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建築ブログ・建築よもやま話・管理者のひとりごと
FaceBookも観てください。いろいろUPしておりま
■ 2013 02 13
いろいろと、とりとめもないお話しをしてみたい。
エンドユーザーさんにとって『よた話』ではあるけれど、
「ためになる」と言っては大げさであるけれど
お話しとしてはたくさんあるので、少しずつ書いていきたい。
建築設計、設計事務所のする話ではそもそも「建物」とは、であったり
「材料は」であったり、「診療所」とは「その思いとは」、であり
「住宅」「住まい」とは「その思いとは」であるのですが、
日常の世間話になってしまったりもするでしょう。
■ 2013 02 13
皆さんは葛飾区ってご存知ですか? 東京23区ではあるのですが、北・東の最端部で北は埼玉県、東は千葉県、南は江戸川区、墨田区、西は足立区に接しています。
区界はすべてが川で、大場川、江戸川、荒川、中川に囲まれています。
地図で見た地形が頭を下、しっぽを上にした金魚の形にみえたりするところから「金魚区」などと自ら名乗ったりしている区が葛飾区です。
ここで葛飾区の説明をするわけでもありませんが、少し、知っていただいてもいいかな?と思います。
東京都水道局の浄水場はいくつあるかご存じですか? 全部で12のようですが、そこで合計685万立方m/日の処理をしているそうです。(HPによる)。
そのうち100万立方m/日以上の処理を行うのは4浄水場。葛飾区にある金町浄水場は150万立方m/日の処理をしており浄水場の中では2位で最大級。
こちらの住所は東京都葛飾区金町です。 弊社・事務所の住所と同じ。春には場内が開放され桜を観賞することが出来ます。
■ 2013 02 14
葛飾区、もう少し紹介させてくださいね。
渥美清が演じた『車 寅次郎・フーテンの寅』をご存じですか?
映画を見たことは無くともその名はご存じと思います。
そのメイン舞台は葛飾区柴又。
金町と境界を接している隣町となります。
柴又・帝釈天は実在の由緒あるお寺で、門前町商店街のお団子屋がフーテンの寅の生家という設定です。
そのお団子屋も実在の店舗。 ロケもそこを使って行われたわけです。
最近では葛飾区立の『寅さん記念館』が江戸川沿い、帝釈天の南側に建てられ、観光地として、帝釈天、帝釈天参道商店街、寅さん記念館、江戸川散策がセットでハトバスもやって来ます。
お団子だけではなく川魚料理の店、手焼きのせんべい、その他古い下町のお店がずらりと並ぶ、ちょっとした昭和初期?の風景なのです。
江戸川土手に出たところが柴又公園、川に出ると『矢切りの渡し』で演歌に歌われた♪♪連れて逃げてよ〜♪♪の船頭さんが漕ぐ船が観光船として運行しています。渡った先は千葉県松戸市矢切です。
■ 2013 02 15
葛飾区をもう1日。こんどは金町の西側、亀有です。 亀有? そう亀有公園前派出所のあるあの亀有です。
「亀有公園」は実在しません。マンガの世界です。が、しかし、亀有駅を降りますと、両津勘吉のブロンズ像、麗子の像、中川の像などなどマンガの中の登場人物の像があちらこちらの街頭に立っているではありませんか!!??
これも地元商店街が工夫をこらし、作者の秋山さんとタイアップして両津の子供時代の像まで立っていたりします。
「両さんどら焼き」やらあれこれもあります。 そんな人情の区が葛飾区なんです。 お笑いください ♪(⌒-⌒)♪
地図で一度は見て下さい。
Googleでも。
■ 2013 02 17
家を造ろう、と決めました。(あるひとりごと・・・・)
雑誌を数種類購入し読みました。 住宅展示場で何件かのモデルハウスを見て説明を聞き
ました。
資金もどうにかなりそうです。
でも、自分にピッタリの家を探す ”旅 ”に出てしまいました。
どうも、違うのです!!
建築家を紹介してくれたり、建築家同士を競わせてより独創的?に家を造るコンペをしてくれる会社も何箇所かあることがわかりました。
でもそれって、「自分がどうしたいか」がわかっていないので
「どうにかしてちょうだい」「何案かの中から選ぶことで納得しようか」
と自分が考えることから逃げているのですネ、と思うようになりました。
さらに出来た家は、
自分の家なのに「建築家先生」に「作品」と呼ばれたりするのは耐え難いー!!
ハウスメーカーを数社まわることはそれぞれのメーカーの特徴を知るということ以上に
「どうせ大差はないのだから、価格を競わせ、少しでも安く入手しよう」
としているだけなのかナ? と感じるようになりました。
鉄骨があったり木造があったりするけれど、どれも「なるほど!」と思えませんもの。
世の中にこれほど住宅の情報が氾濫している時代はありませんでした。
間取りをどうやって創り出すかの学習は本も雑誌もインターネットでも住宅と引けばすぐ
にたくさん得ることができます。
自分の家なのです。自分の家族の生活する家なのです。
自分で条件を整理して、自分で間取りを創って、自分で姿・形を決めてしまうことだって
決して夢ではありません。
■ 2013 02 18
『日本の安っぽい風景を構成する・・・』というタイトルのコラムが99年7月建築雑誌に掲載された。
短文なので一部の抜粋でも内容は大きく変わらないと思うのだが・・・
「タイル模様のサイディングボード、既製アルミサッシ、アルミとポリカのパーキング、・・」
こうしたものが「日本の風景をほぼ決定している。泣きたくなるほどの安っぽさ」と書きつづり
「日本の建築に対する認識は初等文法未収得のまま、壮大な物語をたれ流すという何とも恐ろしい過ちを犯し続けている」
と結んでいる。
最近でも火災の新聞記事で「木造モルタル2階建て」という用語が出てくるが、一昔前は木造住宅の外壁はモルタルを塗り重ねた。法律で規定されている防火の為の処置だ。そのままではしかたがないので塗料を吹き付けた。上文の筆者はこれなら良い、とも言わないのだろう。
サイディング、確かに巷にあふれている。アルミサッシにしても然り。
広大な敷地で防火もコストも考慮せずとも良いならばサイディングもアルミサッシを使用を止めましょう。
狭小敷地に鉄板1枚で外壁を構成した住宅もあるようだが、特殊な施主しか住みこなせないのではないかな??
弊社の設計の実績の地域で防火からはずれた土地であったことはほんの数例だ。 葛飾区をはじめ東京23区はほぼ全域準防火地域or防火地域だ。
■ 2013 02 19
『日本の安っぽい風景を構成する・・・』 がしかし、では筆者氏は外壁に何を採用するとおっしゃるのであろうか。
弊社の設計にもコンクリート造は多数ある。 打ち放しはゼロ。 建て主が嫌がるのである。 汚れないことにはメンテが大変である。 吹付けでも数年で塗り直しになるので避けたい。 コンクリートの上に金属パネルを取り付ける方法もあるが、コンクリートを希望する方はほとんどが続けて「タイル貼り」を望まれる。 この場合も剥がれるリスクはあるのだが、汚れにはめっぽう強い。
さて、彼の筆者氏は、日本中にタイル貼りコンクリートの安っぽい建物が溢れる! とおっしゃることであろう。 個人的には前川国男建築が好きである。
あのコンクリート感は今の時代としては当然古めかしいが、リニューアルなった東京都美術館は いいね だ。
ただ、木造住宅はどうする?? は確かに大問題だ!!!
建築設計 は設計者の建物を創る訳ではない。 依頼され人様の建物を創るのだから。
■ 2013 02 20
以下、広告から抜粋;
住宅ローン金利がほぼ下限の水準まで低下している現状、住宅購入の気運が高まり
をみせています。省エネと創エネを実現する住まい「Smart-house」です。
現行5%の消費税は2014年4月に8%、2015年10月には10%に2段階で引き上げられます。
人生で最大の買い物とも言われる住宅購入において、3%の税率アップは看過できない数字。
読者の皆様も「いずれは持ち家を」と考えているなら、増税前に早く購入して、
できるだけ頭金の負担を軽くしたり、この差額分を設備の充実などに回したいもの。
今、住宅購入がチャンス!!
;以上、広告から抜粋(固有名称は変更してある)
『住宅購入の気運が高まり』などと、煽っているのはハウスメーカーなど。
『税率アップは看過できない』というのも同様。
別サイトでは、急ぐな、駆け込みが多くなると資材費がUPする、その後の反動下落を考えれば5%アップも吸収できる、省エネ・エコ技術はこれから出そろってくる、増税前をチャンスと思うな、免税措置もこれから出てくる、などなど言われている。
住宅であっても設計に短くても半年、工事に半年弱かかるもの。本当に自分の体にピッタリ合った住宅となると設計に1年かかってもおかしくない。
『住宅は購入するもの』と自動車と同列に考えている方はメーカーの住宅を『買う』のがいいのではないか。少なくも『建てる』と考えている方は「あわて者は損をする」と考えるべし。
■ 2013 02 21
日本考古学協会などが立ち入り調査に入った箸墓古墳=奈良県桜井市で2013年2月20日
陵墓指定している宮内庁が調査を認めた。邪馬台国論争に絡んで注目度の高い古墳だそうだ。
宮内庁は孝霊天皇の皇女、倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓として管理していて、発掘や採取はできず墳丘の最下段を歩くだけの調査。
調査に入った研究者は、「入れた意義は大きい。日本の考古学にとって重大な成果だ」と話したという。???
陵墓は古事記、日本書紀などの文献を基に、江戸時代末期から明治時代に指定され、現在740カ所あるが原則立ち入りが禁止されてきた。
神秘にしておかなければならないのよね。新事実が何か出て、それが「望むもの」なら大喜びだろうが、「天皇って何?」な物が出たら、歴史が変わるだけでなく、崇め奉っている非常に多くの取り巻きさん方がその日から食うに困る事態になるものね。
神秘のまま未来永劫続いてもらいたい、と願う人が多い以上、「入ってもただ歩くだけ」は続く・・・・。
■ 2013 02 22
1610年に、織田信長の元家臣であった初代竹中藤兵衛正高が尾張国名古屋にて創業。
クイズ 何の仕事でしょう?
建築屋さんなら誰でも知っていることなのですが、一般の方はこれだけではねー、ですね。
スーパーゼネコンの竹中工務店のこと。
おまけ、
工務店という業種名、これはいつからある?
