかく造って!」と工事会社に納まりも材料の選定も押しつけること。 修行時代(サラリーマン時代?)が極端に短く現場数を踏んでいない方々に多く、大先生の有名建築家が時としてすごい発想の建築を完成させ雑誌を飾る。 それを見る弱浅設計者が 絵 は描くが、どうやって造ったら良いのか分からない。 どうにかして造ってヨ の世界であるが、日本の工事会社はどうにかして造ってくれる。 神様のような存在。 若手はそれに甘えている。 工事会社もとても偉い。 そうした設計者をそれとなく教育しているのだ。 しかし、工事費も値切りギリギリではその余裕も無く、本当はこうすれば、と分かってはいても、A材とB材を突き付けてコーキングして終わってしまう。 コーキングなんて長持ちしても10年。



fujitv
Tannge Kenzou
4. 工事会社とナーナーで仕事をすること。 上記の『若手』であるとすると、工事会社にそっぽを向かれたら工事は中止。 そうではなくとも、重要工程を自分の目で確かめず(検査せず)やっているだろう!で過ごしてしまうこと。 コンクリートは打ってしまってからでは中がどうなっているのやらさっぱりわからない。 設計施工一社体制の工事会社の設計者では自社の工事部隊がやっている工事をいちいちチェックなどしない。 超大手工事会社でも社会問題化する手抜きが発覚する。 阪神大震災で壊れたビルの柱の中からコーラ缶が出てきたりする。ここまでくるとモラルの欠如ではあるが。

5.
工事完了に満足してしまうこと。 工事が終わりご満足いただいた。 しかし、数年後に増改築などの相談がある。 この時、どうやって元々の建物を造ったのか記録が無い。 設計図通りに造ってあることを確認してあればそれで良いが、多少は設計図と異なる工事を工事会社と相談の上行っている場合もある。 そのような時に記録と十分な写真などを残していること無く、ともかく完成を喜んで終わりにする。後のことも考えず、意匠設計に先鋭化した設計者などは雑誌に掲載されることのみを目指して仕事をする。後は雨漏りしようが、工事会社のせいにして何もしない、というより、どうして良いのか分からない。

6.
コンペでのご提案はお引き受けいたしますが、とりあえずどこの誰でも良いから提案して欲しい、式のオープンコンペは辞退いたします。公共建物などで、新進気鋭を発掘することが主旨であればそれは良いでしょう。 「得意なこと」に書きましたように建て主様のテイストがおありでしょう。 それに弊社が合いそうだから選びました、絞りきれない3社があります。競争となりますが提案してもらえますか? でしたら喜んでお引き受けいたします。

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