ds logo2  デザインシステム    診療所・医療施設について考えること                                     目次のページに戻る
                                                        

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街の中で周辺の風景とともにある  この診療所は巨大な敷地の県道沿いの一角を敷地とした
独立建物の場合もあろう、ビル内のこともあろう。
独立の単独建物であることは稀。独立のときの多くの場合、ドクターの住宅兼用だ。
単独というよりビル内テナントとしての開業がほとんどとなっている。
もちろん”お店”である以上、採算を重視しなければならない。
医療行為の効率と患者の心理、経済性、相反する条件を紐解いてゆく。
 

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 各種の部屋が必要な、産科、整形外科では動線計画が重要。

ドクター(オーナー兼)のワンマンコントロールを考慮する。

どこでも見える、どこへでもすぐに行ける、スタッフの動きがわかる。

   
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客(患者)の入り易さ、安心感、癒し感、落ち着き感、明るさ、暖かさ、どのように醸し出すか。

床仕上げに長尺塩ビシート一本やりでは清掃はし易いが、ツルツルの面が気持ちを跳ね返す。

救急救命センターを創ろうとはしていない。医療スタッフの動きやすさだけでは決めることはできない。
   
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清潔、衛生は重要だが、あまりにもあっさりシンプルしとして、無味乾燥単なる白い部屋になってしまうのでは患者の心は癒されることはない。

暖かさ、中庭が見える、観葉植物を置く、絵画を掛ける、などは良く行われる。

   
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ビル内診療所の場合、最小限空間を必要室に仕切ることのみが設計であったりする。

心療内科であると、応接室風の部屋が2つあり、片方が待合、片方が診察室(面談室)であったりする。

この例は小児科

   
mati 1'待合室例 待っている、不安、痛み、苦しみ、すぐに癒されたい、何をされるのだろう、

待ちはないほうが良い、しかし時間は必要だ。 その間、どのように過ごしていただくか・・
   
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