設計と施工は切り離せないの考えから「工務」で、お客様ありきの仕事であるという考えから「店」、
これも竹中工務店が作った造語だそうだ(WikiPedia)
上場もしていない。代々「竹中」さんが社長。超優良の私企業。
そんな会社の社長が次は竹中さんではない人がなる。
これだけでニュースだ。 たいしたものだ。
■ 2013 02 23
『世界遺産』『日本百名山』とか言われると、そうなんだ!価値の高いものなんだ!と思ってしまう。
それなりの方々の太鼓判のあるものであろうから。
なるほど『世界遺産』はUNESCOのお墨付きである。権威だ!!!
申請を繰り返してもなかなか承認されない。
テレビ番組でこの放送があると見る。生放送でなくとも録画しておいて見る。
背景には、行ってみたいけれども1回の人生に全部は無理だな、と思うところからが大きい気がする。
行ってみたい=観光地=経済背景=ドル箱となる構図がある。
確かに良い物でしょう。 自ら選ぶ手間をかけ、選考の末行ってみたけれどたいしたことなかった!?
を避けることが出来る(大きい確率で)便利な手段であるし、旅行社にしてみれば目玉にしたツアーを組めば大外れ赤字は避けることが出来る便利な名目だ。
日本建築学会賞とかBCS賞、日本建築大賞とかの『賞』がある。
もちろん弊社などは縁の無いことではあるが、これが時代を代表する建物なのか?
と疑問を感じることは多々ある。 偉い先生方の選考であるからそうなのだろう!?
としておくが、見てみたい建物のこともあるが、全く興味を示すことできない物もかなりある。
単に『めずらしい』と真に『価値のある』とは異なる。当然である。
■ 2013 02 24
陵墓のお話しに早速メールをいただいた。
どこかのハシモトさんのようにマスコミを賑わすようなことは無いが、こうした末端の末端の書きものでも検索できるのだろうか。
暇では無いのでさらなる検索はしない。
ご連絡の内容は読者の想像にお任せするが、まあおっしゃりたい方はいるのだな、という感じ。
これ以上は書かない。
また素朴な疑問をひとつ。
なぜ江戸城の跡地にいつまでも居座って、京都に移転しないのですか?
全国に「城址公園」が数多く存在するように、江戸城跡も都心の大公園に整備したいもの。
江戸城はかれこれ400年以上も江戸幕府が終わるまでその地にあったらしい。
どうも建築、建築設計、住宅、診療所、などの設計、監理の話でなくなっているので、こうした話はほんの時々にしましょうね。
■ 2013 02 26
サイディングをまったくの安物と決めつけている方もいらっしゃいますが圧倒的な数が出るから余計にいやなのでしょう!?
コンクリート打ち放しの外壁に太陽光の直熱射を避けるために空気層をとりサイディングを張る場合がある。
金属板でもいいですが短時間で非常な高温になってしまう。 もっとも遮熱塗料なるものもありますから塗ればそこそこの温度で抑えられる。 二重三重に手間がかかる。
雨水を流し、直射日光を遮り、火から守り、見た目に美しい、要求がある。
工場や倉庫ではセメント板のまま。 さすがに住宅では使われない。
窯業系サイディングと言っている。
勝手な推測ではおよそ「普通」の木造住宅では9割がこのサイディングかも。
1メーカーでも何十種類の製品を作っている。厚さは14・16mmなどが多い。
セメント系材料ゆえ型さえ作ればそれに流し込んで固めるわけでどんな模様でも可能。
タイル調、石調、板目調、意味不明調まで、それに自由な色が付けられる。
それがウソくさい、安っぽいと言われる所以。
これが複数メーカーあり単純に百や二百の板があるわけだ。
コレだけ出るにはやはり理由が。 扱いやすい。切って張るだけ、重くない、乾燥を待っ
たりしない、どんどん次の工程ができる、燃えない、耐水、外壁面通気をとるのが容易。
業者としてはいつも同じではあるわけだが、選ぶことをする建て主としては選び甲斐がある、といったところ。
いずれにせよサイディングに限ることなく10年くらいを目安に定期的に行いたいメンテナンス。
■ 2013 02 27
本日のY新聞は8ページを使って『エネマネ』新エネルギーマネジメントの説明・対談・広告を大々的に載せている。
所管大臣の大きな写真付きコメントから始まり、ハウスメーカーと大手電機、エアコンメーカーの記事仕立ての大広告だ。
太陽光発電をしそれをコントロールし100%自給自足へ、そして都市全体へのマネジメントでエネルギーを無駄なく効率よく使っていきましょう。
大賛成である。 ごもっとも。
しかし、である。
8ページに渡る大広告はこの方向で行かないと非国民ですよ。太陽光を載せなさい、蓄電池を設置し、家中をLANで結びコントローラーを付けエネルギーを"見える化"しないといけませんよ。
それは"義務"ですよ。と訴えている。
広告の主は最大手のハウスメーカー2社と大手電機、最大手エアコンである。
■ 2013 02 28
「耐震改修促進法」
国の法律として新耐震以前の基準のビルは耐震診断の義務化。
東京都では既に緊急輸送道路沿いに建つ該当建物は約1年前から義務化した。
弊社でも1棟の依頼を受け、診断を実施。この診断にはほぼ100%の補助金が出る。
診断の実施が義務化なのです。 それに基ずく耐震補強工事は"義務"ではない。
何!?
診断のしっぱなし、となっている。
工事には多大な費用を要する。が、補助は最大限でも1/2程度。
もっとも、私有財産に、道路を塞がない、近隣に倒れていかない、メリットが公共の福祉に当たるとしてもどこまで公金を支出して良いものやら。
全額支出で耐震工事ができたら、それは、オーナーは満面の笑顔となる。
■ 2013 03 01
法規。
建物の設計には建築基準法をはじめ、いろいろな法律で規制がかかる。
住宅しか設計しないのならば マッ基準法だけでいいのかな? とも思うが医療施設、診療所(医院)、病院、福祉施設、薬局などを設計すると、厚生労働省所管の法令がからむ。
医療法や薬事法など「設置基準」なるものが存在する。
建築確認申請を行うと地域担当の行政庁(指定検査機関)と所轄消防署から受ける通常の審査・指導があるわけだが、医療関係では保健所の審査が加わる。
デザインシステムの取り扱いでは大がかりなことはほとんどなく、清潔な仕上げ、換気、手洗いなど見ていただければわかる、という種類のことが対象だ。
建物のビルディングタイプにかかわらず、人の為、患者さんの為、と思いあれこれの心地よさ、癒しを追及するのだが、時としてすんなりわかっていただけないこともある。
設計と法規審査は別のもの?
■ 2013 03 02
葛飾区に初めての大学が誘致され、4月に講義が始まるべく最終工事が行われている。
3から4の名前が挙がっていたようだが、いつしかこの大学になった。
隣の区では既に4ツの大学を誘致済み。 何か区が変わったの?大学があるとカッコイイ?
補助金が区民の税金からどんどん出て行く。 「区民講座」なるものが行われ、お茶を濁す?
何か良いことあるのかな?
あてにして、道沿いにコーヒーショップやコンビニが新規出店した。
通学の道に若い人が増える。 だから?
一応「都心23区内」で駅から徒歩10分程度。 学生用ワンルームマンションがどんどん、というようなことは避けられているように見える。
それなりの空き地が出た。工場移転だ。放っておけばすべてマンションの林立しかなかったのかもしれない。
■ 2013 03 05
新聞やネット上の『訃報』の基準は何だろう。
簡単に調べられる範囲だけ見てみたが、大した基準は無いようだ。
上場会社の専務など以上はお知り合いも多いだろう。マッ、記載されるのだろう。
芸能人? 訃報欄ではなく、記事本文になることが多い。 マッ、これも知っている人が多い(会ったことは無くとも)。
政治家?知事以上で国会議員。マッ、これも知っている人が多い(会ったことは無くとも名前だけはとか)。
大学教授?これはバラバラ。著作が一般向けとか、マスコミに出たことがあるとかに限定か。
それは良いとして、『〇〇の母』とか、一体何?
かなりローカルな話でしょう!!
総理大臣の母、としても掲載の必要があるの?????
これが結構載っている。 あくまで「本人」中心としたいもの。
最近恩師が亡くなったので見ていない訃報の欄を見ているとつまらぬ掲載が多い。
■ 2013 03 06
地元の消防署が新築オープンした。
葛飾区、金町、水戸街道沿い、東京消防庁金町消防署。
見学会に行って来た。特別な贅沢の建物でもなく最新の耐震性を備えた・・・と言うところだろう。旧庁舎は40年使ったとのこと。
もし、火災や事故がなかったら。
実動隊員は訓練と装備の点検を繰り返す。事務方は書類の審査と現場検査を行う。
消火要員は外で訓練、車庫での点検が多いだろうが、休憩や食事、入浴、当直の仮眠はずっと快適。
事務要員は事務室での執務だが最新ビルで快適。署長などお偉いさん達も部屋がきれいになり快適。ということ。
なにより地震であわてることは無いので、自分の仕事に集中できる。
建物としての文化的価値は低く、ただの機能を満たしている箱。税金は無駄使いしないのでこんなものでしょう。
と言うと、"私なら同じコストでもっと価値のある物を創る"と言うお方は必ずいそう。
■ 2013 03 08
Facebookなるページを一応開いている。
始めたばかりではあるが、そのまた初め、『友達』なるものが無いといけないのかな?という感覚で暫く振りのような人達に『友達』になってもらった。
それはそれなのだが、そして面白半分で「放って」あるのだがお節介も毎週あって
「この人、知り合いではありませんか」 とメールが来る。
一渡り見ると中にはなるほど知っている人が含まれることもある。あった、と言うほうがいいか。
最近では繰り返しになってきたし、同姓を『知り合いでは?』と言ってくる。
しかし、だからといって『友達申請』をするか?
すれば『承認』なのだろうが、その先がよろしくないのが見える。
友達の友達は基本的には知らないわけだ。
その友達の友達に「この人、知り合いではありませんか」とやるわけだから、まあ迷惑が広がるようなものでしょう?
それを楽しむ人は楽しめば良いわけで、会ったことも無い人に、どうするねん?
範囲の限定もできるが、まっ、放ってある。
ちなみにFBは「新田広史」or「デザインシステム新田建築事務所」で検索できる。
■ 2013 03 09
「春海橋」が見えた。晴海通りを通っていた。
別に何ということの無い、普通のことではあったが"フーンッ"ということ。
日本国中いろいろな地名がある。よく、クイズ番組で「難解地名」当て、などをやっている。
東京以外の地域にお住まいの方の読者もいらっしゃるので・・。東京都内(一部・千葉)の地名です。
舎人、我孫子、鹿骨、東雲、谷河内、角筈 いかがでしょう?
ちなみに、葛飾区 葛飾 もセミ難読に入る模様。
トネリ、アビコ、シシボネ、シノノメ、ヤコウチ、ツノハズ です。
マッ、北海道の比ではない。 ハハハ・・・。
■ 2013 03 09 -2
建築・建材展、Japan Shop、ライティングフェアへ行ってきた。2年振り。
たまにはということで出かけてみた。最終日だったためか混雑していた。
あと2ツの展示も見ようかとも考えていたが、10時半着で4時半の蛍の光が鳴り出したところで駆け足で上記3展で見きれていない。
次回は中間日の午前10時着で行くようにしよう!!
以前より見ごたえ、質問のし甲斐があった、ということになる。
■ 2013 03 10
自分では手を出せないで世の中の流れを、ということで眺めているだけだが、株式概況だ。
昨日の今週の動きというヤツ、(以下、コピペ)
業種別では、ゴム、不動産、鉱業、海運、機械、自動車、建設、銀行、小売
りなどの上げが顕著です。
海洋資源関連が軒並み大幅高。日本海洋掘削がストップ高、
三井海洋開発が485円高、地下資源工事用の掘削機械を手掛ける鉱研工業がストップ高、
石油資源開発が325円高、関東天然瓦斯開発が52円高。
政府が進めている愛知県沖での「メタンハイドレート」開発について、世界
で初めて海底からのガス採取が実現する見通しになったと報じられたため。
神栄がストップ高。
同社の子会社の神栄テクノロジーがPM2.5などの
微小粒子状物質を連続測定できるセンサーの開発を進め、6月をめどに発売す
ると発表したことから。
その他、PM2.5対応マスクの興研が大幅高、同じくマスクの重松製作が83円高、
エネルギー関連として石油・LNGタンク工事大手のトーヨーカネツが33円高、
LPGタンクを手掛ける石井鉄工が13円高、石油・ガス業界向けポンプを手掛
ける日機装が20円高。
(ここまで、抜粋)
こういうものなのだろうが、ニュース、即、会社を探しそこの株を買う、朝一で買う、
するとストップ高までいき、高笑い、・・・。うまく売り抜ければ、でしょう。
上げ続ければ、もう少し上がってから売ろう、とか思ってもいけないようで、
まったく手の出ない世界です。
■ 2013 03 11
『煙霧』? 強風+黄砂(は無いそうだ、PM2.5も無いそうだ)+花粉+土ホコリ で遠くが黄色く霞んだ。
始めて聞いた言葉だ。
今朝のニュースでは黄砂もPM2.5もそれなりに含まれていたと。
昨日の薄暗くなった直後に気象庁のHPを見ても何も書いてない。
要は、国民には知らせない、ということ。
某国が日本にミサイルを打っても、落ちるところには落ちるのだから、知らせてもパニックになるだけだから、
お偉いさんだけはサッと逃げよう、ってか。
建築としては花粉は高性能フィルターになるので一般家庭ではやらない仕様であるが、
24時間換気の給気口にはやや目の細かいフィルターでかなり効果がある。
当然、窓は開けないことだ。短時間であれば、給気口を閉じても良い。
自然現象にはなかなか逆らえない。 しかし、屋外ほどでないにせよ、室内もなんとなく埃っぽい。
空気はキレイでいて欲しい。 黄砂、PM2.5は偏西風に乗ってくる。東風が吹くと良いのだが。
■ 2013 03 12
「Asset Bubble Economy」、すなわちABE(安倍)相場とも言われている。
Bubbleだ。 何もしていない、ポーズだけの期待相場だ。
お金をどんどんバラ撒くと言っている。どこかに溜まってきて、マネーゲームをせざるを得ない状況を作ろうとしている。実質の給料を上げる企業も出てきている。それなら良いのだが。
マネーゲームで株価が上がる、それを『景気が良くなった』と言うのだろうか?
2%物価が上がって、1.5%しか給料が上がらなかったら、物が買えなくなるだけ。
確かにデフレで良いことは無い。 資本主義経済はインフレを基本としているのだから、そして、自由経済なのだから儲かるところと儲からない所が出てくるのは当たり前、と切り捨てるのも自由主義。
企業は業績を上げるために非正規従業員をどんどん増やし、人件費を抑えることをし、新卒の正規採用はどんどんと減り派遣などになるしかなくなっている???
ここにきて、何かが動こうとしているのはわかるが、どこに行くのか見当がつかない!!
■ 2013 03 13
只今、午後1時ちょうどですが、現場からの戻りに地下鉄を出た駅から金町まで歩いてきました。
現場検査も半分で終了で切り上げました。この強風で現場にいても危険?なだけですから。
この春先、強風が多い。ホコリ、花粉、PM2.5、いろいろです。
火災だけには注意!!
始めは、金町から先の鉄橋が強風の為・・・、というアナウンス。江戸川橋梁です。まあ、渡っている最中の突風は脱線の可能性あり。かつて、東西線が鉄橋の上で脱線したね。
線路上、止まっている電車でいっぱいですから、現在は常磐線緩行線はすべて運休とのこと。
■ 2013 03 15
根競べ、今回はさして長い感じは無く決まったようですね。
コンクラーベね。
無宗教の私には関係ないのですが、仏教で世界的にナンバーワンの指導者を置いておく、習慣は聞かない。
お寺の宗派を束ねる"総本山〇〇寺"の一番偉いお坊さんはいるけれど、世界に指示は出さないでしょう?
宗派で主導権争いをするのはかつてはかなりだったのかもしれないが、今は某中東地域を除きほとんど聞かない。
■ 2013 03 16
自転車であちらこちら用足しに・仕事に出掛ける。
時として、そこそこの幅のある路肩、場合によってはその部分の色を変え、さらには「自転車専用」とペイントまでしてある道路がある。
昨日その道路に遭遇した。
国道14号江戸川区内。白ラインの内側はブルーに塗られていた。
「おお! いいじゃない!」 とまず思う。
が、路駐の車。後ろを見て、車道にはみでて進む。これはどこの道路でもある自転車にとっては一番いやなこと。
そして、200m程行くと、ブルーはなくなり、白ラインはだんだんと歩道に寄ってきてついには無くなる。
交差点だ。右折帯を作るため道路幅が不足で自転車のことなど考えてはいられない。
結局、警視庁方針で、もともとの法律はそうなっている、で、自転車は車両、ゆえに道路を走れ、でも危ないじゃないか、では専用レーンを作ります。のことのお茶濁し、である。
どこまでも通っていなければ意味が無い。
とりあえず作れるところから作る、はどうなのだろう?
ペイントはいずれ剥げてくる。維持していけるのであろうか???
■ 2013 03 20
木造住宅の新築時にも耐震改修の時にも耐震要素、筋違いや構造用合板を柱・梁に取り付ける。
通常はこれで良い。耐震要素はバランス良く多い程良い。でも窓をつぶしてまで壁とするのはナンセンス。
普通に壁量を計算していくと法規での規定量の1.5倍程度にはなる。
でも大地震にガツン!とやられた時には、1回目のガツンには十分に耐える。しかし、複数回の大きな余震に耐え続け
るか? という疑問がある。
ガツンとやられるたびに、クギが少しずつ抜け、金物が少しずつ伸びる。
震度5程度までならば何ら問題は無い、とされている。
しかし震度7となると5の何十倍のエネルギーであると言われる。
要は100年、200年に一回のその建物がある間に一度も遭遇しないかもしれない大地震だ。
■ 2013 03 21
某漫画家の自宅が新築に際し外壁を赤と白にストライプの塗り分けを行い裁判沙汰になった。結果は何事もなかったかに終わったのだが。
あるところで話していたら、あの家はなぜピンクの外壁なのだろう、という話題になった。
数人がいたなかで、当方は黙って聞いていた。建築屋の集団での話ではないので。
どうもセミオーダー的売り建ての住宅らしい。すべて造ってしまってから売る、建て売りではなく、
色・柄などは買う人が選べる方式らしい。つまらぬ売り方にもいろいろあるものだ。
そんなことで買う側は"何か、家造りにかかわった"意識をもたされる、売る側にとって姑息な手段だ。
その色を指定する方もかなりおかしいが、そんなことでしか"個性"を表したことにならないのか。
社会学、都市論、美術論、コミュニティ論など小学校で教え、中学で議論するべきだ。
■ 2013 03 22
私のFaceBookの写真の中に、『矢切りの渡し』がある。葛飾・柴又と松戸・矢切を結んでいる渡し船だ。
よほどの荒天でもない限り、船頭さんが漕いで渡る観光地船だ。オールシーズン運行している。
こちら側は帝釈天を経由して京成・柴又駅が近いのだが、あちら側はバスで松戸駅に出るか、北総線・矢切駅まで歩くか、いずれにしても遠い。
よって、船でもう一度戻ってくる人も多い。向こう側に観光地は何も無い。
良いお天気だ。暖かい。桜はいつもより早く満開だ。柴又にも矢切りにも桜が植わっている。お散歩にどうぞ!!
こちら側、葛飾側でお団子を買って船に乗り、戻ってきて江戸川土手を散策する。帰りがけに川魚料理を堪能し、京成電車で金町か、ぐるっと回って上野、押上に出るか、スカイツリーを見ても良い。
■ 2013 03 23
木造住宅が大地震でガツンとやられるとき。
ここで懸念されるのは、震度7が来てしまって、初回はどうにか倒壊せずに耐えました。このとき、壁を開けて見たとすると、クギ抜け、金物伸びに気付く。
すぐに直せば次の震度7にもまた耐える。しかし出来ない。手が無い。この時、余震震度6が来る。余震は本震より必ず小さいのだが複数回、本震に近い大きさのものが来る。抜けクギ、伸び金物は所定の強度を持たない。
このとき、本震に耐えるのはもちろん壁+筋違いだが、揺れの変形を受けつつ流す、そんな要素を付加しておこうとする考え方がある。
東北大震災のあと他人ごとでは無くなっている。
■ 2013 03 26
木造住宅が大地震でガツンとやられるとき。
そんな要素を付加しておこう、それは制震装置と呼ばれるものだ。
大きな揺れを素早く熱エネルギーに変えてしまい、クギや金物を痛めるところまで変形させないとする装置だ。
×型の筋違いと同じような形をした工場生産品だ。ダンパーとも呼ばれる。
法規で決められてる壁量は維持しつつ、このダンパーをさらに入れて行こうとするものだ。
木造2階建ての建物の1階に4か所から6か所入れて行く。30万円から60万円の追加工事で入れることが出来る。
さて、どう考えるか? 約1%の工費UP。これで複数回の余震にまで耐えましょうとするものだ。
■ 2013 03 27
今現在売られている物を掲載してあるのがカタログ。
それでも、近々生産中止となるものが「生産中止予定」と印刷されずにカタログ配布されている。
結構ぶつかる。昨日もあった。LED照明。最近では一般的ランプを使っているものを選ぶことはまずない。
そんなわけで、新しく取り寄せたカタログをかなり探して20種程度の候補を選んだ。
部品の多い器具があったので問い合わせをした。
〇〇の本体に□□と△△と●●を付けるといいのですか?とか確認した。
■もあったほうが良いと言われた。
最後に、この製品はほとんど出ないので近々生産中止となるので新規にでしたら選ばないことをお勧めします、だって・・・。
建築設計では見える物はすべて選んだり造る設計をする。配線は電気屋さんにお任せする。
けっこうな時間を取られるのだが、これが付くとどう機能しどう見えるかと考え選んだあとに「ない」とは、・・。
■ 2013 03 28
これはブログ的にサラリと言って、終わりではなく色々の事を含んでいる。
東京都から液状化マップが新たに発表された。
以前から公表はされていたが、新しくなった、解釈、註書きも詳しくなった。
地図の拡大がかなりの程度まで出来、「その家」の建っているところが特定できる。
荒川から北・東がおおむね液状化しやすい。そんなことは以前からわかっている。
と言われても、既に建っているのでどうするの? という方も多かろう。
浦安のように傾いてから考えるでも良いし、
事前の手を打とうもできる。
建っている家の下に杭を打つ、のはさすがにやりにくい。
水と砂の関係をどこかで断てばいいのだ。
家の下に硬化剤を注入する。家の周りに水抜きドーンを多数打つ。
などと言うところがすぐに出来ることか。
費用は2〜3百万円?と言ったところだろうか。
■ 2013 03 30
『人工物を断層と誤認した』『土木的知識が無く想像力が働かなかった』
????
これで専門家だ。 断層の上に建っているビル、家は多数ある。
また、液状化地域の見直しも、大丈夫、外れていると判断して新規に土地を購入したら、
最新と発表された地図にはバッチリ当たっていた。どうしてくれる・怒り!!
前者と後者とでは事情が違うがこの災害列島、どうしてくれる!!??がいかに多いことか。
●〇党の候補者だから投票した、当選してすぐに□■党に移籍した。
どうしてくれる!!??
建築設計事務所の専門家の末席を濁す。
どうしてくれる!とならない努力・コンプライアンスは最低限として
日々精進なのでしょうね。
■ 2013 04 01
新しい年度となった。人事異動の時。
ここのところの10年程度、葛飾の区内近隣学校の校長人事をさらりとではあるが見ている。
今年も定年退職の欄に知っている人の名前があった。と同時に、では新任者は誰?と見ると、お2人が再任用になっている。
1年ごとの更新で今後何年続けるのかは行政次第であるのだろう。
60歳はどこでも言われるように確かに若い。
これで給料はガクンと減って、多くは教育センター職員になることとを考えると、やる気が違うだろうし責任も重い。
現場主義者は再任用で校長を続ける。
ハテ?実は副校長からの昇格者が減っている。役職になってもその職責から"平"に戻してくれ!の申請が多いことはマスコミでも取り上げられている。
■ 2013 04 02
当方はガリガリの技術屋で経済に着いていけないのです。
新聞によると株でこの3ヶ月で数千万円の利益なので高級品を買っている、とかの記事。
こう書いているということはヤッカミだということも分かっている。
日銀の新執行部は座して円安・物価上昇をなにもせずに喜んでいる??
円安だけで軽く2%達成だ!!
エネルギーも食料も値上げ。輸出産業従事者はボーナスが出るらしいが、500万の人に50万出れば随分出たと感じるかもしれないが、産業構造からリストラはまだ不足で、人が余っている、とか・・・。
デフレ時にスライド制のはずの年金を政治的配慮で下げなかったので、今年はその分を下げる、とか。
逆行でしょ!?これから物が上がるんでしょ!?
■ 2013 04 02
また、用語へのかみつき。
『●〇のイベントに□■議員も駆けつけた』
忙しくてしょうがないのに一所懸命時間をやり繰りしてお祝いに来ました!!
そんな感じ。
当の議員はもうそれはそれは顔を売る場が欲しくて目をギラギラさせ秘書も家族も使ってどこかに顔を出す場ないのか探している。
地域の盆踊り、お祭り、入学式・卒業式、歩道開通式、植樹祭、子供祭り、ラジオ体操講習会まで来る。
だけなら良いが、その世話役達は来たならしょうがない、と議員に一言挨拶をさせる。
「本日はお日柄もよく、このような盛大な式典にお招きいただきまして・・・」
招いてないって!!!
議員は勝手に来るもの、一応、議員である間はお偉いさん扱いをします、ハイ!
よって
『●〇のイベントに□■議員も来た』でよい。
■ 2013 04 06
最高の責任の取り方は辞任だ。???
エッ、そんなことはないだろう!!
1億1千万人をもてあそんでおいて・・(と、なるのかもしれない)。
1億2千じゃないの? と聞かれそうだが、どんな状況でもそこそこに儲かってしまう人々が約1千万人いるというので・・・。
かっこいいこと言っておいて、失敗しても、それまでタップリ給料と+手当と、あちらこちらでいい思いもして、2年で目標が達成できなかったら『辞任します』ってか!!怒り!!
いい気なもんだ。 日本は平和な国だ。 某国では通貨政策に失敗した大臣級の人は大衆の知らずのうちに処刑されたとか・・・。サムライの国は切腹だ。
さて、お手並み拝見だね。 物価だけ2%上がって、給料は増えず、正社員は増えず、・・・・。
足を引っ張ろうと言うことではないのですよ。 うまくいって欲しい。 しかし、言い方ってあるだろ?
でもね、円安でそもそもの原料調達価格が上がっているだけで2%は軽いでしょ・・・。
何? 円安誘導も金融政策か? とも言える。 でもこれは庶民が苦しむだけ。(怒)
■ 2013 04 08
『先生』を一人称として使うかどうか。学校現場でのことで、議員を先生という低次元の話ではない。
国語的には明らかな誤りだ。 しかし、小中学校では教員が生徒に対して他に言葉が無く、使わざるを得ないような状況下使われている。
「先生はこう考えています」「先生は皆さんにこうしてほしい」「校長先生は・・しました」と現場TOPの教員が(教員でないこともたまにある)自称を職位名に続けて「先生」と言う。
教員同士も「・・先生」と呼び合う。平教員が校長を呼ぶ時は「校長先生」だ。市役所の職員が校長を呼ぶ時も「校長先生」だ。「校長」が人格そのもので、敬称として「先生」がついているらしい。
鈴木校長がいたとするなら呼びかけは「鈴木先生」もしくは「鈴木校長」だ。「鈴木校長先生」はやりすぎ。
生徒に対する自称は『私』では権威が無い???
■ 2013 04 09
2度、も3度も会社更生法。??
先のブログにも書いたが、『責任の取り方は辞任』なんていう甘さ、落下傘部隊がうまい汁だけを吸って逃げて行く、そんなことを「法律ですから」、と何回も繰り返す。株主、という会社のオーナーはそもそも物持ちであり、適当にうまくやっているわけだ。
建設会社に限らないだろうが、某T建設は既に3回、また某T建設は今回で2回目。こうした例が多い。
バブルがはじけて・・・、とか、リーマンショックで・・・、とか。
更生法、破産、とか何だろう? 命まで取らないから、という良い社会だ。 それは個人破産などは精神的に苦しいでしょう。さんざん努力した結果、のうダメ、ということでしょう。
でも、上場会社などは違う。 数千億円の借金棒引き、大量社員解雇、取引先の支払免除、それで取締役には退職金。お笑いとしか言えないのだが、数年後、『身軽になった』新生●〇は再上場しました、とか。
銀行の借金棒引きは庶民の住宅ローンが原資。取引先の支払免除をさかのぼって支払えよ。
■ 2013 04 10
急激な円安。燃料、食料、先行してどんどん上がる。
そして、鉄鉱石の値上がりを理由に4月より鋼材価格が値上がりはじめた。各高炉メーカーの発表によると4月以降も連続して値上げの可能性があるため、大幅値上げが予想される。鉄骨、鉄筋を使わない建築工事は無い。
デフレ下で工事そのものが減少していた。職人数が減っていた。少ないとは言ってもそれなりの数の工事を遂行するため職人の確保にはそれなりの賃金を払い、値切るばかりの元請けは仕事をこなせなくなっていた。
状況は変わらないところに大震災。本格復興とはいかなくてもかなりの数の職人さんが東北地方に取られていると聞く。賃金の上昇はABENOMICSの望むところだ。
しかし円安インフレは困惑のみ。自動車産業だって鉄板は買うのだから。要は物皆すべて円安値上がりだ。設計の概算に鉄が急に1割上がる、と折り込みにくい。建設坪単価はここ10年動いていなかった!?
■ 2013 04 15
小菅、コスゲ、ってご存知ですか?
葛飾区の住居表示地名です。
何で有名って?
例のホリエモンや麻原某がご宿泊なさっている(いた)宿舎兼作業所兼●〇の施設。
ときに小菅刑務所、正式には"東京拘置所"と呼ばれるそれはそれは大きな施設です。
東京にはここのほか府中にありますね。
昔からそのたぐいの何かがあったのか、というとそのようなこともなく、江戸幕府の鷹狩の休憩所、"小菅御殿"があり、その後いろいろと転用され、現在の機能になったのは、池袋サンシャインシティの整備される前、巣鴨プリズンが廃止移転で小菅に統廃合されたもの。
千代田線で綾瀬を出て北千住に向かう荒川を超える鉄橋の手前、おなじく東武スカイツリー線、小菅駅の目の前にある。高層収容施設にヘリポートが載り、周囲に中層の収容施設、官舎が10棟以上も取り巻くその姿はこの辺一体の一番の高密度ビル群となり、異様な大きさは目を引かずにはおかない。
葛飾区にもいろいろあり。
■ 2013 04 17
またまた建築コラムではなくなる。
テロ。こんな重たい話題を取り上げるな、という声も聞こえる。
窮鼠猫を?む。行き場を失いそれでもなお何かをしようとする。
某地域では自爆テロというものもある。しかしボストンでは自分は危険範囲から出てしまっている。本当に何も知らずにマラソン観戦をしていたらドカンだ。
まったくとんでもない。ただ犠牲者が出るだけで、政治も行政も何も変わらない。
警備という税金がどんどんと投入され、庶民も監視の目に曝される。
ギクシャクした世の中になる。犯人氏よ、直接実行犯は命令に従っただけなのだろうが、命令した組織よ、いい加減にしてくれ。
■ 2013 04 18
デザインシステムでは医療施設の設計監理を行っている。医療関連施設も行う。
ずばり医療施設は、病院、診療所、医院とも言われる、であるが、保健所は複数事務所での設計参加があり、老人福祉施設、老健もその中だ。
薬局はどうだろう。量販店ドラッグストアではない。調剤薬局だ。
院内処方はどこも行わなくなっている。よって院内では処方箋を発行するのみ。その処方箋さえあれば何も発行体の病院の門前で薬を買うこともなく、全国どこでもその処方箋に記載の薬品を入手可能だ。
しかし、ほとんど発行体の門前の薬局に来店する。薬局側はなるべく病院の玄関の前、門の前が立地としては好ましい。これは疑う余地も無い。
現在、デザインシステムでは調剤薬局の独立建物の店舗が設計進行中である。
■ 2013 04 19
ビル内テナント薬局も多数存在するわけだが、内装の設計となる。
クリニックに於いてもビル内クリニックの開院の為の内装設計・監理を数件行っているが、100uなりの区画が決まっていて、出入り口の自動ドアからデザインが始まる。決まっている範囲内とはいえ、いかにしたら患者さんにとって居心地が良いか、ドクター、スタッフにとって如何に動き易いかを悩み考えるわけだ。
オーナードクターの診療のクセもあり、居心地が良い、動き易いを両立してかつユニークなスタイルで出来上がることも多い。設計者としては2転3転どころではなく、七転八倒の苦しみから良い物が生み出される、苦労の甲斐あってなるほど良いものだ、が完成する。
■ 2013 04 20
薬局も医療施設のひとつと考えたい。
病んでいる方々がやって来て、処方箋通りの薬をお買い求めになる、だけ、と言ってしまえない、メンタルな部分が多いわけだ。
元気ハツラツでご来店ではない。どこか具合が悪いのだ。当然だ。少しでも落ち着いた雰囲気で、明るく、ストレスの少ない空間を提供し、プライバシーが守られ、そこで丁寧なインフォームドコンセントを受け、これは薬剤師の人間味も大きく関連するが、空間も人も総出で患者さんを受け入れお送りしなければならない。
完全個室の説明ブースができればこれに越したことはないのだろうが、限られたスペースと薬局としても商売であり採算という大きな課題を負っている。
■ 2013 04 21
また、病院や診療所の待合室を活用した、活用しようとする、運動があるという。『待合室学会?』を作ろうと言う動きと聞く。
待合室、実に多様だ。弊社設計でもただ座って順番を待てれば良い、式の待合室は一つも無い。基本は病んでいらっしゃる方々が待つ、診療が終わってからまた会計を待つ場所であるわけで、寒い、暑いは論外として如何に気持ち良く数分間から10分をお待ちいただくか、だ。
雑誌を置く、テレビがあるなどは旧式だ。衛生観念の強い方は誰がさわったのかわからない雑誌には手を出さない。テレビの音声で頭痛がひどくなる方もいる。雑音や聞いてほしくない音をマスクするために小さなBGMを流すことは当然のように行われる。
■ 2013 04 22
産科外来に来る方は病ではない。健康な母体が健康な子を産むため診療所、病院にやってくる。
その待ち合いは、というとはなやいだ若いお母様がたの一種のサロンだ。そこでは助産婦さん看護師さんらを交えた教室ともなる。ドクターの講話も行われる。大型のディスプレイが置かれ、壁はホワイトボードにもなり、お茶も出され母親たちの相互の意見交換もなされ、不安や希望が語られる。
長ベンチが無造作に置かれ受付カウンターに向いているだけ、などという空間は前時代的なだけだ。
■ 2013 04 26
また、産科に限ることも無いが、食事は非常に重要で、入院ベッドのある医療施設では厨房がしっかりしつらえられる。
ここは表面に現れない非採算部門だ。経営者としては金は掛けたくない、しかし、すばらしくおいしい!!評判は次の客を呼ぶ。
特に産科では食事制限は稀であるわけで、おいしければおいしいほど良い。当然。また、内臓の疾患での入院では食事制限がシビアだ。食材も調味料も限られる。だから、まずくてもしかたがない、ではない。
そこは栄養管理士、調理師の腕の見せ所。料理教室にもせっせと通い、よりうまい食事を目指す。医療施設の厨房は三ツ星レストランの厨房だ。シェフは一流でなければならない。
■ 2013 05 04
省エネ、創エネ。まさしく時流であり、異論を唱えることは非国民、いや非世界民の印象がある。
考えてみよう。化石燃料的資源は限りがある。太陽光、風力、地熱、波力、潮力などいろいろであるが限りが無い。使わない手は無い。わかる、納得であ
る。が、方法論である。
今、太陽光パネルを取り付けてスマート化しないといけない、という風潮を生みだしているのは政府であり産業界だ。勢いのある分野で多少眉つばはあ
るにせよ行け行けドンドンにしてしまおう、大義名分はある、の論法だ。
パネルは安くなったとはいえそれを製造するに発生するCo2は果たしてどれほどで机上の発電効率と実行値の明快な比較は無い。
屋上緑化がもてはやされ、壁面緑化も同様。小学校や地区センターの窓先にささやかにゴーヤのツタを這わせることが教育の一環として行われていたりする。
一説によると、その緑の葉の間を風が通り抜け教室に入ってくることを理論的計算をすると空気の温度低下は−0.2°とか、効果の程は気持ちの問題らしい。
■ 2013 05 06
屋上緑化も断熱が施されているビルの屋上にさらにシダ類のパレットを置いてみたところでほとんど寄与しないというものもある。それでも屋上緑化は義務化される。屋上関連業者には神風だ。
かつて義務化され今も実行されているものに常時換気がある。シックハウスで大騒ぎがあったころに1軒の家に4〜5台も設置することに換気扇製造業者に神風だ吹いた。一度義務化されると他の技術が進化しても「どちらでも良い」にはなり難いところに問題がある。義務は継続されている。
設備機器の運転効率が上がることは誠に好ましい。同じ電力でより高温が得られるのだから。どんどん研究してもらいたい。
リサイクルもかつては難しかった物も今ではリサイクル率99%、などが謳い文句。大いに結構。
国土強靭化、風の道を都市に造る、土建国家の再来なのか、必要悪なのか?
■ 2013 05 07
ここで、断熱の話をしよう。
デザインシステムの仕事はほとんどが関東地方、それも首都圏になりますので、「公庫」で言う
ところの W地域。場面は話易くするために「住宅」としよう。
東京を中心とする『温暖』地域ということになる。
が、温熱環境は 冬 に限ったことではなく 夏 も重要。
さらには、東京地方の冬は結構寒い。 夏は異常に暑い!!
2月の平均気温は2ケタではなく、5度とか7度とか。8月は30度を超える。
よって、窓からの熱損失は非常に大きく、『省エネ』の決め手は 窓 である。
最近ではペアガラスを使用することが当たり前になった。
10年前は? というとまだまだ高くて特殊に、特に北側の窓で風も強い、といった場所だけに限定して使用していた。
ガラス2枚が空気層12mmなりをサンドイッチし密閉されているもの。
現場で切ったりできないのでサッシに取り付けて現場に搬入する。
まさしくサッシ一体。
■ 2013 05 08
住宅用サッシにはシングルサッシとペアガラスサッシ、さらにアルミ部分の結露を
防止するために樹脂で覆ってそれにペアガラスを組み込んだタイプとの大きく分類
できる。 気密性能もそれに伴い多くの場合で向上する。
性能重視ではなるべく良いものを、と考えますがいつものことながらコストとの判断となってしまう。
さてペアガラスだが、これにもランクがあり、高性能ペアと、一応2枚ガラスです、
まである。 さらに、南面・西面とすると2枚のうち外側のガラスにはLow-E
と呼ばれるガラスを使用したい。
これは太陽の熱線を高効率で反射するよう特殊金属をガラス面にコーティングして
あるものを言う。
■ 2013 05 11
このLow-Eにもランクがあるので、どうせ使うのなら良いのもを・・・。
もっとも日が当たるガラスすべてに使用すればよいというものではなく、
冬の暖かい日射もそれなりに遮るのであまり暖かくない。 温室には絶対に使用いない。
また、窓の外にスダレやヨシズを掛けるなどを行え日射が窓に当たらないように出来るならば
Low-Eという化学技術に頼ることなく、非常に効率のよい遮熱となる。
LOW-TEC恐るべし、有り難し \(●^∇^●)/
窓だけでなく南・西の外壁全体にヨシズを立てかける、などは夏の究極のエコライフと言える。
夏も近づいてくる。住宅設計はバランスだ。
■ 2013 05 13
さて開口部以外に断熱はどのようにする?
戸建住宅の断熱にもうグラスウールを使っている、と言う設計者はいないのでは?
ツーバーフォーにしてもコンセントの裏はどうするの?ちぎって詰め込む?ウソでしょ?
在来ではさらに筋違いの端部やホールダウンやらの間、ちぎって詰めるなど言ってはみるもののやりはしない。
さらに、ちぎって、の部分は防湿の袋から出してしまうので、ちぎって詰めた部分は放っておけば全て結露でびしょびしょだ。
そう言うと、防湿フィルムを床・壁・天井に隙間なく張る、と反論が来るが、コンセントのまわりは破くのでしょ?
デザインシステムではここ15年ほど、グラスウールは止めてしまった。
■ 2013 05 20
現場発泡のウレタンを使っている。
細部にまず細ノズルでチューッと差し込むように注入。
その後の吹付けノズルでビューッと吹付けると1cmほど吹いたつもりが10cm以上に膨れ上がる。
筋違い裏もコンセント裏も、細材の取り合う後ろもそれはそれは隙間なく吹きあがる。
薬剤発泡と水発泡とがあるが、環境を考慮すれば、『水』でしょう。
グラスウールと比べれば少しコストは高め。でも、それ以上のことはある。
■ 2013 05 28
今日、その発泡ウレタンの吹き付け工事が行われ、以前から設計説明でお話ししていた『プーッと10倍にも膨れる』ところをお客様にご欄になっていただきました。
ちょっとした『発泡ショー』といったところ。
見ておもしろいですよね、液体を吹き付けたのに1〜2秒するとみるみる膨れ上がって来る。少しはしゃいでのご見学でした。
こんな住宅の断熱って始めて見ました!!と。
■ 2013 05 29
一般社団法人 日本建築学会 会長 和田 章
このたびは日本建築学会の会員を継続していただき、厚く御礼申し上げます。
以下、学会の歴史のくだり などが続く。
建築学会の会費は自動引き落としに登録してあり今年もまた引き落としがあったわけだ。
しかし、上記のような『会長名』でのお礼のメールなど25歳から学会の会員であるがいただいたことが無い。初の経験だ。
もっとも、電子メールであるからこそなのだとは思う。さらにしかし、昨年まではいただいたことは無い。
数年前までならば郵送でお礼状など経費のかかることはしなかったであろうし、当方としてもせっかくの会費である、少しでも有効に使っていただきたい、礼状など不要である。
ところが メールが届いた。このブログ、お読みいただいている方々は少数でいらっしゃるだろうから他にも書こう。
■ 2013 05 30
建築関連の法規です。
法律の適応ですからNoはありません。 がしかし、姉歯はともかく、普通に設計し監理をしている物件で中間検査、完了検査があるわけです。
地方自治体によっては四号建物でも『中間検査』を実施しているところがあります。これも地方条例で決まっていることですからNoはありません。
ここのところ、検査とか申請とかにだいぶ時間がとられました。 かつての「確認申請がおりない」「時間が膨大にかかる」事件ではありません。が、端は同じところです。
検査を受けました。
設計・監理をしている以上何の指摘も無く終わるのは当然なのですが・・・・。
■ 2013 05 31
申請書はほとんどの機関、行政でダウンロードできます。それなら確認申請ではないのだから郵送受け付けもあり、でしょ? でも無いから持参する。
こちらも意地悪でもないですが「郵送受付でもいいですか?」などと一言聞いてみる。返事は分かっている。持参受付の理由はなんだろう?
その時に検査日を決めるわけではない。希望日は10日程前に電話で伝えてあり、前日に時刻の確認電話をすることになっている。
開発申請も面倒なことは分かっているが、「開発許可」が出た後(それまで10回では済まないそれ以上通っている。その時は『許可』を得るまではとガマンして通っている)、「適合申請」「公告前建築工事着工申請」と続く。
これなどは開発申請書類と中身は全く同じもしくは多少少ないわけだ。表紙の申請書1枚が異なる。
それなら郵送受付などでいいではありませんか? 何故だめなんだ??
■ 2013 06 02
そして検査に担当者が2人で車で乗り付けてくる。
そう、都内の区役所のお役人さんは自転車で来ますね、ウーン!いいことだ。大体において検査に来るのは若めの人。30そこそこの人が25くらいの新人を伴ってくる。そうした教育もしなければいつまでも座学だけでは現場は分からない。23歳で採用になって、5年内勤をしたら建設会社に5年出向したらいい。中間検査ではだいぶ組み上がっているわけだからそれだけ見てもそこまでの過程は不明のままでしょう?
見ないより見た方がいいけれど。
お金を払って見ていただいている検査していただいていると思いきや、現場訓練の場を提供しているわけだ。 研修費を払って見にこいや。
■ 2013 06 12
一部でまた上がり傾向のある"円"にあれこれ文句をつける売国奴?がいるが自国通貨が高い=価値があることはその国が強いことを意味するのは自明だ。
輸出企業が潤わない、とかいう論法は誤っている。早くから海外進出している企業は外で稼いだ利益を外で保有し外で再投資するのでいちいち円に交換す
ることはない。台帳上、換算してみるくらいのことだ。
こんなこと中学生だってわかる。
輸出型企業では円相場は95円ぐらいがちょうどよいと考えているところが多いようだ。もっと力のあるところでは90円、それ以上のところもある。庶民感覚として80円が居心地が良いかはわからないが、100円は明らかに
『悪い』。
また、建築、住宅、診療所 と関係ないことを書いた。 でも、建築資材が上がろうとしている、実際上がっている(便乗?)。
■ 2013 07 05
今年も一級建築士試験、二次試験の課題発表の時期が近付いてきた。いずれの資格試験も合格への難度は上がっているのだと思われる。
私の受験の35年程前は受験指導しているところは有ったのだと思う。しかし、利用しようとも思わなかった。同僚でも恐らくいないだろう。
それが最近では独学で合格はほとんどまぐれである。ほとんどが受験指導学校へ行っているので、かなりハッパをかけられながら、中には寝るな!とまで言われながら宿題をこなし、授業に出て、模擬試験を受け、しごかれている。
よって、独学なんてカヤの外。学校へ行っている者同士、いや、その中でもかなり頑張っている者同士が競っている。それで全国の最終合格率は40%だ。
41%目はダメなのですか?ダメなのだ。100人として40人の合格なのだ。41人目の人は相当劣っているのでしょうか?いいえ、35人から45人は同じでしょう。二次試験はかなりの採点者の主観も入りますから35も45も見る人が違えば逆転だって有り得るでしょう。
受験学校、受講料は安くありません。多くの社員が働き、試験分析をし、練習問題を作り、採点し、個人指導をする。何となく学校にさえ行っていれば合格するのかな?なんていう方はおりがたいお客様だ。
■ 2013 07 08
今しがた事務所に戻りました。5:15。すばらしい雷雨でした。金町駅3ツ前で地下から地上に出ます。降り始めたのですね。電車を横なぶりにする雨粒。非常に明るい閃光。チョット飛び上がりそうな大音響。そして到着。これでは傘を持っていたとしても歩き出せばずぶ濡れでしょう。コンコースに降りれば冷房の無い昔ながらの構造の駅ですからきっと暑い。よって閃光を楽しむべくそのままホームに立っている。なるほどこのように避雷針に落ちるのね、を数本見る。必ずしも高層ビルのそれに落ちるわけでもなく、10階建てぐらいのビルにも落ちる。避雷針は1本建てるとその60°のコーンの中は守られると考えがちかもしれないが、60°のすっぽり入っている高層のすぐ横のビルに落ちる。
若者は 雷雨なう! とか書くのかな?
■ 2013 07 19
建築主、設計のご依頼の方々にお願いがあります。
工程・工期を非常に短くお考えです、と申し上げたいのです。
住宅会社は設計3ヶ月工事4ヵ月。消費税に間に会います。と宣伝します。
消費税のことだけでなく『本当の意味での注文住宅』をお造りになるのですからそれでは短すぎます。
モデルハウスを見て手直しするだけだからこそ3カ月なのです。モデルがあるのに3カ月です。
何もないところから始めるのですから最低でも6カ月です。通り一遍のご指示だけであとは設計者にお任せで文句は言わないとの『契約書』をいただけるのなら3カ月で設計します(笑)、でもそうはしたくありません。『思い』を存分に語っていただきたいのです。
■ 2013 07 20
『思い』を語っていただき、形に直し、またそれを下敷きに「そうそう、こうもしたいのですが」とまた語っていただきたいのです。
設計期間1年という例も多くあります。最低でも6カ月でしょう。
オファーをいただいた段階で『コンペ』をしたい、複数社さんに案をだしていただき比較検討したのですが、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
「ご要望、ご希望、ご予算などは紙に書いてまとまっていらっしゃいますか?同じ条件で複数社に設計案を作らせなければなりません」
「そうなんですか?まだです」
『条件書』の整理は厄介なものです。「これだけの部屋が必要で、バーベキューがしたい、ガレージが欲しい、単純に合計すると50坪になりそうなのだが、どうにか40坪までとしてください、予算は外構、設計費も含めて2000万円です」。
極論では「家族は4人です。予算は2000万円です。何か提案してください」しかない『条件書』もあります。
これでは"案"は出てきますが、先の長いお話しとなるでしょう。
■ 2013 07 23
これから葛飾納涼花火大会です。江戸川方面から誘導のアナウンスが聞こえ出しました。江戸川土手には金町駅から歩きます。もちろん京成電車で柴又駅から歩いても良いのです。帝釈天の裏あたりの土手がメイン会場です。
ところがこれから一時的雷雨などの予報です。年にたった1度のお祭りですから、どうか逸れてくれますように(祈り)。
私のところでも屋上に宴席の用意を始めようとしています午後6時20分です。あと1時間後開始。降るな!!!!
■ 2013 07 23 (2)
大変残念な結果でした。葛飾・・は中止で順延もなし、で終わりました。7:20開始のところ7:10から本格的に降り始め。ほんの1時間かなり強く降り雷も鳴り、主催者としては当然の判断であったと考えます。天候憎し、しかしまだコントロール出来る科学はなし。
■ 2013 07 25
上記の『思い』の例のいずれでも弊社デザインシステムは辞退させていただきます。
住むということの熱い思いが感じられず人任せなのです。では建売住宅をお探しになったほうが、メーカーから手っ取り早く"購入"したほうがよいのでは? となります。設計者が住まい方を提案しそれを選ぶ? もう間違いです。「こう住みたい」が先のはずです。
一生の住宅を創るのです。『条件書』がまとめられないのであれば設計者を先に選んで、WEBで複数選び、面接して決めるのです。その選んだ人とヒザ詰めでお話しをするのです。きっと光が見えてきます。 その時でも予算はまずはじめにお話ししましょう。
住宅会社で打ち出している坪40万円!!が出来るとはお考えにならないでください。デザインシステムですと、木造で65万、鉄骨で85万、鉄筋コンクリートで100万からといった過去の実績です。ただ木造では多少ともやり繰りがあり50万を下回る例もあります。しかし10年前です。現在の最新の断熱性ではありません。当ホームページの他のページをご覧ください、グラスウールではおいやですよね?
条件書をヒザ詰めで創り上げること、何回もやってきました。
■ 2013 08 23
ネット上でコンペ案内をするサイトが多数ある。その中で、これは予算的にムリだろうと最初から思われる施主からの投稿があった。それを素直になかば忠告的に「それは無理です」と返した設計者がいた。
そのやりとりは3日間で削除されたが、どうにかします、という別の設計者が現れたりして興味があった。
「無理という設計者は応答しなくていい。こっちは客なんだ」。それを弁明したとか、しないとか。直接にメールしたとか、しないとか、双方のメール内容をUPし合って・・・。ネット上ですネ。工期のムリの話もありますが、工事費のムリはそれよりも多そう。今回の注文主は単純工費のムリに加え、性能保証は当たり前、設計監理料も含めるよ、でした。匿名性を生かした?とりあえずUPしてみるか!?で、さわらぬお客神様に祟り無し。『応答しない』
■ 2013 08 25
『こっちは客なんだ』と言う、言いませんが、そうしたお客様とはお会いしたことがありません。確かに、契約し内容を実行し成果物が出来たことに対価をいただく、商取引ですから払う方が施主・お客様、いただく側は業者には違いない。客が持ち合わせない専門知識を働かせ多大な時間を使ったことに対価がある。まず100%コラボです。2人3脚です。金はいただくけれども、それ以上の成果物がある。ご満足いただける。客と業者と思ったら設計の仕事はできない。
■ 2013 09 16
ここ葛飾・金町は14日15日が秋の例大祭でした。
13日に準備日が設定され順調で予定通りセッティングが完了。その後はお疲れ様会。
そして前夜祭の14日。子ども山車、子ども神輿、夕刻から大人神輿の町内巡行。いつになく盛り上がりました。神輿が戻ってからはお疲れ様会。
本祭の15日。前夜から雲行きが怪しかったし、報道では関東直撃の台風18号の予報。ぴたり的中。葛西神社の宮神輿は出ない。空の様子を見ながら自治会事務所で待機。昼から薄日が差した。しかし、神社神輿は出ないと決定後。
『ウチだけでも出すか!』自治会とその神輿の会とが持つ神輿を出す。宮神輿を目当てに待機していた人々がドッと繰り出し、大盛況!!
ありがとうございました。
■ 2013 10 13
また1件、紹介に依る建物が完成した。喜んでいただいている。紹介していただいた方にも見ていただいた。良くできている、とおほめをいただいた。
紹介とか知り合いに設計を依頼することをためらう方がいらっしゃるとか!? おかしい。。
もし紹介して変な物を造ったら?その方との関係がまずくなる!? 気に入らなくとも言えなくて困るのでは、 とか、もともと知っていたから直接依頼しても単刀直入に物を言いにくい、 そんな理由で知らぬことを決め込む。
結局その人はどこか見ず知らずの工務店か、それではますます不安だから一応名のしれたメーカー数社に案を出させるなどの方法となる。 みすみすしっかりと監理がなされた自分だけの個性的な建物を創るということを放棄してしまうことになる。
もったいない!!
一般論として、紹介されたのだからますます頑張ろう! 直接依頼を受けたのだからますます頑張ろう、となる。
■ 2013 10 14
厳しい試験であることは承知している。受験する側も指導する側も真剣勝負だ。1年間『合格』を目指して学習を進めてきた。もうこの試験に関しては力は十分だ。あとは本番を試すのみ。
そう難しい内容では無かったようだ。 6時頃から解き始めたが1時間ほどで満足できるエスキスはできた。
受験者にとって魔物はいるものだ。 建蔽率60%だった。バルコニーが要求されていた。庇も付けた。 要求の通り描き上げたと思った。
帰る道々、周辺の人たちの話が聞こえた 「建蔽、きつかったよな」 ドキリとする。 アッ! やっちまった。 オーバーした!! この1年の努力はなんだったんだ???(私の指導担当した受験者) あなたは力は十分だ。ただ間が差した(本年の一級建築士二次試験設計製図)。
■ 2013 10 15
オリンピックに向けた新国立競技場、大きすぎる、神宮の景観にそぐわない、など見直しを求める識者達の声が上がっている。
今の敷地に収まらない、8万人はそうかもしれないがロンドン五輪メイン会場の3倍の面積、何と言ってもあの銀色に光るヘルメット型。国際都市TOKYOだからどんなに派手な奇抜なものも許される??とは言え、何とかならないかが正直なところ。次点の案もピント外れの感も否めない。
もう、巨大な施設においてはその国を彷彿させる造形などというものは存在しないのか?
大仏殿のようなものを造って競技場です、は笑い者?
鳥の巣にしても中国らしさなどみじんもない。それは西洋諸国しか見ていない発展途上で、設計もヨーロッパ人にさせたのだから。
仏教建築は中国伝来? そこから時間を経て日本固有の建築様式とは? 世界に何を発信できるか・・・・・。
■ 2013 10 17
今月の『短信』に「トーチカ」のような超堅牢な建物と書いた。また大島で災害だ。土砂崩れのそのただ中では話にならないが、その土砂が少し下流の橋で受け止められ迂回している。要は 橋 は流されてはいないのだ。 これですよ! 超堅牢建物とは。 どのようにでも造ることが出来ます。
■ 2013 10 22
建設費の高騰が連日新聞などでも伝えられている。 見方に依っては、状況として「高騰していますよ」と言っているのか、高くなっているのだからそれを容認し建設会社を儲けさせないよ、と言っているのか分からない。これもアベノミクス?
末端の職人さんの手当てがすぐにでも上がるのならば"容認"しようではないか。これまで安く安く抑え込まれていたのだから。 建てる施主も少しは我慢しよう。 しかし、ここまで利益が薄かったかもしれないが、下をいじめる?ことでそれなりの収益を確保してきた元請けが『サー!取り返そう』としているのはどうか?
ここは不急の仕事は発注しない、入札を急がない、で行きたい。東北の復興は急ぎたい、しかし、東北の夜の町はバブルとか!? オリンピック関連はやらなければならない、しかし不急なものは計画的に、日本全国バタバタしないで不急は今は手を付けない。
一級建築士の合格者、今年はいつもより多い!? マッ!合格してしまいましょう。それから勉強。
■ 2013 10 24
当ブログおよび"短信"で超堅牢建物を書いている。先日の新聞で鉄筋コンクリート系住宅メーカーに問い合わせが増えている、という広告・記事?があった。私の提唱している超堅牢とは程遠い。工場でコンクリートパネルを造り現場で金物接合しその周りを埋めるもの。一回り厚く重くしたものも販売できる、としているらしい。
何と言っても鉄筋コンクリート造の真髄は現場でコンクリートを流し込み良く締め固めどこまでも一体であること。 継ぎはぎではないこと。そして超堅牢においてはコンクリート強度を上げ、5cm以上厚く打つこと。監理も重要となる。
■ 2013 11 26
私は 株 は持っていませんが、世の中の経済動向のために株価欄を眺めている。 いつのまにか日経平均は¥15,000台となっている。これは実態経済?企業の業績が向上しているのだろうか。マインドとしてアベノミクスに乗ることも経済上向きには必要なこと。でも、単にジャブジャブの金と円安だけで見かけの売上高があるだけ??食品など正面切って値上げはしずらいらしく、容量を減らしている。いままで250gだったものが225gとか。建材はダイレクトに上がっている。円安だから反映するしかない。12mmベニヤを11.5mmにすることはできない。
■ 2014 01 22
省エネルギー基準が新しくなった。平成24年10月からだ。『次世代省エネ基準』と長らく呼ばれてきたものは断熱基準などは今後も暫くは使用しても良いことになっているのだが平成11年の基準だ。なぜ長らく『次世代』と称し続けていたのか疑問はある。 新基準の普及を図るべく現在各地で講習会が開かれている。1月22日、新宿で参加してきた。 この新基準は義務化されるわけで、それなりの計算方法に慣れないといけない。手計算・電卓でもできるのであるが国土交通省建築研究所からソフトが提供されている。 説明不足に加え煩雑が玉にきず。
■ 2014 04 04
いろいろな『緊張感』がある。
良い意味でのドキドキと、怖い・避けたいハラハラと、折混ざったものも。
新しい出会い、初デート、入学式、新車がやってくる、恋の告白、
数が限定の競争試験、その発表、いろいろあった。これからもあるだろう。
建築分野で近年激減しているドキドキ+ハラハラに『上棟』がある。木造でも鉄骨でも。
ふた昔前は大工もしくは鉄骨工場の技師が下小屋で仕入れたままのサイズの木材(鉄骨)を自分の責任で寸法を採り、切り、穴を明け、全ての加工が終わった材料に組立順の記号を振り、小屋の一部に積上げた。上棟の日の朝、大型トラックに積み込み建てる現場に向かった。『うまく組み上がるだろうか?』不安の方が大きい。一方で、ほらみろ!俺の腕は確かだろう!!鼻高々の結果にも期待して。
私の駆け出しのころ、木造現場では土台のホゾ穴と梁下のホゾ穴の位置が合わなかった。結果、高さ3m程度で左右に3cmばかり傾いた柱が建てられた。気が付いた者は多く、棟梁は血相を変えてその位置に行き、弟子に手伝わせその柱をはずし、3cmずれた位置にホゾを突き直し再度柱を嵌めこんだ。
鉄骨では6階建ての最上階で階段の最上部と最上階の梁の高さが合わず階段が掛らないことがあった。木造ではないので応急処置は出来ずに調整には数日を要した。最上階の柱が長かったのだ。最上階なので地震力に影響は無く、長い分を切り取り溶接し調整は出来た。
この2例は材料を測るときの3〜4mの範囲を測り間違えた原因だ。
最近は全てにおいてコンピューターによる自動加工だ。人間の入力ミスもあるだろうが、組み上がりをコンピューター上で3Dチェックする。入力ミスはその材の色が違って表示される。結果、現場では『合わない』ことはあり得ないこととして手順通りひたすら組み立てが行われる。
恋の手順も厄介だ。相手が居ることなので温度差はなかなか測りかねることになる。もう何回も逢って話をした。双方いつも笑顔が絶えず2人でいて楽しい。もうここらで友達ではなく一歩進んだ交際に入りたい。片方は強くそう思いもう片方もそうかなと思っている。しかし、タイミングだ、手段だ! 強い方が小さな踏み込んだ行動にでる、まだ強くない方は驚き、戸惑い、怒りをも感じてしまう。 破局!!
建築工事でのハラハラは避けたいもの。人生のいろいろは良いではありませんか!!\(●^∇^●)/
■ 2014 04 14
世界のどこでも一般市民は政治に翻弄されているということ。
スペインのような先進国でも、若者の失業率が2013年には57.2%にまでなった。
これほど多くの若者に落ち度があるはずがない。
同時期のドイツの失業率は大きく低下したので、政治で負けたのだ。
必ずしも能力が高いとは限らない政治家たちに、自分の人生を委ねていていいのか?
同国人というだけの見ず知らずの他人に、自分やかけがえのない人たちの人生が翻弄されるなど、
癪(しゃく)ではないか?
社会や会社、世間という大きなものに腹を立てたり、諦めたりする受け身だけの人生でいいのか?
**************************************以上、矢口新さん********
まっ、引用ですからお名前を明示しています。
コボちゃんの例もありますから・・・。以前より引用は書いていますけれど。
Net上の記事は政治であれ経済であれかなり目を通している。
論理的な引用はしようと思っても理解不能な面も多いのでできない。
ところが、専門コラムの中にはフンフンと同意できることも多く、そこからいろいろな方にお伝えしても良いのかなと思うこともある。
ここで日本の具体例(愚態例と変換され苦笑い)を挙げるまでもなく
内政でも外交でもバタバタとし、それにマスコミが輪を掛け、真実だけを伝えてくれればいいのに
その記者なり出版元だったりの解釈と洗脳要素が盛り込まれ、複数紙および大衆夕刊紙まで目を通さないと
何が本当なのかそれでも分からない。テレビ報道にしてもある局は偏りが大きいだのいわれ、贔屓のチャンネルだけを見ることも
危険だ。知らずの内に密かにに埋め込まれたものが脳内に蓄積する。
Net遮断されてしまう国よりはるかに良いのだが100%オープンと思い込んでいる中にも、フィルタをくぐったものだけなのか
もしれないと一応は思ってみることがお勧め。
引用のコラムニストさんが世の中でどのように生きているのかは知らない。1億2千万人もいる人間の中の一人だ。私も。
だからといって小さな世界だけに閉じこもっていてもしかたがない。幸か不幸か、会社サラリーマン・小さな小さな1歯車、故障
してもすぐに別部品に交換可能、ではなく、小さくとも一建築をじっくりと創りそれが何十万人とは言えなくも数千人の人目にさ
らされ批評も受けるそんな仕事をさせていただている、感謝!!
■ 2014 05 26
デザインとは何か? という話。 建築デザインではない。 日産自動車スカイラインと言う名の往年の名車!!
新型車が発表になった。 スカイラインという名に値しないデザイン性の無い単なるセダン型車。
ネーミングすれば売れるとでも経営者は考えているのだろうか? 日産車全体にデザイン性が失われている。
他社と比較して大きくなないにせよ利益があがっていて外人トップが10億円也の報酬を得、単なる食い物にしている様子が覗える。
これでは先がないことが誰しもがわかる。 この会社は単にリストラで業績が回復、などと言っているだけでGという外人が来たと同時に
『技術のNISSAN』を止めてしまった。 特別の日産ファンではないが、いいものがあったことは誰しもが認めよう。
今は何だ!! さらにエンジンを開発することは止めてしまったらしく、ドイツから購入し載せているという。
終わったね、日産。
■ 2014 07 14
無教養をさらけだす・・・
「お盆」はもともとは7月15日前後の「盂蘭盆」のこと(と始めて知った・汗。オモテ盆もあるのかと思っていた)。
盂蘭盆は、お釈迦様が、餓鬼道に落ちて苦しむ亡母を救ってあげられないと嘆く弟子に、7月15日に先祖を供養すれば母は苦しみから逃れられる、と弟子に教えたのが始まり。
中元は本来、この半年間の無事を祝い、先祖を供養する日でありました。それが盂蘭盆と結びつき独特の行事となった経緯がある。
以上、日曜日に暫くぶりにお墓参りに行ってお寺で聞いた話でした。
牛と馬のお話も。
そうして気にしているところ、Web上のあちらこちらの暦の部分に書かれているのに気が付いた(恥)。子供は仏教系幼稚園に通ったのですが、親はお坊さんの説教を覚えていない・・とほほ・・・。
■ 2014 10 10
祝日とその制定のいわれ。
だいたい一月に1度以上の祝日があり仕事はお休みとなる。
そしてハッピーマンデーという制度もある。成人、海、敬老、体育がそうだ。
その他は移すことが難しいとかで、週の中にあったりする。ちなみに、
元日、建国記念、春分、昭和、憲法記念、みどり、こども、山、秋分、文化、勤労感謝、天皇誕生がそうだ。
休みであれば何でもOKは学生さんと普通のお勤めの方々(?)。
『海』を元の7月20日に戻そうと与党のほんの数人の方々が言っているらしい。いわれは、と言うとどっちでもいいです、調べて損したばかばかしいい。単に海を大切にしましょうね!で。ということは月曜移しのままでOK。もちろん『山』だって取って付けたようにできた日なのだから移動でOK。ただお盆休みですからへたに月曜日移動をしても連休効果がなくなるのね。
『昭和』と『みどり』が分かりにくいが最近のこと。これもそのうちに木々を大切に、だけになり月曜移動もOKでしょ。みどりはこのままゴールデンウィークかな。
天皇◇は30年に1度くらいづつ変わるから、それがすべて休日になるの?多くなり過ぎるでしょう。 これも国会で決める?
体育は思い入れがあったがいつしか移動祝日となった。6年後に再度開かれるまでは元のままにしておいて欲しかったな。だいたい10日は晴れの特異日ということで決められたはず。今日10日は良い天気だった。台風が近づいているので13日はかなりの確率で雨。
■ 2014 11 18
政治的な記述なしない主義だが。
日本経済はどちらに進ませるのが良いのか? 「進ませる」などの人為的な事ができるのか?
アベノミクスは掛け声だけで、海外でも盛んに言葉だけが流布され「評価された」などの保守系紙の書き方もあるが、実のところ
何の成果も無く、ただの円安で国民を苦しませているだけなのではないか? 結託している日銀は世界に逆行するバズーカ?を撃
ち一部輸出型企業株は上がっているが庶民には無縁。円安とは国としての(一国民も同じ)購買力を落とすこと、国力を低下させることだ。
輸出型企業はドルで売り国内へ還元する時に円とすると100円より120円の方が多くを換金できることは誰もが分かる。しかしエレルギーを始めとして食料の多くを輸入に頼っている現状では同額で購入できる量は減り、減らさないためには多くを支払うこととなる。要するに円が弱いのだ。
一時の80円台の時は大変であったことは想像に難くない。しかしそれでも企業努力で利益を出していたのだから頭が下がる。だから今は儲けさせろ、はおかしなこと。社員にどんどんと給与として支払うのであればそれは廻ってこようが、ほとんどが内部留保で企業内に金が積み上がっている。
消費税はこのタイミングで上げない方が良いのだろうが、一番恐れることは日本国債の暴落。海外勢が日本は財政再建を先送り
にするのみで真剣に取り組むつもりが無い、と。景気回復などしていないのに金利だけが連動して上がる。
野党にしても、手が無いのだ。だから誰が政権を担っても同じ?
「景気を良くする」と言おうとするから厄介な話だ。「一定で落ち着いた経済を」と訴えると票にならない?
世界的な経済の停滞。であるのか?先進国はどこも人口は増えないのだから物がどんどんと売れることは無く、物余りからすれ
ば生産量の調整によるデフレでないインフレでもない一定価格がこれからの世の中のスタンダード? 成長しなければならない事
の呪縛から解かれなければ?
「税をUpしない、アベノミクスの継続の是非を問う!」で総選挙をする? 政治家の勝手で、庶民は生きることで手いっぱい
なのにね。
■ 2014 12 17
振り子現象は起こらず、起こるはずも無く、旧来の「これしかない」と言っている党の存続となった。
マッそれはそれ、がしかし、「これしかない」は御粗末ではないか? 輸出型企業はともかく、庶民は困っている。
良くない物価の上昇が続いている。
住宅政策として一時エコポイントを復活させるという議論があったらしい。 これは止めよう! 住宅を造ると30万円の商品券がもらえます? やること以上のことはやっているのである。さらに書類審査を増やすだけ。現場検査は監理者任せなのだから。
ソーラー発電からの買い取り制度を止める。 これはさもなん。 晴れた日にだけ大量に電気ができて、サッ、買い取れ!と言われても買う方は不安定で仕方が無い。 買い取ってもらえればそれで良いが、買い取りが無い時はその電力で水素を造ろうじゃないか! その水素を火力発電所で燃やせばよい。 LNGの輸入などと比較すれば完璧!!今は生産量が足りない!もっと造ろうじゃないか!
地熱発電ももっと研究を続けましょう!
■ 2017 04 27
豊洲をめぐる都および小池氏の動きにはいよいよをもって腹が立ってきた。どこぞに書こうと思っていたが、SNSに表記するとあれこれ起こる?気もするので、隅っこで書く。
そもそも豊洲を早く開業しろ。小池氏が自分の存在感の為にひとつの題材が欲しかっただけだ。もういい、と本人も思っているが引けなくなってしまっている。みじめだ。政争の具にしているだけだ。
建築的、環境的には築地より豊洲がはるかに上だ。 築地を再整備しよう、そう金は掛からない、のバカな個人的意見を流してみたり、混乱に拍車を掛けている。 築地は土壌の上は土間コンだけ、豊洲は二重ピットだ。その上部コンクリートスラブに汚染物質が影響を及ぼすことはまずない。築地を現状のまま使うことの方が危険だ。
素人は今まで使っていたのだから、大きな問題になっていないのだから、と築地支持が問題先送りと根拠のない安全論になっている。では築地再開発で建てられるのは大型マンションを含む人の使う建物や公園だ。
湾岸のマンションは全てが埋立地だ。 中には明確になっていないだけで、環境調査済です、とは言うものの東京ガスより危険物質を拡散し扱っていた工場もあるはずだ。埋立地=工場地なのだから。
豊洲再整備?というおまけまである。新築し現在未使用の市場建物を解体撤去し、マンション用地として売却すれば良い、という案。市場は危険だが人の住む住宅はOK!!
大阪万博が再度計画されている。大阪湾の人工島・夢島だ。
■ 2020 02 02
一級建築士の合格発表日が近づいてきた、2/5の予定だ。意見がある。10/13に予定されていた台風19襲来で関東地方を含む東日本の試験は延期となった。西日本は実施された。その課題はすぐに東日本にも伝わった。小さめの敷地に60%建蔽でギスギス、標準回答例もキレイな案とは言えないものだった。東日本の受験生は12/8の再試験に向けモチベーション維持に躍起だった。もっと綺麗な美術館らしい美術館が出題されるとする予想も、過去事例からして似通ったものとするものもあった。
蓋を開け驚いたのは私だけではあるまい。敷地形状同一、ロケーション、既存館の位置が異なりはしたが、ほぼ10/13の類似題であった。
おまけがあり、西日本の合格発表は12月に予定通り先行発表。ここのところ全国で3,500人程だが、西は西で東の結果を見ずに発表。課題は類似。日本は大きな国だから、分母比で合格を出していればそれで大間違いは無い??ということ??それならばもっと見た目からして異なる「お題」で行って欲しかった!!数年して「あの時・令和元年の合格者は」とならなければ良いが・・ 『ゆとり教育の世代は』と言われた時のように。